2014/11/02 - 2014/11/07
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にこよんさん
一年と四か月ぶりの香港旅行も3日目です。
出発前から、何故か気になって仕方がなかった西貢のアレを見なくては!
ホテルで朝食
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デモの最中の旺角占領地を見て歩く
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西貢に移動、タクシーで萬宜水庫の六角柱状節理を見に行く
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北潭涌まで徒歩でもどり(9キロ)西貢で夕飯
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夕方からは2回目の粤劇鑑賞と、バタバタな日になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
香港三日目。
朝ごはんはホテルの食堂で簡素なビュッフェ。昨夜劇場から送ってくれた二人の紳士がと相席して食べることになりました。
当然粤劇の話になって、東南アジアの粤劇事情や、これから期待の役者さんの話を聞く。
さらには、これまでにどんな演目を見たことある?ていうかなんで日本人なのに粤劇すきなの?一人で来ているの?など質問攻めにあい(こちらからは質問したくてもできない言葉の壁が(*_*;)、大汗をかきながら筆談まじりで答えました。
彼らは今日の午後にシンガポールに帰るそうです。 -
朝食を終えてから西貢への遠足の準備をしていると、また携行物に問題発生。
数年前に香港のH&Mで買った布のショルダーバッグが、
あちこち劣化していて、このままでは使用に耐えられそうもないことが発覚。
街にでて何か代りになるものを買うことにしました。 -
ちょっとその辺で買い物のつもりが、歩くうちに旺角の占領地に行き当たりました。
テレビにたびたび登場したバリケード。スノコで作ってあります。 -
お隣の国のあの方も、そこここでお見かけしました。
まるでポップ・アートのアイコンのよう。 -
あのネイザンロードが野営地状態になってます。整然とならぶテント。
人が行き交うざわめきは聞こえますが、静けさがまさっていてまったりと
穏やかな雰囲気。 -
一昨年にムスメときたおりに、飲茶に通った倫敦大酒樓。
歩道も人が少なく見えます。一人なので早茶はやめとこう。 -
関羽様が見守ってます。
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地面にぺたっと貼ってあります。通行人の皆さん、しばし立ち止まって読んで
ました。 -
警官の皆さんもおしゃべり中。阿Sir,早晨!
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「鮭と香港人の共通点」みたいなことが書いてあった貼り紙。
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デモに参加している学生さんたちが自習する一角。
彼らについては、私の香港の友人たちの間でも意見が分かれています。
「彼らは働かなくてもいい身分だけど、占拠のせいで商売に困っている人だっている。道路は公共のものだから、秩序を無視するようなやり方はよくない。」
という人もいるし、
「彼らが闘うのは自分たちの、そして香港の将来のため。具体的な行動に出ているのは勇気があると思う。」
という人もいます。
自分は、「彼らの気持ちはよくわかる、ただ、他にもっと良い方法があればいいんだろうけど・・・。」と、全く歯切れの悪い意見しか言えませんでした。 -
一通り旺角を歩いた後、宿の近くのかばん屋さんでデイパックを購入。
HKD295の値札が付いていましたが、もう少し安くなる?と聞いたら、
HKD195に値引きしてくれました。ちょっとサイズが大きかったけど、まあ
よしとする。結局このサイズにして、帰りに助かることになります。
時間をロスしてしまったので、急いでミニバス乗り場へ。 -
油麻地からミニバスで西貢へ。HKD16。
電光掲示板に表示してあるのは速度らしいですが、キロ/時なのかマイル/時なのか。 -
西貢に到着、すこし曇ってきたけれどだいじょうぶかしらん。すでに11時半を
回っています。
漁港の街、海鮮料理でも有名な西貢ですが、「香港地質公園(香港ジオパーク)」の
「西貢火山岩地域」に属する、特徴的な地形のみられるところでもあります。 -
実は私がここに来たのは、この「香港アルプス」という本がきっかけです。
香港中にめぐらされているというトレイルを、きれいな写真とともに
詳しく楽しく紹介してあるこの本。
香港=街歩き以外にも、こんな楽しみ方もあるなんて!
