2015/01/01 - 2015/01/03
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healthyaさん
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知人の不幸をきっかけに2015年から積極的に旅行に行こうと決めました。
まずは毎年「無駄に過ごしている正月三日間をどうする?」か考えているときに、阪急交通社の正月でも通常価格でツアーに参加できる素晴らしいプランを発見しました。
● 移動もラクラク往復新幹線利用!
● 感動世界遺産の島 あったか南九州 屋久島と知覧・指宿・熊本城の旅3日間
● 安心の添乗員同行
● 年末年始でも同料金
● 宿泊はレム鹿児島 朝食付き
● 屋久杉ランド・熊本城・指宿の砂むし 料金込!
● 高速船 トッピー代16700円込
即申込ました。
結論としては正月三が日を無駄にせず大成功なのですが、最初からハプニングの連続でした。
こういうツアーがあれば再度参加したいです。ただし、正月とお盆は除いて・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
ツアーの集合時間が出発の1週間前まで分からないとのことで、念のために前日の12月31日に広島駅の新幹線口にホテルを取っておきました。
これは大正解でした。翌日は東北地方で10年に一度の大雪になりそうということで遠く離れた広島でも前日の31日の夜から吹雪いていました。
後日、この稀な大寒波はツアーにも大きく影響します。
ホテルは東横イン新幹線口 以前、違法改造で何かと報道されていたので、名前だけは知っていましたが、宿泊してみると、清潔で従業員も感じもよく、ネットは高速でつながり、チェックイン時に年越ソバとしてカップ麺までくれました。 -
ツアーのチラシには往復新幹線利用をかなり強調してあり
・・・・実際に往復乗るのですが
3日間のうち新幹線は片道1時間程度でツアー期間の朝から夜までのほとんどの時間はこのバスで移動します。こちらが移動手段の「主役」です。
私にはそれほど大した問題ではないのですが
この会社のパンフレットを理解するには、それなりのコツがいりそうです。
まず広島から小倉まで新幹線で行き、小倉から鹿児島までバスで移動です。
途中、熊本城へ寄ります。 -
まず熊本城近辺で隣接の護国神社への初詣参拝客の大渋滞に巻き込まれます。
城の手前で1時間近く待たされ、ようやく城の隣の城彩苑にバスは止まります。
ここ城彩苑には熊本城をよく理解できるための施設「湧々座」と写真のような土産物屋や飲食店があります。
この日、1月1日は熊本城と城彩苑の湧々座の入館料が無料でした(合計800円)
湧々座では熊本城や関わる歴史について学べ、衣装や道具と一緒の写真撮影ができたりします。日本史好きには楽しい施設かもしれません。
最初は城も湧々座も無料でラッキーって思ってたのですが「無料」と「初詣」で人が多く、寒いし休憩に座るところも見つからないし・・・だんだんつらくなりました。
ここ城彩苑では「ホットワイン」を飲みましたが、店員さんが今日はホットワインがすごく売れると言っていました。本当・・・寒かったですから。
この時間帯に飲むアルコールはよく効きました。妙にフワフワと楽しい気持ちで土産物を見るのは楽しいです。このことに味をしめて、以降、土産物屋で焼酎の試飲は可能な限りトライしました。
観光地でアルコールをチョビット・・・このツアーの収穫の一つでした。 -
城彩苑から歩いても直ぐ位置に熊本城があります。この日は冷たい強い風が吹き荒れる日で、砂地では目をあけることができないほどでした。
天守閣まで一応上りましたが、寒くて寒くて・・・・早めに切り上げてバスに戻りました。
