2014/12/30 - 2015/01/05
217位(同エリア1641件中)
ai♪さん
母親単身赴任中(!)の西安に、娘と夫が一緒にお正月を過ごそうと遠路やってきてくれました。
歴史好きの夫婦、好奇心の塊で海外旅行大好きな女の子の3人で過ごした西安。
子連れなので無理をせず、ゆったりと西安らしさを味わう一週間の旅行記のパート2です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
知り合いに会いに、西北大学へ。
西北大学の学食でランチをしました。
小さなお店がたくさん集まっていて、それぞれ特色のあるメニューを出しています。
試験中で学生が少なかったのですが、いつもはここが満杯になるとか。
(現金払いできませんので、普通の方は行っても食べれませんので注意!) -
カウンターの中で麺を打ち、すぐにゆでる。
お客が多かろうと作り置きはしないのが中国流のようです。
小麦粉の味が強い麺です。
安いのにおいしい究極のB級グルメ。 -
ランチの後は陝西省歴史博物館へ。
無料ながらパスポートを見せてチケットを受け取る必要があります。その列が長蛇でびっくりしましたが、すぐに流れて入ることができました。 -
ひつじ年なので(笑)。
-
唐のド派手なのじゃない、ちょっとユニークな漢代の鎮慕獣。
-
陝西省歴史博物館を閉館の5時までしっかり見たら、その前の道を西に向かって15分ほど歩くとデパートやレストランがたくさんあってにぎわっている小寨に出ます(地下鉄小塞駅もあります)。
小寨赛格というデパートの7階に海底捞という火鍋屋さんがあり、そこで夕食です。ここは地球の歩き方にも出ている火鍋店で、西安のあちこちに店がありますが、とにかく地元の人に人気。
とにもかくにも早めに行くのがおススメ。
5時半が目安です。
ただ、待ち時間も、お菓子や酸梅湯の無料サービス、トランプやボードゲームの提供、チャイルドルーム、さらにはネイルアートや靴磨きといったサービスまであって、待たせている間もいろいろと楽しませてくれるすごいお店です。
注文はiPadで、中国語・英語表示を切り替えながら注文しました。
従業員さんたちも大変感じがいいので◎。 -
麺を頼むと、テーブルの横で引き延ばすパフォーマンスをしてくれます。
娘大喜び♪
帰りに、娘に特別に?お土産を何人かの店員さんが持ってきてくださり(個人的にだと思います)、またまた娘はごきげんでした。 -
5日め
この日は兵馬俑に行きました。
知り合いの車に乗せてもらって、市内から約1時間半。
普通に行くなら、西安駅前からきれいなバスがたくさん出ていますのでそれで。
入場料は一人120元!小学校低学年の娘は無料でした。 -
私は9年ぶりの再訪でしたが、やはり圧巻ですね。
世界中からの観光客が集まっています。
ちなみに、この兵馬俑は基本建物の中での見学なので、冬の観光に向いているかもしれません。 -
建物の奥では修復作業中の兵馬俑も見ることができました。
当然出土時は土圧で破片となっているわけで、こういった作業で完成当時の姿によみがえるわけですね。 -
有名な跪射俑。
代表的な俑や出土遺物は展示ケースに入っています。 -
青銅器展示館。
発見された皇帝のための馬車のミニチュアです。
展示を見終わったら、お昼をとうに過ぎていたので、兵馬俑敷地内奥のレストランでランチしました。
大人48元のビュッフェ。
あまりお勧めしませんが、周りにも観光客相手のお店しかなさそうなのでここは我慢。 -
出口を出てくるといやがおうで土産物屋街をあるくことになります。
熊の毛皮を売ってたり、おもしろいんですけどね^^
私たちは兵馬俑に変身してみました。自分のカメラで撮影で、一人10元。 -
ここまでで十分、兵馬俑を堪能したのですが、肝心の始皇帝陵を見ていない!
