バングラ＆インド＜20＞コヴァーラムビーチで年越し

2008/11/08 - 2009/01/13

バングラデシュに住んでいる知人に会いに行ったついでに、
インド旅行に行こうと考えた。
●往路
08Nov2008　NRT　17：15→08Nov2008　BKK　22：15
09Nov2008　BKK　11：00→09Nov2008　DAC　12：30
●復路
12Jan2009　DEL　00：05→12Jan2009　BKK　05：35
12Jan2009　BKK　08：20→13Jan2009　NRT　16：00

エリア コヴァラムビーチ周辺(インド)

• 旅行の満足度: 5.0

●12/31
起きたら大晦日だった。
今日もまた、アーユルヴェーダのサロンに向かう。
今日はシロダーラ（Siro Dhara）というのにトライ。
例によって裸族で施術台に仰向けで横たわると、
ちょうどおでこの辺りに頭上につるされた壺のようなものから、
ほかほかでいい香りのするオイルが、ぽたーん、ぽたーんと落ちてきて、
壺の中身が空っぽになったらおしまいということらしい。

ぽたーん、ぽたーん。

気持ちいいーとか、癒されるーとか感じる前に爆睡してしまった。。。
なので、よくわからなかった。けれど、なんかすっきりしたかも。
脳のストレス解消に超効く!!!!ということらしいのだけれど、
単に爆睡してたからスッキリしたのかもしれない。よくわからない。

かわいい

日暮れ。

ホテルのレストランでは、ニューイヤーイブパーティの準備中。

ビーチにも人々がうじゃー。
ビーチには出ないよう、ビーチからホテルに人が入ってこないよう、
厳重警備がしかれた状態でNew Year's Eve Party。

どこからこんなに集まって来ちゃったのか？みんなそれぞれ、はっちゃけ！はっちゃけ！
大音量の音楽が鳴り響いてパーティは夜通し続いた。

●1/1
起きて今日もまたアーユルヴェーダサロンに行った。
「正月らしく、スッペシャルなトリートメントを！」といったら、
天井からつるされた紐（綱）にぶら下がったおねーさんが裸足で
仰向けで台に横たわっているわたしのお腹（胃とか腸のあたり？）を
わしわし、ぐりぐりと踏んでマッサージするという力業のやつを
処方された。

ターザンのようにおねーさんが紐をたよりにこっちからあっち、
あっちからこっちとぐわーんぐわーんと移動。
移動途中で、私のお腹の上部にさしかかった際に踏みつけていくという、
罰ゲーム的様相のもの。
野性的な内容にひるみ＆びびり。昨日までのような爆睡は無理だった。
おかげさまで胃のむかむか（二日酔い）が直ったかも。気のせいかも。

ビーチではお正月でも構わず、漁の始末作業中。

大量のクラゲの間から、食べられるお魚をよりわけているところ（たぶん）

Beautiful!

より分けた魚

漁師のおじさん?

漁のお道具を収納するおうち。職人技な収納ぶり！かわいい。

●1/2
今晩、トリヴァンドラムに移動予定。残念だけど。

チェックイン時のデポジット手続きはカードO.K.だった。
今まで宿代は現金決済だったが、
ここクレジットカードで支払をしてチェックアウトをしようと思ったら、
なぜだかカード決済できなかった。
レセプションのおっさんが、
「今、決済用の電話回線がビジーだから、
あとでまた手続にきて」と言うから、若干、心配になったが、
まあなんとかなるわと思って、その辺を散歩することに。

景色も見納め

小二時間後ぐらいに再度、手続きをしに行ったところ、
やっぱり駄目。なんで!?　違うカードも試したがそっちも駄目。

「またあとで来い」と言われたので、再度その辺をプラプラ。
再々度、トライ。しかし、ダメ。
そしたらおっさん「カードの機械、調子悪いから現金で払ってくれ」
それは。。。まずい。。。どうしようと思って、
でもどうしようもないから、「現金あんましもってないんだけど」
というと、「ビーチを背にして坂道を登った先にATMがあるから、
なんとかしてこい」という。

もう、カード使えないのそっちのせいなのにー。とか思いながら、
炎天下の昼間、坂道を登ってATMに行ってみた。
なんか、坂の上のほうはビーチの方とは違って、歩いている人も少ないし、
ちょっと物騒な気がするので、
銀行のカード１枚だけもって登っていたところ、
なんか知らないけれど、現金を引き出せない。
ATMには、CirrusマークもPLUSマークも付いているから大丈夫なはずだが。
あれ？　あれ？　暗証番号違った？　あれ？　
試行錯誤をできうる限りやってみたけれどダメ。
仕方がないので、一度戻って、違う銀行のカードをもって、
再度、坂道アタック。でもやはりダメ。お金が出てこない。
やばい。どうしよう。

