2017/05/06 - 2017/05/24
174位(同エリア1022件中)
コージさん
19日間に渡ってモロッコを旅して来ました。
モロッコは二十年ほど前に一度訪れたことがあったのですが、フェズのメディナの雑然とした雰囲気が忘れられず、是非もう一度行ってみたいと思っていました。
前回はカサブランカ、ラバト、フェズ、マラケシュをツアーで回りましたが、今回はマラケシュ、アイト・ベン・ハッドゥ、メルズーガ砂丘、フェズ、メクネス、シャウエンを一部現地発着ツアーを利用して一人でまわって来ました。
マラケシュのフナ広場の活気のある雰囲気やアイト・ベン・ハッドゥの絶景も素晴らしかったですが、メルズーガ砂丘の幻想的な雰囲気はとても印象的でした。もともと一応行っとくか、くらいの軽い気持ちでしたが、機会があれば是非また砂漠を訪れてみたいと思いました。
5月 6日(土)羽田発、シャルルドゴール空港着、現地泊
5月 7日(日)オルリー空港発、マラケシュ着
5月 8日(月)マラケシュ市内散策
5月 9日(火)ツアー:アイト・ベン・ハッドゥへ移動
5月10日(水)ツアー:メルズーガ砂丘へ移動
5月11日(木)ツアー:フェズへ移動
5月12日(金)フェズ市内散策
5月13日(土)フェズ市内散策
5月14日(日)フェズ市内散策
5月15日(月)メクネス市内散策
5月16日(火)フェズ市内散策
5月17日(水)シャウエンへ移動
5月18日(木)シャウエン市内散策
5月19日(金)フェズへ移動
5月20日(土)フェズ市内散策
5月21日(日)フェズ市内散策
5月22日(月)フェズ市内散策
5月23日(火)フェズ発、パリ経由で帰国
5月24日(水)羽田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
マラケシュの宿は、フナ広場から徒歩3分のRiad Casa Sophiaで、一泊37ユーロでした。空港からタクシーでフナ広場に行き、宿に電話して迎えに来てもらいました。
今回、街に滞在する際は、宿は全て旧市街のリヤドにしました。水まわりなどのインフラにはやや難があったものの、価格が安い上にモロッコらしい雰囲気も楽しめました。
ただし、宿を選ぶ際には、タクシーでアクセス可能な広場などに近い所がお薦めです。メディナの奥深くに宿を取ると、外出するたびに迷路の中を彷徨い歩く恐れがあります。 -
部屋は狭いですが、一人なら充分です。エアコンも付いていましたが、リヤドの中は涼しいので、あまり必要はありませんでした。
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荷ほどきが終わると、フナ広場を横切ってクトゥビアに向かいました。途中の道に馬車がずらっと並んでいます。
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クトゥビアは塔の周りが公園になっているので、その辺りをしばらくぶらぶらしました。
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フナ広場は、笛を吹く蛇使いや太鼓を打ち鳴らす人、さらには、水売りが金属製のコップを鳴らす甲高い音が加わってがいて、一日中にぎやかです。ただ、昼間は屋台はほとんどやっていないので、特に見るべきものはありません。
夕方になったので、こちらのLe Grand Balcon du Cafe Glacierの屋上テラスにやって来ました。
宿のお兄さんにはCafe de Franceを薦められたのですが、行ってみると目の前にはパラボラアンテナがずらっと並んだ屋根が広がっていてイマイチだったので、こちらにしました。
ここは昼間は普通のカフェですが、夕方からはテラスの入口の冷蔵庫から自分で飲み物を出して、20DH払ってからテラスに出るというシステムになっていました。ここの飲み物はモロッコにしては良く冷えていたし、テラスは風が吹いて涼しいので、市内散策中の休憩所としてもお薦めです。 -
テラスからはフナ広場が一望できます。
日が暮れるにつれて、観光客が続々とやって来て、テラスはあっという間に満席になりました。 -
日没後は屋台がライトアップされ、雰囲気が盛り上がります。
この時は右側の空き地のようなところが工事中だったので、少し残念でしたが、それでも綺麗な夜景を楽しめました。 -
レストランです。
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こちらはジュースの屋台が並んでいます。
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翌朝は一階のロビーで朝食をとりました。
モロッコの宿の朝食はどこも遅く、ここは8:15からでしたが、中には9時からと言うところもありました。
朝早く出発したい場合は、ほとんどの宿では朝食はキャンセルになります。 -