城好きな方には熊本城を高ポイントとする方が結構いるみたいです。(私の友人もそうですが)
私には見るポイントが解りません。 -
予定通り夕方7時ころ鹿児島市内にあるホテルに到着して、即、近くの居酒屋で新年会の予定でしたが、1月1日はホテルのある繁華街でも開いている飲食店が少ないです。
地元料理の得意な居酒屋を探すのはあきらめて、ホテル近所にあるブラック企業のイメージの強い「ワタミ」で新年会となりました。
今回の旅行で「その評判」のために今まで心のどこかで避けていた「旅行会社」「ホテル」「居酒屋」と縁ができてしまいました。
結果としては、全て私にはOKでした。つまり、今後の選択肢が増えたことになります。 -
翌日1月2日は楽しみにしていた屋久島へ行きます。
この高速艇トッピーに乗り2時間後に屋久島到着です。
その後、屋久杉ランドへ行き、紀元杉を見て・・・昼食はトビウオ料理を食べてという予定です。
船に2時間乗るのは2003年のオーストラリアのケアンズ以来ですので酔わないかどうか多少の心配はありました。 -
日本を襲った稀な強い寒波の影響で風が強く、どうやら船はかなり揺れたようでした。
「ようでした」というのは、私は船に打ちつける波の衝撃や船の底が波を叩きつけるのが楽しくて・・・・でもトイレだけは大変でした・・・体が安定できないですから。
帰りにはおさまるでしょうという事でしたが、帰りはさらに大きく揺れました。 -
屋久島からは地元のバス会社のバスとガイドがつきます。
古いバスです・・・ガイドさんはベテランという感じでした。
ここでもハプニングが起きます。本来なら屋久杉ランドへ行くのですが、山の途中からの道路が雪のために通行止となり、屋久杉ランド行きは中止となったのです。
ツアー客からは不満の雰囲気が隠せません。
「何をしにわざわざここまで来たのか」とか
通行止めでなく「このボロバスに雪の準備がないからだろう?」とか
「前日からわかってただろう?」とか話し声が聞こえます。
私は「仕方がない」と思っています。この日に屋久杉ランドに行けなかったのは残念でしたが、この前日のツアーのグループは強風で高速艇トッピーが運行できずに屋久島にすら渡れなかったのですから。 -
コースを変更して、この「屋久島大社」からスタートとなりました。
この神社は地元の恵命我神散という胃薬のメーカーが建てた新しい神社ですが、神社庁公認の神社を所有している会社は唯一ここだけだそうです。
続いて「屋久杉自然館」で屋久杉と一般の杉の違いを学び屋久杉への興味が高まりました。
遠くない内に地元ガイドと縄文杉に行きたいと思っています。
今回はその下見という位置付けの旅行になるなと、自然館で思いました。 -
「杉匠」というお店の2階で屋久島名物のトビウオ御膳
ここでは屋久杉を使った家具も販売しています。私より「もっともっと昔の人達」なら欲しがるかも?と思いながら店内をみてまわりました。
後日、元屋久島好きタクシー運転手から聞いた話では今は金持ちな中国人が買うそうです。
肝心のトビウオ御膳ですが、トビウオは身がコロコロとれて食べやすかったですが味については個性を感じませんでした。話のネタにはよいですが1,000円としては・・・でした。
しかしながら、よーく見てください、マル揚げのトビウオ以外の素材を!・・・・でしょ?今後も私と同じ思いをする人が出続けることが悲しいです。 -
こんなに晴れた日に山の上部は雪で道路が通行禁止なんて・・・
写真は「千尋の滝(せんひろ)」で、展望台からはこの大きさで見えます。
落差80メートルで約200メートルの花崗岩の一枚岩と聞きましたがどの部分が一枚岩なのか遠すぎていま一つよくわかりません。 -
旅行から帰宅後、写真をズームしてみると、この写真に見える滝の部分全部が一枚岩なのでしょうか?
