2014/12/28 - 2014/12/28
2位(同エリア13件中)
昆虫博士さん
熱帯の森と野生動物を見るため、中米のコスタリカに行ってきました。
8日目は、サラピキからカリブ海に面したトルトゲーロに移動し、トルトゲーロ村を散策しました。
トルトゲーロはカリブ海に面した熱帯雨林地帯で、カリブ海の海亀の重要な産卵地になっているため、国立公園に指定されています。トルトゲーロへは陸路で行くことはできず、水路もしくは空路で行くしかありません。今回は2泊3日のツアーに参加し、水路で行きました。水路での移動自体がジャングル・クルーズのようで、水鳥や猿を見ることができました。
トルトゲーロ村は ジャマイカ系黒人の子孫が暮らし、コスタリカの他の町とは違った雰囲気です。一本道しかない村ですが、こじんまりとして散策するにはよかったです。
夜には、ロッジの敷地内で、赤目ガエルを見ることができました。
■ コスタリカ 生物多様性&熱帯林 11泊12日 ■
1日目: 準備編, 往路, サンホセ着
http://4travel.jp/travelogue/10967421
2日目: サンホセ → ポアス火山 → タマリンド 海亀の産卵
http://4travel.jp/travelogue/10967424
3日目: タマリンド ビーチリゾート&サーフィン見学
http://4travel.jp/travelogue/10967465
4日目: タマリンド → モンテベルデ 雲霧林 夜行性動物の楽園
http://4travel.jp/travelogue/10967569
5日目: モンテベルデ 昆虫学者と虫探し 新種カミキリムシ発見
http://4travel.jp/travelogue/10967702
6日目: モンテベルデ コーヒー農園 → アレナル 温泉リゾート
http://4travel.jp/travelogue/10968027
7日目: アレナル → サラピキ 野生動物の宝庫 熱帯研究所
http://4travel.jp/travelogue/10968036
★8日目: サラピキ → トルトゲーロ 密林奥地の村&カリブ海
http://4travel.jp/travelogue/10968063
9日目: トルトゲーロ 猿と水鳥の楽園 ジャングル・クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/10968220
10日目: トルトゲーロ 海亀の孵化 → サンホセ
http://4travel.jp/travelogue/10968249
11日目: サン・ヘラルド・デ・ドータ 幻の鳥ケツァール → サンホセ 市内観光
http://4travel.jp/travelogue/10968267
12日目: 帰路, 総集編(自然保護区, 熱帯の野生動物)
http://4travel.jp/travelogue/10968955
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 船
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-
朝5時半に起床して、ラ・セルバ研究ステーション敷地内を散歩します。
研究ステーション内に泊まると、気軽に熱帯雨林を散歩できます。 -
早朝からトゥーカンがたくさん木に留まっています。
英名: Collared aracari
和名: ムナフチュウハシ (胸斑中嘴)
学名: Pteroglossus torquatus
分布: 南メキシコ〜パナマ
特徴: 中米の固有種、トゥーカンの1種、群れで生活 -
プエルト・ビエホ川(Rio Puerto Viejo)近くの木に、イグアナが寝ています。
英名: Green iguana
和名: グリーン・イグアナ
学名: Iguana iguana
分布: メキシコ〜南米
特徴: コスタリカ最大のトカゲ、オスは繁殖期にオレンジ色の婚姻色、水辺に住む、植物食 -
カンムリシャクケイが、朝からエサを探しています。
英名: Crested guan
和名: カンムリシャクケイ (冠舎久鶏)
学名: Penelope purpurascens
分布: メキシコ南部〜ベネズエラ
特徴: ホウカンチョウ(鳳冠鳥)の仲間 -
少しだけ熱帯雨林の中を歩きます。
ガイドなしで歩いても、動物を見つけるのは とても難しいことを実感。 -
森の中で唯一見つけたのは、昨日何匹も見たヤスデ。
このラ・セルバ研究ステーションは、このヤスデがたくさんいることで有名です。
英名: Large forest floor millipede (Python millipede)
和名: ヤスデ(馬陸)の1種
学名: Nyssodesmus python
分布: コスタリカ?
