2014/09/20 - 2014/09/20
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ElliEさん
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<バーゼル>
ドイツとフランスの国境に近く、金融の町というイメージでしたが、
スイス最大のカーニバル、バーゼル・ファスナハトも有名です。
以前からバーゼルのカーニバルに行きたいねという話があがっては消え、あがっては消えしてました。
なので、今回はその下見も兼ねて・・・。
でも一番の目的は、市立美術館の門外不出の名画ココシュカの「風の花嫁」です。
<アインジーデルン>
サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路“聖ヤコブの道 Jakobsweg”の重要なポイントで、
今も世界各国から巡礼者が集まるベネディクト修道院。
そこには黒いマリア様がいらっしゃるというので、是非行きたかったのです。
表紙写真は、バーゼルのライン河の渡し船
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ラッパーズビルからバーゼルまでは、チューリッヒで乗り換えて1時間40分ほど。
バーゼルのインフォメーションで地図をもらい、美術館への行き方を聞きました。
「どの美術館?バーゼルには70もの美術館があるのよ」と、係のおばさま。
「あ、名前なんだっけ?ほら、ココシュカの風の花嫁を見たいのよ」
「Kunstmuseum ね。じゃあ2番のトラムで3つめのストップよ」
というわけで、トラムに乗りました。
写真はトラムの中。 -
クンストミュージアムの入り口。
中庭にはロダンの「カレーの市民」が置かれてました。
上野の国立西洋美術館とおんなじだ〜。市立美術館 (バーゼル) 博物館・美術館・ギャラリー
-
中は撮影禁止。
なので、後でミュージアムショップで気になったものを絵葉書で買いました。
まずはスイス人画家。Kaspar Wolf
アルプスを題材にした絵がたくさん展示されてました。
自然の美しさだけでなく、絵の中に人を描くことで、その偉大さ、厳しさを表しています。
特に私は、当時の衣装で描かれた人物が好きで、ロマンチックさも感じちゃうんだなあ。 -
ハンス・パルドゥング Hans Baldung 死と乙女
ルネサンスから繰り返し描かれたテーマである死と乙女。
この絵は、乙女というタイトルとは裏腹にまるで犬みたいに醜悪な顔をした女性を描いてます。
体は白くて美しいのにね。
死と乙女というシューベルトの美しい曲を思いだすんだけど。これじゃあぶちこわし?!
この絵は、何かの本で見てショックを受けたものです。
なので、ここで本物に出会ってびっくりです。 -
これよ〜私はこれを見に来たのよ。バーゼルで一番の目的。
ココシュカの風の花嫁
美術館の一番奥のスペースにありましたが、吹き抜けで遠くからでもこの絵が見られるようにしてありました。
段々近づいて細部が見えるようになってくると、胸がドキドキします。
ココシュカと恋人アルマを描いた作品。
二人の恋が複雑に絡み合い関係が悪化していくと共に、ココシュカはこの絵に絵の具を重ねていき、どんどん暗い絵となっていきました。
あまりに厚塗りなので、動かすと絵の具がはがれてしまい門外不出だとか。
この絵も死と乙女のテーマが変化したものだと言えます。
やせ衰えた体で死をまつばかりのココシュカと、美しく白い顔をうっとりとさせ男の胸によりかかるアルマ。
心がどんなに傷つきアルマへの憎しみでいっぱいになっても、彼女の美しさを壊して描くことはココシュカにできなかったのでしょう。 -
アルノルト・ベックリン 死の島
世紀末のドイツで圧倒的な人気を得、ドイツのありとあらゆる人が複製の絵やポスターを持っていたと言う有名な絵です。
死者の魂を送る静謐な島。
死を悼み傷ついた心を冥想へとひたらせる力を持っている気がします。
5つのバージョンがあって、私は以前ニューヨークのメットで別バージョン
を見たことがあります。
この美術館には、ベックリンの生の島もあり、そちらは、明るく幸せに満ちた絵でした。 -
エゴン・シーレ Eric Ledeler の肖像画
シーレ。好きじゃないです。あの露悪主義っぽいところが。
いつもひんまがって醜悪に描いている。
私はもっと綺麗で素直な絵が好き。
でもこの美術館に1枚だけあったシーレの絵は、あら〜珍しくまっすぐに描いているじゃありませんか?
ちょっと意外だったので、絵葉書買いました。
あとで調べたら、モデルはシーレの重要なパトロンの息子で、彼の絵を何百枚と買ったそうです。
そりゃ〜綺麗に描いてあげないとね。 -
綺麗で素直な絵が好き。と、言っておきながら、今回買った絵葉書はみんなどこか暗いイメージだなあ。
メインが風の花嫁だったから、それにつられちゃったかな。
美術館のギフトショップはなかなか充実してました。
絵葉書の中に、デューラーのサイを見つけてびっくり。
え〜これ展示してなかったよね〜?
