春の日差し下の越生梅林とレッサーパンダ詣（１）梅トンネルもうるわしゅう満開の見頃ぎりぎり越生梅林

2015/03/22 - 2015/03/22

森林公園とどっちにしようか、ぎりぎり迷ったけれど、行ってみて良かったです、越生梅林！

梅まつり最終日の本日、私にとってやっとタイミングが合った撮影散策日和の晴天。
越生梅林が公式サイトによると３日前の木曜日に満開を迎えたので、日曜日では見頃を過ぎてしまわないか、着くまではらはらしました。
しかし、そこは、ソメイヨシノを違って、梅は待っていてくれました！
散り始めの梅がやわらかな吹雪を降らせていましたが、枝の先までぎっしり花をつけた梅林は、まさに満開、花盛りでした！

越生梅林は、梅をとるための梅林なので、梅の木の枝が広がっていて背が低いのがいいです。
午前中、早めに訪れたおかげもあり、人出がマイルドな中、日に光る白梅トンネルは見頃でした。
越生の可愛いゆるキャラうめりんの訪れがあり、ミニSLも梅林を走り、山影を背景にぎっしり満開の越生梅林らしい梅散策がたっぷり楽しめました。

＜越生梅林と埼玉こども動物自然公園をはしごした一日の旅行記のシリーズ構成＞
■（１）梅トンネルもうるわしゅう満開の見頃ぎりぎり越生梅林
□（２）埼玉こども動物自然公園（前編）コアラのエミちゃん今日も元気にぴょんぴょん！＆ライチちゃんも赤ちゃんを抱えたまま良く飛ぶ飛ぶ！〜オーストラリア・フェア開催中の東園
□（３）埼玉こども動物自然公園（後編）子馬と子ヤギと子ヒツジと子牛、春は動物の子供がたくさん！〜レッサーパンダのハナビちゃんにやっとお婿さんのソウソウくん！＆お外メルくんお口半開き@

越生梅林・越生町公式サイトの特設ページ
http://www.town.ogose.saitama.jp/umematsuri/kaika.html

＜タイムメモ＞
07:50　家を出る
08:19　坂戸駅到着
08:26　東武越生線越生行きに乗換え
08:47　越生駅到着
08:53　越生駅前発路線バスに乗る
09:05頃　梅林入口前のバス停で下りる
（越生梅林は8:30開園）
09:10-11:10　越生梅林散策
11:14　梅林入口前のバスに乗る（実際は５分遅れ）
11:30頃　越生駅に戻る
11:39　越生駅発東武越生線坂戸行きに乗る
11:57　坂戸駅に到着
12:10　坂戸駅発東武東上線に乗換え
12:16　高坂駅着
12:23　高坂駅前発鳩山ニュータウン行きバスに乗る
12:30頃　埼玉こども動物自然公園に入園
12:40-12:45　子馬
12:50-13:30-　屋内の女子コアラたち
（13:00〜　ユーカリ交換＆コアラのお話）
13:30-14:00　お外コアラ・ミナミコアリクイ・ナマケモノ
14:00-14:30　ジンギスカンラム肉と持参のパンでランチ休憩
14:40-14:45　温泉カピバラ＆ワラビー
15:00-15:10　森の教室コアラ展
15:15-15:30　なかよしコーナーの子ヤギと子ヒツジ
15:30-15:35　子牛のトットちゃんとモエちゃん
15:35-16:55　レッサーパンダ
（お外メルくん＆室内ソウソウくん・ハナビちゃん同居）
17:00頃　埼玉こども動物自然公園を出る
17:11　こども動物自然公園停留所から高坂駅行きバスに乗る
18:00頃　帰宅

＜これまでの越生梅林の旅行記＞
2012年４月１日
「あふれんばかりに満開だった梅まつり終了翌日の越生梅林（前編）すばらしき梅花トンネルと梅とピンクの枝垂梅に魅せられて」
http://4travel.jp/travelogue/10657899
「あふれんばかりに満開だった梅まつり終了翌日の越生梅林（後編）マクロレンズでもトライしながら」
http://4travel.jp/travelogue/10658091/

2011年３月５日
「青空と光の中の越生梅林───満開にはちょっと早かったけれど」
http://4travel.jp/travelogue/10551342
/
2010年３月13日
「まぶしい春の日ざしの越生梅林（1）あられか雪か、満天の星空か」
http://4travel.jp/travelogue/10438189/
「まぶしい春の日ざしの越生梅林（2）梅以外の花と食べ物@」
http://4travel.jp/travelogue/10438428/