特徴: 腐植食性、ラ・セルバ研究ステーションでよく見られる -
部屋に戻ると、カエルが床にいました。
まだ若いカエルだと思いますが、調べても名前がわかりません。
庭に逃がしてあげました。
※ 種名を同定できる方、教えて下さい! 新種だったりして? -
6時50分に、お迎えのタクシーが到着です。
コスタリカのタクシーは赤色です。
鍵を返そうと思ったら、受付けは7時からで まだ開いていませんでした。
ちょうど朝食を取っていた研究ステーション所長をタクシー運転手が紹介してくれ、所長に鍵を返しました。 -
ラ・セルバ研究ステーションともお別れです。
1泊だけでしたが、合宿所のような環境で 熱帯雨林の中に身をおくことができました。
お勧めです。 -
トルトゲーロ国立公園への2泊3日のツアーに参加するため、集合場所に向かいます。
-
途中、スコールも降りました。
熱帯雨林の地域は 天候が猫の目のように変わるので、天気が悪くても気にしないでよいです。 -
チリポ川(Rio Chirripo)にかかる橋を渡ります。
濁流です。 -
集合場所のレストラン リオ・ダンタ (Restaurante Rio Danta)に、7時半に到着です。
ここは、今日からトルトゲーロで宿泊するマワンバ・ロッジが所有するレストランです。
ここでサンホセから来るツアーに合流します。 -
ランション・マットには、海亀の赤ちゃん、赤目ガエル、ヘビウ(アンヒンガ)が描かれています。
運良く、これからの2泊3日で この3種類全てを見ることができました。 -
朝食です。
卵料理はリクエストに応えて、その場で作ってくれます。
時間的にはラ・セルバ研究ステーションで朝食を取ることもできましたが、こちらにして正解でした。
サンホセからのツアー客がガイドとともに大型バスで到着です。
ガイドは “エリカ” で、今日から2泊3日ツアーガイドをしてくれます。 -
レストランの敷地内にはトレイルがあり、熱帯雨林の中を歩けます。
出発まで時間があるので、散歩します。
ハチドリが、地面でバタバタしています。
羽根を傷めたようです。
ハチドリは足で留まることはできますが、歩くことはできません。
かわいそうなのですが、どうしようもありません。
モルフォ蝶が林縁をひらひら飛んでいましたが、写真には撮れませんでした。 -
ダンタ川(Rio Danta)にかかる橋を渡り、熱帯雨林に入ります。
-
小さいキノコ。
-
トレイル・マップがないので、迷わないうちに引き返します。
-
大型バスに乗り、トルトゲーロへの船が出る船着場に向かいます。
右に見えるのは、線路です。
太平洋(プンタアレナス)とカリブ海(リモン)を結ぶ鉄道が1910年に開通し、コスタリカの発展に寄与しました。
現在は、サンホセ近郊の短距離しか運行していないようです。 -
バナナ畑。
-
未舗装の道でガタガタです。
道路の整備は地方政府に任されていて、税収が少ないところは 道路の舗装まで手が回らないとのことです。 -
袋のようなものが、木の枝からぶら下がっています。
これは、オオツリスドリ(大吊り巣鳥、Montezuma oropendola)の巣で、上手に草木で編まれています。
トルトゲーロのロッジに実物の巣が飾ってありました。
鳥が編んだとは思えないほど、上手に編みこまれていました。
■ 関連旅行記 ■
9日目: トルトゲーロ 猿と水鳥の楽園 ジャングル・クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/10968220 -
船着場のパボナ(La Pavona)に11時前に到着です。
トルトゲーロに行く人たちを乗せたバスがたくさん来ています。
このバスには、コスタリカのシンボルである赤目ガエルや矢毒ガエルが描かれています。 -
まずは、荷物だけを荷物専用のボートに載せます。
ここから先は、ボートでトルトゲーロに向かいます。
トルトゲーロへの移動は陸路では行けず、水路か空路になります。 -
荷物を預けた後に、トイレ休憩。
トイレは有料で、1ドルまたは500コロンです。
トイレだけで、けっこうな現金収入になっているはずです。 -
この小さいボートでトルトゲーロに向かいます。
イギリス人一家と日本人カップル2組と一緒でした。 -
船着場を出発です。
トルトゲーロでの宿泊ロッジごとにボートが並んでいます。 -
川を下って行きます。
両岸には熱帯雨林や牧草地が広がります。 -
荷物専用ボートが追い抜かして行きます。
-
