2015/02/21 - 2015/02/21
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たびたびさん
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十日町雪まつりは、昨年は大雪で中止。上越新幹線も運休してしまうという大変なことになりました。札幌の雪祭りよりこっちの方が歴史があるというしけっこう楽しみにしていたのですが、そういうことだったので、今回はリベンジの訪問です。
しかし、この祭りは勝手がよく分からない。雪像を設置する会場が点在しているし、どこがメインなんだかよく分からない。巡回バスなるものがあるんですが非常に時間がかかるので、効率よく見て回ろうとするととてもフラストレーションがたまります。
この背景として、賞を取った雪像を見るのがいいんでしょうが、雪像の審査は、金曜日の夜という直前。観光客がやってくる土曜日には、その情報はちゃんと末端の係りに人まで下りていないといけないのに、ほとんど浸透していないんですよね。なので、バスの中でしつこく聞いたりしてやっと端々の情報が取れるといった感じでした。実は、このほかにもいろんな難点があって、これだけ歴史があって首都圏から近いのにイマイチ観光客の数が少ない理由も分かるような気がしました。ちょっと、クレーム的なマイナスのコメントが多くなると思いますけど、よろしくお願いします。
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東京からまずは越後湯沢に到着。いい天気ですねえ。
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十日市までの電車の待ち合わせ時間があったので、せっかくだから市街をちょっと散策しましょう。
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昨日降った新雪でしょうか。
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こんもり積もってきれいですね。眺めているとあっという間に時間が経ってしまいます。気が付くと時間がぎりぎりになっていました。急いで戻らねば。。
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ということで、十日町駅に到着。なぜか間違って、裏側に出たみたいです。
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それでは、予定を変更。博物館の方から先に見ましょうか。
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途中の雪像は妖怪ウォッチですね。
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ところで、こっちの方には喫茶店があったはず。
これこれ。ルミエールです。こんなところにあるかなあといった街の外れなんですが、山小屋風のおしゃれなお店で、その外観にはちょっと驚きます。 -
朝飯代わりにいただいたのは、イチオシというシブースト・ポンム。パイ生地にスポンジが乗っているのはタルトみたいな感じですが、外側をキャラメルでコーティングしてあるとまたいっそう格調が高くなるような。手の込んだお菓子だと思います。
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今日は天気もいいし、二日の予定できているので、余裕は十分です。十日町市博物館に到着すると、こっちこっちと促されて。
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縄文食を食べてみようというイベントです。囲炉裏を囲んで、
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どんぐりの粉を混ぜたお菓子。ちょこっと味噌をつけていただきます。本来はえぐみがあって食べられる代物じゃないんですが、まあ薄く延ばして食べられるように仕上げてあります。皆さんボランティアの方のようですね。おもてなし、ありがとうございました。
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こっちが国宝火焔土器を展示する博物館として有名な博物館。
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国宝の火焔土器は、一つなんですが、
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小さい火焔土器もあって、一つの型として存在していたようですね。
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水の形を表している部分があったりするようですが、どっちにしても定説はない。私は動物の形を組み合せたようにも見えましたが、いかがでしょうか。
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縄文人の生活を再現したコーナーもありました。いずれにしても、教科書では見てましたが、実物は初めて。これで大きさがこんなものと分かりました。
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博物館から雪祭りの巡回バスで移動します。ここは、七和ランド会場。
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イチオシ
前夜のコンクールで優秀賞を取った石像があるというので、ここで降りましたが、バスの係りの人はもっと説明が必要ですよ〜。どこで降りたらいいか、しつこく聞いて、やっとのことでコンテストで賞を取った作品が置いてある会場がよさそうだということが分かりました。
ただ、それはそれとして。シンデレラに毒りんごを食べさせた魔法使いですね。階段の前に大きなガラスの靴があって、とっても雰囲気出てますよ〜 -
魔法使いの方は長い鼻と指がいい感じ。工夫してます。
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スノーランドへは歩いて行きました。
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この石像は、海の神、ポセイドン。
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貝殻を重ねたような階段を登って、
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海中の世界に入って行きます。
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見上げるとポセイドン。
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ウミガメに
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イチオシ
人魚は、
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これなんかビーナスのようでもありますね。
これは、グランプリを取った作品です。確かに壮大な世界観が感じられる力作でしょう。 -
