2014/11/30 - 2014/12/06
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鹿野健太郎さん
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常夏の平地バンコクで暮らしていると冬らしい気候や景色が恋しくなる。母がバンコクに遊びに来るのに合わせ、せっかくならヒマラヤの雪山を間近に見に行こうと思い立ち、アンナプルナの奥地へ入る旅程を立てた。これは、その初日と最終日のカトマンドゥ盆地の記録。
【前半】
11月30日:カトマンドゥ市内
12月1日:早朝バクタプル市内(午後はポカラへ移動)
【後半】
12月5日:カトマンドゥ到着 夕方ボウダナート
12月6日:早朝パタン その後帰国
本当はあと1〜2日カトマンドゥでゆっくり過ごしたかった。満月のボウダナートを1日違いで逃したのに悔いが残る。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バンコクを出発してから2時間少し経つと北側の窓にヒマラヤの白い尾根が見え始め、カトマンドゥに降りるまでどんどん大きく見えてくる。機内の観光客がみな子供のようにそわそわし始める。窓際を指定していたので、他の席のお客さんのカメラでヒマラヤを何枚も撮影してあげた。
この日はカトマンドゥ空港周辺の混雑で、3回も上空を旋回してくれた。おかげで遊覧飛行のおまけ付きフライトとなった。 -
カトマンドゥ市内に到着。一見すると無秩序なのだけど、人と車両の流れが何故かぶつからない。早速このリズムに馴染まなくては。
街がエネルギッシュでワクワクするけれど、うっかりマスクをしていないとすぐに喉や鼻をやられてしまう。声を使う仕事をしている人、歌う人には相当厳しい。ここに数ヶ月住むと、まつ毛が長〜くなったりするのだろうか? -
観光局に寄ってアンナプルナのトレッキングに必要な許可証を申請。
その後ホテルへ。 -
初日と最終日はタメルの比較的高級な「カンティプル・テンプル・ハウス」。ネパールの伝統的な建築様式が心地良い。スタッフのおもてなしも素晴らしい。
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ホテルに荷物を置いたら、周辺を少し散策。
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渋谷のスクランブル交差点なんて大したことない!と感じた。
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この季節、暗くなるのが早そうだ。街灯も少ないのですぐにすぐに薄暗くなり始めた。
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カトマンドゥのダルバール広場(旧王宮前)
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歌って踊って、何だか大勢の人たちが楽しそうに騒いでいた。特に何か宗教的なお祭りというわけでもなさそうだったけど・・・。
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生き神様「クマリ」の館の前にて
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ディナーはカトマンドゥの友人が北部のラジンパット地区のレストランへ連れて行ってくれた。が、街中では全然タクシーがつかまらず、三輪トラックの荷台を改造した乗り合いトゥクトゥクのような乗り物に飛び乗り、ぎゅうぎゅう詰めになって行った。こうゆう乗り物の方がむしろ盛り上がる。
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イチオシ
翌日、午後のフライトでポカラへ移動する予定だったので、朝早起きをして5:30に東の郊外の古都バクタプルへ行ってみることにした。濃霧の中、ドライバーさんは一体どこをどう見て運転できるのだろう?というくらい何も見えないまま、いつの間にかバクタプルの街の入り口に到着。辺りはまだ真っ暗で、車から降りても道が全く分からない。
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イチオシ
薄明かりの中、どうにかバクタプルの街中までたどり着いた。人も犬も・・・まだ眠りから覚めておらず、たち込める霧と静寂で魔法にかかったような気持ちになった。
※母はローカルな犬たちに目が無い。 -
ライオン門をくぐると、ダルバール広場。ここから東を向いて広場を眺めると日の出の時に街のシルエットが美しいに違いない。
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母の他、バンコク(タイ)とカトマンドゥの友人の4人の多国籍チーム。
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だんだん明るくなってきた。学生さんたちが足早に広場を通り過ぎるバクタプルの日常風景。
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王宮や寺院の集まる広場を出て街を散策。
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甘〜いお菓子屋さん。ちょっとだけ油っぽかったけど、温かくて美味しかった。
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ネワール美術最高峰の木彫とされる「孔雀の窓」を見つけた。
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変に金や極彩色で飾らないネパールの美術は、東南アジアを通り越してむしろ日本人に親しみやすい魅力がある。
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本来は建物の左右にデザインの違う孔雀窓があったようだけど、残念ながらもう一方は孔雀の首の部分が破損してしまっていた。
