2014/09/26 - 2014/10/31
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スタリモストさん
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カルカソンヌから「アルル」に移動しました。アルルは画家ゴッホや、ビゼーの「アルルの女」などで知られた町ですが、古代ローマ時代や中世の遺跡をたくさん保有していることでも有名です。
夏の季節は終わったものの、アルルにはまだ暖かい陽射しが満ち、近郊には広大なヒマワリ畑が広がっていました。ゴッホの美しい「黄色」は、アルルだからこそ生まれたことを実感しました。
■旅程
【9/26関空フライト→27.28ローマ→29オルヴィエート、30チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ→10/1.2.3フィレンツェ、4サン・ジミニャーノ→5.6ベネツィア→7.8.9バルセロナ、10モンセラット→11フィゲラス→12.13カルカソンヌ→14.15.16アルル→17.18.19.20.21.22サント・マリー・ド・ラ・メール(18.19秋の巡礼祭にあわせて滞在)→23リヨン、24オートリーヴ「シュヴァルの理想宮」、25.26リヨン→27.28.29ミラノ→30.31帰国】
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□19日目(10/14)
カルカソンヌからアルルに移動します。10:33発のマルセイユ行きに乗車しました。 -
アルルには13時前に到着しました。
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「La Résidence Arles Centre」に3連泊します。住所は3 rue Elie Giraud。トリンクタイユ橋の近くなので、ローヌ川沿いにマルクス・ドルモア通りを歩きました。
※観光遊覧船が停泊中・・ -
ほどなく住所と同じ建物発見。しかしホテルに看板はなく、ドアにプレートもかかっていません。何回かコールしましたが、ドアがあきません。隣の居酒屋で住所を確かめると、やはりココ。昨晩メールで着時間を知らせておいたのですが・・。
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20分ほど待たされ、ドアが開いたときにはホッとしました。オーナーが別棟に住んでいて、遅れてここに来たようです。
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しかし、部屋は大変良かったです。料理器具や食器、電子レンジや冷蔵庫も完備したキッチン付きのアパルトメント。3泊186.90ユーロ(1泊63ユーロ)で、宿泊日数が伸びるほど安くなります。改装したてで快適でした。近くにスーパーもありましたので、朝食はもちろん、夕食も2回食材を買い込んで部屋で済ませました。ブッキングコムの評価も高く9.1の点数が付いています。部屋数は3つしかないので、オンシーズン中はなかなか予約がとれないでしょう。
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荷物を置いて街歩きです。カルカソンヌやフィゲラスのように、街はそんなに大きくはなく、過ごすには適正の大きさです。近くにはアヴィニオンやニームなどの魅力的な街があり、どこに滞在するか少し迷いもありましたが、アルルが「サント・マリー・ド・ラ・メール」への直近の基点となるので、この地に滞在することを決めました。
何気ない街角にも味わいがあります。 -
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「古代劇場」・・すでに閉館しています。外側から見ました。
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プロヴァンス地方の民族衣装の絵葉書・・こうした服に身を包んだたくさんの女性に、数日後に対面することになるとは思いも寄りませんでした。
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リス通りのインフォメーション横のメリーゴーランド。この旅の道中いくつかのメリーゴーランドを目にしましたが、よくよく見ると飾りや絵に地方のカラーが出ています。乗り物の上部には「アルルの跳ね橋」などの絵が描かれています。
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風琴を鳴らしながらシャンソンを歌う路上芸・・フランスっぽくて良い感じです。
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□20日目(10/15)
ゴッホゆかりの風景をめぐりつつ、街歩きを楽しみます。
午前中は、ゴッホが描いた「アルルの跳ね橋」(ラングロワ橋)に行きました。ガイドブック(地球の歩き方南仏2013~14)によると、「市バス1番の(Barriol行き)に乗り、終点(Lou Seden)で下車して徒歩20分で到達する。」と書かれています。
リス通りのバス停に止まっていたバス1番(Barriol行き)に乗ったのは良かったものの、ガイドブックに記載されていた終点のバス停の名(Lou Seden)と実際の名(覚えていませんが・)が同じでなかったので下車しませんでした。(←時間調整のために一時的に長く止まっているのだろう・・と思いこんだのです。)でもやはりそこは終点だったようです。Uターンしてリス通りにもどり始めた時に、異変に気づき直近のバス停で降りることに。
・・今ふりかえってみますと、ガイドブック記載の終点のバス停の名が間違っていたと断言はできません。同じだったのに思い違いをしたのかもわからないですから。
・・でもガイドブックにはBarriol行きとなっていて終点Lou Sedenというのには違和感がありますね。いずれにしても停まっていた時に、運転手に「ここは終点か。」と聞けば済むことでした。
・・前回の、インドの旅行では、降りそこねて、100km先まで行ったことがありますから、これは軽微なアクシデントです(^_^;)。・・
下車間際「橋に行きたい。」ことを伝えると、乗客数人が道順を教えてくれましたので助かりました。工場が並ぶ郊外の道を30分ほど歩いて目的地に着きました。 -
跳ね橋は、1960年に復元されたもので、ゴッホが描いた橋ではありませんが、雰囲気は伝わってきます。
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周辺にはとても長閑な風景が広がっています。
小舟を浮かべて釣りをしている人や、犬とともにジョギングする人たちはいますが、観光客には出会いませんでした。
さて帰路につます。とりあえず終点(折り返し地点)のバス停に行ってみることにしました。ところが到達したバス停は終点のそれではなく、間違えて下車したバス停でもありません。(・・路線図を見ると、1番バスは街の中心から直線的に遠ざからないで、住宅地を輪を描いて運行しているようです。なのでこうした顛末になったのかな・・・)
むこうに橋が見えています。街の中心が近いようで、地元の人たちはバスの時間がまだ先とみると歩き始めます。
