母を連れて雪のドイツ・チェコ　2.バイエルン国立歌劇場でバレエ「真夏の夜の夢」

2014/12/25 - 2014/12/25

この日のメイン・イベントはバイエルン国立バレエ団の「真夏の夜の夢」鑑賞。
真冬に「真夏の」夜の夢です。
「真夏の夜の夢」は7年前にドレスデンのゼンパーでも見ました。竹島さんの踊りが素晴らしかった。ドイツで人気の演目なのでしょうか？

今回の旅程は以下の通りです。
12/24　関空発フランクフルト
12/25　ICEでミュンヘンへ　National Theaterでバレエ鑑賞
12/26　夜、ガスタイクでベートーベン第９鑑賞
12/27　パッサウ観光　大聖堂で世界最大級のオルガンコンサート鑑賞　
　　　　その後レーゲンスブルクへ
12/28　レーゲンスブルク　大聖堂で少年合唱団の歌声が聴けるミサに参加　鉄道でプラハへ
12/29　ミュシャのスラブ叙事詩鑑賞、夜は国民劇場でバレエ「くるみ割り人形」鑑賞
12/30　バスでニュルンベルクへ、少し観光した後鉄道でビュルツブルクへ　夜コンサート鑑賞
12/31　午前中ビュルツブルク観光後フランクフルトへ　新年の花火鑑賞
1/1　マインツ観光　夜フランクフルト発関空へ

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミュンヘン行きICEは混んでいて空席を見つけるのも苦労しました。
この時期は、現地でもクリスマス休暇＋土日で5連休だからでしょうか。

チケットは事前にドイツ鉄道のHP
http://www.bahn.de/p_en/view/index.shtml で購入し、プリントアウトしていきました。
購入にあたって、こちら↓のページ
http://www.smarttraveljournal.info/2013/01/deutsche-bahn.html
を参考にさせてもらいました。すごく詳しく書いてあるので語学力に自身がない人でもこれを見ながらやれば購入できると思います。

電車はほぼ定刻通り（13:05)到着していたと思います。写真はミュンヘン駅構内

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

ホテルは中央駅から近く、バスタブ有りという条件で探して予約していきましたがちょっとがっかりなホテルでした。

母に申し訳なかったですが、母はというと前日のフランクフルトのホテルの部屋が少し寒かったのがよほど不満だったようで、「ここは暖かいから良い」と言ってました。そして窓から駅に出入りする人々が見えるのが気に入ったようでした。

遅くなったけどお昼でも食べに行こうか、とすぐにまたホテルを出ましたが駅構内のフードコートを見ているとなかなか美味しそう！とても繁盛して大勢の人が食べていました。

フードコートは座る席も見つからなかったのでテイクアウトしてホテルに戻って昼食。
1年半前、ドイツに2週間もいたのに食べそこねたドネルケバブ。美味しい！！
Chicken wingも美味しかった。

この日は18:00からのバレエのチケットを購入済み。
15:30頃ホテルを出てぶらぶら歩きながらとりあえずマリエン広場方面へ向かいました。
こちらはミュンヘン中央駅北側。あの茶色のでこぼこの建物はなんだろう、
調べてみるとOberlandesgericht München（自動翻訳したら「上級裁判所」ということでした）

中央駅前からシュッツェン通りを通ってマリエン広場へ向かいました。ここにスーパーReweの入り口も見つけたけど勿論開いてない。この通りはホテルやお店が建ち並びますがクリスマスのこの日、お店は全部closed!!でした。

通りの合間から大きな建物が見えました。Landgericht München（地方裁判所）

すぐにカールス広場の交差点に突き当たりました。横断歩道を渡ると

カールス広場 広場・公園

スケートリンクが出来ていました。こちらにはスケート初心者子供向けにこんな物があるんですね。かわいい。

ホットワインに心惹かれながらもこの時は飲まず、ここからノイハウザー通りに入りました。この通りも

オーバーポリンガー（高級ブランドが入るデパート）等お店がずらずらと並ぶショッピング街ですが1軒残らず全ての店がお休み。法律で決まっているとか。
閉店しているお店のウィンドーを見ながら歩いていると

オーバーポリンガー 百貨店・デパート

ミヒャエル教会。今日開いているのは教会ぐらい。入ってみました。
ここは以前に来た時にも入って、ガイドブックに記載されていた「ヴィッテルスバッハ家の墓」を探したけどどこにあるのかよくわからなかったので、今回もまた探しました。

聖ミヒャエル教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

祭壇右下にあるらしいのですがそれらしき物が見つからず、地下に降りていきそうな扉があったので押してみるとなんと外に出てしまう、というコントのような事もやってのけても諦めきれずまだ探したら･･･
やっとわかりました。床面の一部が、木になっているところがありました。多分、見学できる時はここが開いて地下に行けるんだろうなあ。ここにはルートヴィヒ2世の棺もあるらしいですが、この日は公開はしていないようでした。

