2014貴州省の旅　上海から鎮遠へ

2014/10/11 - 2014/10/12

普通のサラリーマンが２週間の休暇を取って、貴州省への一人旅。

本来なら、少数民族のお祭りで煌びやかな衣装を撮影し、きれいな写真がいっぱい。というところでしょうが、実際は１０月はどこの村も祭りはゼロ。何もありません。
それでもいい、いつか行きたい、と想いを馳せて数十年、貴州に行くことそのものが夢だったのですから。

ということですので、この旅行記を見ていただくとしたら、ああこれはいい！ぜひ行ってみたい、というのはあまりありません。
それよりも、ああ、こんなとこなんだとか、こうやって行けばいいのか、というようなある意味ガイド的なお役に立てればいいな、と思っています。
それでは。

エリア 凱里(中国)

上海浦東空港に着いたのはちょうど昼。
空港からバスで市内に着いたあとは、列車の出発１８時までに、切符の受け取りと銀行での両替を済ませます。

今回の旅行は、上海→貴州が列車、貴州→上海は飛行機にしました。
理由は、
・汽車にぼーっとひたすら乗ってるのが好き
・貴州で切符の手配をしようとすると、労力とリスクと時間が大きくなる
到着は鎮遠。とりあえず一番手前で降りてから西へ攻めて行こうという魂胆。紆余曲折はありましたが、無事切符を手に入れることが出来、さあ２４時間の列車の旅へ出発です。

上海での事前準備も終了。時間があったので、上海南駅の近くで腹ごしらえ。
羊肉串を求めてやってきました。
羅城路の新疆喀什烤肉王にて。

もちろん焼きたての羊肉串。１本５元。
味は最高。ただ、ビールがない。。。。ちゃんとしたイスラム料理の店は、お酒禁止なのを忘れてました。

仕方ないので、近くの別の店でラーメンをいただきました。

さあ、貴州へ。

缶ビールとともに列車の旅。最高です。

同室は、右の男の子とお母さん。そして杭州から左の女の子とおばあちゃんの２組だけ。おばあちゃんからおつまみに、栗とひじきの炒め物をいただき、飲み過ぎてしまいました。

朝ご飯は、車内販売のおかゆ。

男の子も女の子も朝に着いた駅で降りてしまいました。
写真の車掌さんとは全く関係ありません。

朝、ほとんどの人が降りてしまい、寝台車はほぼ貸し切り状態。

お昼。湖南省の類底のホームで駅弁を買う。

２０元、とちょっと高いが、味もボリュームも最高です。

窓外は何の変哲もない田舎の景色が、ひたすら続きます。

途中の駅。ほとんど人影なし。

湖南省環化駅で缶ビールと鶏ももを買う。ひたすら静かな列車の中で、美味しい酒とおつまみ。極楽です。

ほぼ２４時間乗ってましたが、ようやく鎮遠に到着。いよいよこれからが旅のはじまりです。