モロッコはうざい国なのか検証するその２

2014/12/27 - 2015/01/03

ネットで「世界三大うざい国」と検索すると、インド・エジプト・モロッコと出てきます。
客引きがうるさいとかぼったくるとかいう意味みたいですが、
スリランカやパキスタンに行った経験（自慢）をもとにどこまでこいつらをかわして気分よく観光できるかに挑戦です。

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

マラケシュ駅前にある王立劇場。
１０メートル歩くのに４人くらいに「ＴＡＸＩ？」て声をかけられました。

声をかけてきた奴からテキトーに選んで世界遺産ジャマ・エル・フナまで送ってもらう。
すごい喧噪です。

まず宿に向かいます。マラケシュでの宿はリアド・ビブティア。
メディナの中にあります。が、一人で宿にたどり着くのは絶対無理。
そこで地元の子供に「ここまで連れてけ」とお願い。
財布の中の小銭を全部チップに取られて宿に着きました。
「よく一人で来れたね」なんて言われながら、チェックイン待ちの間に初ミントティーです。

翌日の朝食。
オレンジジュースがマジ旨いっす。

この宿で飼っているネコ。
朝飯を食っている間まとわりついてきました。

実は昨日晩飯を食いにフナ広場に行こうとしたのですが曲がるところを間違えて、フナ広場にたどり着くのに２時間かかりました。本当はフナ広場から徒歩５分くらいで着くのですが、曲がり角を一つ間違えただけで全く違うところに行ってしまいます。
何とかフナ広場にたどり着いて、そして食ったのがラム。
呼び込みのオヤジが「ラム食うか？」って聞いてきたんで「ああいいよ」てな感じで席に着きました。
「どれ食う？脳ミソ食うか？」
いきなり脳ミソとはハードルが高いんで普通の部位（場所はよくわからん）を頼みました。
柔らかく煮込まれてたけど好きな味ではないな、ということで少し食って終了。
翌日街歩きに出発するときに改めてフナ広場から宿までの道を確認します。
またあの腹の立つガキどもに金をとられたくないんで。

このメディナを隅々まで歩いたという人でも、この写真はどのあたりで撮った写真かというのはわからないと思います。
巨大迷路の中に人が住んでいる、といったほうがぴったりくると思います。

フナ広場に出て、屋台でオレンジジュースを飲んで（うまかったですよ）、クトゥビア。
ここはマラケシュ旧市街の目印になります。

この通りにある、観光馬車（クチ）乗り場。馬糞臭い(笑)。

ここらあたり（クラブメッド周辺）を起点に当てもなく歩き回ります。

クトゥビア隣にある、昔の塔があった土台の部分。
なんでもメッカの方向に正しく向いていないとかで取り壊された跡のようです。

途中、病院などに迷い込みつつたどり着いたアグノウ門。
知らない街の中をぶらぶら歩いて、その土地の人々が生活している様子を見るだけで満足する私はここまで歩いてくるだけで大満足です。

これコウノトリでしょ？

このアグノウ門に巣を作っていっぱいいました。

その後再び旧市街に潜入し、スークをぶらぶら。でも何も買わない。
写真はムアッシンモスク。

しかしフナ広場はすごいっす。
コブラ使いが首に蛇をまこうとしてくるし、民俗音楽はなりまくってるし。
これが夜になると一大露店街になるんだから。
ところでスークを歩いているといろいろ声をかけられるけど、興味のないものはすべて無視してました。
だって異国にいて知り合いもいないはずの土地で自分に声を掛けてくるのなんて全部客引きだから。
ましてや言葉に自信がない人ならこれが一番の防御法と思います。

そして晩飯。
たくさんいた呼び込みの中で一番面白かった呼び込みをした店に決定(笑)。
クスクスを食います。
「ふーん、こんな味かぁ。」
まずくはないけど、進んでまた食おうとは思いませんでした。