水鳥がたくさんいます。
この鷺はトルトゲーロで特によく見ました。
英名: Snowy Egret
和名: ユキコサギ (雪小鷺)
学名: Egretta thula
分布: アメリカ南部〜中南米全域
特徴: くちばしが黒色、肉食(魚、甲殻類、昆虫) -
放牧されている牛。
-
キャプテンが何か見つけたらしく、ゆっくり目的の場所に近づきます。
何がいるか、わかりますか? -
コウモリが一列縦隊になって、眠っています。
英名: Proboscis bat (Sharp-nosed bat, Brazilian long-nosed bat, River bat)
和名: ハナナガサシオコウモリ (鼻長挿尾蝙蝠)
学名: Rhynchonycteris naso
分布: メキシコ南部〜アマゾン流域
特徴: 背中に2本の白いジグザグ線、腕にも縞模様、ハーレムを形成(オス1匹、メス数匹)、夜行性、昼間は一列に並んで眠る、エコロケーションを用いて昆虫を食べる -
タイランチョウ(太蘭鳥, Flycatcher)の仲間だと思いますが、遠くて同定できません。
-
グリーン・イグアナです。
この時期、成熟したオスは婚姻色のオレンジ色になっているので、メスか若いオスのどちらかです。
メスと若いオスの鑑別は、ガイドでも困難とのことです。
英名: Green iguana
和名: グリーン・イグアナ
学名: Iguana iguana
分布: メキシコ〜南米
特徴: コスタリカ最大のトカゲ、オスは繁殖期にオレンジ色の婚姻色、水辺に住む、植物食 -
カリブ海側に下るにつれて、川幅が広くなってきました。
-
トルトゲーロのロッジからの帰りのボートも次々に来ます。
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カナダでも見かけるアオサギがいます。
英名: Great Blue Heron
和名: オオアオサギ (大青鷺)
学名: Ardea herodias
分布: カナダ〜中米全域
特徴: 肉食(魚、甲殻類、昆虫) -
トルトゲーロ運河に入りました。
ボートもスピードを上げます。 -
キャプテンが猿を見つけてくれました。
英名: Mantled howler
和名: マントホエザル (マント吠え猿)
学名: Alouatta palliata
分布: メキシコ南部〜コロンビア・エクアドルの海岸沿い
特徴: 中米の固有種、背中の毛が茶色で長いので“マント”の名、昼行性、樹上性、群れで生活、オスは明け方と夕暮れに大音量の遠吠え -
ここには、グリーン・イグアナ。
オレンジの婚姻色を呈しているので、オスです。 -
カモメのような鳥が並んでいます。
英名: Royal tern
和名: アメリカオオアジサシ (亜米利加大鯵刺)
学名: Thalasseus maximus
分布: 南北アメリカ沿岸、アフリカ東海岸
特徴: 繁殖期には目から上の頭全体が黒い羽になる -
宿泊するロッジが見えてきました。
-
12時半に、マワンバ・ロッジ(Mawamba Lodge)に到着です。
今日から2泊します。 -
まずは、ウェルカム・ドリンク。
-
ロッジ職員の挨拶があります。
その後、鍵を配ってくれます。 -
部屋は49号室。
-
案内標識がトゥーカンとコンゴウインコで、かわいいです。
-
今日から2泊する部屋です。
ベッドが4つあるのに、驚きました。
とても質素ですが、ジャングルの奥地なので これで十分です。 -
昼食を食べに、食堂に向かいます。
ホテル内に飾られているアート。
鉄道建設のためにジャマイカ系黒人が連れてこられたため、カリブ海沿いの町には黒人がいます。 -
プールもあります。
後で泳ぎました。 -
カエル園(Ranario)がプールの横にあります。
ここでは、アカメアマガエルが自然繁殖しています。
カエルは夜行性なので、夜に来ることにします。 -
昼食です。
メインの料理は列に並んで、従業員から受け取ります。
サラダ、果物、飲み物、デザートなどは各自で取りにいけます。
アルコールは別料金です。
席はガイドごとに指定された席に座ります。
年末のため、満員でした。 -
カス(Cas)という果物のジュース。
カスは和名コスタリカ・バンジロウ、英名コスタリカ・グアバ(Costa Rican Guava)と呼ばれるグアバの仲間です。
その実を茹でて、砂糖を加えてジュースにします。
味は、洋梨ジュースに似ています。
とても気に入りました!
