2015/02/01 - 2015/02/01
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行き当たりばったりさん
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相変わらずの行き当たりばったりなフィンランド旅行なので、日中は何の予定もありません。
大枚はたいてやってきたのだから、何か収穫を得ないと…。
とはいえ、あちこち出かけようにもこの雪では…。
歩いて行かれる所、どこかないかな…と成田で急遽買ったフィンランドのガイドブックを見ても、9割以上がヘルシンキの事で、ここロバニエミはたった1ページ。
どんだけの格差なんじゃ!?
4travelでもフィンランドの地域区分でヘルシンキの次にロバニエミが出てくるくらいだから、結構情報あるだろうとタカをくくっていたのだが、ここまで情報の少ないところだとは…。
たった1ページの中にあった「アルクティクル」という博物館がホテルから歩いて行かれる所にあるというので、行ってみることとした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
雪だからと行ってホテルで籠っていても仕方ない。
ただでさえ明るい時間は短いのだから、積極的に外に出かけよう。 -
サンタクロースホテル
もうここの前を何度歩いただろう。 -
地元のおじいちゃん。
犬の散歩していた。 -
今日も雪の中歩くなッし〜〜〜 -
今日は日曜日。
日本では商店街は稼ぎ時なのですが、ヨーロッパでは休み時。
ここロバニエミでも多くの店がお休みで、生鮮食料品を扱うスーパーも11時〜12時にオープンして多くが16時〜18時で閉店してしまう。
現地の人にとってはこのたった数時間の営業がありがたく感じるんだろうね。
日本の感覚では不便極まりないのだが…。 -
日曜日は休む!
バカンスも時期もじっくり休む!!
休みの日は家族とずっと一緒に過ごす。
17時以降は仕事しない!!!
じゃあ、いつ働くんだ!?
この考えが日本人なんだな…。 -
もう何度も来ているこのショッピングセンター。
正面はこうなっているんだ…。 -
実は先程のショッピングセンター、なんとこの道にかかる橋の上にあるんです。
下は主要国道だそうで、日本の感覚で言えば高速道路ですな。 -
足を進めると、タイ料理の店があった。
結局日本料理の店は見つけられなかったな…。
でもこの店なんか変だ。 -
ん???
WE COM
ウィーコム???
フィンランド語???? -
OP N ???
窓越しに覗いても店、開いてね〜し…。
なんかユルいな…。 -
このとき、雪は降っていなかったのですが、風が強く、軽く地吹雪のような状況が起きていた。
まだ視界はここまであるが、もっと強くなったらホワイトアウト…? -
もうちょっと歩きます。
あと数分だとグーグルのマップアプリが言ってました。 -
轟音がしたと思ったら飛行機。
恐らくロバニエミ空港着便なのだろうが、どこから来たんだろ…。
みんなオーロラ見に来たのかな…。
今夜はどうかな…。 -
もう町はずれです。
このあたりが市街地からでもオーロラが見えるポイントらしいです。 -
オイラの歩いたルートはこちら。
ホテルから20分かからないくらいだったかな。
ただ、この地図上では道路の左側にあるというのだが、自債は右側にあったような…。 -
見えてきた。
アルクティクム -
結構立派な博物館です。
-
せっかく寒い中歩いてきたんだし、中に入ろう。
-
中は暖房きいていて暖かいです。
外歩いていた格好でいると汗ばむほどです。 -
さすが寒い地域の博物館。
こんな立派なロッカーがあったぞ。
それも無料。
物価はめちゃくちゃ高いけど、こういうところはサービスがいいですね。 -
早速我々も上着をかけさせてもらった。
-
入場料は12ユーロ
高いか安いかは人それぞれ。
さてオイラはにはどう映ったか…。
チケット購入〜入場において入場料を支払うところは専用の窓口があったが、よくある券売所ではなく、レジカウンターのようなところで購入し、改札があるわけでもなく -
購入後はこのようなリストバンドをつけてもらい入場です。
-
まず目を引くのはこの吹き抜けのような空間。
ガラスイグルーを縦長にしたような空間が広がります。 -
最初に目に入るのがこのような壁に貼られた展示物群。
-
世界各地の先住民族一覧っぽい。
-
当然日本のアイヌもあった。
-
先に進むと下に降りる階段がある。
入口は2階だったんですね。 -
