桜島、（ちょっとだけ）ねこ歩き

2014/12/23 - 2014/12/23

２０１４年の目標、着々と達成にむけ邁進！
九州で唯一訪れていない県、鹿児島へ行こう。ということで、急きょ決めた鹿児島行です。
平川動物園訪問が第一目的でしたが、最終日、お天気も良く鹿児島市からフェリーでたった１５分で行けるという手軽さから桜島へ行くことに…

それにしても、島にはやっぱり猫がよく似合う（＾＾）

エリア 桜島・古里温泉(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊ホテルの目の前より市電にのって桜島フェリー乗り場まで
帰りの飛行機まで桜島を満喫しようと朝も早よからしゅっぱ〜つ！

「高見馬場」０７：２６発→「水族館口」０７：３５着　￥１７０

水族館口で降りると道路にはこんな親切な案内表示があります。
徒歩約３３０ｍです。

フェリー乗り場の窓口で桜島アイランドビュー１日乗車券￥５００を購入
コインロッカーに荷物を預けて桜島行きのフェリーに乗船

鹿児島発０８：００、桜島港までは約１５分、運賃は￥１５０です。

下船時に支払うのですが、桜島アイランドビューの乗車券に￥２０割引券がついていて、実質は￥１３０です。なんとリーズナブルなんでしょう。ちなみにフェリーは２４時間運航、日中は分数も多く、鹿児島と桜島ってすごく便利に行き来ができるということを、来てみて初めて知りました。