2009年３月７日
「今年は天気に恵まれた越生梅林」
http://4travel.jp/travelogue/10315761/

2008年３月17日
「今年の梅仕舞いは越生の梅林かな」
http://4travel.jp/travelogue/10226016/

エリア 小川・嵐山(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

８時47分に越生駅に到着し、駅舎を出ようとしたところ

バス乗り場は道路を渡らず、左手に行きます。

赤い煉瓦屋根の小さな越生駅

越生梅林を経由する黒山行きのバス停

梅林の時期は臨時バスが出る、と公式サイトやチラシのバス時刻表の欄外に書かれてあったのですが、時刻表にあるバスの時刻にあわせて家を出ました。
ほんとは１本前の８時18分発のバスに乗れれば、梅林開園８時半と同時に梅林に到着したはずですが、家を出るときにもたついたので、次の８時53分発のバスに乗ることになりました。

外から見られる越生梅林の様子〜梅林橋からの眺め

バスに乗った段階では、途中の列車の車窓から景色で、すっかり花が散ってしまった梅林も見かけたので、到着するまでまだ見頃かどうか、ひやひやしました。

広がって低い位置に花が咲く越生の梅の木

梅林入口手前の石碑と梅林

気が急いていたので、写真だけ撮って、なんと書かれた石碑か、チェックしませんでした。

８時10分、越生梅林に入園

入園料は梅まつり最終日の本日まで200円。
翌日からは見頃が続いていても無料で入れます。

梅林を見下ろす山影を背景に、見事にぎっしり満開だった梅林

朝早めだったので入口付近で早速人のいない梅トンネルの写真をゲット@

ミニSLの踏切がステキなアクセントに

ミニSLの線路にからみつく梅の影

地上には、梅の花びらでうっすらじゅうたんができはじめていました。

満開の梅トンネルを満喫する

太陽の光を浴びた花の白さがまぶしい

朝から晴れてバンザーイ！

きらきら輝く梅の花たち

梅の木の根元に集まったホトケノザの紫の花じゅうたん

平べった〜く広がる満開の梅の枝

ここまでほとんど逆光撮りでした。
午前中は進行方向が逆光になるのです。

順光側の青空を背景に

紅梅は見頃すぎているはずですが、こうして白梅とコラボどちらっと見える限りでは、なかなかよろしいかと@

線路にやさしくさしかかる白梅

春の緑の地面とのコントラストも意識してみました。

桃色の狂乱

これもぎっしり満開、最高潮でした！
桃色の梅は紅梅に入らないようです。

ほんのり紅をさした梅林

いつも思うのですが、越生梅林の入口近くを見下ろすあの山はなんというのかしら。
あれこそが黒山だったりして？

白くうごめく梅の木たち

林立する白梅の枝

ミニSL線路がゆるやかにＳ字を描くのどかな原風景

光を放たんばかりに咲き誇る

山のふもとで白き舞の奉納

ミニSLの踏切と白梅トンネルがあるのどかな原風景

昔はこういう田園風景が梅林の外にもあったかもしれません。

折れた古きも負けずに花を咲かせる

ベンチと語らうしだれ梅

紅梅は見頃を過ぎたといっても、越生梅林は圧倒的に白梅が多いですし、こういうピンクのしだれ梅も、いままさに満開の見頃でした。

梅林を支える木の優雅なシルエットにも注目

サンシュユの黄色い雪

古井戸の向こうにもしだれ梅

やさしくしだれる梅とミニSL線路

梅林の歴史の古さをうかがわせる古井戸

のぼらないでください、という看板そのものまで古めかしいです。

梅林と古井戸のある原風景

井戸のお隣の紅梅は見頃を過ぎていましたが、こうして景色の一部にしちゃえばね。

しだれ梅のある合流地点の梅たちもまだまだ見頃

青空から降り注ぐしだれ梅

しだれ梅のピンクの八重の花が可愛らしい@

立ち姿も美しいしだれ梅たち

しだれ梅でぎっしり@

別世界の住人が訪れたよう

満員のしだれ梅列車

紅白の競演がまだ見頃@

展望台の回りは紅に白にと賑やかで

白の舞人とそれを支える紅の舞人

半八重の紅梅もうるわしゅう

展望台に上ろうと思ったのに、あらら、残念！

越生のゆるキャラ「うめりん」は大人気！

うめりんがやって来たと園内放送があったので、広場に戻りました。

うめりんと梅林はやっぱりお似合い@

うめりんは可愛いです。
記念撮影しようと次々と人が並ぶすきをついてパチリ。
表紙候補でした。

水蒸気の煙を上げてミニSLが梅林を走る

小さくてもかっこいいー！

ミニSLが走った後

梅林内の他の花で、フクジュソウは花が少し残っていても見頃は過ぎていましたが、あちこちでちらほらとスイセンは見かけました。

さらに奥へと進む

梅林沿革を刻む石碑と

同じく気がせいていたので、石碑に刻まれた沿革を確認せずに、先へ行ってしまいました。