少し離れた会場では、
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雪だるまがずらり。
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これはアナと雪の女王にでてたオラフですね。
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では、また会場を移動して。これは途中の縄文ひろばにあった火焔土器。やっぱりこれが十日町のシンボルですよね。
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で、今度は田舎のひろば前に降りまして。ここにも小ぶりの火焔土器です。
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さて、
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ここの会場はちょっと広さがありますね。
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奥にコンクールに参加した作品があるんですが、
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とりあえず、
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会場の雰囲気を
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確かめながら進みます。
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あれが参加作品ですね。
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この作品はオリンピックがテーマのようですが、逆光になっていてうまく撮れません。
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その隣りはいろんなパーツが組み合わさったような作品です。周りの雪の玉が作品に統一感を持たせているような。。
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ここから奥にも進めるんですね
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そして、魚の尾びれの
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イチオシ
その向こうにいるのがキューピット。これがここの主人公でしょう。腹ばいになった姿は、ぽっこりしたお尻がかわいいですね。
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こっちは座っているキューピットですか。
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パスポートを買ったので、これに雪像を見たという印を押します。これが三つたまるとプレゼントの抽選に応募できるんです。
ちなみに、後日、コシヒカリが送られて来ました。ありがとうございます。 -
そこから、また十日町駅に戻って来まして。駅に隣接した広場にも行ってみます。
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雪の雷門を
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くぐって、
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後ろ側に出ると、
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これは北陸新幹線ですね。バックは金沢駅でしょう。
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ここで、これからお菓子をまくそうで。
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参加しましたが、みんなマジじゃないですか。これは危ないので、私は退散です。
こんなこともやっているんだなあくらいでいいでしょう。 -
それより、昼飯が大事です。
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小嶋屋で名簿にエントリーしたので、待ち時間を利用して、例によって、スイーツチェックです。
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タカダヤは、十日町商店街の中ほどにある洋菓子屋さん。
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雪の十日町 小雪ちゃんというのをいただきました。半熟のチーズケーキと言った感じのお菓子。これ自体は悪くはないけど、まあ普通の範囲内。やっぱりネーミングがよろしいかと思います。
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シャルマンは、十日町駅からの線路に沿った方向に少し歩きます。
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マドレーヌをいただきました。マドレーヌと言えばバターたっぷりのしっとりしたのを想像しましたが、ここのは水分の少ないあっさり系。違和感がなくはなかったのですが、これもありの味でしょう。
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きさらぎ菓子店は、十日町の中心部からはちょっと外れの踏切そば。
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桜餅をいただきましたが、少し塩味の効いた桜の葉っぱに、滑らかな甘さの餡子がいい味わい。お店の雰囲気も活気があって、これなら固定客がちゃんといるお店なんだろうなあと思います。
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これは鮮やかな色使い。がんばりましたね。
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時間になったので、小嶋屋に戻ります。
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ところで、小嶋屋さんですが、同じ小嶋屋さんにもいくつか系統があるようです。しかし、たぶん、十日町のここが本家本元だと思います。すっきりとしてつるつるっといただける、この軽い感じ。これぞへぎそばっていう感じですね。お客さんの回転も速いので、待っているようでも時間はそうかからない。これもうまさ故の利点でしょう。
これで落ち着いたので、もう一つ気になっていた会場のクロステンへ移動します。 -
クロステン十日町は、明日、着物女王のコンテストが行われる予定。ここの二階ホールで行われることを確認して、今日の目的は果たしました。
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お土産物売り場は賑わっていますが、
