2014/11/18 - 2014/11/18
756位(同エリア1414件中)
カンゲンさん
電気ブランで有名な浅草の神谷バーの創業者である神谷伝兵衛は、「日本のワイン王』とも呼ばれてております。
千葉市の稲毛に大正7年に建てられ、当時としては珍しかった洋風建築の『旧神谷伝兵衛稲毛別荘』は現在、
「千葉市民ギャラリー・いなげ」として活用されています。
建設当時は、東京湾を見渡せる風光明媚な景勝地で多くの文人が訪れた稲毛の浜も、昭和30年代からの埋め立てにより
海を見ることは出来ませんが、隣接する浅間神社の境内を含めて市民の憩いの場になっております。
- 旅行の満足度
- 3.5
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国道14号線沿い、小さな駐車場の階段をあがると正面に「千葉市民ギャラリー・いなげ」
ここは旧別荘の隣にあった洋館を市民が自由に使用できるようにした施設。
元々は、ゲストハウスだったようです。 -
案内板
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手前が市民ギャラリー・いなげ、右奥が『旧神谷伝兵衛稲毛別荘』
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旧別荘の後方にはマンションが
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旧別荘
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中に入ってみます。
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1階広間は寄木張りの床
玄関を入った右手の部屋 -
1階で公開されているのはこの部屋だけです。
マントルピースもあります。 -
大正7年の竣工のようです。
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シャンデリアの吊り部分には、ワインにちなんだ「ブドウのモチーフ」が
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2階に上がってみます。
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階段上のシャンデリア
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2階は、和室になっております。
床柱はぶどうの木だそうです。 -
和室
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障子の桟も洒落ております。
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ここにもブドウの彫り物がありました。
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窓から見ると白砂の海だった所には高層マンションが
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電気ブランのポスターと神谷傳兵衛の写真
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板垣退助伯爵(↑)主催のワインパーティーの写真
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稲毛海水浴場の鳥瞰図
中央の緑色の区域が浅間神社で左の緑の海に近い場所が別荘のある所。 -
稲毛海岸の写真
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浅間神社に寄ってみました。
二の鳥居 -
国道14号線の反対側にある一の鳥居はかっては海の中にあったようです。
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本殿
稲毛浅間神社は、富士山信仰のお寺として大同三年(西暦808年)の鎮座とされる。稲毛浅間神社 寺・神社・教会
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浅間神社の二の鳥居の裏手に、清王朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑氏と浩夫人が新婚時代を過ごした木造の住宅が残っております。
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愛新覚羅溥傑仮寓
旧満州生まれの私は、ここに来ると溥傑氏の長女である慧生さんの天城山心中事件を思い出します。
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