2015/01/25 - 2015/01/29
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ysbj46vさん
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ツレと訪れたベトナム・ダナン市街の街ある記です。
その1の続きです。
ビンチュンプラザでひと休みした後に遅いランチを食べに向かうところから........
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
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-
目抜き通りのフンブオン通り沿いにそびえるビンチュンプラザを後にし、ちょっと遅い時間なのですがランチのお店を探します。
裏通りに入るとホンダのオートバイ店がありました。オートバイもそれを売る店も星の数ほどありそうなダナン市街ですが、こちらはメーカー直営なのかフランチャイズなのか、ホンダカラーの赤と白でコーディネートされたきれいなお店です。
市街の公共機関として路線バスはありますが、オートバイが多すぎてバスの存在を感じません。オートバイはクルマの数の10倍以上ありそうな路上分布です。メーカーはホンダ(のスクーター)がダントツに多い。人気が高いのは「ブレイド」や「リード」というモデルですね。経済が急速に豊かになっているせいか新しいタイプばかり。壊れたまま走っていたり汚れた状態のものはほとんどありません。 -
運転免許が取れる年齢以上の市民なら、二人に一人はオートバイ乗りなのでは?と思ってしまうほどオートバイであふれているダナン(ホーチミンやハノイほどではないでしょうが)。逆に、人口密集地なのに道を歩く人はまばらです。歩いているとヘルメット店を見つけました。ヘルメットは着用の義務があります(ノーヘルもけっこういますが)。オートバイの数が多いからヘルメットの種類もとても豊富です。
今回の旅行に来る前に、オートバイをレンタルして回ることも考えました。実際、そうしている外国人は多いようです。しかし、ベトナムの免許を持たないで乗ると違法になることや、慣れない右側通行、おまけに交通の激しさを考えてあきらめていました。 -
ビンチュンプラザから歩いて10分ぐらいでしょうか。目当てのコムガーを食べさせる、その名もQuan Com Ga A.HAI に着きました。
実はここでもちょっと迷いました。このお店は旅行者に人気が高いようですが、なにぶんにもダナンのガイド情報はまだ少ないんです(道に迷うのも楽しいのですが)。 -
コムガーはコム(米飯)とガー(鷄)でいわゆるチキンライス。お店によってスタイルは様々のようですが、こちらのものはご覧のように赤い焼き飯に揚げたチキンレッグがのっています。
チキンはとてもクリスピーで日本人に馴染みのある風味でとてもおいしい。塩気がしっかりついているからでしょうか、下のライスはさっぱりとした味です。けっこう食べ応えがあるので、少食の女性でライスの完食はちょっとたいへんかも。
店頭に掲げてあったメニューボードの中でコムガーにはいくつか種類がありました。これは一番人気らしく、地元ピープルも多くが食べていました。値段は40000ドン(約220円)です。ツレはこれと缶ビールでした。 -
Quan Com Ga A.HAIでのコムガー。私は揚げ鷄ではなく、蒸し鶏のものを注文しました。こちらはちょっと高くて48000ドン(約265円)。でも水しか飲まないのでツレよりは安く上がります(笑)。
蒸し鶏の味は日本の中華料理店で食べたことがあるような、こちらも馴染み深いおいしさ。揚げ鷄に比べるとさっぱりしているので、塩気が薄めのライスとはヘルシーなコンビネーションです。
ピーク時間を外してのランチだったので、すいていて助かりました。ピンポイントでお店に行くためには、あらかじめGoogleマップ等で通りの道などを調べておくことをおススメします。 -
コムガーでお腹いっぱいになった後は、ホテルに帰るシャトルバスがハン川沿いのインドシナ・リバーサイドタワーの裏から出発する時間までゆっくり散歩やお茶を楽しむことにします。
裏通りを歩いていると小学校がありました。校門の前では我が子を迎えに来たおびただしいオートバイが歩道までふさいでいます。興味本意で親御さんたちに混じって入ってみました。小さな子供たちの元気な声が校舎で囲まれた庭に響きます。
