2015/02/10 - 2015/02/10
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ペコちゃんさん
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2月のトレッキング定例会は、長瀞アルプスから宝登山を歩き、見頃を迎えているロウバイを楽しむコースです。
天気にも恵まれ、咲き誇るロウバイの甘い香りに包まれた、快適な山行でした。
昼食後、時間があったので、この時期の風物詩「こたつ舟」にも乗って、ゆったりと長瀞の清流も楽しんだ冬の一日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西武池袋線・稲荷山公園駅から6時49分の電車に乗り、飯能で乗り換えて秩父に向かいます。
今回の参加者は9名。
いつものことですが、正丸トンネルを越えると景色が変わり、芦ヶ久保の駅には雪が残っています。 -
横瀬の駅から見る武甲山も、雪で真っ白。
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西武秩父駅から秩父鉄道のお花畑駅まで歩きます。
「芝桜駅」は、平成21年に付けられた副駅名。 -
8時42分に、長瀞駅の一つ先の「野上駅」に到着。
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以前、ここから「秋の七草寺めぐり」をしたことを思い出します。
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準備体操の後、9時前に長瀞アルプスから宝登山を目指してスタート。
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この辺りは、ソーラーを設置した家が多いですね。
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萬福寺のT字路を左に折れます。
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真言宗智山派の「萬福寺」・・・秩父十三仏の不動明王が安置されています。
本堂の屋根は修理中でした。 -
長瀞アルプスは急登も起伏も少なく、快適な冬枯れの尾根歩きが楽しめます。
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氷池分岐を右に進み・・・
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野上峠・小鳥峠を経て、アスファルトの林道に・・・日陰には、先日の雪が残っています。
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このあたりは、ヤマフジが我が物顔に寄生しています。
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宝登山が近くなると、今までの道と違って急登となります。
標高差は160m程ですが、約200段ほどの木段は、少々キツイ! -
雪が残る中、足元に気を付けて登って行き・・・
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11時に宝登山の山頂(497m)に到着。
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日の当たる側の斜面は、ロウバイが満開です。
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両神山や・・・
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秩父の街並みと武甲山もよく見えます。
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中央が笠山(オッパイ山)、その右が大霧山。
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ロウバイの原産地は中国で、17世紀頃日本に来ました。
蝋梅の名前の由来は、花が蝋細工のように光沢があり梅に似た花からきていると言われ、また臘月(12月)に花を咲かせることからきているとも言われています。 -
宝登山の臘梅園に咲くロウバイは三種類。
A:和臘梅(基本原種で花芯部は紅紫でやや小型)
B:素心臘梅(早咲きで香りがよく花芯部も黄色なのが特徴)
C:満月臘梅(素心臘梅から選抜された品種で花は濃色の大輪) -
和蝋梅。
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素心蝋梅。
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満月蝋梅。
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辺り一面に、ロウバイの甘い香りが漂っています。
ちょっと水仙に似た香りです。 -
トレッカーや観光客など沢山の人がロウバイを楽しんでいます。
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ロウバイに囲まれて、トレッキング仲間も笑顔・笑顔・・・
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2,000平方mの敷地には、約2,000本が植えられています。
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蝋梅の英名は「winter sweet」、花言葉は「慈愛」。
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梅も咲き始めています。
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マンサクの花も満開です。
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福寿草も綺麗に咲いていました。
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見晴台には、世界の平和を願って設置された『OASISの鐘』があります。
OASISとは ” O:おはよう、A:ありがとう、S:すみません、I:いってらっしゃい、S:さようなら ” ・・・挨拶から平和が始まります。 -
東西のろうばい園は、まさに見頃。
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今日は日差しを浴びて暖かく、ロープウェイを利用する観光客も沢山来ています。
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ロープウェイ(片道480円・往復820円)は約5分、徒歩だと45分・・・私達は健脚(?)なので、当然、歩きます。
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「宝登山神社」まで降りてきました・・・無事に下山できたお礼にお詣りします。
威風堂々とした二の鳥居をくぐると、本殿への石段があります。 -
日本武尊が東国地方を平定するために、軍勢を引き連れて宝登山の山頂を目指す道中で、山火事に襲われた時に犬が現れて猛火に飛び込み、荒れ狂う炎を消し止めます。
尊は犬たちを神の使いと信じ、この山を「火止山(ホドヤマ)」と名付け、神を祀りました。
こういった由来もあり、宝登山神社は、開運厄除・火災盗難よけなどのご利益で知られており、また「宝の山に登る」という縁起の良さから、参拝者は年間100万人を超えます。 -