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もう一つの見どころは、ギネスに乗ったという世界一の吊るし雛。
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なるほど、でかいでかい。
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そして、細工もなかなか念入りですよ〜
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クロステンの隣りは、キナーレ。巨大施設です。現代美術の美術館が本来の機能のようですが、この日の企画展は1000円。ちょこっと見るだけでは高いということになるでしょう。
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しかし、この建物自体が中庭を囲んだ気持ちの良い空間になっているし、ミュージアムショップから喫茶まである二階のスペースもおしゃれなデザイン。建物自体を味わうことがこの施設の魅力のような気もしました。
これは、中庭にあった作品です。 -
イチオシ
子供が好きそうなキャラですね。
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そうこうしているうちに、時間が過ぎて。
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夜の会場であるカーニバル広場に向かいます。山道をどんどん登って行きます。けっこう遠いですねえ。
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イチオシ
一寸法師の雪像ですか。なるほど。これは鬼も痛いでしょう。
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会場はこれを越えたところですね。もう一息です。
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パスポートを持っているとステージに近いエリアになるんですが、他に招待席というのがあって、たぶん地元の人に配られるものだと思いますが、それはさらに近いエリア。パスポートは3000円出してるんですけど、それより招待者の方が近いってどうなんでしょうねえ。
というか、そもそも、このパスポートって何なのか。事前にネットで見ていたんですが、よく分からない。巡回バスが無料とか、抽選でプレゼントが当たるとか、着物女王コンテストの投票権があるとか、いっぱい書いてあるんですけど、メインの機能って、この夜のステージのいい席に入れるってことなんですよね。それがやっと分かって、それならと買ったんですが、これがちゃんと説明できる人はほとんどいない。事務局でも混乱しているんじゃないでしょうか。
とにかく、それでやってきたわけなんですが、来てみると、それでも結局は地元の招待者の方が優先って、変な仕切りじゃないのかなあ。 -
でも、ステージはかなり本格的。コンクールに参加していた雪像は素人っぽかったのですが、このステージはプロの仕事ですね。ジャパンをイメージした能面に歌舞伎の舞台のような大仕掛けな感じは見事というしかないでしょう。
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十日町市長や着物関係の人が揃って、始まりの舞台挨拶です。
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若いシンガーのステージが次々と繰り広げられて、会場は熱気ムンムン。しかし、その撮影は禁止です。でも、突然。「一緒に記念写真撮っちゃいましょー」の掛け声がかかって、一枚パチリ。よかったー。
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で、この歌手は、仙台出身のシンガーソング・エンターテイナー。
ハジさんです。合間に、出演者へのインタビューがあって、これなら撮っていいでしょう。 -
インタビューの中で盛り上がってきて、
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軽くまた歌ってくれました。これでもちょっと雰囲気伝わりますよね。
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これはPASSPO。
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この追っかけがたくさん来ていて、応援するのはいいんですが、ちょっと傍若無人。一番いい場所を占拠して後ろの人が見えなくても、全然配慮する気もなし。AKB48の追っかけもこんな人たちなんでしょうか。そういう人たちってお宅っぽいイメージだったんですけど、実態は違うんですね。なんか怖いような集団。こういうみんなで楽しむイベントでは、何か規制するか、もしかしたら出演者を考える必要もあるような気がしました。
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最後は中村正俊さんでしたが、例の追っかけは急にいなくなって、静かに歌を楽しめる。東日本大震災の話も出て、私も含めて、ちょっと涙ぐんでみていた人も少なくなかったように思います。やっと、最後にじんわりいい感じになりました。
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と、それでおしまいかと思ったら。突然、華麗な着物ショーが始まりました。十日町は着物の産地。これも、十日町をアピールする重要なパーツなんですね。
いやあ、歌のライブも盛り上がったけど、この華やかさは、またそれを上回るような。雪の中でこのパーフォーマンスって、全然予想していなかっただけに、私にとってはかなりのサプライズです。 -
モデルさんは地元の方なんでしょうか。よくわかりませんが、すばらしいですねえ。
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イチオシ
ステージ一杯を使って、見事な演出です。と、バックには花火。
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ド、ドーン。いやー、まったく華やか、華やか。
雪の世界でこんなの見せられたら、これはたまりません。 -
ただただ、
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うっとりと
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眺めるしか
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ないじゃないですか。
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大興奮で、
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イチオシ
ちょっとあったいやなことなんかみんな忘れてしまいました。
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つまり、十日町の雪祭りって、
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目玉はこれなんですね。ちゃんと説明してくれないと分からないでしょ!
