オーロラ、見えるかな…。（フィンランド　3日目その1　サンタ村前後に見たホテル近隣の様子）

2015/01/31 - 2015/01/31

この日はここロバニエミでの「お約束」のサンタ村に行くこととしたが、現地での写真がそれなりの量になってしまったので、そこでの事は単独の旅行記にして、ここではその前後について報告します。


やっつけだなんて言わないで。



北欧の地方都市の目抜き通りの現実をどうぞ。

エリア ロバニエミ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

昨夜12時過ぎまで出歩いていたのにこんな時間から起きてしまってます。

今日も日中は行き当たりばったりなのに…。

相変わらず気温は-7℃と昨日とほとんど変わらない。


本来なら-20℃以下であるべきなんだけど、天気が悪いから雲で放射冷却が妨げられている。


晴れ間が出ないとオーロラも見えません。

いろいろ言っても仕方ない。




朝食　朝食♪


これがないと始らない。



この日、驚愕の光景を目の当たりにする。

これは、スモークサーモンではないか…！！



昨日出てなかったと思うけど…。
日本でも出されるところあるだろうけど、こんなに大量に出てこないだろ…。

ここぞとばかりにごっそり取ってしまうのは庶民のサガ。


でも、この超厚切りスモークサーモンは日本じゃまず食べられないと思いますよ。

きっと厨房では忙しいから、とにかく出すことを考えて、かなりおおざっぱに切ってるなしな〜〜




本場のサーモン（ノルディックとなるとノルウェーか？）たらふくいただきました。


白人はこんなにサーモンが出ているのに、相変わらずシリアルを取りに行ってた。


やはり欧米人は生、ないし生焼けの魚は食べないのかな…。

ホテルには自販機と電子レンジがあった。

特に自販機の中は「ザ・フィンランド」って感じでした。

フィンランドのお菓子の代表。
世界一まずいキャンディー


サルミアッキです。

グミも種類豊富。

このHARIBOというメーカー、諸事情あって10年くらい前から知っていました。

この日はここロバニエミでの「お約束」のサンタ村に行くこととしたが、そこに向かうバスの時間まで少しあるので、近隣の様子を見に行った。


奥の橋がロバニエミのランドマーク「ろうそく橋」

「ロバニエミ」の標識とランドマーク。



これで目玉施設3分の2制覇（驚）

町を流れるケミ川


千葉の検見川と姉妹河川です（きっとウソです）。


千葉の検見川と比べるとかなりの流量。
大河です。

連日の大雪で除雪作業はフル稼働。

ダンプに載せて廃棄することもあるが、こうやって直接川に廃棄することもしばしば。


めったに雪の降らない関東人にとっては新鮮な光景。
でももっと驚いたのは除雪の範囲が車道だけでなく歩道も除雪車が入り込み作業すること。
日本じゃ考えられないのではないかな。

さすが消費税24％の国。




ではこの後は準備整えてサンタ村へ
その模様は別旅行記で。

サンタ村の評価はそこに記すとして、午後の町。


相変わらず人通りが少ないな…。


現地の雪質はパウダースノー。
一日中氷点下の真冬日なので、雪は基本的には解けませんので、雪は雪のまま。
日本から靴につけるための脱着式のスパイクを持参したのだが、どうしても使わないとならないことはなかったが、準備しておく価値はあると思う。

このあたりを歩いているとニンニクのいいにおいが漂ってくる。

ピッツアの店。
デリバリーしてくれるのか、電話番号が妙に大きく出ているのだが、デリバリーのバイクが見当たらない。

お〜〜　　SAABじゃないか。

最近日本じゃすっかり見ることが少なくなったな…。



でもここではお隣の国のクルマだからよく見かけた。
上の写真の奥にはVOLVOもありましたね。

あ、うちのクルマ。


でも、グリルを布で覆っている…。
この地域の特徴らしいが、冬はラジエータ液も凍るほどだから、こうやって凍結を防いでいるそうだ。


また団地の駐車場には共同バッテリーがあり、そこからブースターケーブルが伸びていて、駐車中にバッテリーあがりを防ぐ施設があった。



日本じゃ駐車場にバッテリーがあるのは電気自動車が停まる所だけなのに…。

お国が変わればクルマの扱いも変わってくる。



ちなみにヨーロッパでいくら低燃費をうたってもガソリン車は少数派。
エコの意識は高いが、その手段はプリ薄のようなガソリンのハイブリッドをセンなくするのではなく、ディーゼル車に乗ることが一般的。

昔は有害な窒素酸化物（黒煙）が出る、エンジンの音が大きい、振動が激しいからと敬遠されていたが、今はそれらを解消する技術も進み、ガソリンエンジンと比べ、Co2排出量は少ない上、低燃費で力もあるからヨーロッパではディーゼル車が多い。
ベンツだってディーゼルで乗る人の方が多いです。
日本はこのようなメリットに目をつむってメーカーにガソリン車を作らせる。国のエネルギー政策の違いですね。

最近は日本でもディーゼルがじわじわ浸透し始めているが、巨大メーカーのトヨタが本気で作らない限りは日本でのディーゼル乗用車は浸透しないでしょうね。

街ゆく人々


やはりスキーウェアが一般的ですね。
はっ水、防音、放湿に優れているから、合理的な事を優先するヨーロッパ人には好まれるのでしょう。

小さな子供もこの通り。

でも中には”寒さよりファッション”と頑固なご婦人も…。




「今日もナマ足で頑張りますよ〜〜」
とでも言ってそうだ。

その一方では


犬、寒そう…。

こんな雪の中どうやって自転車に乗るんだ？

ロバニエミって意外と中華料理の店が多かったな。

こんな小さな町で3件見つけた。

でも、現地人に間違ったイメージを植え付けている〜〜〜


フィンランドの皆さん〜〜

寿司は中国料理ではないですよ〜〜

日本料理ですよ〜〜



でもここまで遠い国の地方都市の人々は日本人は未だにちょんまげ結ってると思われいたり、中国人も日本人も同じでしょ？と思われているだろうから、このような組み合わせは無理もないか…。