私は特に地質オタクではありませんが、表紙にも載っている、断面がギザギザの変わった島?山?をぜひ現地で見たくなってしまったのです。 -
西貢には、「火山探知館・ヴォルケーノディスカバリーセンター」があります。
写真を撮り忘れてしまいましたが、映像を中心とするわかり易い展示で、ジオパークの概要がド素人の私にも何となく理解できるありがたい施設。
職員の方も親切で、あのギザギザ「破邊洲(ポーピンチャウ)」までの行き方を
相談し、タクシーで向かうことになりました。やっぱりね。他には歩きしかないしね。タクシー乗り場近くのコンビニで、水とサンドイッチを購入、HKD30。
緑色のタクシーに乗って、萬宜水庫まで向かいます。
運転手さんが色々と説明してくれたのですが、ところどころしかわからず・・・
ごめんなさい。ただ、このダムが出来るまでは水が不足してたのは
分かったよ。
そうこうしているうちに、目的地が左に見えてきました。 -
車中から撮った写真がブレブレなので、これは徒歩での帰り道に撮ったもの。
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来た道はこんなふうに舗装されていました。
萬宜水庫東壩 High Island Reservoir East Dam -
ダムの上の舗装路を行き、突当りでタクシーから降ります。
着きました!正確には「中国香港世界地質公園」なのですね。
西貢ジオパークではなかったですね。
20分くらいだったでしょうか、HKD110でした。 -
あたりには小さな東屋や簡易トイレがあり、他にも数組の見物客や、彼らを連れてきたタクシーや車が数台停まっていました。
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ダム回りをくるっと舗装路が通っています。遠目にみるとこんなふう。
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近くによるとゴツゴツ。角材を束ねたようにも見えます。
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この面白い地形は、一億年以上前にこのあたりの火山が噴火して、流れ出した溶岩が
冷え固まってできたそうです。 -
鋭い切り込みのような割れ目が入っています。
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進行方向に左手には柱状節理の壁、右手にはテトラポットに縁どられた海がみえます。
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階段状というか、なんだかよじ登れそうにも見えたり。
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湾曲した石柱と、ピシッとまっすぐ通っている道路の対比が面白かった。
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トコトコ歩くと結構距離があります。
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テトラポッドの隙間から海を見る。海側にも整然とならぶ石柱。
あそこに行ってよく見てみたい! -
グニャッと湾曲しているのは、冷却中に地殻変動があったためらしいです。
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岩の色は赤みがかった黄色に見えます。
種類でいうと流紋岩で、柱状節理としてはめずらしいそうです。普通は玄武岩が
多いのだとか。 -
とりわけ特徴的な箇所には、解説プレートがありました。
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刀でざっくりと斬ったようにも見える断層。
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ダムの内側のミニダム、というか池。
画面には見えませんが、なぜか結婚式の写真の前撮りらしきご一行が、あれこれ位置を変えては撮影していました。
え、なんでここ?確かに珍しい地形で迫力があるけれど。 -
高い位置にも断層がありました。
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クマ公も感心して見入っています。
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・・・というのは冗談です。
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手前に見えるグレーのブロックから入るのは禁止なのですが、
若いカップルが入り込んで写真を撮っていたし、特に誰かに咎められる
わけでもなさそうでした。 -
茶色〜黄土色〜黄色のグラデーションになってる部分もあり。
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低い位置からも顔を出す石柱。
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落石注意。
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確かに結構おおきな落石が。
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あの島の向う側がギザギザなのですね、こちらからは見えないけれど。
そろそろ引き上げることにします。これから長い歩きに入ります。 -
このあたりの道は、「マクリホース・トレイル」のセクション1という区間に
あたるらしいです。この標識は0.5km毎にあり、番号が18ということは
トレイルの開始から0.5×18=9で、約9kmの地点を表しています。
これを逆に歩いて行ってトレイルの開始地点まで戻り、そこからバスにのって西貢まで帰る計画です。
このまま道順通りに進んでセクション2に入ると、風光明媚な海岸が見られるそうです。そちらに進み、途中からセクション1に抜ける道を通って帰る選択もあったのですが、今回は一人だったのもあり舗装路を引き返すことにしました。
もう14時を回っています。夜はまた劇場へ行かなくては。 -
ダムの上の道を通る帰り道、破邊洲の断面が見えてきました。
ギザギザが見えた!その形状を、よくパイプオルガンにたとえられています。 -
あの隙間って船でとおれるんじゃろうか・・・。
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島部分が岬からパカッと割れた感じ?
