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川崎からJRエアポート成田に乗り、千葉県成田方面へ春の散策に出かけた。<br /><br />(1)では成田山参道と、成田山新勝寺編。<br /><br />(2)では、香取市の佐原駅へ移動し、さわらの雛舟、雛巡り、ダックツアーを楽しむ。<br />

成田山参道、新勝寺と、佐原雛舟、ダックツアー (2)

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2015/03/14 - 2015/03/14

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Wind99

Wind99さん

川崎からJRエアポート成田に乗り、千葉県成田方面へ春の散策に出かけた。

(1)では成田山参道と、成田山新勝寺編。

(2)では、香取市の佐原駅へ移動し、さわらの雛舟、雛巡り、ダックツアーを楽しむ。

旅行の満足度
4.0
交通手段
JRローカル

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  • JR佐原駅から10分ほど歩いて、江戸情緒溢れる小野川沿いに出た。<br /><br />関東で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。

    JR佐原駅から10分ほど歩いて、江戸情緒溢れる小野川沿いに出た。

    関東で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。

  • 昨年訪れた兵庫県の城崎温泉か、岡山県の倉敷を思わせる雰囲気。<br /><br />この古い木下旅館は今も営業している。(玄関を覗くと、スリッパがいっぱい出されていたから)<br /><br />初代船宿だったそうだ。

    昨年訪れた兵庫県の城崎温泉か、岡山県の倉敷を思わせる雰囲気。

    この古い木下旅館は今も営業している。(玄関を覗くと、スリッパがいっぱい出されていたから)

    初代船宿だったそうだ。

  • この景色は何故か江戸時代を思わせる。

    この景色は何故か江戸時代を思わせる。

  • 川に降りる階段の所々に、雛人形が飾ってあった。

    川に降りる階段の所々に、雛人形が飾ってあった。

  • いかだ焼というのが、目に付いた。<br /><br />調べると、水郷名物の佃煮で、川魚を中心とした「いかだ焼」や「すずめ焼」に代表されるのがここの佃煮だそうだ。<br /><br />帰って調べると、京都では、本物のすずめを焼く「すずめ焼」が有名だが、関東では小魚の鮒の佃煮をそう呼ぶ。

    いかだ焼というのが、目に付いた。

    調べると、水郷名物の佃煮で、川魚を中心とした「いかだ焼」や「すずめ焼」に代表されるのがここの佃煮だそうだ。

    帰って調べると、京都では、本物のすずめを焼く「すずめ焼」が有名だが、関東では小魚の鮒の佃煮をそう呼ぶ。

  • 小野川沿いの人だかりを追っていくと、目当ての雛舟が5〜6艘小野川を運行していた。

    小野川沿いの人だかりを追っていくと、目当ての雛舟が5〜6艘小野川を運行していた。

  • 雅楽隊も1艘出ていて、いい音色を奏でる。平安時代の雅だ。

    雅楽隊も1艘出ていて、いい音色を奏でる。平安時代の雅だ。

  • あぁーっおーっとー。<br /><br />後ろの白装束のこぎ手が、橋げたに気付かず、橋に当たり烏帽子を落としてしまった。

    あぁーっおーっとー。

    後ろの白装束のこぎ手が、橋げたに気付かず、橋に当たり烏帽子を落としてしまった。

  • 箸(橋)が転んでもおかしい年頃。<br /><br />笑いが我慢できず、しばらく笑いを堪えるのに必死であった。<br /><br />雛舟は、竿で漕ぐのをやめて、エンジンを掛けて過ぎていった。

