インドネシア２０１５（７最終）ジョグジャカルタからジャカルタまで特急列車で移動してみた

2015/02/04 - 2015/02/04

インドネシア旅行記８日目。最終日。

早いものでなにもしてないのに最終日（ボロブドゥール、プランバナン、ソロを巡りました）。
ジャカルタから帰国の飛行機に乗るために、ジョグジャカルタから鉄道で移動し、今日の夜の便でソウルに向かいます。

最初、帰りは陸路と決めていましたが、飛行機のこともあるので前日にジャカルタ入りしておいたほうがいいかな、と考えていました。

ただ、ココ最近、田舎町を放浪した後に、バンコクなどの大都市に戻るとかなり困惑・幻滅する傾向があったし、そもそも、ジャカルタって観光するとこあんまりないんじゃぁ・・・という思いもあり、結局、最終日までジョグジャカルタを満喫して、強行で飛行機に乗ることにしました。

問題は列車が遅れないか、時間の読みでしたが・・・結果としては、全く問題なし。
インドネシアの交通インフラ事情はそれほど心配しなくても（ほぼ）オンタイムで問題ありませんでした。

ジャカルタ市内をちょこっとぶらぶらして、焼肉を食べに韓国ソウルへ向かいます。



【旅のトピックス】
・サラリーマンバックパッカー一人旅
・国境越えLOVE！（今回はなし）
・宿は１泊１０ドルが基準、国内移動は基本バス（今回は鉄道も利用！）
・田舎の町でとくになにもせず、ビールを飲みつつまったり旅


【旅のスケジュール】
1/29（木）日本（中部国際）〜ソウル〜ジャカルタ（ジャカルタ泊）
1/30（金）ジャカルタ〜ジョグジャカルタ〜ボロブドゥール（ボロブドゥール泊）
1/31（土）ボロブドゥール〜ジョグジャカルタ（ジョグジャカルタ泊）
2/1（日）ジョグジャカルタ（ジョグジャカルタ泊）
2/2（月）ジョグジャカルタ〜ソロ（ソロ泊）
2/3（火）ソロ〜ジョグジャカルタ（ジョグジャカルタ泊）　
2/4（水）ジョグジャカルタ〜ジャカルタ〜（機中泊）★←いまココ！
2/5（木）ソウル〜日本（中部国際）

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアアジア 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

インドネシア旅行８日目。本日は最終日。

朝６時、ジョグジャカルタの安宿で目覚めます。

インドネシアの朝は早い。ちょうど宿の娘が学校にいく準備をしていたので、声をかけてチェックアウトしてもらう。

料金は１０万Rs（１０００円）。
なかなか快適な宿でした。

Dewi Homestay
Jl. Sosrowijayan Wetan GT I/115, Yogyakarta 55271, Indonesia

細い路地を歩いて、ジョグジャカルタ駅に向かいます。

南国でも朝は涼しいです。

ソスロウィジャヤン地区から駅までは徒歩５分圏内。

いやぁ、やっぱり昨日のうちに宿替えしておいて大正解だった。

さくっと駅に到着。

ジャカルタに向かう列車の出発時刻が午前８時なので、まだ１時間半以上あります。

しょうがないので、コンビニでコーヒーとパンを購入し、構内で飲むことにする。

ジョグジャカルタ駅（トゥグ）

改札をくぐり、駅構内へ。

中には売店や飲食店もたくさんあります。休憩スペースも充実。

一角に座って、コンビニコーヒーを飲みつつ、一休み。

人間ウォッチングなどしつつ、ぼーっとしていると、けっこうあっという間に時間が過ぎていきます。

インドネシアでは、線路にも自由に降りられます。

こんな感じで写真が取れるのも海外ならでは。

７時半。

出発の２０分くらい前に列車が入線してきます。この列車かな？

客車だけで、先頭車両はまだ結合されていません。

本日の列車、Taksaka号ジョグジャカルタ（TUG）発→ジャカルタ（GAMBIR）行き。
８：００JOG→１５：３０JKT

最上位のエクゼクティブクラスを事前予約、２９万Rs（２９００円）。

さっそく乗り込みます。

中はこんな感じ。

冷房が効いていてかなり涼しい。

座席は２人がけ×２の典型的なシート。

普通に快適です。

今回、予約の時に窓側をとれなかったのですが、誰もいなかったので窓際に座っていると、あとから乗ってきたインドネシアの若者が、何も言わずに通路側に座ってくれたので、結局窓際を独占できました。感謝。