昼前から屋台村は賑わいをみせて

なにかつまみ食いをしようかな〜とチラッと思ったのですが、朝食をがっつり食べてきたので、今の私の腹具合は団子より花の気分でした。

昼前から屋台村は賑わいをみせて

なにかつまみ食いをしようかな〜とチラッと思ったのですが、朝食をがっつり食べてきたので、今の私の腹具合は団子より花の気分でした。

白き炎のゆらめきのように

これぞ越生梅林の梅トンネル！

緑の大地に低く平べったく花を展開する梅の木々

ひとけのない梅トンネルを独占できた瞬間を写真にとどめる

ひとけのない梅トンネルを独占できた瞬間を写真にとどめる

梅と共に上を見上げると

見事な白梅の木と隣の梅林

このあたりまで来ると人は減り、静かになりました。

越辺川と、対岸にうっすら見える梅林

梅の郷の原風景

このあたりの風景写真を旅行記の表紙に選んだこともありました。

糸桜のように咲く見事なしだれ梅

ぎっしりでなくてもちんまり花をつけていたしだれ梅

越辺川を視界から遮る勢いで

古い切り株のある梅林景色

梅の木が低いので、頭をひっかけないようにかがまなければならないところもあるくらいでした。

梅吹雪が舞った後と、美しい模様を描く木のシルエット

戻る路の梅トンネル

惚れ惚れする咲きっぷり@

彼方の山に迫る勢い

こういう写真を旅行記の表紙に選んだこともありました。

小さな春の仲間を見守る

こちらはヒメオドリコソウ。

複雑な枝の軌跡

猛吹雪のように視界を覆う

これだけ咲いていると撮らずにはいられない@

梅のテントの下でピクニック@

梅トンネルの花がほとばしる

背筋を正したように咲き並ぶ花たち

古木の貫禄

ステージのお囃子を聴きながら梅トンネルをゆく

低く低く手をさしのべる満開の枝

梅トンネルを愛でながら

去りし後

屋台村を覗く

腹具合から、ランチはやっぱりまだいらないな〜と思いながら。
３年ぶりの越生梅林ですが、このあたりの屋台の数も充実し、無料の休憩所が増えた気がします。

ほどよい賑わいを見せていた屋台村

梅まつり最終日の昼前だからでしょうか。
気付くと11時すぎ。
急げば11時14分発の越生駅行きのバスに間に合うはず。
その次のバスとなると、臨時バスが出ない限り、12時44分までありません。
本日は花撮影散策のあと、埼玉こども動物自然公園をはしごしたかったので、梅林では買い物する余裕もなく、バス停へ急ぎました。
代わりに動物園で買い物をし、ランチもとりました。

梅園橋から覗いた外の梅林

11時10分に梅林をでました。
ちょうど２時間散策しました。

今まで見たことのない越生線の列車

越生梅林は自宅からそう遠くないおかげで、梅林に早めに到着でき、丸２時間のんびり散策できました。
さあ、午後からは動物園三昧です！

「春の日差し下の越生梅林とレッサーパンダ詣（２）埼玉こども動物自然公園（前編）コアラのエミちゃん今日も元気にぴょんぴょん！＆ライチちゃんも赤ちゃんを抱えたまま良く飛ぶ飛ぶ！〜オーストラリア・フェア開催中の東園」へとつづく。

この旅行記へのコメント （2）

• usakaさん 2015/03/25 12:39:04

  すばらしく満開でしたね

  まみさん
  
  当方の旅行記にいいねいただき、ありがとうございます。
  
  以前の勤め先の同僚が越生出身で、梅林のすごさを力説していましたが、
  私の住む土地からはちょっと遠くて、未だに行ったことなく…
  で今に至っていました。
  
  なるほど、こんなに素晴らしい梅林なのですね〜
  とても参考になりました。
  また、素敵な写真にも魅了されました！梅がとってもかわいい！
  
  来年は私も行ってみたいと思います。
  

  まみさん からの返信 2015/03/26 13:01:47

  RE: すばらしく満開でしたね

  かこちんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
  
  プロフィールにひまわり写真、とてもステキですね！
  越生梅林は、交通の便は、駅からのバスの本数が少なくて、決してよいと言えない上、道路も朝早くでないと、すんごく混むんですよ。
  その意味ではアクセスはあまりよくないのですが、それでも時間を合わせて行く甲斐がありますよー。
  私の写真でその魅力の一端に共感してもらえて、嬉しいです。
  梅園ではなく、梅林の良さをぜひ味わってください。ひとことでいえば、実用目的がある素朴な田舎の良さ？
  私は梅林だけで、すぐに帰ってしまいましたが、周辺にも一般梅林がありますし、おそばとか豆腐とか、このへんのものは美味しいです。
  おみやげの品揃えもどんどん増えてきて、グルメも楽しめますよ。
  桜と違って梅は開花時期が長いので、タイミングを合わせやすいですね。、