東北一周　ドライブ旅　4日目　田沢湖・十和田湖

2014/11/09 - 2014/11/15

晩秋の一週間　東北を巡って来ました。

紅葉はすでに終わっていましたが、各地で温泉につかりのんびりしました。

津波被災地では、今更ながらですが衝撃を受けました。

日程
１日目　裏磐梯、会津若松
２日目　象潟・鳥海山
３日目　角館・乳頭温泉
４日目　田沢湖・十和田湖
５日目　平泉中尊寺・毛越寺
６日目　気仙沼・陸前高田
７日目　松島・仙台

エリア 奥入瀬・十和田湖(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

４日目、今日はいい天気です。
今日は、田沢湖を経由して十和田湖へ行きます。

乳頭温泉より十和田湖へ１３５ｋｍ３時間３０分。

田沢湖。たつこ像。
日本一深い湖で水深４２３ｍ、透明度は摩周湖に次ぎ２番目だそうです。

いい天気なので、湖水が翡翠色に輝いています。

たつこは辰子と書きます。
伝説があります。
たぐいまれな美しい娘でしたが、いつの日か衰えるだろう長く美貌を保ちたいと観音様に願掛けをしました。
願いがかないお告げがありました。
お告げの潟頭の泉の水を飲むと喉が激しく乾き,いくら飲んでも喉の渇きは激しくなるばかりです。狂奔する辰子の姿は龍となってしまいました。
己の報いを知った辰子は湖に姿を隠し主として住むことになったそうな。

八郎潟にやはり人間から龍に姿をかえられた八郎太郎が住んでいましたが、辰子に思いを寄せ、辰子も思いを受け入れこの湖で一緒に住むことにしたそうな。

八郎潟は主を失いどんどん浅くなってしまったそうな。

悲しい伝説にも関わらず朝日に湖面が美しい。

途中玉川温泉に寄ります。

酸性の強い温泉でｐＨ１．２だそうです。

日本一酸性の強い温泉です。

源泉の大憤。
すごい量が吹き上がっています。

高さ１ｍ位吹き上がります。

そばには、有毒ガス注意の看板。

湯治客がゴザをもって歩いています。
思い思いの所で寝っ転がります。

これが本当の岩盤浴だ！

小屋があります。
中はゴザを持った人で一杯です。
みんな岩盤浴です。

地面が熱い！

そこかしこに小屋があり、中は岩盤浴の人でどこも一杯です。
効くんだろうなぁ！

中には、一人露店風呂の人もいます。

立ち寄り湯も有りましたが、ｐＨ１．２と言うと塩酸や胃酸と同じ強酸性。
体が溶けるといけないので今日は遠慮します。

十和田湖が見えてきました。

発荷峠の展望台。

紅葉は終わってしまいましたが、いい眺め。

早速、奥入瀬渓流へ！
銚子大滝。

普段は一杯の脇の駐車場もガラガラ。
いいこともある！

石ケ戸。（イシゲト）
ここには、比較的大きな駐車場と休憩所がある。

ゲトと言うのは、アイヌ語で小屋の意味。
１０ｍ四方の大きな岩が木に寄りかかってできた岩屋。
石の小屋＝イシゲト

石ケ戸そばの流れ。

緑がないとなんか寂しい。

岩に根ざした木。
生命力を感じる。

２０分歩くと、そろそろ阿修羅の流れ。

少し水量も少ない感じ。

休憩所のお姉さんが「一番は新緑の頃よ！」
と言っていた。

休憩所は、台湾のお客さんで一杯でした。

でもきれいだ！

演歌「みちのく一人旅」が浮かんでくる。
古い人間でございます。

十和田湖畔の「乙女の像」高村光太郎作

昔の乙女たちと写真と撮りあいました。

日暮れの十和田湖。

人影のないのもまぁいいか！

もうすぐ日が沈みます。

御蔵山、日暮崎方面。

湖面にお日様が反射していい感じ。

小さな島がシルエット！

今宵の宿は、休屋の十和田グランドホテル。

えっ！　今日もバイキング？
しかも種類も少ないし、レンジでチンみたいなものばっかり?

グランドホテルという名前で決めてしまった自分に反省！

その代り、飲み放題！
カラオケも無料！
閉まる時間までやけ歌いをしました。

明日は、平泉中尊寺・毛越寺へ行きます。