    箸(橋)が転んでもおかしい年頃。

    笑いが我慢できず、しばらく笑いを堪えるのに必死であった。

    雛舟は、竿で漕ぐのをやめて、エンジンを掛けて過ぎていった。

  • 観光中心の忠敬橋に戻ると、人だかりの中、大きな山車が出ていた。<br /><br />

    観光中心の忠敬橋に戻ると、人だかりの中、大きな山車が出ていた。

  • 道風と書いてある大きな人物だ。うーむ誰だろう。<br /><br />秋の大祭では、この山車が14台も出るという。

    道風と書いてある大きな人物だ。うーむ誰だろう。

    秋の大祭では、この山車が14台も出るという。

  • この木造建築の商店が続く。<br /><br />忠敬橋を左折する。

    この木造建築の商店が続く。

    忠敬橋を左折する。

  • 明治の洋風建築もある。<br /><br />川崎銀行佐原支店(開業明治13年)として建設され、現在は市に寄贈されて観光案内所に利用されている三菱館。 <br /><br />この時代、利根川の海運で佐原は最も栄えていて、本店に次いで佐原に支店が開業されたとのこと。

    明治の洋風建築もある。

    川崎銀行佐原支店(開業明治13年)として建設され、現在は市に寄贈されて観光案内所に利用されている三菱館。

    この時代、利根川の海運で佐原は最も栄えていて、本店に次いで佐原に支店が開業されたとのこと。

  • 三菱館の中では、佐原町並み交流館があり、佐原の古い町並みをドールハウス(橋本京子さんの作)にした展示があった。<br /><br />知らなかったがドールハウスは1/12の模型と決まっていた。<br /><br />精巧な出来栄えに見とれてしまう。

    三菱館の中では、佐原町並み交流館があり、佐原の古い町並みをドールハウス(橋本京子さんの作)にした展示があった。

    知らなかったがドールハウスは1/12の模型と決まっていた。

    精巧な出来栄えに見とれてしまう。

  • 三菱館を出て道を戻ると、店頭で炭火焼していたあぶり餅が目に付いた。<br /><br />古民家を移設したような店内で、落ち着いた雰囲気。途中ポスターで見付けた等身享保雛はここに飾ってあった!<br /><br />しかも食事スペースにしっかり鎮座されていた。<br /><br />ここは先週オープンしたばかりでラッキーだった。(茶屋 花冠2号店)<br /><br />餅に粉山椒を掛けるのが新しかった。<br /><br />

    三菱館を出て道を戻ると、店頭で炭火焼していたあぶり餅が目に付いた。

    古民家を移設したような店内で、落ち着いた雰囲気。途中ポスターで見付けた等身享保雛はここに飾ってあった!

    しかも食事スペースにしっかり鎮座されていた。

    ここは先週オープンしたばかりでラッキーだった。(茶屋 花冠2号店)

    餅に粉山椒を掛けるのが新しかった。

  • 伊能忠敬旧宅を見学。<br /><br />江戸時代、17年をかけて全国を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成させた。

    伊能忠敬旧宅を見学。

    江戸時代、17年をかけて全国を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成させた。

  • 庭には伊能忠敬の銅像がある。<br /><br />確か酒造業で資金を蓄え、隠居後50歳で江戸に出て測量を学び、55歳から死去する74歳まで測量と地図製作を行った。<br /><br />小野川の向かいに記念館があり、測量に使用した道具や地図を見ることが出来る。

    庭には伊能忠敬の銅像がある。

    確か酒造業で資金を蓄え、隠居後50歳で江戸に出て測量を学び、55歳から死去する74歳まで測量と地図製作を行った。

    小野川の向かいに記念館があり、測量に使用した道具や地図を見ることが出来る。

  • 伊能忠敬旧宅前のじゃあじゃあ橋。<br /><br />ここから雛舟が出発する。<br /><br />実は以前来た時に、急に橋の中央付近(赤丸印)から、水が噴出してびっくりしたので知っていた。<br /><br />今は観光用に30分毎に、落水させている。

    伊能忠敬旧宅前のじゃあじゃあ橋。

    ここから雛舟が出発する。

    実は以前来た時に、急に橋の中央付近(赤丸印)から、水が噴出してびっくりしたので知っていた。

    今は観光用に30分毎に、落水させている。

  • 予約してあるダックツアーの佐原駅北口乗り場へ急ぐ。ぎり間にあった。<br /><br />大阪発祥の観光水陸両用バスは、全国に10箇所あるが、佐原はまだ設置されたばかりだ。<br /><br />後部にはスクリューもあり、乗車には、内蔵のはしごが必要。これに一度は乗ってみたかった。