16時を過ぎて薄暗くなってきて、店のライトアップが良い雰囲気です。

フラウエン教会に行ってみるとあの高い塔に工事中の幕がかけられていて、入り口も教会南側から入るようになっていました。
入るとコーラス隊の賛美歌が聞こえていました。今からミサが始まるところだったようでした。
「悪魔の足跡」の説明を母にして、少し後ろの方からミサが始まりそうな様子を拝見して教会を出ました。

フラウエン教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

ガレリア・カウホーフ（百貨店）のウィンドウはテディベアで有名なシュタイフのぬいぐるみ達でした。子供連れの家族がたくさん見てました。

ギャラリア カウフホーフ (ミュンヘン) 百貨店・デパート

そしてマリエン広場。新市庁舎です。

マリエン広場 広場・公園

ここでもクリスマスマーケットが23日までは行われていましたが、多分12/24の午前中まで。
12/25に訪れるとご覧の有様でした。

新市庁舎の中庭の方へ人が出入りしていたので私たちも入ってみました。
ゴシックの螺旋階段と、クリスマスツリー。
ツリーの横で人々が見ているのはキリスト生誕のジオラマ。

バレエを見た後にディナーをどこで食べようか、候補のラーツケラーとヴァイセス・ブロイハウスが営業しているのを確認して、16:55だったのでからくり時計を見ていこうとマリエン広場に戻ってきました。

ここは観光客が大勢いますが、自撮り棒率高し！韓国や日本だけでなく、今や世界的に自撮り棒ははやってるんですね。自撮り棒の事は流行に疎い私の母ですら知ってました。

毎正時からくり時計が動き出すはずなのでどんどん観光客が集まってきてみんな時計を見上げていました。
しかし・・・17時になっても・・・17:05になっても・・・一向に動きだしません。
なんで？からくり時計もクリスマス休暇？と思いましたが「毎正時」というのは私の勘違いでした。11:00、12:00と21:00のミュンヘン小僧のおやすみのあいさつ、1日3回のようです。

まだ開演には早いですが開いている所もないし、ディーナー通りを通って劇場へ向かいました。
開いていなくてもお店のウィンドウはキラキラ、良い雰囲気でした。

すぐにバイエルン国立歌劇場に到着しました。

バイエルン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

18時からの開演で、17:15頃劇場に到着しましたが既に入り口は開いていたのでチケットを見せて劇場内に入りました。

階段を登って

こんな素敵な空間を通り抜けて自分の席の入り口まで行きましたが、まだ座席（会場）までは開いていませんでした。とりあえずクロークにコートを預け劇場内をうろちょろ散策。

壁に今日の配役も掲示してありました。

この日のヘレナ役は河野舞衣さん。確か、数年前にローザンヌでグラン・パ・クラシックのvaを踊って喝采を浴びていた方ですよね？

そのうち会場のドアも開いたのでここでもチケットを見せて入場。
このチケットはバイエルン国立劇場のＨＰ
https://www.staatsoper.de/en/index.html
で予約、プリントアウトしていきました。
Schedule&Ticketstから希望の公演の「Tickets」をクリック、3ヶ月前からリクエストフォームに入力して送信する予約方法と、2ヶ月前からオンライン予約方法がありました。

リクエストフォームに入力して送信する方だと、希望の座席のカテゴリーの指定しか出来ないようでしたが、オンライン予約だと座席も選べたので私はオンライン予約をしました。

オンライン予約初日のかなり早い時間に予約しましたが既に売れている席もたくさんあったので、まあもちろん一般的に良い席をリクエストフォームでの予約の人で押さえて、その残りをオンライン予約で好きに選ぶということだと思います。

ただ、このサイトの座席を選ぶ画面は実際の座席の位置がわかりにくかったです。

「Berlin Concert」というサイトのシートマップの方がわかりやすかったのでこちらと見比べて席を選びました。
http://www.berlinoperatickets.com/events/en/24/Bavarian-State-Opera-Munich.html
希望の公演の「Seating Plan」をクリックしたらわかりやすいシートマップが表示されます。

Bravo!!　　拍手喝采でした。

バレエを楽しんだ後、ヴァイセス・ブロイハウスで晩ご飯を食べました。
とりあえずビールとルッス（ビールのレモネード割）。

http://www.weisses-brauhaus.de/
日本語国旗をクリックしたら日本語メニューが表示されます。

シュナイダーブロイハウス バー

きっと量が多いだろうからと「軽食」の中から炒め物とハンバーグを頼みましたがそれでもすごいボリューム！
しかも「炒め物」は日本語の説明を読んで頼んだにもかかわらずちょっと想像していた物と違って、次の日から「食べきれない量が、しかも予想と違う物がでてくるより食べたい物を指さして買った方が良いじゃない！」と母はテイクアウト食を好むようになってしまいました。

食後、Sバーンでマリエン広場からミュンヘン中央駅へ移動し、ホテルに戻りました。
駅から出ると雪が降っていました。