近くで見てみたいですね〜 -
展望台の反対側です。
-
高速艇で鹿児島へ戻ります。来る時以上に揺れましたが。
どうやら、私は「この程度なら船酔いしない!」とわかりました。
これも、今回の旅行の収穫です。というのは、博多−プサンの高速艇に乗ってみたいけど船酔いが心配で・・・今まで避けていたのです。
今後の旅行の移動手段に船という選択肢ができました。
デジカメの動画撮影機能で揺れ具合を撮ってみました。
https://youtu.be/nJmRisx2OPY -
3日目はツアー最終日で、この日の予定は
①鹿児島市内の「さつまあげ」工場の薩摩庵で土産物
②バスで一時間以上へ南下して指宿にて砂蒸し風呂体験
③薩摩半島最南端の岬の「長崎鼻」
④JR最南端の大山駅
⑤知覧にて武家屋敷・特攻平和館 散策
と予定がイッパイ入っています。
でもツアー参加者の間では不安な事があって・・・朝からスマホで情報収集している人が多くいます。
その皆さんの心配事は、このままのでは渋滞で
「帰りの小倉駅からの新幹線に間に合わない」のでは?ということでした。
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この写真は長崎鼻 -
さつま揚げ工場は当然休みなのに、土産物を買わせるためだけに行きます。
この時点で九州道は50kmの渋滞が始まっていました。
その後、指宿へ1時間程南下して「いわさきホテル」というところへ行き「砂蒸し風呂」を体験します。90分程度でしょうか?
私はその気になれなかったので、ホテルの巨大な土産物街で焼酎を試飲してフラフラ気持ちよく時間を潰しましたが、私も帰りの新幹線に間に合うのか心配でした。
この旅行記の下から2番目の写真のJR最南端の駅の西大山駅についた頃、やっとで渋滞について添乗員がアナウンスし始めます。
つまり、新幹線の時刻に間に合わないかもしれないので知覧での昼食の時間と武家屋敷を見る時間をかなり縮小します・・・とのことでした。
武家屋敷を出発後、鹿児島市→九州道→熊本にさしかかった頃、ツアー参加者の悪い予感が的中しました。大渋滞にはまりました。
このままでは、やはり間に合わないということで
小倉駅から新幹線に乗るのではなく、ひとつ前の博多駅から乗ることにしますとアナウンスがあり、新幹線1区間分の自由席料金2,140円を参加者に払うように言ってきました。
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長崎鼻の土産物屋の通りを抜けた先の燈台 -
バスの中で集金が始まりました。結果、博多駅から乗れたおかげで、最終的には無事ツアーを終了することができました。
添乗員さんも大変だったと思います。正月そうそう仕事にかりだされて・・心配事だらけで・・・でも面白い人でした。
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写真 長崎鼻の燈台付近の砂浜
黒い砂・岩が印象的でした。瀬戸内海人には驚きの色彩でした。 -
私は追加料金の徴収に不満はありませんでした。この旅行を通して
●旅行で新年をスタートでき、例年にない充実を感じたし
●土産物屋などで試飲するアルコールは旅を楽しくしてくれ
●船に弱くないと経験できたことは今後の移動手段の選択肢を増やし
●縄文杉を見に歩く為の情報を地元のガイドさんから聞け
私としては十分楽しいツアーでした。
さて、追加料金を参加者が払う理由ですが、ツアーの約款に書いてあるのです。
ツアー会社の責任のない事でやむを得ず旅程を変更せざるをえない場合に
最大限の努力をしていれば、追加費用はお客もちという趣旨が書かれています。
今回の旅行では武家屋敷やその他箇所で時間短縮をしたのだから努力したと言っているのです。
私もツアー会社や添乗員・運転手は変更の手配など大変だったと思うし充実した一年のスタートがきれたので、追加料金は気持ちよく支払いました。 -
でも参加者の間では
「この時期に詰め込みすぎの旅程に無理」
「渋滞の確認をしているにもかかわらず、反対方向の指宿へ行くのが間違い」
「土産物屋などバックマージンが入る箇所は全てまわって、損得に関係ないところで時間短縮」という声も聞こえました。
私としては全てひっくるめて本当に良い年のスタートでした。
また機会があれば参加したいです。
ツアーの時期と天候・交通状況とツアー内容を自己責任で納得しての参加ですね。
良い勉強にもなりました。
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幸せを届ける黄色いポスト
「今の時代にここから手紙を出す人はいません・・・Emailで送ってください」と添乗員さんが言っていました。
駅に切手や到着証明書など用意されているのですが、それを利用できる時間がこのバスにはありませんから・・・
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