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<br />    「段々畑」のある島・・「鹿島」<br /><br /> ”鹿島”は、広島県の南部、倉橋島の南端にある小さな島である。呉駅からバスでおよそ1時間半、マイカーなら1時間くらいで行くことができる。<br /><br /> ここ鹿島には、農水省主催による「第6回美しい日本のむら景観コンテスト」で「だんだんばたけのピラミッド」として選ばれた経緯があり、2013年4月にはNHKの「海に生きる」というコーナーで、”瀬戸内アルバム 〜文次郎さんの段々畑(広島県鹿島)”というタイトルで紹介されたこともあることでも知られている。<br /><br /> 久しぶりに冬の瀬戸内を車で走り、”鹿島”を訪れてみることにした。<br /><br /> 鹿島(かしま)は、およそ300人の住民が暮らす島で、瀬戸内海のほぼ真ん中に浮かぶ周囲9キロほどの島である。かつては山の頂まで段々畑が続き、まさに“耕して天に至る”という光景が見られたが、今でもその面影を残している。<br /><br /> 鹿島は平地が少なく、山も急斜面で、花崗岩が風化した土壌のため、耕地に適していなかったので、石垣を築き農地にするほかなかったのだ。<br /><br /> この島では代々祖先から受け継いだ段々畑を耕し、農作物を栽培してきたのだ。<br /><br /> 海岸から手ごろな石を一個ずつ集めて、背負子でかつぎあげて石垣を築き段々畑を開いていったというから、そこには途方もない年月と労力が費やされたことになる。<br /><br /> これまで、国内外あちこちの棚田を見たことがあるが、石垣で築いた段々畑はあまり目にしたことがなかった。<br /><br /> 棚田と段々畑の違いは何だろうか?<br /><br /> 棚田は主に稲作中心の田んぼだが、段々畑は主に野菜や柑橘が多い。 <br /><br /> 倉橋島から鹿島大橋を渡り、海岸を走り行き止まりに「宮の口」という小さな漁港がある。<br /><br /> 集落の中を通りぬけると視野が広がり、見事な段々畑が見えてきた。「耕して天にいたる・・」という言葉があるように、高いところまでずーっと石垣が積み上げられている光景は何とも言えない。<br /><br /> よくぞ、ここまで石を積み上げたものだ! 先人の知恵と労力の結晶でもある。<br /><br /> この畑を耕し、野菜や柑橘栽培に励んでいる一人の老人と出会った。この老人こそあのNHK番組・瀬戸内アルバムに登場された石川文次郎さんである。<br /> 今年で御年90歳になる石川文次郎は、たった一人で今でも元気で農作業に励んでおられた。<br /><br /> 齢90歳になるとはいえ、文次郎さんはここ鹿島で段々畑を耕し、野菜を栽培し先祖が残してくれた段々畑を大切に守り続けているのである。<br /><br /><br /> NHK・・ 瀬戸内アルバム 〜文次郎さんの段々畑(広島県鹿島)〜 <br /><br /> 動画が見られますよ・・<br /> 

”鹿島の段々畑”を訪ねて・・・広島県倉橋町・・石川文次郎さんとの出会い!

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2015/01/18 - 2015/01/18

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    「段々畑」のある島・・「鹿島」

 ”鹿島”は、広島県の南部、倉橋島の南端にある小さな島である。呉駅からバスでおよそ1時間半、マイカーなら1時間くらいで行くことができる。

 ここ鹿島には、農水省主催による「第6回美しい日本のむら景観コンテスト」で「だんだんばたけのピラミッド」として選ばれた経緯があり、2013年4月にはNHKの「海に生きる」というコーナーで、”瀬戸内アルバム 〜文次郎さんの段々畑(広島県鹿島)”というタイトルで紹介されたこともあることでも知られている。

 久しぶりに冬の瀬戸内を車で走り、”鹿島”を訪れてみることにした。

 鹿島(かしま)は、およそ300人の住民が暮らす島で、瀬戸内海のほぼ真ん中に浮かぶ周囲9キロほどの島である。かつては山の頂まで段々畑が続き、まさに“耕して天に至る”という光景が見られたが、今でもその面影を残している。

 鹿島は平地が少なく、山も急斜面で、花崗岩が風化した土壌のため、耕地に適していなかったので、石垣を築き農地にするほかなかったのだ。

 この島では代々祖先から受け継いだ段々畑を耕し、農作物を栽培してきたのだ。

 海岸から手ごろな石を一個ずつ集めて、背負子でかつぎあげて石垣を築き段々畑を開いていったというから、そこには途方もない年月と労力が費やされたことになる。

 これまで、国内外あちこちの棚田を見たことがあるが、石垣で築いた段々畑はあまり目にしたことがなかった。

 棚田と段々畑の違いは何だろうか?

 棚田は主に稲作中心の田んぼだが、段々畑は主に野菜や柑橘が多い。 

 倉橋島から鹿島大橋を渡り、海岸を走り行き止まりに「宮の口」という小さな漁港がある。

 集落の中を通りぬけると視野が広がり、見事な段々畑が見えてきた。「耕して天にいたる・・」という言葉があるように、高いところまでずーっと石垣が積み上げられている光景は何とも言えない。

 よくぞ、ここまで石を積み上げたものだ! 先人の知恵と労力の結晶でもある。

 この畑を耕し、野菜や柑橘栽培に励んでいる一人の老人と出会った。この老人こそあのNHK番組・瀬戸内アルバムに登場された石川文次郎さんである。
 今年で御年90歳になる石川文次郎は、たった一人で今でも元気で農作業に励んでおられた。

 齢90歳になるとはいえ、文次郎さんはここ鹿島で段々畑を耕し、野菜を栽培し先祖が残してくれた段々畑を大切に守り続けているのである。


 NHK・・ 瀬戸内アルバム 〜文次郎さんの段々畑(広島県鹿島)〜

 動画が見られますよ・・
 

同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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