※ スペイン語のアホ、バカ、カス
アホ(Ajo): にんにく
バカ(Baca): 牛
カス(Cas): コスタリカ・グアバ -
昼食は、魚のフライ、ラザニア、マッシュポテト。
ジャングルの奥地で、このようなものが食べられるのは、ありがたいことです。 -
ホテルに面したカリブ海を見に行きます。
カリブ海なのですが、危険なので泳ぐのは禁止されています。
マワンバ・ロッジの良いところは、カリブ海に面していることです。
最終日の早朝に、海亀の孵化が見れました。
トルトゲーロの多くのロッジはカリブ海には面しておらず、ツアーもないため、海亀の孵化が見れません。 -
カリブ海のイメージとは全く違う、荒々しい海です。
そして、青い海ではなく、茶色の海です。
遊泳禁止なのも納得です。
この場所は国立公園外ですが、海亀はこのあたりにも産卵します。
実際、トルトゲーロ最終日に孵化した海亀を見ることができました。
■ 関連旅行記 ■
10日目: トルトゲーロ 海亀の孵化 → サンホセ
http://4travel.jp/travelogue/10968249 -
グリーン・イグアナが我が物顔で、ホテルの敷地内を のっしのっしと歩いています。
オレンジ色のイグアナは、婚姻色を呈したオス。 -
午後3時から、トルトゲーロの村にボートで行きます。
帰りは、各自歩いて帰ってきます。 -
ボートで5分くらいのところにトルトゲーロ村(Village of Tortuguero)があります。
ここでも、トゥーカンとコンゴウインコのモニュメントがお出迎え。 -
トルトゲーロ村の小学校です。
環境教育をしているとガイドが言っていましたが、ゴミがけっこう落ちています。 -
海岸には、ヤシの実売り。
1つ2ドル(1,000コロン)と、タマリンドの2倍の値段でした。
1つ買いました。 -
トルトゲーロ村を散歩します。
一本道なので迷うことはありません。
この村の人口は1,200人程度で、多くの住民が観光に関わっているとのことです。
今までのコスタリカの町とこの村が違うことは、住民に黒人が多いことです。
その昔、鉄道労働者として、ジャマイカから連れて来られました。
黒人は内陸部への移動が禁じられていたため、今でもカリブ海側の町は黒人が住んでいます。
他にも、中国系の住民もいて、驚きました。
彼らも、鉄道労働者として連れて来られました。
黒人も中国人も現在は “鉄道労働者” と称していますが、実際には奴隷のような扱いだったようです。 -
観光客が歩くすぐ横に洗濯物が干してあります。
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軒先には見たことがない花。
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小さな村ですが、教会もあります。
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そして、警察署も。
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公園の木の周りで観光客が写真を撮っていたので、行ってみるとトゥーカンでした。
サラピキで何回か見た鳥です。
英名: Collared aracari
和名: ムナフチュウハシ (胸斑中嘴)
学名: Pteroglossus torquatus
分布: 南メキシコ〜パナマ
特徴: 中米の固有種、トゥーカンの1種、群れで生活 -
水色のきれいな鳥が、果物店の近くに来ています。
英名: Blue-gray Tanager
和名: ソライロフウキンチョウ (空色風琴鳥)
学名: Thraupis episcopus
分布: メキシコ南部〜アマゾン川流域
特徴: 人の居住地近くで繁殖 -
お土産物屋が軒を連ねます。
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海亀やハチドリをデザインしたパレオ。
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一本道をどんどん歩きます。
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旅行業者もいくつかあります。
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素朴な食料品店もあります。
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トルトゲーロ村の一本道の一番先が、トルトゲーロ国立公園(Parque Nacional Tortuguero)の敷地内になります。
午後4時で閉館のようで、職員がちょうど扉を閉めていました。
トルトゲーロ国立公園は、運河をボートで移動し、動物観察をすることが主流です。
しかし、この先の敷地内には熱帯雨林の中を歩けるトレイルもあります。トルトゥゲロ国立公園 国立公園
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庶民の家。
雨が多いためか、少し高床になっています。 -
サッカーに興じる子どもたち。