    予約してあるダックツアーの佐原駅北口乗り場へ急ぐ。ぎり間にあった。

    大阪発祥の観光水陸両用バスは、全国に10箇所あるが、佐原はまだ設置されたばかりだ。

    後部にはスクリューもあり、乗車には、内蔵のはしごが必要。これに一度は乗ってみたかった。

  • まずは、地酒の東薫(とうくん)酒造見学。<br /><br />伊能家からの株分けで、現在も酒造りを続けている酒蔵。

    まずは、地酒の東薫(とうくん)酒造見学。

    伊能家からの株分けで、現在も酒造りを続けている酒蔵。

  • この熟成している大樽1つの売値が7百数十万と言い、どうですか?のセールスーク。<br /><br />大吟醸・叶(かのう)は全国新酒鑑評会の金賞を12回も受賞したという。<br />

    この熟成している大樽1つの売値が7百数十万と言い、どうですか?のセールスーク。

    大吟醸・叶(かのう)は全国新酒鑑評会の金賞を12回も受賞したという。

  • その上の階では、大樽のふたの上から、酒の醪(もろみ)を造る工程の仕込みや、その後発酵管理を行っている部屋があった。<br /><br />その隣の部屋では春の雛人形飾りが行われていた。<br /><br />見学後、無料の試飲と叶(おちょこ1杯300円)を頂く。今日は電車なので何杯も頂いた。

    その上の階では、大樽のふたの上から、酒の醪(もろみ)を造る工程の仕込みや、その後発酵管理を行っている部屋があった。

    その隣の部屋では春の雛人形飾りが行われていた。

    見学後、無料の試飲と叶(おちょこ1杯300円)を頂く。今日は電車なので何杯も頂いた。

  • ダックツアーは佐原の中心・忠敬橋付近を通過する。<br /><br />昔のたい焼の看板を掲げている店では、行列が出来ていた。

    ダックツアーは佐原の中心・忠敬橋付近を通過する。

    昔のたい焼の看板を掲げている店では、行列が出来ていた。

  • バスは利根川沿いにある道の駅・水の郷さわらに来た。<br /><br />船舶免許の運転手に交代し、3・2・1の掛け声で坂道を下り入水した。<br /><br />画像に見える小さな島を1周する。

    バスは利根川沿いにある道の駅・水の郷さわらに来た。

    船舶免許の運転手に交代し、3・2・1の掛け声で坂道を下り入水した。

    画像に見える小さな島を1周する。

  • 強風が吹くと、利根川の本流までは出ないとのことだが、今日は本流へ乗り出す。<br /><br />このバスは、水陸両用の許可を得るため、軽量化が必要で、窓ガラスがない。<br /><br />そのため水上の吹きさらしの寒気をもろに受け、体ががちがちになり寒さの震えが止まらなくなった。

    強風が吹くと、利根川の本流までは出ないとのことだが、今日は本流へ乗り出す。

    このバスは、水陸両用の許可を得るため、軽量化が必要で、窓ガラスがない。

    そのため水上の吹きさらしの寒気をもろに受け、体ががちがちになり寒さの震えが止まらなくなった。

  • 夏なら涼しくてサイコーだろう。<br /><br />ダックツアーを終え、佐原駅待合室で、ホットドリンクで暖を取り、寒さから回復し帰路に着いた。

    夏なら涼しくてサイコーだろう。

    ダックツアーを終え、佐原駅待合室で、ホットドリンクで暖を取り、寒さから回復し帰路に着いた。

  • ディナーは、川崎に戻り、中華料理(広東料理)の独特な中華粥や餃子等、おいしい料理を頂いた。

    ディナーは、川崎に戻り、中華料理(広東料理)の独特な中華粥や餃子等、おいしい料理を頂いた。

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