
2014/05/17 - 2014/05/17
162位(同エリア351件中)
サンルカさん
チレント地方を動き回れるのは今日だけということで、
午前中から干しイチジク工場見学にカンパニア州屈指のジェラート屋と、
あれやこれやと精力的に活動をしています。
そしてこの後は、海岸沿いをぐるっと走って宿まで戻る予定なので、
まずはその起点となるアグローポリに立ち寄ることにしましょう。
そのアグローポリはチレント地方最大の町とのことらしく、
丘の上の旧市街にお城が残っているようなのですが……。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
トルキアーラの外れから、いくつもの丘の先に見えていたお隣さんが、
アグローポリAgropoliというチレント地方の玄関口となっている町です。
クルマだったらほんの10分なので、ちょっと遊びに行ってみましょう。 -
もちろんココも、クルマに乗ったまま旧市街には入っていけないので、
ZTL看板のギリギリ手前に駐車しておいて、そこから歩きます。
この通りがたぶんメインストリートだと思いますが、
お昼休みに入った町はどこもシャッターが降ろされ閑散としています。 -
バールなどの飲食関係のお店はやってますが……。
何故にシンプソンなんですかねぇ?
真のドーナッツがどうのこうのと言ってますが、
こういう店にはあんまり入りたくない!? -
メインストリートをまっすぐ歩いてくると、
そのままこんな坂道階段につながっていました。
これを登って行かないと、旧市街の歴史地区にはたどり着けないのだ。 -
すでに足がガクガクになりつつあるけど、まだ登り始めて1/3ほど?
毎日通ってる地元の若者はスタスタと登っていきますが……。 -
道の左側に並んでいた建物が途切れると、いきなり眼下にこんな絶景が!!
対岸に見える丘の上からなら、こちらの旧市街の絶景が見られそう?
あとでクルマでビュッと確かめに行ってみることにしよう。 -
これが歴史地区の入り口?
ようやく城門が見えてきました。 -
やっとのことで坂を登りきって城壁内にたどり着きましたが、
その先もまだまだこんな急な階段だらけ。
その上、まるで迷路のように曲がりくねった細い道ばかり。
階段途中に見えているジェラテリアが気になりますが、
残念ながらお昼休みの真っ最中。
なんたって、周囲に人影がまったくありませんからね。 -
そんな迷路の途中にバールを発見!!
もちろん町は昼休み中で、ここもやってません……。 -
この辺りが町のほぼ頂上かな?
ちっさいけれど、ちょっとした広場になってます。
脇には塔とはいえないほどの低い塔も建ってます。 -
これは何かの歴史的な建造物……、宗教関連だったかな?
案内看板はあったと思うが、興味がないので見ておらず。 -
町の反対側の端の方までやってきました。
そこからはこんな景色が!!