でも中国料理店で出される寿司ってどんなものなんだろ…。
シャリはチャーハンだったり
北京ダックのにぎりがあったり
エビチリの軍艦巻きが出たり
粉茶の代わりに漢方のまずいスープが出たり
ガリはメンマだったり


考えるだけで恐ろしい…。

本日も”好物”は健在。

何度見ても”クール”だな…。

新たな発見。



右手…。




せっかく目抜き通り（言ってるこっちがつらい）のショーウィンドウに飾るんだから、「手」もつけてあげようよ…。

そんな中

ふらっと立ち寄った店。

量り売りの店でした。

オーガニック食品などの”体にいい系”のモノの中に量り売りではないものの体にいいと「言われている」品も並んでいた。


でもこの醤油、日本で見たことないぞ。


と思ってみたらどうやら中国の会社の品っぽい。



パッケージに

「食」
とか


「愛」
なんてこんなに大きく表示するセンス日本にはないですから〜



「漢字を出せば欧米人にウケるだろう」という安易な考えである中国人の”仕業”の典型例ですね。

白みそ、八丁味噌まで…。


もう完全にアジアひとくくり状態。

あ、

ここは乗っかっておかないと…。





ピ　ス　タ　チ　オ　　　　です！



なんの！？

毎度おなじみのショッピングセンター


何もすることなかったらここに行け…。


ほとんど地方のイオンモール状態（爆）

でもショーウィンドウは新たな”好物”が…。

みなさん、これがフィンランドの地方都市の目抜き通りのショーウィンドウです。


いわば札幌の三越、東急、大丸のショーウィンドウのフィンランド版です。





地方都市の最先端がここに…。

寒い国では薄着があこがれ。


フィンランドの田舎男子は頭を丸め、折目もまだ残ったおろしたての白いヘインズのシャツを着て町を闊歩するのが最先端なんです。



どうですか？

キマッてるでしょ〜〜



でも、今の時期この格好をするほど気合の入った若者はほぼ皆無でしょう。

実は男子だけじゃなく、女子もおろしたてのヘインズに夢中。


U首、丸首、Vネック


今日はどれ着て出かけよう…。



言ってるこっちがつらいwwwww

またまたスーパーマーケット。



ここはホンモノ（多分）の日本製が…。
一応キッコーマンの表示あるし、醤油さしもはるか昔、学校の社会科見学でキッコーマンの本社工場（学校からバスで30分もあれば行かれる所だったのでうちの地元の社会科見学はキッコーマンが大定番でした）に行ったときにお土産でもらった醤油の形と同じだし…。




でも外国人はかわいそうです。
世界的な日本食ブームの中、ウサン臭い中国製品を日本製と騙されて買わないとならない現実。
さっきの量り売りの店にあった、一目で中国製とわかる醤油や味噌を買わないとならないなんて…。

それでも日本食を作りたいときはこれらに手を出さないとならない流通事情…。
悲しすぎる。

日本は外国料理を作るときは、キチンと本物を仕入れるか、自分達で作っちゃうかして正確に再現するから、現地でも違和感なく接することができるが、外国はみんな中国のニセモノに”汚染”されてしまっている…。

ま、行かずともホンモノに接したいならもっと努力せい、という戒めなのかも…。



フィンランドの皆さん、一度日本へいらっしゃい。
ホンモノの日本料理が食べられますよ。
ヘルシンキから毎日4便（成田2便、関空1便、中部1便）出ています。
成田便なら午前中に都心に着きますから、最短翌日の便で帰っても24時間日本滞在できますよ。一つテーマを決めて来れば日本を十分満喫できると思いますよ（欧米人はこういう短期滞在はしないのか…）。

日帰りはできないけど、「そうだ、日本行こう」ができますよ。

なんか何でもムーミンに結び付けてないか？


ま、日本でもなんでもかんでも妖怪ウォッチとコラボしてるのと同じ感覚か…？

食品のパッケージにこういう人の顔を出す品においしいものがないと思うのはオイラだけでしょうか。

韓国にも韓流スターやきたないジジババの気色悪い（言い過ぎ？）作り笑顔でパッケージに出てくる食品が多いけど、それと同じ感覚…。



キャラクターに頼るのではなく、商品の品質だけで勝負してもらいたいものです。

でもフィンランドはスモークサーモンはおいしいし安い。


この14.95ユーロってキロ当たりの価格です。
ということはキロ2000円くらい


日本じゃ150グラムで500円前後だから、こっちのスモークサーモンは消費税24％出してもまだ安い。

もちろんオイラも買ったのは言うまでもない。

どこで食べたかはノーコメント。

牛乳のパッケージは普通でした。


何か素朴な絵柄…。


でも国旗を表示させる感覚は日本じゃあまり考えられないですよね。

やはり相変わらずホテル等の施設内は乾燥が激しい

またフィンランドは水道水が飲めることはせめてもの救いなのだが、それだけでは飽きてしまうので、滞在中スーパーに行くことがると毎回必ずこういったフレッシュジュースを買っていた。

オレンジジュースは昔日本でも席巻した粒々オレンジが主流で行きの機内でもつぶつぶオレンジが出されていたくらいポピュラーなようです。


フィンランド3日目のサンタ村以外の旅行記はここで終わりにします。


やっつけ仕事にお付き合いいただき、ありがとうございました。