とりあえず、再々々々度戻って、一度休憩することに。
お茶を飲んでいたらひらめいた。
トラベラーズチェックがあるじゃん！　忘れてた！

トラベラーズチェックで支払をする旨を伝えにいくと、
若干、レートが悪いと言うほどでもないけれど
よくもないような微妙なレートだったので、
まあいいか。と思って支払を済ませて無事解決。よかった。

炎天下、その辺をうろうろしたり、ATMの坂道をのぼったりくだったり。
バスでトリヴァンドラムに戻る元気はなくなってしまった。
夜になってからタクシーで移動することにして、
哲学者のような風貌のおじーさんの古本屋で、移動中に読む本を物色。

夕方。タクシーでコヴァーラムからトリヴァンドラムの空港に移動した。
「ドメスティック空港と国際空港があるけど、どっち？」と
タクシーのおじさんに聞かれたので、
「もちろん、ドメスティック！」って言って連れて行ってもらった。
そしたら空港に誰もいない。。。あれ？　なんで？

待てども待てども誰もいない。係の人もいない。職員の人もいない。
おかしいでしょう。ふつうは誰かいるのではないか？空港だもの。
２時間くらい待ってやっと人が通りかかった。その人に
「この空港どうなっているの？　今晩、飛行機に乗るんだけれども」
と訴えたら、あっちと言われた。
国内線だからドメスティックと思ったら、
何でもかんでも国際線の空港から発着するとのこと。知らなかった。。。

とりあえず、隣の国際空港に行かなければ。。。
しかし、敷地的には隣だが、まともにいったらグルッとすごく遠回りしないといけない。
飛行場だから滑走路とかがあり、とにかく、徒歩で行く距離ではない。
車で移動するような距離。
というわけで、鉄格子の穴のあいているところっぽいところを抜けて
ショートカットしてみた。
セキュリティーの人に鉄砲とか向けられたり発砲されたりしたら
どうしようと思ったが、特に何事もなく隣の国際線の空港に到着。

というわけで、空港に着いた。しかし、空港の中に入れてもらえない。
フライト２時間前以内の人しか、空港の中に入れないシステムで、
早く来すぎた人は外で待っておけ。というシステムとのこと。
なかなかたどり着けない。。。。

外にずらっとベンチが並んでいて、そこが待合室代わり。
夜中出発のフライトだから、まだまだ時間がある。
というわけで、ベンチで仮眠と思ったら、蚊がすごい。
また、マラリア（自称）になってしまったらまずい。
と思って、蚊取り線香を焚いてしのぐ。

そんなこんなでやっと空港の中に入れてもらった。そしたら、
チェックインカウンターで「おまえちょっとこっちこい」と呼ばれて、
荷物を預けるベルトコンベアーの後ろの部屋に連れて行かれる。

私、何も悪いことしていないよ！
間違えてドメスティック空港に行ったけど、
こっちだと言われたからこっちにきただけ。正しい道ではなく、
けものみちをショートカットしてきたけれど、
特にとがめられなかったよ！
今も、蚊取り線香炊いていたけれど、別にテロとかそういうのではなく、
正真正銘、蚊対策！悪いことしてないよ！
何か言われたら、そう弁解しようと思っておそるおそる部屋に入る。

トリヴァンドラム国際空港 (TRV) 空港

そしたら、飛行機（トリヴァンドラム〜バンガロール間）が遅れるから、
乗り継ぎ便（バンガロール〜デリー間）の便に間に合わない。
ついては、乗り継ぎ便のフライトの変更手続きをここでしろ！
とのことだった。
え、ここで？と思ってみると、
黒い画面のPC(Windowsのカラフルな画面ではなく、
マイコンとかそういうレベルの黒画面のマシンで
なにやらコマンドを打ち込んで、
両端に○がいっぱい開いた文字だけの白黒チケットが発券された（参考写真）。

とにかく、どうにかこうにか発券手続き＆チェックイン手続きが終わり、空港の中に。
でも、夜中発のフライトが朝方になったわけだから、さらに数時間待つ。

そして、飛行機にのってバンガロールに行ったが、
乗り継ぎ変更させられたフライトさらには半日待ち。夕方。
おなかが空いた。へとへとだ。
しかも、コヴァーラムビーチのゴタゴタとトリヴァンドラム空港での
ゴタゴタで汗とほこりまみれ。
今すぐシャワー浴びないと人様に迷惑をかけるレベル。
だけど、それもかなわないので、人様に迷惑をかけつつ、
あいつきたねーなと思われているだろうけれど仕方なく、
コヴァーラムのホテルのチェックアウトからすでに１日半経って、
やっとデリー行きの飛行機に乗る。

HAL バンガロール空港 飛行機・セスナ