あったら絶対気づいていたはず。貸出し中か倉庫にしまわれている?
ここにあるのか〜見たかったなあ。
デューラーは本物のサイは見ておらず、想像も交えて描いたので、細部を見ていくとなかなか面白いんです。
だって首のうしろにもツノがあったりするんですよ。
当時の人は、こんな奇妙奇天烈な動物がいるのか!って驚愕したことでしょうね。
大航海時代の博物図鑑には、こういう半分嘘みたいな図譜が多くて面白いのよね。 -
美術館だけでたっぷり時間を費やしてしまいました。
バーゼルで色々見たいところはあるけれど、ライン河の方へ行ってみますか? -
バーゼルミュンスターの屋根は素敵なタイル。
中に入ろうと思ったら・・・。 -
パイプオルガンの演奏会してました!!
きゃ〜うれしい。
教会でパイプオルガンの演奏が聴けるなんて。すごい偶然!
1時間ほどたっぷり楽しみました。大聖堂(バーゼル) 寺院・教会
-
素敵なバロックスタイルの模様がついたドア。
-
広場は落葉で初秋の感じ。
-
ライン川のわたし舟
川の両岸にロープが張られており舟がつながっています。
川の流れで岸を行き来するという仕組み。 -
ライン川の下流方向を眺めて。
バーゼルで1日ゆっくりして、旧市街や他のミュージアムを見たい気持ちもあったんですが、スイス一の巡礼地、アインジーデルンも気になるので、
午後から移動します。
バーゼルからチューリッヒに戻り、チューリッヒ湖の西側を通って途中乗換えでアインジーデルンまで約2時間です。
チューリッヒ湖の眺めがいいかなあって期待してたんだけど、
写真を撮るほどでもなかったなあ。
お天気が悪かったせいもあるけど。 -
アインジーデルンに巡礼する人たちのために伝統のお菓子を作ってきたベーカリーGoldapfel。
お店の奥には、昔の木型や機械を展示しています。
ここで伝統の甘食みたいな形をしたお菓子を買いました。
あとでお土産編で載せます。 -
修道院をかたどったお菓子の木型。
-
アインジーデルン修道院の外観。
スイス一の巡礼地 毎夕4時半から 聖歌隊のグレゴリオ賛歌合唱によるお祈りがあります by ElliEさん大修道院(アインジーデルン) 寺院・教会
-
修道院前の噴水から水が出ています。
お参りする人は、ぐるっと周りながらこの水を一口ずつ飲んでいるようでした。 -
周りにはお土産屋さんが並んでいます。
お土産の黒いマリア。 -
教会内部は撮影禁止なので絵葉書。
横の入り口から入って正面の祭壇へとすすみましたが、マリアさまはいらっしゃらない。
あれ?どこなの?って思ったら、入ってすぐのところに別の祭壇が設けられて、その中にいらっしゃいました。
金のバックが豪華で、マリア様も素晴らしいお召し物です。
洋服をたくさん持っていて時々お召しかえするんですって。
私が見た時は、金の衣装でした。 -
午後4時近くに来たのですが、4時半から Salve Regina (修道士たちのグレゴリオ聖歌合唱)があるというので、しばらく待ちました。
このことは大きく書いてはいなかったのですが、みんな知っているみたいで、時間が近づくと大きな聖堂は満員。
信者さんたちがほとんどのようなので、私たちは一番後ろに座っていました。
10人ほどの聖歌隊と数人の神父さんが入場。
前の祭壇から信者席に向かってお香を振りまかれた時は、信者ではない私にも神のご加護があったように感じ、感動しました。
そして聖歌隊の美しい歌声に心が洗われた気がします。
正面祭壇でのお祈りのあとには、黒い聖母子の前でも聖歌を捧げます。
この時間に来てほんとによかったわ〜。
Salve Reginaは、毎夕4時半から1時間ほどです。 -
感動の修道院を後にして、周囲をぐるっと回ってみます。
-
修道院の裏に広がる緑の牧草地。
スイスってどこでも牧草地があるのね。
っていうか、牧草地しかない・・・。
カナダの山は、人の手つかずの原野が多いけど、スイスはどんな高地へ行っても、緑があればそれは耕作された牧草地なんだなあ。
修道院の裏では馬や豚を飼っていました。 -
帰りは、来る時のメインの道じゃなくて、裏道を通りながら駅まで行きます。
-
どんなところにもこういうスイススタイルのおうちがあるのね〜。
帰りは、アインジーデルンからラッパーズビルまで直通で40分です。
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