Mont Saint-Michelとシャンパンカーブを訪ねて（Jour 3）

2013/09/22 - 2013/09/27

１年前の話になりますが、数十年ぶりにフランスを１人旅で訪問した際の旅行記です。
以前から行ってみたかったモンサンミッシェルをメインに、モエ・エ・シャンドンのカーブがあるエペルネ、ランスのノートルダム大聖堂を回りました。

この旅行はトラブルにも見舞われたので、どうなることか・・・と思ったことも。
フランス語はおろか、英語も満足に話せないのに、何とか帰ってくることが出来たのが不思議なくらいです。
でも、いい経験になりました。

今回は３日目、モンサンミッシェルを離れ、レンヌの街を散策しました。

＜日程＞
１日目　成田→（AF275）→シャルル・ド・ゴール空港→パリ（モンパルナス）（泊）
２日目　モンパルナス→（ＴＧＶ）→レンヌ→モンサンミッシェル（泊）
３日目　モンサンミッシェル→レンヌ→モンパルナス→パリ（ヴァンセンヌの森付近）（泊）
４日目　パリ→エペルネ（モエ・エ・シャンドン）→ランス（ノートルダム大聖堂）→パリ（泊）
５日目　パリ市内→シャルル・ド・ゴール空港→（AF278）→
６日目　成田

エリア レンヌ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目の朝。
この日は早起きをして、早朝にやっているという礼拝を見てみようと思っていました。
ただ、修道院の入口は閉まっていて、どこがどうなっているのかはよく分からず、人も誰も見当たらないので結局今回はあきらめました。

そして、夜明けの風景を見に移動です。

少し周囲が明るくなっています。

だんだんと空も明るくなってきました。

朝焼けのモンサンミッシェルです。
この日もいいお天気できれいな風景をみることが出来ました。
本当に絵はがきの中にいるような風景です。

この後はいったんホテルに戻り、身支度をしてホテルの朝食を食べに行きました。
その後はそのままチェックアウト。
昨日の夕食の精算があるんだろうと思っていたんですが、精算はないと言われ、不思議に思いつつホテルを後にしました。

後日、日本に帰ってきてから手配をしたサイトに問い合わせをしたところ、部屋が取れていなかったのはホテル側のミスで、お詫びとして別ホテルの手配と夕食の提供を行ったとの回答があったとのこと。
うーん、それだったら、夕食にワインとか頼めばよかった・・と思っても後の祭り。
いずれにしても宿無しの一夜を過ごすことなく終わったので、それでよしとしました。

チェックアウト後は、バスの時間までちょっとだけ時間があったので、最後の島内散策をしました。

本当にラピュタのエンディングの曲が聞こえてきそうです。

島内の郵便局からはがき等を送ると記念の消印が押されるということだったので、郵便局からはがきを出しました。
ただ、当然切手を貼ってポストに投函しなきゃいけないところを普通に窓口で料金払って差し出してしまったので、日本に着いたのは単なる普通の印面がスタンプされたはがきになってしまいました。（笑）

本当にこの日もいいお天気で、ミカエル像もきれいに見えました。

その後は連絡バスでレンヌ行きのバス乗り場まで移動。
これでモンサンミッシェルも見納めです。

いい天気に恵まれた２日間となり、本当にすばらしい体験をしました。
感動的な２日間でした。

最後、バスに乗る前に前日行くことができなかったスーパーマーケットに寄りました。
お土産なんかもそろっていて、普通のスーパー以上に品揃えはよかった記憶があります。島外に宿泊するのであれば、かなり活用できると思います。

バスに乗って、レンヌには昼ちょっと前に戻ってきました。
帰りのＴＧＶは１５：０３発なので、お昼を食べて、ちょっと市内散策をと思い、まずは旧市街地に近いレピュブリック駅まで地下鉄で移動します。

そして方角を確認するために、まずはオペラ座前に来ました。

その向かいの市庁舎です。

広場になっているので、休んでいる人も多く、ここで地図を確認しました。

サン・ピエール大聖堂です。

その後は、旧市街地を散策しつつ、お昼を食べようと思っているガレット屋さんを探します。

旧市街地の建物は、パリの建物なんかと全く違い、どことなく懐かしい感じのする建物です。
ドイツやオランダ、スイスにありそうな建物だな・・と感じました。

旧市街地を見ながらガレット屋をしたのですが、ぐるぐる回っても目的のガレット屋さんが見つかりません。

お昼の時間も過ぎると、旧市街地のカフェも店をいったん閉める準備に入っているようでした。
この時点でもうこのあたりでの食事はあきらめ、駅に戻って何か食べることにしました。