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バクタプルの名物と言えばズズ(ヨーグルト)。絶妙の甘さ加減と手作りっぽい舌触りがクセになる。小さいカップでいただいたけど、本当はもっともっと食べたかった!日本やタイでも「バクタプル・ズズ」を売ったらブレイクするだろうな。
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再びダルバール広場に戻ると、日が昇っていた。日の光の筋が差す風景の写真が撮れればもっときれいだっただろうが、残念ながら霧がとても濃かった。
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タクシーの運転手さんを随分待たせてしまった。今日はポカラへの移動もあるので、急ごう。
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再び濃霧の中をひたすら漂っているうちに、カトマンドゥに戻ってきてしまった。まるで、さっきまで訪れていたバクタプルが夢の中にしか存在しない場所のように感じた。
※以上、前半。 -
※ここから後半、アンナプルナの山から戻ってきた後。
ポカラからのバスが午後にカトマンドゥに到着。まだ暗くなるまで時間もあるので、チベット仏教の聖地ボウダナートへ向かう。 -
カトマンドゥのタクシー事情、もちろん1日や2日で全体を把握することはできないだろうが、ドライバーさんがいたってフレンドリーで気持ちよく利用させてもらった。
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仏塔の大きさで圧倒されるというほどではないけれど、独特の「気」というかパワーがみなぎっている空間。
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みなが一斉に時計回りに周っているから余計にそう感じるのかもしれない。
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日が暮れ始めた。残念ながら明日が満月で、塔の周りに無数のろうそくが灯る夜なのだそうだ。
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電飾が程よく暗いので、気持ちが安らぐイルミネーション。これが青色LEDなどではちょっと興ざめだろうから。
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ほぼまん丸なお月様と仏塔
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カトマンドゥ市内に戻り、友人と再会。今夜はチベット鍋。
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水牛のミートボールやお豆腐、お野菜が豊富で美味しかった。
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最終日、午後のフライトでバンコクへ帰るので、早朝カトマンドゥ盆地のもう一つの古都パタンを訪れた。朝早く、入域料金のカウンターが開いていなかったので結果的に無料だった。
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バクタプルと違い、カトマンドゥと隣接するツインシティなので、人の数も多くにぎやか。それでも、女性がみなサリーを着ていたり、古都らしさを残している。
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イチオシ
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統一感のある街並み、芸術的なシルエット。
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朝早すぎたのか、名物のウォー(ネパールお好み焼き?)のお店は開いていなかった。(というより、王宮もまだ開いていなかった)
でも、この少年の作った美味しいミルクティーをいただいた。ミットー・ツァー! -
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広場から少し路地を進んだところにあるゴールデン・テンプル。金閣寺な気分。
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そろそろカトマンドゥに戻って、帰国の用意。
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パタンからローカルなバスに乗ってみた。タメル周辺まで一人15ルピー。
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カトマンドゥの国際線搭乗ゲート付近
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TG320便バンコク行き
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イチオシ
街の中からはヒマラヤが見えないが、上空にあがるとすぐに雪山が目の前にそびえている。バンコクまでのフライト、しばらくエベレストを眺めながらの飛行。
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2時間50分でバンコクに到着。一週間ぶりのバンコクがものすごく進んだ大都会に感じた。
ネパールは人が優しく、物腰も柔らかいので、プレッシャーやストレスを感じずに自然に行動できるのが気に入った。街の開発は既に飽和状態のように見えるが、これからどんな風に発展してゆくのだろう。
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