札幌の雪祭りと比べると、確かに雪像も小さいし、ちょっと素人っぽいし、点在していて回りにくいし。。
でも、このステージで、そんなの全部帳消しです。 -
にこやかなモデルさんの表情も
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とってもいいですよ〜
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イチオシ
札幌の雪祭りで、以前、歌舞伎座の前でよさこいソーランを見たステージが、これまでだと自分の中では最高のパーフォーマンスだったんですが、今回のこれもそれに匹敵するというか、ちょっとそれを越えてるかも。
ちなみに、札幌の雪祭りの最高パーフォーマンスはこれです。
http://4travel.jp/travelogue/10757273 -
しかし、十日町の雪祭りがこんなにすごいことをやるって、たぶん、ほとんど知られてないと思いますよ〜
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事前にネットで調べても、こんなの全然出てませんでしたから。ちゃんとPRしないともったいないです。もったいな過ぎます。
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イチオシ
そして。。
ステージのバックでは、この間もガンガン花火が上がり続けていて、 -
とにかくすごい
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すごい。
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イチオシ
十日町の雪祭り最高で〜す。
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大満足でしたあ。
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で、宿は六日町なので、少し早めに退散。
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一寸法師の雪像や
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小樽の
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雪あかりみたいな演出もあって、
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ちょっと
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ちょっと
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見ながら駅に急ぎます。
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十日町駅から、六日町まで移動します。
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晩飯は六日町駅の駅前商店街すぐのぶら坊。夜8時くらいでしたが、晩飯を食べるのに寄ってみました。
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いただいたのは、刺身と焼き魚の定食。居酒屋さんなんですが、これがとってもうまいんです。お酒を飲まなくても、ここで晩飯を食うって何の問題もなし。いいお店ですね。
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で、宿はそこから歩いて行ける龍氣別館。
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この辺りでは、リーズナブルに泊まれる宿泊施設ということで選んだので、まったく期待はしていなかったのですが、共同浴場と併設された施設はけっこうきれいです。シンプルですが余裕もあるし、当然温泉もいい。駅からの道もさほど遠くないし、これなら申し分ないと思いました。
これで一日目は終了。明日は、長岡の摂田屋から回ります。
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この旅行記へのコメント (4)
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- kiyoさん 2016/12/21 19:40:41
- はじめまして
- kiyoと申します。
私は雪まつりというものを見に行ったことがないのですが、
たびたびさんのお写真を見ていたら、
雪でこんなにもすごいものができるのかと感心し、
すごく見に行きたくなりました!
迫力ある雪像も、博物館も、そしてお菓子の写真もどれも
魅力的ですね。
これからも、たびたびさんの旅行記を楽しみにしています。
それから、いつも私の旅行記にいいねを押していただき、
ありがとうございましたm(_ _)m。
- たびたびさん からの返信 2016/12/28 09:40:44
- RE: はじめまして
- 雪祭りはあちこちであるんですが、いずれにしてもこれからがシーズン。交通手段の確保から、宿の手配とかは早めにした方がいいでしょうね。
定番は札幌の雪祭り。歩き疲れたらどこにでも逃げ込めるし、やっぱり安心感があります。あと、いつかは旭川とか十和田湖にも行ってみたいとは思っているんですが、いつになるやら。。またゆるゆると発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
たびたび
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- アンダールさん 2016/12/09 17:06:42
- 昔2年ほど住んだことがあります
- 懐かしかったです。きれいな写真を有難う。
- たびたびさん からの返信 2016/12/12 09:54:03
- RE: 昔2年ほど住んだことがあります
- 地元の人に、「雪深いので大変ですよね。雪はあんまりいいことがないですよね」と言ったら、雪のお蔭でお米がおいしくなりますという返事が返ってきて、ハッとさせられました。ちょっと思い出しました。
たびたび
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