手水で清めて本殿に向かいます。
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宝登山神社は、秩父神社・三峰神社と共に秩父三大神社の一つです。
創立は西暦110年、今からおよそ1900年前、第12代景行天皇の御代と伝えられています。
現在の社殿は、江戸時代末から明治初頭に造り替えられた本殿・幣殿・拝殿からなる権現造りです。 -
社殿の彫刻は文化財的にも価値ある彫刻で、あまりの美しさと荘厳さに、しばし言葉を失います。
拝殿の正面には鶴が飛び、5体の龍が渦巻いています。 -
欄間には中国に昔から伝わる24の孝行話「二十四孝(にじゅうしこう)」など、多くの彫刻が施されています。
東側の欄間を見ると、左には老婆に乳を吸わせる唐夫人・・・姑に歯がないので唐夫人はいつも乳を与え、毎朝姑の髪をすいて孝行しました。
その隣は舜王・・・舜の父は頑固者で、母はひねくれ者、弟は奢った能無しでしたが、舜はひたすら孝行を尽くし、最後には王位につきました。彫刻には、孝行息子を助けて畑を耕す白象も描かれています。
その隣は王祥・・・王祥は継母からひどい扱いを受けましたが、恨みに思わず大変孝行をしました。極寒の冬に、継母から魚が食べたいと言われて王祥は河に行きましたが、氷に覆われていたので衣服を脱ぎ、氷の上に伏して大漁を祈ると、氷が融けて魚が2匹出て来たそうです。
一番右は郭巨(かくきょ)・・・母と妻がいる郭巨の家は貧しく、産まれた子供が3歳になった時に、「我が家は貧しく母の食事さえも足りないのに、子供に分けていてはとても無理だ。夫婦であれば子供はまた授かるだろうが、母親は二度と授からない。ここはこの子を埋めて母を養おう」と郭巨が言います。郭巨が涙を流しながら地面を少し掘ると黄金の釜が出て、さらに母に孝行を尽くしたそうです。 -
西側の欄間は、剡子(えんし)・子路(しろ)・楊香(ようこう)・孟宗(もうそう)の彫刻です。
また、社殿の四隅にある脇障子には、三国志などの中国古典の逸話が描かれています。
拝殿左側にあるのは「長坂坡(ちょうはんは)に戦う趙雲(しょううん)」・・・趙雲は三国志に登場する好漢の一人で、愛馬・白龍と長槍を持って活躍。
劉備が曹操軍と戦う「赤壁の戦い」に先立つ「長坂坡の戦い」で、劉備の子・阿斗(あと)を預かった趙雲はこれを守り奮戦し、死後は諸葛孔明から ” 蜀の柱石であった ” と讃えられました。 -
本殿の裏側にある上の黒い板は懸魚(げぎょ)で、左右の雲形は鰭(ひれ)。
懸魚とは、破風板の下に付けられた装りで、火に弱い木造の建物を火災から守る火除けのまじないとして取り付けられたもの。 -
大黒様も鎮座しています。
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本堂の横にある「日本武尊みそぎの泉」。
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日本武尊が身を清めて宝登山に参拝したといわれる伝説の涌き水・・・氷が張っていました。
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泉の所にある社は、大和武尊を祀っています。
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宝登山神社の社務所。
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「相生乃松」・・・昭和天皇のご成婚を奉祝し、大正13年に氏子の青年団が植えた黒松・赤松です。
長瀞町指定の自然記念物で、樹木の傍らに「皇太子殿下ご成婚奉祝唱歌」の碑が建っています。 -
宝登山神社の駐車場には、長崎平和祈念像で有名な北村西望の作品「神馬の像」があります・・・躍動感がありますね。
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お蕎麦屋さんで昼食をとった後、長瀞の冬の風物詩「こたつ舟」に乗りました。
1~2月限定の名物・こたつ舟に乗ると、足元がポッカポカで長瀞の景観を楽しめます。(料金:900円) -
ライフセーバーを着て舟に乗り込み、へさきで靴を脱いでコタツの中へ・・・コタツの中は豆炭が入っていて、とても暖かい。
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長瀞を代表する景観『岩畳』は、幅80m・長さ500mにわたる広大な自然岩石です。
隆起した結晶片岩が文字どおり岩畳となって広がり、荒川は岩畳で青く淀んだ瀞となって美しさを増します。 -
さっそく出発・・・櫂を持った船頭さんが長瀞渓谷を案内してくれます。
” 流れのない穏やかな川を「とろ(瀞)」言い、これが長く続くから長瀞です ” -
こたつ舟は5年ほど前に、寒い冬の時期でもライン下りを楽しんでもらおうということから始めたそうです。
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岩の間から染み出る岩清水のつらら・・・この日は日中、暖かったので少し溶けてしまったそうです。
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川の水が少ないので、この辺りで折り返し。
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こたつ舟は、長さ10mほどの木製の舟に長方形のこたつが置かれ、こたつの中には豆炭を詰めたあんかや湯たんぽが入っていて、本当に暖かい!
飲み物や食べものを持ち込むこともできるため、 “ こたつにみかん ” や雪見酒を楽しむこともできます。 -
お客さんを乗せたこたつ船が来ました。
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冬場は川の水の深さがとても浅く、万が一、舟が転覆しても溺れることはありません。
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カモもノンビリと泳いでいます。
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山歩きも良いですが、川遊びもたまには良いですね。
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今日はホントに良い天気。
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荒川はとても澄んでいて、きれいな水で、川底まで良く見えます。
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キラキラ光る水面が岩に反射して、幻想的!
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20分間のこたつ舟「のんびり周遊コース」でしたが、なかなか良かったですね。
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長瀞駅の踏切に行くと、石灰石を積んだ長い貨物列車が通過中・・・明治32年創業の秩父鉄道は、今も武甲山から産出される石灰石を熊谷の秩父セメント(現、太平洋セメント)に運んでいます。
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長瀞駅に到着・・・関東の駅百選にも選ばれた赤い屋根の木造駅舎は、明治44年の開業。
しかし、埼玉県内の鉄道会社でICカード(SuicaやPASMO)が使えないのは秩父鉄道だけで、チョッと不便。 -
やって来た列車は、鳥や昆虫などが描かれた車両です。
今日は一日快晴で、山歩きと満開のロウバイを堪能できました。
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