子どもたちも黒人系が多いです。 -
すごく小さな黄色い鳥がいます。
英名: Common tody-flycatcher
和名: ハシナガタイランチョウ (嘴長太蘭鳥)
学名: Todirostrum cinereum
分布: メキシコ南部〜ブラジル
特徴: とても小さい(体長10センチ前後) -
電線の上にも、黄色い鳥。
英名: Tropical Kingbird
和名: オリーブタイランチヨウ (オリーブ大蘭鳥)
学名: Tyrannus melancholicus
分布: アメリカ南部〜アルゼンチン
特徴: コスタリカでよく見られる鳥の1つ、尾の先が凹 -
モルフォ蝶がいます。
羽はボロボロで、満身創痍です。
枯れた葉っぱに留まって微動だにしないので、誰かが絵を描いたのだろうと通りがかった観光客と話していました。
すると、動き出し、ヒラヒラ飛んで行ったので、本物とわかりました。
英名: Blue morpho
和名: モルフォ蝶の1種
学名: Morpho helenor
分布: メキシコ〜アルゼンチン
特徴: 羽の表側(表翅)の青色は構造色、羽の裏側(裏翅)に7つの目玉模様(眼状紋)、表翅と裏翅の変化で敵を驚かす、たくさんの亜種あり
宿泊しているロッジに蝶園があり、モルフォ蝶もたくさんいました。
■ 関連旅行記 ■
9日目: トルトゲーロ 猿と水鳥の楽園 ジャングル・クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/10968220 -
屋根の上に落ちた果物をキツツキがつついています。
英名: Black-cheeked Woodpecker
和名: ホオグロミヤビゲラ (頬黒雅啄木鳥)
学名: Melanerpes pucherani
分布: メキシコ南部〜エクアドル西部
特徴: 主に果物を食べる -
トルトゲーロ村からマワンバ・ロッジに歩いて戻ります。
途中にあるウミガメ保護センター(Sea Turtle Conservancy)に入ります。
入館料は、年齢に関係なく1人 2ドルです。 -
海亀の顔ハメ看板。
素朴ですね。 -
ここトルトゲーロは、カリブ海中の海亀が産卵に集まる重要な場所です。
“トルトゲーロ” という言葉じたい、“海亀のいる場所” という意味です。
この産卵地を保護するために、1975年にトルトゲーロ国立公園が制定されました。 -
アオウミガメの実物大模型です。
トルトゲーロにはたくさんの種類の海亀が産卵のために上陸しますが、最も多いのがアオウミガメです。
この保護センターでは、海亀や卵を密猟する人がいないか監視をしたり、産卵のために上陸した海亀にタグを付けて観察したりしています。
今は産卵の時期が終わったので、研究者やボランティアはほとんどいないとのことです。 -
海亀の卵のうち、大人になれるは1,000個に1個とのことです。
海亀の産卵はタマリンドで見ることができました。
■ 参考旅行記 ■
2日目: サンホセ → ポアス火山 → タマリンド 海亀の産卵
http://4travel.jp/travelogue/10967424 -
売店のマグカップ。
-
20分ほどのビデオも上映されています (英語のみ)。
クレー・フリック博士(Dr. H. Clay Frick II)がトルトゲーロの重要性に気付き、ここに海亀保護団体を作りました。
このトルトゲーロが国立公園に指定されたのも、彼の尽力があってのことです。 -
ロッジまで戻って来ました。
夕方5時に日没です。 -
暗くなってから、プールの横のカエル園に行ってみました。
プール横のカエル園では、コスタリカを代表する動物の1つ 赤目ガエルが自然繁殖しています。
すると、赤目ガエルがいました!
目がまだ完全には赤くないので、若い個体かも知れません。
英名: Red-eyed tree frog
和名: アカメアマガエル (赤目雨蛙)
学名: Agalychnis callidryas
分布: メキシコ南部〜パナマ
特徴: 中米の固有種、虹彩が赤く捕食者を驚かせる -
そして、葉の裏には、アカメアマガエルの卵を見つけました。
プルンプルンとしたゼリー状です。
孵化すると、幼生は下にある水場に落ちます。 -
赤ちゃんガエルも見つけました。
アカメアマガエルだと思います。 -
赤目ガエルの他にも、牛ガエルがじっとしています。
英名: Smoky jungle frog
和名(私の命名): チュウベイウシガエル (中米牛蛙)
学名: Leptodactylus savagei
分布: ホンジュラス〜コロンビア
特徴: 中米の固有種、コスタリカ最大のカエル、夜行性、陸生、ナンベイウシガエル(L. pentadactylus)から2005年に分離された種 -
夜7時半から夕食です。
昼と似たような料理です。
夜はデザートがありました。
ジャングル・クルーズのようなボートでの移動、カリブ海っぽいトルトゲーロ村、赤目カエルの観察など楽しめました。
翌日は、ジャングル・クルーズで、猿や水鳥をたくさん見ました↓
http://4travel.jp/travelogue/10968220
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