マラケシュ滞在の醍醐味はフナ広場の夜店とメディナの散策だと思うのですが、メディナについてはフェズでたっぷり散策することにして、マラケシュでは名所を回ることにしました。
朝食をすませると、タクシーでマジョレル庭園に向かいました。
タクシーは、宿で目的地の言い方とおよその料金を聞いておきました。メーターではなく乗車時に料金を交渉するケースがほとんどで、運転手は2倍~3倍の値段を言うことがあるので注意が必要です。ちなみに、今回の旅行中ほとんどの場合10~20DHでした。
また、目的地が発音しにくい場合、メモを用意しておいて運転手に見せるのもとても有効でした。
マジョレル庭園は、竹林やサボテンの植わったこじんまりした庭園で、木陰を歩くので涼しくて快適でした。もっとも、モロッコっぽいところではないので、時間に余裕がなければわざわざ行かなくても良いかもしれません。 -
マジョレル庭園で1時間ほど過ごした後、メナラ庭園にやって来ました。
宿のお兄さんには、あそこは行かなくても良いよ、と言われましたが、確かに貯水池越しに雪を頂いたアトラス山脈が見える、と言うだけの場所でした。でも、今回の旅行中、雪を頂いたアトラス山脈が見えたのは、結局この時だけだったので、行って損はなかったかなと思います。 -
タクシーでフナ広場に戻ると、バヒア宮殿に行きました。
モロッコのイスラム建築は、中には入れないところが多いし、規模的にもそれほど大きくないので、建物を見ると言うよりは、メディナ散策のランドマークとしての意味合いの方が強いように思います。 -
お昼近くになったので一旦宿に帰って休憩することにしました。お昼過ぎから夕方まではとても暑いので、今回の旅行では出歩かずに宿で休むことにしていました。
マラケシュのメディナは、ロバや馬はあまりいなくて、そのかわり狭い道でもオートバイがビュンビュン走っています。 -
メディナの中は涼しくて快適です。
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メディナで見かけたスパイス屋さんです。
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こちらはお菓子屋さん。
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夕方になって、ベン・ユーセフ・マドラサにやって来ました。
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壁の装飾が見事です。
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この日の夕食はフナ広場に面したお店でラムのタジンを注文しました。このあとラムは何度か食べましたが、どれも臭みがなく美味しかったです。
タジンは、チキン、ビーフ、ラムがあります。肉と野菜が一度にとれてボリュームもあるし、変な癖もなくて日本人には馴染みやすい味だと思います。ただ、どこのお店で食べても味はほぼ同じなので、続くと飽きます。私はここから怒涛のタジン4連荘だったので、そのあとは2度と食べませんでした。
ちなみに、観光客向けのモロッコ料理のレストランでは、メニューは、タジン、ケバブ、クスクスの3種類しかないことが多く、食生活はかなり単調になってしまします。 -
モロッコ滞在3日目からは、現地の旅行会社Ksour Voyagesのツアーを利用してマラケシュからアイト・ベン・ハッドゥ、メルズーガを経由して2泊3日でフェズに向かいました。料金は、参加者が私一人だったので、約12万円と現地の物価を考えるととてつもなく高かったです。(モロッコの旅行会社では、参加人数によって料金が増減することが多いようです。)
最初はマラケシュからワルザザードまでバスで行って、アイト・ベン・ハッドゥまではタクシーで行く計画でした。その後メルズーガにも行って見たくなり、ワルザザードからメルズーガまたはエルフードまでのバスの時刻表をモロッコの国営バスCTMのサイトで探したのですが、見つけることができませんでした。また、メルズーガからフェズのバスについても判りませんでした。CTMのサイトの不具合だったのかも知れませんが、仕方ないので、この旅行社を利用することにしました。(後で判ったのですが、"Supratours"というバス会社が運行していました。)
この会社は日本人スタッフがいるので、申し込みや問い合わせなどで日本語対応が可能です。しかし、運転手兼ガイドとの会話は基本的に英語ですし、観光については運転手に丸投げしているだけで会社として特にルートを開発している訳ではないようでした。とにかく高いので、欧州系の会社と価格や内容を比較してみることをお薦めします。。 -
アイト・ベン・ハッドゥへはアトラス山脈を越えて向かいます。
アトラス山脈越え、と言うとなんだかロマンチックな響きがありますが、実際には荒涼とした景色が続くだけで、雪を頂いた山が見える訳でもなく、これと行った見せ場もありません。 -
