kenの春休み　台北の春　～語学力ゼロの孤独なオッサン一人旅～　　其の一

2015/03/16 - 2015/03/18

「路」（ルウ）という本を読んで台湾へ一度は行きたかった。
　台湾新幹線建設に日本人が深くかかわりその苦労と人々の
　躍動感が描かれていました。
　同じ統治時代を経験した韓国と台湾。
　かたや世界一の反日国、世界一の親日国。
　何が違ったのでしょうか。
　台湾には統治時代に建てられた建築物が多数残され昔の子供の頃
　にみた情景を思いだしました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　初めて台湾に行きます。
　語学力ゼロ、しかも方向音痴のオッサンの一人旅です。
　どうなることやら不安だらけで早朝便に乗るために
　夜中3時に起きて車飛ばしてきました。
　お世話になるのは毎度のピーチです。
　ホテルはエクスペディアで西門の長虹大飯店をキープしました。
　

　握りこぶしが一つ入る程度です。せまいなあ〜！
　
　安いからね〜！

　僕は一人、空港に降りたらどうしようとあらぬ心配ばかりです。
　本来ならジェットストリームの音楽聞こえ旅行気分が盛り上がるん
　ですがね・・・・・・・・・・。

　定刻より３０分遅れで桃園空港に着き両替終えバス乗り場へ
　行きます。と言ってもみんなのあと付いていっただけなんで
　すがネ。
　

　そうだ！！
　台湾新幹線で台北に行ってみようとい思い、切符売り場の
　お姉チャンに聞きました。
　順調にバスに乗れ高鐵「桃園駅」に着き新幹線切符買うわけですが
　さて困りました。

　Ｕバスの切符です

　何処で降りるか悩みましたが終点でホットしました。

　新幹線の切符は発券機で買いましたがこれが厄介で、すべて北京語
　表示で立ち尽くし茫然としました。後ろには5人ほど並び焦りに焦り
　ました。
　後ろのニイチャンが見かねて「ここおすんだよ」と言ってくれて
　やっと買えました。
　気温27℃で蒸し暑く緊張とおろおろで汗びっしょりです。

　車内は清潔で静かです。日本の新幹線と遜色ありません。
　日本の技術が生かされて居ます。
　
　アッと言う間に「台北駅」に着きました。

　ガイドブックに「悠遊カード」が便利とあり買おうと思い
　そこらじゅうの通行人に聞きましたがわからず、またまた
　オロオロしているとオバチャンが話しかけてきて身振り手振りで
　教えてもらいやっと買えました。
　このカードは改札で買えず自動発券機でしか買うことできません。
　それも中国語ですからね〜。サッパリです。
　みんなどうしたんだろね〜！
　僕だけかなあ〜こんなにオロオロするのは！

　宿は西門降りて5分の立地で便利です。
　平日にも拘わらず観光客や買い物客で人通りは多いです。

　ホテルにたどり着くまで桃園空港出てから2時間30分かかりました。
　とりあえずシャワー浴び昼ごはんに出かけます。

　人だかりができ立ってそこらで食べています。
　手際よく調理され並ぶことはありません。

　「阿宗線麺」というお店です。

　これでＳサイズですが量的には十分です。
　鰹出汁にソーメンみたいな細麺が煮込まれています。
　鶏モツも入っています。
　ややお酢の味もします。

　おなかも膨れたところで行動開始。
　「士林」まで地下鉄でそこからバスで「故宮博物館」に
　行きます。
　士林駅降りて葱抓餅屋さんが良い匂い出しています。

卵入りを買ってみました。

葱好きなんでネ。いけますよ！
香がいいですね〜。

　士林の路地に入りウロウロ。
　子供のころから細い路地が好きなんです。

　名もない飯屋で「魯肉飯」（20元）日本円で80円
　やすいことは安いですが味は漢方薬のような匂いして
　完食に至らず。

　士林からバスで20分で「故宮博物館」につきました。
　
　平日ですが大陸からの大観光団が何組もならんでいます。
　人気の３Ｆにある「肉石」「白菜」は長蛇の列ができ諦め
　ました。
　２．１Ｆは空いていてゆっくり見れました。
　清時代の精巧な玉の彫り物には驚きました。
　それにしても３Ｆはかなりの騒音です。
　大陸の方は団体となるとワイワイガヤガヤとうるさくてかないません。

　士林に戻り「隻連」まで行き歩いて迪化街へ。
　駅から2キロ位です。

　途中にも古い建物があります。

　薬問屋さんが多く漢方薬の匂いが漂います。

　１Ｆが店舗で上が住居になっています。
　「大正ロマネスク建築」というらしいです。

建築のことはよくわかないですが歴史の重み感じる
質感を持っています。
台湾に木造建築が少なく石造りの建築物が多いのは
台風の影響かもしれませんね。

　奥には廟があり熱心に拝んでいます。

　信号のつどものすごいバイクが並びます。