服装や髪型は日本の小学生と雰囲気一緒です。ただ不思議なのは、半袖でも寒くない時期なのにおしなべて長袖・長ズボン。スカートの女児は必ずタイツをはいています。朝夕、オートバイの送り迎えだからでしょうか? それともまだ衣替えの前だからでしょうか?(北部のハノイと違ってダナンには四季がないと聞きますが)
そういえば、オートバイに乗るオトナにも半袖・半ズボンはいません。たとえ足元はサンダルでも、男女とも必ず長袖・長ズボンで、女性の中には防寒性の高い厚手のジャケットを着ている人もいます。低速走行のスクーターでも事故を思えばそうした服装の方がよいのですが...。
このような風習についてご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいかんじです。 -
写真が小さくわかりづらくてスミマセン。小学校の校門付近の壁に交通標識のポスターがありました。日本のものと共通の絵柄がいくつもあります。道路がオートバイであふれかえっていますから、これはとても大切な教育ですね。
ここでふと思ったことがありました。オートバイが移動手段の主役で、交通量が慢性的に多く、よほど大きな交差点でなければ信号がないダナン市街。横断歩道では壊れて点灯しない信号機がいくつもありました。
ところがこの日、交通事故やその一歩手前のような危なっかしい風景には一度も遭遇しませんでした。一見してひどく無秩序な交通環境ですが、見えない秩序が人の意識の中にあるのでしょう。規則がなければ自衛の意識が芽生える。信号があるから止まる他力本願的判断ではなく、交差点だからいつでも自己責任という気持ちで注意して通る、という意識。通りの少ない小さな交差点でも無駄に信号を立ててしまう日本とは大きく違います。ダナンのラッシュアワーは意外に渋滞しないのかもしれません。 -
ハン川沿い。バクダン通りに面したインドシナ・リバーサイドタワーまで戻ってきました。正面にまたまたハイランズコーヒーがあったのでシャトルバスが来るまで迷わずコーヒータイムです。
コーヒーのドリップはいわゆるベトナム式。フランス統治時代のスタイルがずっと続いているとのこと。「ベトナムコーヒー」で検索すれば詳しいことがわかりますが、底に小さな穴が複数あいた薄い金属製の円筒形ドリッパーに挽いた豆を入れ、お湯を入れて落しぶたをして落ちるのを待ちます。針の穴をゆっくりと通るため、落ち切るのに時間がかかり、そのためか味はかなり濃いめです。豆の種類や煎り方の違いによるところもありそうです。
ベトナムコーヒーはここで紹介していないカフェでも飲みました。淹れ方はどこもほぼ同じです。詳しくないのですが、味は日本で飲む一般的なドリップコーヒーよりも(苦いような甘いような)深い独特のコクがあり、お店によっては「ブラック」と「ホワイト」があります。ブラックはそのままのストレート、ホワイトは底に沈められたコンデンスミルクをスプーンでかき混ぜてから飲みます。私はベトナムコーヒーがけっこう好きになりました。 -
そうして淹れられたハイランズコーヒーのホットです。手前がブラックなのですが、カップに半分ほどしか入っていません。でもこれがスタンダード。添えられたクッキーがお口直しにちょうどいい。値段はビンチュンプラザに入っていたお店と同じだったと思います。ブラックコーヒーで20000ドン(約110円)です。ちなみに奥のものはカフェオレだったかな。50000ドン超のスムージーほどではありませんが、コーヒーよりちょっと高額でした。好みではありますが、コーヒー好きにはなかなか魅力的な街ですよダナンは。
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ホリデースモーカー(?)の私はマイルドセブン(日本ではメビウスと名を変えています)の3mgを雑貨屋で30000ドン(約165円)で買いました。他にベトナムやアメリカのタバコもありましたが、よほど怪しいお店でなければ市街ではこのぐらいの値段のようです。ボラれてはかなわんとこの価格から値切る観光客もいるようですが、100円そこそこなのであまり気にすべきではないかと。
むしろ気にすべきなのは絵柄です。日本では表面の3分の1で喫煙のリスクを表示することになっていますが、こちらでは2分の1。しかも衝撃的な写真で訴えてきます。おかげで吸う本数は少なくなりました。
このようなカフェに限らず、飲食店はほとんどスモーキングOKなのがこちらの現状のようです。分煙もなされていません。タバコを吸わない人はツラい思いをするかもしれません。とはいえ、タバコを吸うベトナム人は極めて少ない印象です。カフェで吸っているのはヨーロッパや中国、韓国あたりからの観光客ばかりでした。
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