友を訪ねて南インド、帰路にチョコット寄り道スリランカ（３／４・チェンナイ郊外）

2015/01/13 - 2015/01/20

チェンナイ二日目は、チョット郊外の２箇所の遺跡巡りに連れて行って貰いました。
どちらもチェンナイから７０ｋｍほど離れていて、ほぼ三角形状態になるらしい。
チェンナイ　→　カーンチープラム　→　マハーバリプラム　→　チェンナイ
と回ってきました。

写真はマハーバリプラムに在る、世界遺産の海岸寺院です。

エリア カーンチープラム(インド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェンナイ二日目は、チェンナイから７０ｋｍ程のカーンチプラムに在る、エーカンパラナータル寺院から観光開始。

この寺院、ヒンドゥーらしい門も立派でしたが、本堂内部の無数の石柱が見事です。

床にはこんな綺麗な模様が描かれています。

そしてこの石柱郡で回廊を形成していて一周できます。

回廊にはこんなリンガがいくつも飾って有りました。

こんなのを見ると、「遊園地でも行かれたのですか？」と言われそうですが。

これは何の像でしょうね。

この寺院でもう一つ有名なのが、中央のお堂の所に植えられているマンゴの木。
ここのマンゴは四つの味がするらしいです。
辛味、甘味、苦味、酸味だったかな。食べてないので分かりませんが。

こちらは沐浴池。

回廊に有った像と違い、インドにおける牛はやはり特別な存在みたい。

カーチンプラムの２箇所目の遺跡、カイラーサナータ寺院。
こちらは外部の彫刻が見応え有る寺院でした。

入口横の壁から既にこんな感じ。

全て彫刻が彫られていました。

そして内部に入ってもご覧のとおり。

一箇所拡大。

カーンチープラム３箇所目。
白亜のヒンドゥー式門（ゴープラム）が美しい、ワラダーラージャ寺院。

門を入って直ぐ右側に有る、石柱の立派なお堂。

最初に行ったエーカンパラナータル寺院よりだいぶ小型ですが、ここの石柱も凄いです。

こんなアクロバチックな物や、

一寸エロチックな物まで。

沐浴池も勿論有ります。
紅白の壁の奥に、行列ができているの分かりますか？

沐浴池を囲うように延々と続いています。

皆さん本堂にお参りに行く行列です。

そしてやっと本堂到着。
上半身裸で黒の腰巻を巻いた男性が居ますが、これが正装みたいです。この格好の人が大勢居ました。

後ろ側から見た正門も綺麗でした。

カーンチープラムの観光終えて、マハーバリプラムへまた７０ｋｍ程移動しました。
ここに有る、世界遺産を見る為にチケット売り場に行く途中で見た牛。
角を緑・赤で染めるのは何の意味でしょうか？

マハーバリプラムで最初に見たのが、世界遺産に登録されているファイブ・ラタと呼ばれる石彫寺院。
年代順に五つの寺院が並んでいるので、ファイブ･ラタと言うのだそうな。

こんな形状や、

こんな形状で、少しずつ変化していったのでしょうね。

それにしても、世界遺産というわりには皆さん大らか。日本だったら柵囲いしているかな？

でもここまですると、遊園地と勘違いしてるんじゃないかと思うけど、大人も容認みたい。

遺跡の保存状態を心配しながら、ファイブ・ラタを後にして灯台へ。

実際は灯台を目指して、その隣に聳えるこちらの塔へ、

将棋倒しにならないか心配しながら登りました。

到着したら、先ほど見た灯台はすぐ隣。

昼食後、海岸寺院へ。こちらも世界遺産に登録されています。

でもこちらも皆さん自由に登ってます。
ウィキペディアによると、”潮風や波浪による浸食作用により、損傷や崩壊が危ぶまれている。”らしいのだけど、人間による損壊が一番怖いような。

ここに彫られていた彫刻も見事でした。

海岸寺院を出て、バターボールへ向かう道。
”参道に出展した屋台と、お祭りを楽しむ人達”インド風って感じ。

そしてバターボールに到着。
坂の途中に止まっているこの巨石、ボールと命名されていますが、

反対側はこのように、包丁でスパッと切られたような。

それにしても、何でこの状態で転げ落ちないのでしょうね？

チェンナイ観光を終えて、大変お世話になった友人と別れてコロンボへ。

ハイデラバードは国内線でも喫煙室有ったからと、安心して入ったチェンナイ空港国際線ターミナル。しかし、ここは全面禁煙みたい。
精神的ショックに加え、冷房効き過ぎ。
機内が寒過ぎることは今までも有りましたが、初めてターミナル内で上着を着込んでしまった。寒い。