2015/02/21 - 2015/02/21
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オカンカンさん
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真冬の日本を飛び出して、ストレス解消にアンコールワット旅行にやって来ました。映像や雑誌で見た世界の絶景、いつか本物をこの目で見る。その夢を又1つ遂げることができました。
予定は以下の通り
2月18日? 成田~VN301便にてホーチミン
ホーチミン(タンソンニャット空港)VN3821便にて~カンボジア シェムリアップ空港へ
2月19日? アンコールトム 南大門 バイヨン寺院 ピミアナカス ライ王のテラス
象のテラス バプーオン
アンコールワット 夕陽鑑賞
2月20日? アンコールワットにて朝日鑑賞
バンテアイ・スレイ タ・プローム アンコール遺跡群 タ・ケウ
バンテアイ・クディ ニャックポアン
2月21日? ベンメリア観光(今ここ)
キリングフィールド~再度、アンコールワット
夜VN3822便にて~ホーチミンへ
2月22日? ホーチミンVN300便にて~成田へ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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最終日の朝です。今日は天気が良さそうです。今回の旅のミッションはアンコールワットの第3回廊に登る事と、『ベンメリア』に行く事。今日はいよいよベンメリア観光です。
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朝からガッツリ食べます。(注 私ではなく娘のです(^_^;) 今回のホテルのビュッフェは種類も多く、
とても美味しかったです。味にうるさい欧米人だらけだったのも頷けます。皆、よく知っていますね。出かける前にチェックアウトを済ませましたが、夜7時迄荷物と貴重品(パスポートや現金)を預かって貰います。控えのレシートもキチンと受け取ります。 -
ベンメリアは『花束の池』という意味。アンコールワット〜直線距離で東へ50キロ、途中に地元の生活が垣間見れる市場が並んでいます。今まで訪れた途上国と街並みが似ています。
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旅行当初に地元の人が住む、掘っ立て小屋のような建物を見て息子は『こっちの人の生活水準が低くて可哀想だな』と言っていました。果たしてそうなのか・・・私はそうは思えません。日本のように便利な生活を知らないからかもしれないけれど、ボロボロの家に住んで、身なりも食べ物も質素だけれど、彼らの表情は生きる希望に満ち溢れています。
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日本のようにストレスがないのだろうなあ・・・・でも、その笑顔は長い内戦の末に勝ち取ったものなのです。1時間半程走って、バスはようやくベンメリアのバスターミナルに到着しました。
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入口そばにある大蛇の神『ナーガ』、ベンメリア遺跡のナーガは破壊されず原型を留めています。
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しかしメインゲートはこの通り、無数の石が崩れ落ちて参道を通ることは出来ません。大回りして入るしかありません。現在も修復が施されないまま、森の中にひっそりと眠る巨大寺院です。
ベンメリア 森林・ジャングル
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いつも私が口を開けて写真を撮っているので、マダムに『どうしてオカンカンさん、いつも口を開けているの?』と聞かれました。
『それはね・・・ほうれい線が伸びてなくなるから』と言ったせいか・・・マダム達も口を開けて5人記念撮影〜そう若者達と一緒に撮る時はやってみて〜若い子と一緒に撮るとほうれい線が目立ちます。スタイルでも完全に負けちゃってるし・・・涙ぐましい努力ですわ。 -
『天空の城ラピュタ』のモデルになったと話題になり、日本人に大人気の遺跡。(でも私、ラピュタをちゃんと見た事がないんですよね) 宮崎駿氏がこの地を訪れた頃はまだ・・・地雷が沢山埋まっていて同行ガイドには入ることを拒まれ、現地に住む人達と共にやってきたそうです。
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樹木も伸び放題で木のブランコに乗る息子。『私も乗りたいよ〜』と言ってみたけれど、『お母さんは無理!』とガイドさんに即!却下されました。(残念(;_;)岩場の上だから登れないかもね〜
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遺跡は森の中に埋もれていて崩壊が進んでいるため、歩ける範囲が限られています。
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3重の回廊と十字型の中庭等の伽藍配置を取る、アンコールワットと類似点が多く『東のアンコールワット』と呼ばれいる。薄暗い回廊の中を通ると、当時にタイムスリップしたような感覚に包まれる。
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木の遊歩道が付けられていて、その上を歩くように整備されていますが・・・・中国人だらけじゃないか〜(>_<)
ラピュタの影響なのか・・・日本の文化が大好きだものね・・・有難い事ですが、春節以外のもっと空いている時に、廃墟感を味わいたかったなあ・・・ -
それにしても立ち入り禁止区域で写真を撮ったりと、相変わらずの傍若無人ぶりです。
アンコール遺跡も発見当時は全てこんな状態で、その当時の姿を目の当たりに出来るのが、ベンメリアの醍醐味です。 -
根が遺跡を抱きかかえて一体は苔むしている・・・手つかずのまま9世紀〜500年以上放置されてきました。娘曰く『抹茶チョコのようで美味しそう』、確かに抹茶チョコに見えます。
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遺跡にはる根・・・廃墟の中にも生命が息づいている。
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最初はそう感動もなかったけれど、徐々にこの雰囲気や崩壊感に引き込まれていきました。
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もっと人が少なければ、崩れた岩場も歩けるようです。息子達のように身が軽ければいいけれど・・・安全は保証されそうにありません(^_^;)
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修復されずこのまま残っているのが人気なのですが、今後どんどん腐敗が進むと立ち入り禁止になってしまうのでしょうか?多分、日本なら既にそうなっているレベルです。
(表紙写真) -
