北陸新幹線開業間近　その１

2015/02/20 - 2015/02/21

３月のＪＲダイヤ改正で北陸新幹線が金沢まで延伸開業となります。

関西在住の私には大きな恩恵があるわけではありませんが、これに伴い廃止になる特急があったり第３セクター化する路線が出てきます。

月例の川崎での会議が金曜日開催となったので、帰り道に寄り道してきました。

エリア 上越・直江津(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の行程です。

ほぼＪＲ使用

大阪→新大阪→新横浜→川崎→東京→越後湯沢→六日町→（北越急行）→直江津→魚津→金沢→大阪


京都の一つ手前の山科駅で１周したことになるので、山科から先は別料金という計算になります。


大阪−東京の往復（8,750円×2＝17,000円）よりも安い（15,630円）のが不思議ですが、ＪＲの運賃は遠距離になるほど距離単価が低くなるので、こうなるのですよ。

川崎で会議が終わり、待っている間にやってきたのが１８５系特急「踊り子」


新しい車両好きなＪＲ東日本としては異例の長寿モデルです。

これ（左側）に乗って東京駅へ

新幹線といえば東海道・山陽新幹線に慣れていると、東日本の多種多様な編成に大いに戸惑う。

１７両編成ってすごい。

私は２１番線の「とき」乗車。

被写体としてはカッコイイ全車２階建のＥ４系。

最高スピードが遅いことがネックとなり、今は上越新幹線でしか見られません。

乗るのはこちら。


そびえたつ壁のようです。

せっかくですので２階席にしてみました。


隣のＥ６系を見下ろすような高さになります。屋根が赤いのね。

ミニ新幹線仕様なので、車幅狭いため乗り降りのときのためのステップが出ています。

隣のＥ６系出発。

後ろ半分はＥ５系でした。一度乗ってみたいですな。

二階建にしては屋根の圧迫感はありませんが、椅子のクッションの劣化が酷い。ネジがお尻にあたるような感触があり、特急券取って乗る座席とは言えません。

この日は新潟県上越市（直江津）まで。

越後湯沢で乗り換えて、在来線の「はくたか」お別れ乗車となります。
※北陸新幹線では金沢まで行く各駅停車版として生まれ変わります。

日没寸前、赤城山がキレイ。

１時間ちょいで越後湯沢到着。


やっぱりスゴイ雪。

この看板はもうすぐなくなります。

乗換時間わずか、ちょっと急ぎました。

ウチの近所ではよく見かける車両ですが、色が違います。

北越急行所有のもので、「スノーラビット」というそうです。

「はくたか」の表示を除けば「サンダーバード」そのものです。

車内も「サンダーバード」と違いはありません。

日が暮れたので写真では分かりにくいですが、豪雪地帯を通ります。

１時間くらい乗って、直江津に到着。

東京・大阪では味わうことがない寒さ。

今日の夕食は回転寿司

最寄駅は信越本線で長野方面に行ったひとつ先の駅です。
ここはダイヤ改正後、越後トキめき鉄道に移管されるので、ＪＲ東日本扱いなのはあとわずかになります。

あれ？

積雪０

沿岸部はこんな感じのようです。同じ県とは思えませんね。

私が使っているジムがここにもあってビックリした

ここで食べました。

この地区では有名らしいです。

海のりの軍艦

初めて見ましたがうまー

白身三昧

鯛、ホウボウ、スズキ

生たこ　ポン酢で食べます

これが一番美味しかったです

北陸新幹線の最寄り駅は上越妙高駅

上越市といいながらも上越新幹線とは全然関係ありません

ここは上杉家の春日山城がありました。

ＪＲから第三セクターへ移管されると、かなり値上げになるので地元としては新幹線ができたからといって１００％歓迎されるものではないようです。

青春１８きっぷユーザーは別料金になるそうです。

宿に戻るのですが、やってきたのは特急車の普通扱い。


これは明日お別れ乗車する車両だったのでトクした気分。

車内はこんな感じ

大がかりに改造されているので、国鉄時代の面影はありません。

３分で直江津に戻ってきました。

金沢に向かう「北越１０号」


国鉄型車両が少しだけ残っています。これも来月で廃止。

涙雨？

望遠命のカメラですので、こういう条件ではキレイに撮れません。

端のホームでさびしく止まっている、金沢行きの普通列車。

信越本線はＪＲ東日本、北陸本線はＪＲ西日本の扱いとなります。

新潟方面の路線以外はＪＲから切り離されるわけで、この駅は乗り換え駅として果たしてきた役割の多くを終えることになりそうです。

この日はここで宿泊です。