一番奥まで行くと天井がひときわ高くなり、解放感が増します。
また、ここでの注意は冬場の到着時は体が外の気温に慣れて、一瞬暑く感じてロッカーで余計に脱いでしまいがちですが、これだけの広さ、その上天井全体がガラスのため、断熱処理が普通の建物と比べ少ないので、次第に肌寒さを感じることがありますので、ロッカーに置いていく服はどこまでにするかキチンと見極めた方がいいと思います。 -
窓の外はケミ川です。
でも凍っているうえ、そこに雪が積もっているので、雪原にしか見えない…。 -
実はこのあたりがロバニエミ中心部でオーロラを見るポイントだそうです。
しかし、街の明かりが邪魔をすることがあり、天候的に見える条件が整って見えていても見えないことがあるので、より確実さを狙ってバスで郊外に行くツアーが存在しています。 -
全体を見て感じたが、ここの博物館は小学生から大人まで対象年齢はかなり幅広く設定されていると感じました。
では、それぞれの展示を見ていきましょう。
でもこの博物館、順路というのがほとんど整備されておらず、どこから見ていけばいいのかわからない。
各自の思いに合わせて自由に見ていくことがここでの作法なのかな…。 -
ガラス屋根の吹き抜けの両脇、2階部分からメイン展示スペースに入るといろいろな展示がされていた。
この地域の先住民族、サーミ人に関する展示。 -
サーミ人の民族衣装。
手前が男性、奥が女性用の衣装。 -
背面
とても色彩豊かです。
でもこの格好で冬も過ごすと考えると、緯度の低いところでぬくぬく過ごす我々日本人はサムうそうと感じてします。 -
階下には大昔のサーミ人の生活の様子を展示しています。
-
ラップランドの移動手段の変遷。
昔はやはりトナカイ。
サンタクロースそのものです。 -
その後テクノロジーが発達し、エンジン付きの移動手段が開発された。
テクノロジーというにはなかなか無理があり、シェリー樽の内側から釘を打ちスパイク付きの車輪にして、それを原付バイクの小さなエンジンで回転させ、人間はスキーを履いて雪の上を移動できる原始のスノーモービルが生まれたというもの。 -
こんな乗り方(?)で動いていたそうです。
芝刈り機の要領ですね。 -
奥にはさらに進化したスノーモービルがあった。
-
だいぶ「らしく」なってきました。
-
先に見ていた外人がまたがっていたので、かみさんもまたがっていたので、一枚…。
これボンバルディアって書いてあるけど、あの飛行機のボンバルディア社のことかな…。
ま、あのロールスロイスが飛行機のエンジンを作っているくらいだから、ボンバルディアがスノーモービルを作っていても不思議じゃないか…。 -
ほぼ今どきのスノーモービルですね。
ヤマハではないみたいです。 -
続いて地球温暖化の展示。
ヨーロッパ人は環境問題に敏感。
氷河の後退の様子を定点カメラで撮った写真のようです。
白い板を左右にずらすとその時の氷河の状況が現れます。
こちらは1909年。
氷河がびっしりと迫ってきています。 -
一方こちらは2004年。
氷河がなくなっています。
温暖化で氷が溶けてしまったことを表しています。 -
おっ○いではなく、地球温暖化の実情を体感する展示です。
それぞれの時代の地球の温度を感じることができます。 -
左より右が暖かくなっています。
-
北極の氷の様子が展示されています。
-
左は1979年の北極海
右が2003年の北極海の氷の様子です。
半分にまで…。 -
続いて北極海の環境破壊についての展示。
氷以外に環境破壊があるのか??? -
これがその象徴だという。
-
もともとスカンジナビア半島沿岸には生息していなかった生き物が人間の手によってもたらされてきたそうだ。
タラバガニです。 -
もともとロシアの北極海沿岸にいたが、漁場拡大のためにスカンジナビア半島の手前の領海に放ったら、旺盛な食欲でどんどん繁殖ともともと生息していた背物を駆逐、または捕食して生態系の破壊が問題になっているそうです。
この話ちょっと前にNHKでやっていたな…。
こんな北の海でも外来種問題とは…。
でも日本人としてはタラバガニ好きだから、ガンガンとってガンガン食べて差し上げますが…。
そういう問題ではないんでしょうね。
実はここ、いろいろなテーマのテーマの展示があるので、ここで一旦終わります。
行き当たりばったりで来た田舎の博物館、オイラの博物館好きに火が付いたようです。
「アルクティクムその2」
アップされた際は引き続きお楽しみください。
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