アトラス山脈を越えると打ち捨てられたようなカスバに立ち寄りました。
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このカスバの内装は見事でした。私の目には、前の日に訪れたベン・ユーセフ・マドラサよりも綺麗に見えました。
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柱の彫刻も凝っています。
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カスバの近くでタジンの昼食をとった後、さらに道を進みます。砂漠に近づいていくので、ますます荒涼とした景色になっていきます。
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アイト・ベン・ハッドゥが見えて来ました。
すぐ近くの幹線道路沿いの丘の上に展望台があって、ここからの眺めが一番綺麗に見えるようです。ツアーなら必ず寄ると思いますが、個人旅行の場合、アイト・ベン・ハッドゥの駐車場から幹線道路に出て、その道を左に登っていくと10分位で展望台に到着します。 -
アイト・ベン・ハッドゥの駐車場は、トヨタのランドクルーザーでほぼ占拠されていました。
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駐車場から5分くらいでアイト・ベン・ハッドゥに着きました。途中で川を渡りましたが、ほとんど水は流れていませんでした。
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頂上からの眺めです。下から見上げると結構な高さに見えましたが、15分くらいで着きました。アイト・ベン・ハッドゥ自体はほぼ廃墟なので特に見るものもなく、ここにいたのは30分くらいでした。
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ツアーの元々のプランでは、この日はワルザザードに泊まることになっていたのですが、夕日に染まるアイト・ベン・ハッドゥを見たくて駐車場の目の前のホテル、La Kasbahに変更してもらいました。
質素なホテルですが、立地は最高でした。 -
再び展望台まで歩いて登り、待望の夕日に染まるアイト・ベン・ハッドゥを見ることができました。
私としては大満足でしたが、他にすることはないので、一般的にはここでの宿泊はお薦めできません。もっとも、ワルザザードの方がどれほど良いかは判りませんが.....。 -
翌朝はメルズーガに向けて出発しました。
また荒涼とした大地を進みます。 -
途中でトドラ渓谷に立ち寄りました。
渓谷とといっても300mくらい続いているだけなので、てくてく歩いているとすぐ終わってしまいます。
なお、こへくる途中でバラの谷として有名なダデス谷を通りましたが、バラ園やお店には寄らず通過しただけでした。 -
ティネリールの街を見下ろすテラスで昼食をとりました。
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今回、ツアーに参加した際の昼食と夕食はここまで全て、サラダとタジンでした。モロッコのサラダは葉物野菜は少なく、ジャガイモ、ニンジン、トマト、パプリカなどを刻んだものにオリーブオイルとお酢がかかったものが多かったです。量が多いのでお腹いっぱいになりました。生野菜は多少不安でしたが、お腹を壊すことはなかったです。
ここのサラダは珍しくマヨネーズが添えられていて、久しぶりに食べ慣れた味でホッとしました。 -
さらにメルズーガに向けて進んでいくと前方が埃っぽくなってきました。
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次第にあたりはすっかり砂嵐になり、車はその中を進んでいきます。また気温もグングン上がり、38度に達しました。ただ、とても乾燥しているせいか、不思議と汗はかきませんでした。
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朝7時半にアイト・ベン・ハッドゥを出発して4時頃にメルズーガ砂丘のすぐそばのホテルAuberge Cafe du Sudに到着しました。
車を降りてホテルに入る際、うっかりカメラを手に持って移動したら、カメラが砂まみれになってしまいました。幸い故障はしませんでしたが、しばらくの間はズームするたびにゴリゴリ音がしてました。 -
窓の外は猛烈な砂嵐です。
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このホテルは建物自体がカスバと同じように藁と土を混ぜたものでできています。内装のデザインも洒落ていてなかなか情緒があります。ただし、WiFiは使えませんでした。
本来であれば、ここからラクダに乗って1時間半ほどの砂漠のキャンプに滞在するはずでしたが、砂嵐の為、中止になりました。
