興福寺の国宝仏像と奈良町ぶらり歩き

2014/11/15 - 2014/11/15

旅のスタートは近鉄奈良駅から・奈良市内には何度か来たことがあったが、東大寺や春日大社は見ていても不思議と興福寺は見ていなかった。今回は国宝の仏像の宝庫である興福寺の国宝館や東円堂を訪れてみた。阿修羅像をはじめとする天平時代から鎌倉時代までの揃い踏みに只々感心するばかりだった。古の仏師たちの力量と創造力に圧倒される。興福寺を後に猿沢の池から五重の塔を望みつつ、最近雑貨やなども増えて賑わっているという奈良町界隈をぶらぶら歩いてみた。気の向くままに路地に入ってみると、麻の布の店やキャンドルの店など魅力的なお店が点在しており、街歩きも楽しい。あちこち立ち寄りながら、もう１つの世界遺産でもある元興寺に参拝。元は広い境内に様々な建物が立ち並ぶ壮大な寺院だったそうだが、今は町の真ん中にひっそりと建っている。しかしこの建物には天平時代から変わらず使われている瓦もあるそうで、正に天平の甍。興福寺の壮大な建物とはまた違う良さがあった。もう一度奈良町界隈を歩いてＪＲ奈良駅へ戻る。和洋折衷の駅舎は観光案内所になっており、今は真新しいビル風になっていた。時の流れを感じる。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄

興福寺のシンボルの１つである五重の塔。その大きさは国宝館の様々なお宝と共にこの寺の後ろ盾でもあった藤原氏の権勢を感じさせる。

興福寺 寺・神社・教会

奈良町界隈の路地。歴史ある建物が多く集まる中に、新しく雑貨屋さんやカフェが点在している。昔ながらの名産品を売る店もあり、地元の人の通う様々な食べ物屋日用品の店も集まり、歩くのが楽しい場所になっていた。

曲がり角に祀られていたお地蔵さん。

旧奈良駅の駅舎。寺院風の屋根が良い味を出していた。