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歩きまわった辺りが小さく見えます。
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向うに霞んで見える島の岸壁も、やはりギザってるのでしょうか。
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ダムに続く道の入口まで戻ってきました。
ここには、工事中に事故で亡くなった5名の名前の彫られた慰霊碑があります。
美しいブルーです。 -
ダムができる前のこのあたりの様子。
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舗装路をひたすら歩きます。ところどころ、野良牛さんの落し物があるので、
足元注意。 -
右手にダムの水面を眺めながら帰ります。
今もって、なぜ「柱状節理」とやらが見たくなったのかは謎ですが、思い切ってここに来てよかった。多少遠かろうが時間がかかろうが、自分が行きたければ尻込みせずに行けばいいということですね。 -
渇水期なのか、岩肌がみえてます。
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何しろ平坦な舗装路なので、わりに早く進めました。
といっても、あと7キロありますね。 -
人っ子一人いないように見えますが、実は度々ハイカーの人たちとすれ違いました。
一人でフラフラ歩いているからか、2度ほど、グループの方たちから「写真のシャッター押して」と頼まれる。日本人のオバちゃんが一人で歩いているの、そんなに珍しいですか?結構来ると思うんだけど・・・。
声をかけたらクマだった、みたいに驚かれてしまいました。 -
コンクリートで固めた下から、石柱が露出してます。
「ジオってる」と勝手に形容。 -
記憶があやふやなのですが、このあたりに見晴らしの良い東屋があって、そこで
サンドイッチを食べました。
小さな灣の中に船が見えています。 -
半分ちかくの行程が終わり。
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これ、花は咲いていないけれど「シコンノボタン」によく似た葉っぱ。
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向う側に公園でもあるのかな?
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寄って見るとヨット?がありますね。東屋も。
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あと4キロ。このあたりは特に何もなかったのか、疲れてたのか、マトモな写真が
ありません。 -
007の標識まで来ました。あと3キロ半。
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謎の要塞風の建物。何なのかとても気になります(調べろよ)。
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目立ちませんが、あちこちに可愛い花が咲いています。
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ほぼ無風で穏やかな湖面。
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なんでこんなに傷んじゃったのか、この003号標識さん。
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芸術的なジオりっぷり。
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このあたりまで戻ってくると、道沿いに露天のバーベキュー場があります。
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昼間なので気が付きませんでしたが、夜は電灯とかあるのかな。
すごく虫が寄ってきそうです。 -
ここがマクリホーントレイルの出発点!ここまでようやく戻ってきました。
この時点で15時45分。
近くの北潭涌バス停からバスに乗り、西貢まで帰りました。 -
西貢では、食のマスターことA姐に勧められたとおりに「車仔麵」のお店を探し、
多分ここ?と思われる麵屋さんで夕食。
好みの麵と具をカスタムメイドできる車仔麵、初めて食べます。
大根と、ぷよぷよしたゼラチン質の何か、グニグニしたこれまたゼラチン質の何かをトッピングしてもらいました。
正体が不明ながらも、とても美味しゅうございました。五花茶も頼んでHKD33。
西貢松記車仔麵 西貢福民路高勝樓19-21號地下 -
またミニバスで油麻地に帰り、タクシーで高山劇場まで行きました。
今日の演目は「龍鳳争掛師」男女の将軍がそれぞれ手柄を巡って反発しながらも、
最後には力を合わせて国難を乗り切り、やがて恋仲に・・・というラブコメディ。
華やかな立ち回りあり、コミカルに笑わせるパートありと、
今日は疲れているので観劇中に寝るかも、という心配ご無用の楽しい演目でした。
粤劇のお約束、美人が喧嘩のときに言うキメ台詞、
「あんたたち、すぐに地獄に送ってやるわよ。」も聞けて大満足。
ちなみに男性側は、怒らせた相手を
「怒った顔もまたお美しい。」と茶化すのもお約束。
観劇後は、宵夜(夜食)のお誘いをありがたくもお断りして、
途中でビールとかおつまみとかを買って宿に戻り、晩酌してすぐに寝ました。
3日目がようやく終わり。
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