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昔の人の営みが自然に帰ろうとしている・・・これらの石はかつて壮麗な寺院の一部、崩れているからこそ実感できる1つ1つの大きさと、それを積み上げた1人1人の力を・・・・
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人類の宝である世界遺産。直に見ることが出来て良かったです。世界遺産は人類全てのものであって、限られた人間のものではない・・・いつか崩壊してしまっても、日本の研究団体が3次元CGデータを駆使し、当時の姿を再現しようと努力を重ねています。
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平和に生きているからこそ、人類の宝を又1つ見ることが出来ました。
いつか全ての修復が終わることを、私以上にアンコール遺跡郡も待ち望んでいます。又、必ず会いましょう!私もそれまで元気で頑張るぞ〜 -
観光後はガタゴト道をシェムリアップまで戻ります。暑さのためか・・・途中でエンジンを冷やすため駐車します。しかし、観光車のクッションはJTB仕様だと思えないくらいひどかった
マダム達の希望もあって再び『アンコールクッキー』に立ち寄ります。前回、娘もプール後で冷えてお腹が痛かったらしく、じっくり見れなかったので(笑)、今回張り切って買い物に参戦中。 -
私と息子は隣接のカフェにて、再びマンゴースムージーを満喫します。
東京で販売したら、間違いなく売れると思いますよ〜 -
午後のランチは『モール』で、カンボジア式ラーメンをいただきます。民家風のエスニックなインテリアで涼しげです。ツアー御用達なのか日本人ばかりでした。
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モールHP口コミ http://4travel.jp/overseas/area/asia/cambodia/siem_reap/restaurant/10423400/
レストラン モール 地元の料理
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まず出てきたのはさつま揚げそのものとカンボジア風ナマス?さつま揚げは美味しかったけれど、ひき肉を使った料理は癖が強く苦手でした。
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メインのラーメンもあっさり味のフォー風麺はまだしも、トマトソースベース?の麺は、発酵臭がキツくて早々にリタイアしてしまいました。
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かぼちゃプリンもタピオカのココナッツ風味のデザートも、何となくベチャッとしていて気持ち悪い食感でした。あくまで私的な感想ですので悪しからず・・・私には向かない店でした。残しちゃってゴメンなさいm(_ _)m
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この旅行で美味しかったのは『アバカス』と初日の『インドシン』かな?これも私感ですので〜
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ここでスルーガイドは終了です。マダムやガイドさんともお別れです。マダム達は我々より2時間早い便で帰国、残り少ない時間を、又もやオプショナルツアーと忙しいです。ガイドさん運転手さんとは記念撮影でお別れ・・・息子は179センチですが、ガイドさんは更に身長が高く、小柄な人が多いカンボジアでは目立っていました。
トゥームさん、お世話になりました〜ありがとうございました。 -
ホテルのロビーで一息ついていたら時間も押してきました。そろそろ最後の自由観光に出かけなきゃ〜その前にお隣のワングレード上のホテルを見学に行っちゃいましょう。
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あら〜やっぱり豪華リゾート感が半端なく素敵!素敵だけあって凄く混んでいました。日本語しか聞こえないくらい日本人率高し!ここのプールは入ってみたかったな・・・・
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プリンス・ドウ・アンコールHP http://www.princedangkor.com/
プリンス アンコール ホテル & スパ ホテル
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足はやっぱりトゥクトゥクです。ホテル内に止まっているのは契約料の関係から割高だと思いましたが、安心だし5キロ先のアンコールワット迄$5程度・・・途中で『キリングフィールド』に寄ってもらう交渉をして出発です。
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『キリングフィールド』はカンボジア内戦時に大量虐殺が行われた刑場跡の俗称。人の遺骨が大量に見つかっています。カンボジアの影の部分・・・私と息子はどうしても行きたい場所でした。
日本人には刺激が強すぎるのか、正規のツアー観光には殆ど入っていませんが・・・韓国人の大型バスが大量に止まっていました。虐げられた歴史に敏感な国民だからね・・・・(´・_・`)キリング フィールド(シェムリアップ) 寺院・教会
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800万人の内、実に200万人が犠牲になり、それも知識層ばかりであった為、内戦後のカンボジアの国力が劣っていたのは言うまでもありません。
当時、政治の主導権を握っていたのがクメール・ルージュ(カンボジア共産党)、リーダーのポル・ポトは『原始共産主義』、皆、平等だという思想にかこつけて『国を指導する我々以外の知識人層は自国に不要』というスローガンのもと大量虐殺が始まります。 -
かなり衝撃的ですが、慰霊塔の中には犠牲になった人々の遺骨が安置されています。
知識が必要な職種や文化人は殺されました。事態はエスカレートし・・・
本を読んでいたら殺される
ラジオを聴いていたら殺される。
子供に教育したり、恋や趣味を謳歌したら殺される。
文化的な行いを見られたら殺される。
どんどん人が殺されていきました。大人がいなくなった後は、洗脳しやすい子供達に武器を持たせ、戦いを強要させ大人を殺させました。ムチャクチャな世の中ですね。 -
アンコール遺跡は観光客で賑わい、地元のカンボジア人も笑顔で・・・・でも、確かに暗い過去はあったのです。
シェムリアップはお年寄りが少ない。そうポル・ポト政権の虐殺でカンボジア全般に言えることですが、人口構成は若い層が厚くなっています。
慰霊塔のガラスの中の遺骨は、訪問者の心を打ちます。カンボジアの平和を心から願います。 -
いつも思う・・・・健康で平和でいられるから旅が出来る。
今回もそのありがたさを身をもって痛感しました。
カンボジアの光と影に触れることが出来ました。内戦を経てカンボジアに平和が訪れたように、IS(イスラム国)に支配されるシリアにも、いつか平和が訪れ首都ダマスカスの世界遺産に、世界中の人々が行けるの日の来ることを祈ります。
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