サン・ジェルマン教会です。
ちょうどお昼の閉館時間に当たってしまったので、中には入れませんでした。

その後も多少周りをぐるっと歩いて、また地下鉄でレンヌ駅に戻り、お昼を食べました。
お昼は駅構内にあるガレット屋さんで。
持ち帰りもやっていて、１４時近い時間では持ち帰りのお客さんの方が圧倒的に多かったです。

数時間だったので、レンヌの街のほんのさわり程度しか見られませんでしたが、次回来ることがあったら、もうちょっときちんと下調べをして、時間をかけて回りたいなぁ・・・と思います。

（写真は前日に撮ったモンパルナス駅）

時間通りに発車したＴＧＶに乗って、モンパルナス駅まで戻ってきました。
ここで昨日コインロッカーに預けた荷物をピックアップします。
下調べでは３日間まで預けることができるとなっていたので、追加料金は払わなきゃいけないな・・と思いつつ、自分が預けたロッカーに移動し、設定した暗証番号を入力しました。

ところが・・・
何度やってもエラー表示になって、ロッカーが開きません。
どうしたんだろうと思い、何か周りにヒントになるような書き物がないかウロウロしていると、その姿を見かねたのか、フランス人の方が開けるのを手伝ってくれました。

でも、その方も開けることは出来なかったので、こっちに来てと言われ、ついて行ったのが管理室の窓口みたいなところ。
その方が説明をして後、じゃあ、という感じだったので頭を下げてお礼をいいその方とはそこでお別れ。
その後は自分が身振り手振りと片言の英語で説明をすると、係員の方が奥に行き、しばらくすると自分が入れた荷物を持って出てきました。
よく分かりませんが、どうやら一日たった時点で荷物は整理されてしまっていたようです。
その場で追加料金を払い、晴れて荷物は自分のところに戻ってきました。

海外ではコインロッカーはテロの関係もあり、利用には厳重な注意が必要なようで、日本で気軽に使うのとは違うので、現地できちんと確かめながら使わないといけないです。

コインロッカーの件で心身ともに疲れてしまい、写真も撮らずにホテルに向かって移動します。
ホテルはモンパルナスからかなり距離のあるヴァンセンヌの森の近くのため、地下鉄も何回か乗り換えがあります。
メトロの路線図を確認すると、近くまでトラムの路線があるようだったので、前回の訪問時には乗っていない、トラムでの移動を挟むことにしました。
モンパルナス駅からメトロ１３号線→トラム３ａ線→メトロ８号線と乗り継ぎ、シャラントン・エコール駅に到着です。

そこからは、徒歩で約１０分くらい歩き、２泊する「キリヤード パリ エスト ポルト ド ベルシー」に到着です。

ここまでの道、駅からだと坂道を下るのでいいですが、駅に向かうには逆に坂道を上る形になります。
道も途中石畳になったりするので、重いスーツケースを持っての移動には注意が必要です。
駅の周りにはモノプリがあったり、マックや遅くまでやっている小さいお店があったりと、便利には使えると思います。
また、このホテルは日本のツアーで使われているので、モノプリとかには日本人もたくさんいました。

用意された部屋は一人にもかかわらず、なぜかトリプルの部屋。
なのでかなり広く使えました。
バス付きでしたし、部屋もきれいで特段問題はありません。

翌日は、また早朝からＳＮＣＦでエペルネ・ランスへ向かうので、乗る地下鉄や駅の確認をするために外出しました。
ついでに夕食も食べます。

エペルネ・ランス方面には、パリ東駅から出発。
地下鉄や駅構内を確認して、夕食を食べに行きます。

写真はバスティーユ広場です。

行ったのは、バスティーユ広場から歩いて１５分ほどのところにある「ル・バーラ・スープ」というお店。
個人でやっていると思われる小さなお店ですが、遅くまでやっています。

スープが数種類あって、１ボールでもいいし、３カップのセットになっているものもあります。

自分は３カップのセットにパンをつけてもらいました。
選んだのはジャガイモのスープ、カレー風味のスープ、にんじんのスープの３種類。
どれも素材の味が生きている、素朴な感じのスープでおいしくいただきました。
ジャガイモのスープと書きましたが、ヴィシソワーズという冷製スープで日本でもよく飲んでいるので、バタバタした１日の最後にホッと落ち着きました。
また、お店の店員さんの感じも、明るいお母さんといった感じでとてもよかったです。

これで３日目が終わり。
明日はまた早朝から移動なので、ホテルに戻ってすぐ休みました。