北陸新幹線開業前、先取り北陸の旅、白馬から宇奈月温泉まで

2013/09/22 - 2013/09/29

白馬では八方尾根のゴンドラで山上へ。白馬村の新名物、そば粉のガレットをいただき、糸魚川へと下ります。人生初めて、日本海側から富山入りです。この日は宇奈月温泉まで

エリア 八方尾根・岩岳(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 私鉄 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

本日は黒部渓谷の入り口、宇奈月温泉を目指しますが、途中どこのよろうかと考えたところ、白馬村がそば粉のクレープ、ガレットに力を入れているという話を聞き、どこかで食べるついでに、リフトに上へ行ってみようかということになり、一路八方尾根スキー場へ。白馬、八方尾根スキー場周辺の町は昔ながらのとても狭い道が入り組んでいます。ゴンドラの乗り場に行く途中、地元のお祭りの御神輿がお通りになっておりまして、しばらく進めません。村祭りの御神輿なんで、担ぎ手の人もそんな怖くありません。

起伏が大きく、狭すぎる道が入り組んでいるとナビも全く役に立たず、あぜ道なみの道をさんざん回ったあげくにようやくゴンドラの乗り場につきました。長野オリンピックのマークが懐かしいです。麓の天気はまずまず。
そういや、ロープウェイとかリフトって結構高いんですよね。

白馬八方尾根スキー場 スキー場

ゴンドラリフト、アダム。標高1400mの兎平を目指します。スキーも最後にしてからそろそろ１０年くらいになります。

兎平ではまだ晴れています。

八方尾根自然探勝路がもうけられています。

八方尾根自然研究路 自然・景勝地

湿原はもう秋景色

八方尾根自然研究路 自然・景勝地

こういう枯れ野の風景も好きです。連れは気味が悪いといいますが。

八方尾根自然研究路 自然・景勝地

八方尾根自然研究路 自然・景勝地

八方尾根自然研究路 自然・景勝地

兎平のレストハウスなどは開いていました。

ピラール グルメ・レストラン

このあと標高1820m、リフトで行かれる一番上の第一ケルンまで行きましたが、その周辺は霧に覆われていて視界が効きませんでした。

下ってくると白馬の町が見通せます。

ガレットはどこで食べようかと迷ったあげくに、おいしそうだったラ・ネージュ東館のレストランにしました。落ち着いた雰囲気のリゾートホテルです。

白馬リゾートホテル　ラ・ネージュ東館 宿・ホテル

特に予約無しでも平日でしたので、すぐに入れていただきました。ロトンド風の建物で内装も落ち着いています。

メニューの写真、すこしぶれてしまいましたが、まあまあリーズナブル

まだ昼で運転もあるのでノンアルコールのアップルタイザーとグレープタイザーにしまし

最初はその日のポタージュから、カボチャだったかな

白馬リゾートホテル　ラ・ネージュ東館 宿・ホテル

メインは見た目まるでサラダですが

白馬リゾートホテル　ラ・ネージュ東館 宿・ホテル

端っこにちょっと見えるように下はそば粉のガレット。サーモンと温泉卵に安曇野野菜がてんこ盛り。

白馬リゾートホテル　ラ・ネージュ東館 宿・ホテル

そば粉のアイス。
ちょっとお昼は控えめのはずが、けっこうおなかいっぱいのボリューム。夕食のことを考えると普通にそばくらいにしときゃよかったかな。
まあ、おいしかったんですけど。

白馬リゾートホテル　ラ・ネージュ東館 宿・ホテル

難所、親不知の高架橋を通り、トンネルを抜けると北陸自動車道、入善パーキングエリア。トイレと自販機くらいの小さな施設ですが、ここまでくると富山平野が開けています。長野と富山って隣同士だけど、直接行ける道が無く、立山黒部アルペンルートで徒歩、ロープウェイを交えて8時間近くかかるんですね。

入善パーキングエリア 道の駅

田畑の向こうに北陸新幹線の高架が見える。その向こうは立山連峰。新幹線ならあっという間でしょうなあ。今年はちょうどご開帳の長野善光寺にお参りして、1時間も乗れば富山、金沢なんですね。

入善パーキングエリア 道の駅

この時点で、もうほぼ完成してますね。駅などはまだ工事が進んでいました。

入善パーキングエリア 道の駅

宇奈月温泉最寄りの黒部インターで降り、山のほうへと。今晩の宿泊は延楽さんです。連泊で中日に黒部渓谷鉄道の往復乗車券がついたプラン。
黒部インターのすぐそばに新幹線の駅が富山地方鉄道の駅と接続するように建てられています。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

部屋のベランダからは黒部川。このあたりでも渓谷は深く、向かいの山は見上げるような高さです。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

夕食前に宇奈月温泉の町を散策しました。お菓子を買ったくらいですが、ご主人はこらから行く黒部や立山の見所などを熱心に教えてくれました。明日の列車でたべようとお餅二つ買っただけなんですけどね。

宇奈月温泉会館 温泉

町のカフェ。ちょうど湯の街ふれあい音楽祭モーツァルトという町のイベントの最中でした。昨年で6回だそうです。

宿泊した延楽です。温泉街のおおきなお宿という感じ。崖の際に建っているので、ちょっと内部が複雑。私たちの泊まった部屋からお風呂に行くには一度ロビーの階でエレベーターを乗り換えます。大浴場はさらに渓谷の間際。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

本日の夕食はお食事処で頂きます。畳敷きの会場にテーブルといすをしつらえてあります。この日は月曜日なのでお客さんが少なめなのか余裕があります。団体さんは別会場だったりお部屋食の人もいますしね。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

お造りには醤油といしるがついています。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

なにかやっぱり出ると嬉しいカニ
ハワイのクルーズとかだとステーキとカニを一皿で出されて、日本人、カニ出しときゃ喜ぶでしょ、みたいな感じでしたが、まあ北陸だしね。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

土佐酢で頂きます。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

お酒は控えめに、日本酒、立山を

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

豚しゃぶでした。牛より脂があっさりしているので、そろそろごちそうでいっぱいのおなかでもなんとか。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

黒部の名水ポークだそう。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

ご飯はなんとこの年の新米だそうで、まだ9月の後半ですが、地元の農家にお願いして、普通より早く入れてもらっているとか。ご飯そのままでもおいしいです。農家の子孫としてはポイント高い。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

お花のしつらえ
建物は少々年季が入っていますが、きれいにされています。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

旅館のお宝展示。天皇陛下がお泊まりになったときの写真など。
ロビーでは音楽祭で来ているバイオリニストの方がミニコンサートを開いてくれました。温泉の湯気の湿気は楽器には大敵なんだそうですが。

宇奈月温泉　延楽 宿・ホテル

天皇陛下ご来館のときの写真ですね。昭和天皇のお辞儀が懐かしい。

今上天皇陛下もご来館なさっていますが、昭和36年ですから、皇太子時代のようですね。

天皇陛下より下賜された杯

入江侍従長が書かれた天皇陛下御製の句