9年前は時間がないとカットされたので、今回はやはり見ておきたい。
最近整備されて、秦園と呼ばれる区域になっています。
兵馬俑のチケットを持っていれば、無料バスで運んでくれます。
最初のチケットに入場料も含まれているようです。 -
さすがに疲れたので15元払って電動カートに乗ります。
なかなかのスピード。落ちないようにしっかりつかまってないといけません。
敷地内に二か所の展示館があり、発掘調査の様子が見れます。
一か所目は、裸体の俑が出土した所。力士や雑技をする人のかのうせいがあるとか。
二か所目は高位の文官の俑が出土した所とのことでした。 -
最後に始皇帝陵の正面に来ました。
小山のような大きな墳丘を見て感動。
まだまだ足元には未知の兵馬俑が埋まっているのかな〜。 -
始皇帝陵も見て、兵馬俑満喫!
もう日が落ちそうです。
夕日と始皇帝陵。
一路、市内へ帰り、この日は終了。 -
6日め。
翌日は朝から父娘は帰途なので、この日が実質最終日です。
午前中は西安市内の本屋さんへ。
歴史関係の本や美術書がそろっている本屋さんを教えてもらいました。
鐘楼から南西辺りにある粉巷という通りにある新旧書店。
その名の通り、1階に新本、地下が古本売り場でした。 -
中もレトロな雰囲気で、史記などの古い書物の他、書道の本や画集などもありました。
-
昼からは車を手配して(450元)、漢代の茂陵と茂陵博物館にいくことにしていました。
12時過ぎに出発して1時間ほどで到着。
漢の武帝のお墓です。唐代の陵墓のほうが大きいですが、そちらは山を利用して作っています。こちらは何もない平坦な場所に四角すいの陵墓がぼこぼことあるので、これはこれですごい景観です。
正面だけ見て帰る方も多いと思いますが、西側や北側には昔、この墳丘が囲われていたときの門の跡が残っているとのことで、真新しい整備された道を歩いて裏側まで行って戻ってきました。
茂陵と博物館(霍去病墓も)のセットで入場料大人60元、子ども30元です。 -
茂陵博物館は茂陵から車で10分ほど。
以前より大きくなって手前に庭園が造られていました。
これは中門をはいったところ。
奥に見える墳丘が将軍霍去病の墓。
上に見える楼閣も左側か裏側から登れます。 -
匈奴との闘いに名を馳せた将軍だけに、お墓の前には匈奴兵を踏みつけた馬の石刻が。
-
墳丘の周りにはいろいろな動物の石刻が展示されていました。
これは虎。 -
熊と人が組み合ってる浮彫の石。
飛鳥にある猿石なんかに通じる表現のような。 -
入り口わきの建物が博物館です。
-
展示品の目玉の一つ。銅のサイ。
金の馬も有名なのですが、展示室は撮影禁止の札を見つけて、撮影断念。
素晴らしいものが展示してあるのに、博物館は昔のままで、展示ケースもガラスが曇っていたりして見えにくいのが残念。 -
市内に戻って来て、中国での最後の晩餐は徳発長へ。
詳しくは口コミに譲ります。
身長120センチ以上は大人料金w
最低限の餃子宴だったみたいですが、それでも128元です。
日本語のできる店員さんがいてくれてよかったと、ここだけでは思いましたw
餃子の説明を聞くと聞かないとは大違いでしたので。 -
右側のがウサギの餃子。かわいい形なのに、山椒がきいていたので、娘は食べられませんでした。
-
美味しかったのはこの真珠餃子。
左下の真珠のように小さな餃子を鶏ガラの白濁したスープに入れて食べます。
則天武后も食べた、との説明でした。
いくつ食べると健康だとかお金持ちになるとか、そんな謂れもありました。 -
夜の鐘楼がきれいに見えます。
下はクリスマスマーケットが年を越しているのに絶賛営業中(笑)。
きれいだからいいかな。こうして最後の夜が更けていきました。 -
翌朝は11時のフライトでしたので、食事をして7時半にホテルを出ました。
市内のリムジンバス停留所が亡くなりましたので、タクシーで西梢門の空港商務飯店まで移動です。
タクシーがつかまるか不安でしたが、ホテルから出てくると待ってましたとばかりにタクシーに声をかけられました。
空港まで200元で行くよとうるさいうるさい。
友人が西梢門にいるから行かない!不要!と片言中国語で繰り返しました。
最終的には100元まで値が下がりましたが、バスで気楽に行く方がいいので毅然と車を降りましたw
リムジンバスもスムーズに走ってくれて、9時過ぎに空港に到着。
笑顔で二人は帰っていき、家族で過ごす正月休みが終わりました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
31