こちら側はアグローポリの新市街。
砂浜が続く海岸沿いには、格安のリゾート系ホテルが並んでます。 -
上の写真から視線を左に動かしたところ。
画面の真ん中辺りに、昨日一瞬だけ立ち寄ったパエストゥムがあります。
そのままずっと行った先が、アマルフィとかがあるソッレント半島です。 -
こんな庶民の生活空間を垣間見つつ、先へと進んでいきましょう。
-
突如目の前に姿を見せたのが、巨大な石組みの城壁。
そうです。この町のシンボルであるお城がここに建っているのです。 -
ここまで来たら、とりあえず中に入ってみたいのだけど、
開いてるのかな? 観光客など周りに誰もいませんが……。
それにしても、こんな田舎にしては立派な建物ですね。 -
入り口が見えてきました。
その昔は、ここの門は跳ね橋になっていたようです。 -
門のトビラも開いているようでひと安心。
入城料を徴収する窓口などは見当たりませんが、入るのはタダみたい。 -
城門をくぐり抜けた先は、こんな広い広場になっていました。
そこでは何かのイベント開催の準備中。
外から見えていた立派な城塁や城壁とは裏腹に、
内側にあったと思われる建造物は大半がすでに失われているようで、
がらんと何もない状態。 -
それでも探検させてくれる小道や抜け道があちこちにあります。
その中のひとつの階段を登って城壁の上に登ってみれば、
かつては見張り台として使われていたであろうこんな場所が。
眼下には真っ青な地中海が広がっています。 -
さきほど彷徨っていたアグローポリの旧市街を
裏側から眺めてみたところ。 -
抜け道の1本に入ってみたら、随分と奥まで伸びているようです。
-
こんな小部屋とかが点在していますが、
なにも説明がありませんので何に使っていた部屋かは不明。
見張り用に使っていたのか、牢屋とかだったのか? -
ここは矢を射ったりしていたであろう窓。
戦闘用の部屋だったのでしょう。 -
そんなこんなで、もうお城は充分堪能。
そろそろ引き上げることにしましょう。 -
ヘロヘロになりながら登ってきた道も帰りはラクラク。
クルマまで戻ったら次の目的地を目指して出発しましょう。
でもその前に、町の対岸からの景色を見てから……。
目星を付けた道を進んできたら、こんな風景に出会うことができました。 -
そんな道すがら。
道沿いの崖に、なにやら動く物体を発見!!
よくよく見てみれば、こんな急な崖の中腹にヤギの群れが。 -
次にやってきたのは、アグローポリからクルマで15分ほど南下した、
カステッラバーテCastellabateという、この地域では人気のスポット。
手元のガイドブックによると、ここは3つの地区に分かれているらしく、
そのひとつが丘の上にある中心となるカステッラバーテの町。
そして、山の麓の海に面した2つの町が、サン・マルコと
サンタ・マリア・ディ・カステッラバーテとなっています。
そんなこんなでやってきた、サンタ・マリア・ディ・カステッラバーテ。
この海沿いの道にクルマを停めて町の中心まで歩いていきます。 -
ここがきっと町の中心地。
庶民向けリゾートという形容詞が似合うような長閑な町です。 -
海の反対側だってこんな風。
派手な看板の飲食店とかもありません。 -
この長閑さが何とも言えない。
-
ここサンタ・マリアにやってきたのは、この場所に来るのが第一の目的。
砂浜に面したこの古い建物はレストランになっています。 -
“Benvenuti al SUD”という、北イタリアの人々がイメージする
南での生活を題材にした映画があるのですが、
その映画での舞台となっているのが、ここカステッラバーテ。
ミラノでの失態により左遷され、この地に着任したアルベルトは、
まわりの人々が誰もが泥棒や犯罪者だと信じて疑いません。
そんな彼も、現地での部下が開いてくれた歓迎会を機に、
ようやく心を開いていくというシーンで、ここが使われていました。 -
この場所に置かれていたテーブルを
郵便局の賑やかな仲間たちが囲んでいました。
映画の場面は日が落ちた夜だったので、さらに雰囲気はありましたけど。 -
折角なので、ここでひと休みでも。
軽く昼ご飯を食べていきましょう。 -
なんだかトロピカルな気分になってきたので、
パイナップルベースのフルーツカクテルなんてものを注文。 -
タコのサラダ。
-
お店のすぐ横は水辺になっています。
-
我々が食事をしていたテーブルはここ。
-
ひと休みしたら、引き続き海岸を散歩。
映画“Benvenuti al SUD”のクライマックスシーンもこの海辺。
部下のマッティオが夏祭りの花火を打ち上げようとしていた場所です。
その最中にマッティオが同僚のマリアに告白しようとしたが……。 -
建物と砂浜がこんなに隣接しています。
というより、砂浜の中に建物が建っているみたい。 -
お城なのか宮殿なのか。
立派な建物も砂浜の脇に。 -
この風景……。
やっぱり長閑ですねぇ。 -
では、そろそろ次の町へ移動します。
丘の上にあるカステッラバーテに行きましょう。
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