船に乗ることって普段あまりないので、それだけでも特別な感じがして気分はワクワクします。

船の内部はこんな感じ。

立ち食いソバ屋さんもあり、結構賑わっていました。

何しろ、すでに桜島はこんなにすぐ近く。

青空がまぶしい

鹿児島の町に、しばしのお別れ

行ってきま〜す

朝日が眩しい…

途中、別の船にも出会ったりします。

アッという間に到着の模様

桜島到着！

水の色がきれい…

到着後、早速観光開始。

アイランドビューの始発は９：００なのですが、少し早く来たのには理由があります。

ガイドブックで見た「溶岩なぎさ遊歩道」の風景に魅了され、どうしても行ってみたかったのです。

間もなく遊歩道の入口

「溶岩なぎさ遊歩道」　

溶岩なぎさ公園から烏島展望所を結ぶ、大正溶岩原上に整備された全長約３ｋｍの遊歩道です。いつでも自由散策でき、もちろん無料です。

溶岩上の植物についての説明書き

なるほどなるほど。自然現象による破壊は、時間がかかっても自然の力でまた再生するんです。自然の力、再生能力ってすごいなあ。

ごつごつして黒いのが溶岩です

亀裂の入り方が独特です。

溶岩の間から力強く生える草木

なにしろ全長３ｋｍですからね。ところどころにこのように休憩所もあったりします。

遊歩道から見た錦江湾…
ガイドブックで一目ぼれしたのは、まさにこの風景です。

溶岩は形も大きさもいろいろです。

もともと奇岩の風景も大好きなので、奇岩と

青空と青い海

時間も早いので人の姿もなく、この風景独り占め！もう気分は最高〜です☆☆☆

この池も自然にできたのかな？

なんだか露天風呂っぽい形だなあ。

美しい風景を堪能しながら

お散歩

海風もここちよく

船も見える

対岸に見えるのは

鹿児島の町でしょうか。

すごく、距離が近く感じます。

軽石

なお、こちらの遊歩道、途中途中に
このように桜島を題材にした句碑もあります。読みながら散策するのもまた楽し。

がさがさっとの音がして、よく見るとねこちゃんがいるではないですか〜。
青い目が美しいにゃんこちゃんです。野良ちゃんにしては非常に美しい毛並みに見えました。

警戒してそのまま奥に逃げて行ってしまいました…

ガイドブックの記載では、遊歩道から烏島展望所まで約３０分とのことだったので、烏島展望所からちょうどバスに乗れるけいさんだったのですが…

第１便の烏島展望所発が９：１０
現在の時刻すでに９：００！！　これはまずい、急がねば…

あわてて現在地を確認すると、いいところまでは来ているが、肝心の道路がまだ見えてこない。

間に合うかなあ!?と思っていると、ようやく道路が見えてきた。
でも今、バスが行ったよね〜。あわてて走ってみた>>>

走った甲斐があって、何とか間に合ったようです。

よかった〜。

アイランドビューは要所、要所で停車時間がとってあるので観光してまた同じバスに乗ることもできるのです。非常に便利です。

ここからはアイランドビューで回ることにします。

私がようやくキャッチしたのは第１便
①桜島港→②火の島めぐみ館→③レインボー桜島→④ビジターセンターを経由して、ここ「烏島展望所」が⑤の停車場所となります。

今回はこの停車時間５分のおかげでキャッチすることができました。

⑥赤水展望広場

２００４年に鹿児島出身のアーティスト「長渕剛」さんが行った野外ライブを記念したモニュメントがあります。

こちらがそのモニュメント

タイトルは「叫びの肖像」。すべて溶岩で作成されているそうです。

ほんと、山に向かって叫んでいるように見えます。

こちらが野外ライブ会場の跡地でしょうか。

なんだか歓声が聞こえてきそうです。
約８分の停車時間の後、再乗車。

⑦赤水湯之平口（路線バスの乗換の停車地）を通過し

⑧湯之平展望所へ

ここ湯之平展望所は、桜島の北岳４合目、標高３７３ｍに位置する展望所で、展望台からは３６０度のパノラマが楽しめます。

ここでは約１５分の停車時間があります。

展望所からの風景。

なお、小さいですが売店もあるので、そこで「みかんプリン」と「桜島小みかん」を購入。

展示コーナーでは桜島の成り立ちをパネルで紹介。

景色を堪能し、再乗車。

⑨桜洲小学校前を通過し、①桜島港へ。１周１時間の桜島周遊でした。

しかし、せっかく１日乗車券を持っているので、そのまま第２便に再乗車することに。
第２便は約５分後の１０：０５出発です。

２回目なので勝手知ったるもの。

①桜島港→②火の島めぐみ館→③レインボー桜島→④ビジターセンターを経由して、⑤「烏島展望所」に到着。

１便目では乗車できるかの瀬戸際であわてていた為、あんまり見れなかったので…

こんな面白い形の岩があったのも気づきませんでした。

そして、ねこちゃんがいるのにも。

よく見ると、「ねこに餌を与えないでください」との看板がありました。

どうやら野良ネコちゃんが多いようです。

石碑もあり

無人販売もありました。

桜島名物、世界一小さい「桜島小みかん」は今がちょうどシーズンのようです。露地栽培物がこのように売られていました。

⑥赤水展望広場→⑦赤水湯之平口→⑧湯之平展望所へ

そういえは、湯之平展望所ではもう一つのお楽しみ。

展望所の周りの石垣にはハートの形をした石が埋め込まれているのです。
１回目はうっかり見るのを忘れていたのを思い出し、探してみました。

どうも７つ埋め込まれているそうで、全部見つけると幸せになれるとか!?

しかし…
どう探しても２個しか見つけることができませんでした…残念（＞＜）

そして、⑨桜洲小学校前→①桜島港１１：０５に到着。
２回乗車したので、１回目で見過ごした場所も２回目で見れたり、我ながら良い選択をしたと思います。

まだ少し時間があるので足湯にでも行ってみます。

道端に「桜島小みかん」無人販売発見！

「ポンカン」もありました。

桜島の名産というと、桜島大根しか知らなかったのですが、実は柑橘類栽培も盛んなのですね。

そうそう、もう一つの桜島名物。

景観に配慮するため、様々なものが茶色等の保護色になっているんですって！
コンビニも例外ではありません。

そして、ここにも「桜島小みかん」です。

ほんと、たくさんの場所で見かけました。
１袋たったの￥１００なので食べ比べてみるのも楽しそうですね。

溶岩なぎさ足湯公園

温泉を引いた全長約１００ｍの足湯です。ほんと、長〜いです。

利用できる時間は０９：００〜日没までで、なんと無料です！

入ってみました。

結構熱めのお湯でしたが、散策で疲れた足にとっても効きました。
と〜っても、気持ち良かったです（＾０＾）！

おすすめですよ。

そして、こちらの公園にもねこちゃん発見

寄っても逃げません。結構人懐っこいです。
すりすりしてきてとってもかわいかったです。

あっちにもいますよ！

こんにちわ〜

逃げて行ってしまいました…どうも、振られちゃったようです（＾＾；）

こちらの足湯はビジターセンターとつながっています。

「桜島ビジターセンター」
映像やジオラマを駆使して桜島を紹介している施設です。噴火の歴史や火山弾、火山礫の実物を見ることもできます。

なお、桜島関連のグッツも販売されていました。
桜島ロゴの入ったオリジナルタオルは￥３００お手頃価格でデザイン、手触りもよくてとても気に入りました。こちらもおすすめです！

併設の霧島錦江湾国立公園

見てくださいこの絶景！

プラス、何ともいえないたたたずまいの猫ちゃんです。

三毛猫ちゃんですね。
この子も人懐っこくて、近寄っても逃げませんでした。

こんな実のついた木がたくさんありました。何の木（実）なのかなあ？

桜島。短い時間でもとっても堪能させていただきました。

とっても楽しかったです。
たくさんのねこちゃんにも会えたのもうれしかったです。

桜島港１２：００発のフェリーで鹿児島へ。

さようなら桜島！ありがとう桜島〜。

鹿児島へ来る前は噴火もちょっと心配だったので予定はしていなかったのですが、行って大正解でした。

もし、もっと時間があったら島の反対側にある「黒神埋没鳥居」などにも行ってみたかったかな。まあ、次回に再挑戦ということで。