2014/04/18 - 2014/04/18
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夏子の探検さん
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日本人しか知らないけど?!超有名・・・
「フランダースの犬」日曜日の夜のカルピス子ども劇場だった・・・
今日は5月5日、こどもの日。去年行った場所ですが、旅行記にして居なかったので・・・
私が子供時代、大好きというか、子供ながらに大泣きして、その当時から、ルーベンスってどんな絵を書く人なんだろう?と思いつつ、当時を思い出しながら、ネロとパトラッシュのお話から。
フランダースの犬の物語は、1872年イギリスの女流作家、ヴィーダさんが書いた物で、彼女は犬が大好きであったと言う、いわゆるイギリスの作家が書いたドラキュラと一緒で、地元では有名で無い、作り話の物語なんです。
病弱なおじいさんと暮らす貧しいミルク売りのネロ少年が、パトラッシュと
アントワープの町にミルクを売りに行く際に、必ず立ち寄った大聖堂。
絵を書く事が大好きだったネロは、当時この教会の中に飾られて居たルーベンスの作品が見たいのだけれど、絵は布で覆われて居て、絵を見るためには拝観料が必要だった。
でも、貧しいネロには支払えないので、見る事はかなわない。おじいさんも亡くなって、希望も失ったネロ、雪の日に命からがらやって来たノートルダム大聖堂のルーベンスの3連祭壇画の前で、ネロは息も絶え絶えに成って来た瞬間、風で布がフワッと上がり、ネロはその絵を見ながら感涙して亡くなって行く、凍えるような寒い雪の日、パトラシュもネロと共にルーベンスのイエスの昇天の絵と同じように神様のお力で昇天して行くと言う最後・・・に、子供ながらに大号泣
そんな祭壇画を見れるのならばと、この街にもやって来た。
祭壇画の前では、今でも泣き崩れる日本人もいるそうで、ノートルダム大聖堂の前の路上には、上記の記念碑が置かれて居ます。
ご自身が幼かった頃、この物語をアニメでご覧に成られた方は、是非ご一緒に〜〜素晴らしいルーベンス作品と、教会内部も美しいので、ヘタな写真ですが、雰囲気が伝われば幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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これが有名なノートルダム大聖堂
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入場にかなりの人が待って居ます。
日本人じゃないと、この記念碑、良く知りませんよね・・・ -
三角の敷石の先にこの記念碑が2003年日本から寄贈されたそうです。
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ネロとパトラッシュ(アニメとは少し絵が違いますが・・・だからこそ実話らしく見える?けど、これは物語です)
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このような記念にに成って居ます。
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ちなみに寄贈主はTOYOTAです。
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日本人にはこれだけでウルウルですよね。
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下の方に、寄贈主が・・・
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大聖堂正面入り口の門
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あまりにも大きくて、カメラに全体像は収まりません。
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現在の建物は、色々な歴史をえ経て1352年〜170年後の1521年に完成したそうです。
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今でも拝見料が必要です。団体ツアーなので、お値段は不明ですが、個人で行くと4ユーロとかと旅本には書かれて居ます。
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入場口
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入り口には、カトリックらしくイエス=キリスト像
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マリア像も
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祭壇画に行く前にも、広い聖堂内部には、沢山の絵画が飾られて居ます。
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5770本もの、バロック式パイプオルガン
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聖堂内部
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先程のキリストの昇掛
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祭壇前、十字架に架けられるキリスト(昇掛)
ルーべンス作1601年〜1611年作 -
ルーべンス独自の斜めS字型の立体法だそうです。
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両扉側の絵は、左側は聖母マリアとヨハネと悲しむ女性や子供達が、
右側には、ローマ軍の兵士が2人を処刑に掛けて居る所だそうです。 -
55枚のステンドグラスも物凄く美しいです。
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中央祭壇の両脇にも祭壇が・・・
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有名な先程のステンドグラス以外にも多くのステンドグラスが・・・
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此処は懺悔室
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中央祭壇
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大きな十字架がぶら下がって居ます。
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天井画
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変わった形の十字架ですよね
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これが十字架から降ろされるキリスト(降掛)
1612〜1614年ルーベンス作 -
この絵は全部で9人の人物から成立ち、女性が多く書かれて居ます。
この絵を、ネロは見たかったそうです。 -
キリストの降掛の絵のアップ
赤い服の男性がサロメの息子でイエスの使徒聖ヨハネ
イエスの左右に居る人はアリマタヤのヨゼフとユダヤ人学者ニコデモ
青い服が聖母マリア、ひざまずいて居るのは、マリアの妹のサロメ
イエスの足を持って居るのが、マグダラのマリアだそうです。 -
キリストの降掛の絵の左側は当時のアントワープの市長ニコラス氏だそうです。
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こちらはブリュッセル製のパイプオルガン
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先程のパイプオルガンとキリストの降架画
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少しでも観光客が団体で来るとこんな感じに成ります。
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こっちも55枚のステンドグラス
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聖堂内部の絵画
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聖堂内部の絵画
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聖堂内部の絵画
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聖堂内部の絵画
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ルーベンス1626年作、聖母被昇天
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絵の下部のマリアの墓の周りには12使徒が集まって来て居ます。
この中の女性は、マグダラのマリアと、聖母マリアの妹とひざまついて奇跡によって、空の棺を花で一杯にしてる女性だそうです。 -
美しい祭壇画に成って居ます。
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聖堂内部の絵画
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司祭、神父達がミサの際に座る椅子
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荘厳なゴシック様式の聖堂天井
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説教台
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堂内のマリア像?
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マリア像も
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マリア像の置かれた祭壇
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聖堂内部の絵画
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聖堂内部の絵画
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聖堂内部の絵画
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たぶん、地元の個人所有の祭壇
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聖堂内一番左手前の教会の使徒の方々を祭る像が・・・
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大聖堂の縮小模型
内部の写真はこれにて、終了に成ります。
ベルギーに行かれた際は、時間が有ればとても素晴らしい教会なので、足を運んで見て下さい。
ご覧頂きありがとうございました。ネロとパトラッシュに合掌・・・
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