車内の乗車率はほぼ１００％。

エクゼクティブクラスはコンセントも完備。

これはありがたい。

スマホの充電に大活躍。

トイレはこんな感じで各車両についています。

ほどなくして、ほぼ定刻通りに列車は出発。

さよなら、ジョグジャ。

いい町だったなぁ。また来たいです。

さて、ジャカルタまでは７時間の旅。

暇なので、本を読んで時間をつぶします。揺れも少なくてかなり快適。

愛読書は下川裕治先生の「鈍行列車のアジア旅」。

なかなか、今回の旅で読むにはちょうどいい感じでしょう？

途中で検札があり、車内販売もけっこう頻繁に来ます。

食事もオーダーできるようなので、頼んでみることにした。

車内販売のナシゴレン。

食堂車あたりで作って運んでくれるのでしょうか。普通に皿で出てきました。

テーブルがないから食べにくいです。

３万Rs（３００円）とやや高めながら、味はかなりよかったです。

途中の駅で撮影。

１両目は貨物車になっているようです。

私が乗っているのは２両目で、客室としては一番前の車両でした。

本を読んだり、寝たりしながら、気が付くとそろそろジャカルタ市内。

モナスが見えてきました。

１５時３０分、ジャカルタ・ガンビル駅到着。

今日の飛行機は２２時発なので、余裕を見て１８時くらいにここからバスに乗れば空港に１９時〜２０時の間くらいに着けるはず。

あと２〜３時間の自由時間があります。

ジャカルタ駅構内。

運良く、荷物預かり所を発見。バックパックを預けることにする。

１時間２０００Rs。

さっそくジャカルタ市内観光。

まずは駅に隣接するモナス（独立記念塔）へ。

ただ、塔の中は３時までとのことで、入場はできません。

広場は入場無料で、ローカル市民がそれぞれのんびりと時間を過ごしています。

レンタルバイク、自転車などもあり、それなりに利用されているようです。

まさに都会のオアシス。

ニャンコ発見。

とにかく、だだっぴろい広場です。

マナーもしっかりしていて、綺麗です。

あやしいゆるキャラも登場。

む？あの青い着ぐるみのキャラは・・・某ネコ型ロボット？

モナス公園を抜けて、市内の南を散策。

ジャラン・ジャクサに向かってみることにします。

やっぱり都会だ。車の交通量がすごいです。

ジャカルタの安宿街ジャラン・ジャクサに到着。

今回は利用する機会がありませんでしたが・・・安宿街といっても、そんなに密集している感じではなくて、ちょっと使い勝手は悪そうな印象を受けました。

やはり、発展している都会では安宿よりも中級ホテルを予約したほうが結局リーズナブルでコスパがよさそう。

ローソン発見。

コンビニの多さでは、

ローカルコンビニ（Indomart）＞サークルK＞セブン＞ローソン

といった感じ。

途中で疲れたので、喫茶店でコーヒーでも。

普通のコーヒー、１万Rs。

「ル・マルゴット」というレストランで、ゲストハウスも併設しているようでした。

なかなかおしゃれですが、だいぶ年季は入っている感じです。

フリーWIFIだったので、次に向かう韓国ソウルの情報収集をしつつ、ぼーっと１時間ほど。

そろそろ、駅に戻ります。

荷物を受け取る前に、小腹がすいたので軽食でも。

よさげな麺屋を発見。

「ソト・クリウッ」と書いてありますが、なんだかよくわかりません。

鶏のスープかな？

とりあえず、人気メニューを発注。

ソト・アヤムチャンプル、ご飯が中にINしているタイプ。

なかなか美味しいです。

カリッとした生姜が入っていて、体に優しい感じ。

ソト・リウッ、と茶で２万６０００RS（２６０円）。

時刻は１８時。

そろそろ空港へ向かいます。

ガンビル駅西側のバス停へ。

チケットブースで切符を買ってから乗り込みます。

ダムリ社のバスは利用価値高いです。

今回の旅では空港への往復に３回利用しましたが、特に渋滞もなく、空港までは１時間くらい。

車内もエアコンが効いていて快適そのものです。

カテドラルを横目に、市内を走ります。

夕方なので、さすがにやや渋滞したものの、市内を抜けるとあとは快適に空港まで。

１９時には空港に到着。

国際線、大韓航空なので第２ターミナル。

最初に到着した時は、やはり緊張感がありましたが、今となってはゆるゆるの空気にしか見えません。

空港内に日本食レストラン発見。けっこう賑わっていました。

あまりすることもないので、さくっとチェックインしてロビーで待つことにします。

韓国・ソウル経由で日本へ戻ります。
2205CGK→0655ICN

インドネシアは、とにかくみんな人が良い（親日的）、食べ物もまあまあ美味しい、物価も安い、でなかなかよい国でした。

次回はスマトラ島へも行ってみたいですね。


おまけの韓国編に続きます。


【インドネシア総支出（８日間）】
3,267,000Rs　１日＠466,714Rs
３万２０００円　１日平均４６００円
（日本での予約分含まず）

この旅行記へのコメント （1）

• berapalamaさん 2015/05/03 11:20:13

  大変内容のある旅ですね。

  おぷ　様
  
  こんにちは。
  旅行記楽しく拝見させてもらいました。
  ２０１２年のＧＷに同じ旅程で旅をしました。
  私は日程の都合もあり、結構端折ってしまいましたが、
  おぷさんはとても丁寧に旅されたのですね。うらやましい。
  
  また行きたくなりました。
  
  ちなみに、次に狙っているのは、
  同じインドネシアのカリマンタン島（ボルネオ）のポンティアナクという町。アジアで唯一赤道直下を持つインドネシア。ここで赤道を跨いでみたいです。
  
  それでは失礼します。
  
  berapalama