このホテルは、コテージタイプになっている為、夕食をとりに行くにも砂嵐の中を通らねばなりませんでした。こういうこともあるので、ウインドブレーカーは必携です。 -
こちらはホテルのお兄さんです。私のカメラを見ると撮れ撮れってポーズを決めてくれました。スタッフは皆さんこのような服装で、接客態度も良かったです。
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このホテルの夕食は品数も豊富で、大変美味しかったです。
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砂漠のキャンプが中止になった代わりに、朝日を眺めにいくことになり、明朝6時にホテルを出ました。
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ラクダに乗って15分くらいで朝日を眺めるポイントに到着しました。他のホテルからも大勢集まっています。
ラクダは乗り降りする際に頭を下げお尻を上げた状態になるので、座席についているバーを握りしめて落ちないように体を支えるのが大変でした。
ラクダのツアーは、ホテルとは経営が別だそうですが、ホテルの前から毎日出発するのでホテルに頼めばアレンジしてくれると思います。 -
ラクダを降りてから少し砂丘を登るのですが、これがとても大変でした。雪道だと足が潜ってもいずれは止まるのですが、砂の場合それがないので少し登るだけでも何歩もかかりました。
そうこうするうちにご来光です。
砂漠のキャンプが中止になったのは残念ですが、朝日を拝めたので、少し救われました。なお、ガイドさんによると砂嵐による中止は良くあるそうです。 -
砂丘は幻想的な雰囲気です。
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ホテルに帰ると朝食をとりました。
モロッコのホテルの朝食はどこもそうでしたが、モロッコ風パンケーキとパンとバター、はちみつ、ジャム、コーヒーor紅茶、オレンジジュースに卵が1個か2個というもので、野菜、ハム、チーズの類はありませんでした。欧州資本のホテルは違うかもしれませんが.....。 -
フェズに向かう途中海抜2000mほどの高原地帯を通りました。砂漠とは打って変わってとても涼しく、羊が放牧されていました。
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途中の街で見かけたシュバシコウです。
ヨーロッパ発祥のお話で、コウノトリが赤ちゃんを運んで来るというのがありますが、ヨーロッパにはコウノトリはいないので、本当はこのシュバシコウです。
翼を広げると1.5mくらいの大きな鳥で、飛んでいる姿はなかなか見ごたえがあります。 -
フェズの宿、Ryad 53に到着しました。フェズに着いてからの詳しいことは、「フェズ、メクネス編」でお伝えしたいと思います。
これで、「マラケシュ、アイト・ベン・ハッドゥ、メルズーガ編」は終わりです。マラケシュのフナ広場の活気のある雰囲気やアイト・ベン・ハッドゥの絶景も素晴らしかったですが、メルズーガ砂丘の幻想的な雰囲気はとても印象的でした。もともと一応行っとくか、くらいの軽い気持ちでしたが、機会があれば是非また砂漠を訪れてみたいと思いました。
ここまで私の旅にお付き合い下さり、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- チョコさん 2017/07/30 21:12:33
- メルズーガ砂丘
- コージさん、初めまして。
モロッコ旅行記のひとつ目見せていただきました。
どの地域もそれぞれ素敵ですね!
私もモロッコ旅行を計画中ですが、8日間ぐらいで考えているので、どんなプランにするか悩み中です。
一番の目的が『メルズーガ砂丘』なので、素晴らしい写真と情報を知ることが出来ました!ありがとうございます。やはり絶景ですね!!砂嵐で砂漠でキャンプがキャンセルになることがあるのは困りますね。。私もプラン組む時によく考えます。
また続き読ませていただきますね!
- コージさん からの返信 2017/07/31 23:52:37
- ご覧下さり、ありがとうございます。
- 今回のモロッコ旅行で、最も印象に残ったのは、やはりメルズーガでした。
砂漠のキャンプがキャンセルになったのは残念でしたが、日の出を見ることができたので、とても満足できました。先日テレビで池上彰さんが言ってましたが、世界に砂漠は沢山あるけれど、砂丘が見事なのはサハラ沙漠とナミブ沙漠なんだそうです。
あと、シャウエンも素敵なところでした。私は2泊しましたが、1泊でも充分楽しめると思います。
旅行って、行ってる間が楽しいのはもちろんですが、計画を練ってる時もワクワクしてとっても楽しいですね。楽しい旅行記をお待ちしてます!
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