ルンルンの気分にはなれませんが、「歩くのも又楽し!!」「ダイエット効果抜群!!!」と気持ちを入れ替え、私たちもバス乗車はあきらめて歩くことにしました。20分程度でリス通りに戻ることが出来ました。 -
ホテルでゆっくりくつろいで、再び街歩き開始です。
「フォーロム広場」です。オープンカフェに占領されています。 -
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ゴッホが描いた「夜のカフェ」の
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「Cafe Van Gogh」
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「レアチュー美術館」に入りました。画家レアチューの絵を中心にピカソのデッサンや現代アートも展示されています。古典と現代が取り混ぜられていてユニークな展示構成になっていました。
豊富な写真のコレクションも見応えありました。
共通チケットを使用しました。1つの美術館、4つの施設に入場出来ます。9ユーロ
※美術館の壁に貼られたポスター -
駅近くの「ラ・マルティーヌ広場」にもゴッホ・・。
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手前の建物は異なりますが、後ろの鉄道陸橋は同じ位置にありました。
駅の窓口で、シュヴァルの理想宮へのアクセス事情について尋ねました。乗り継ぎを重ね、オートリーヴに行くことが出来ることを確認して一安心。 -
ローヌ川の畔の公園で「ペタンク」に興じる人たち。南フランスではよく見かけた光景です。
ラオスに出かけた時、やらせてもらったことがあります。
http://4travel.jp/travelogue/10440941
あの時も2人の息子と一緒でした。食事もごちそうになり大歓迎されました。 -
「エスパス・ヴァン・ゴッホ」
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ゴッホが入院した病院を、文化センターとしてリニューアルした施設。中庭の造園は、ゴッホの絵に基づいて作られています。
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アルルは、遺跡とゴッホと市民生活がほど良く溶け合い、とても感じが良いです。街を歩いていると、街並み保全のための努力がなされていて、ゴッホの息使いが感じられます。時代が変わっても変えてはならない価値を知っている人たちが、芸術の良き理解者、支援者であるのでしょうね。イタリア、バルセロナ、フランスとまわって来て、あらためて「芸術」の功績を強く感じます。ルネサンス芸術や、ガウディや、ダリや、そして、ゴッホが、かくもたくさんの人たちを呼び寄せているのですから・・。
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□21日目(10/16)
今日は遺跡を中心にめぐります。
まず、「円形闘技場」。 -
古代ローマ時代に建てられた遺構が、今でも現役のアリーナとして使用されています。
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ゴッホも描いています。
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ちょうど高校生を相手にローマ時代の健闘シーンを再現していました。
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太陽光線を受けて、全体が輝いていました。
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重厚な石組、白い回廊・・
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レピュブリック広場にある、
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「サン・トロフィーム教会」のファサードはあいにく工事中。
わずかにロマネスク様式の彫刻が顔をのぞかせていました。 -
中庭は、人が少なく静謐感が漂っていて、良い時間が持てました。
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回廊の柱に施された彫刻もナイーブで味わい深いです。
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「古代フォーロム地下回廊」
レピュブリック広場の市庁舎の1階から入ります。 -
「アリスカン」です。古代ローマの時代から中世にかけて使用された広大な墓地。
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ここにもゴッホの足跡が。
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大きな木の実がそこかしこに落ちています。
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子供の頭ぐらいの大きさのものもあります。手に持つとずしりと重い。
これは何の木の実なのでしょうかね。
見上げると、まだそこかしこにぶら下がっています。
頭を直撃したら怪我しますから、道の真ん中を歩くようにしました。 -
廃墟と化した12C建造のサン・トラノ教会・・
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「夏の庭園」を歩きます。後ろは古代劇場です。
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ゴッホと又出会いました。
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夕食は、古代劇場の裏手にある「ル・クリケ(Le Criquet)」で。
予約なしで開店直後に入りましたが、またたく間に満席になりました。人気店のようです。 -
地ビール
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前菜
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「ブリード」・・魚介のスープです。
添えられたバケットを細かくちぎり、アイオリソースやチーズもスープに入れて食べました。スープは魚介のエキスがとても濃厚で美味しかった。 -
彩りが美しいメイン。
穀物も野菜も添えられていますので、これにパンがあれば1皿で十分です。 -
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アルルには、3泊して、のんびりと充実した毎日を過ごせました。
明日はサント・マリー・ド・ラ・メールに移動します。
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この旅行記へのコメント (5)
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- dankeさん 2015/10/17 01:57:20
- 旅の前と後
- スタリモストさん、
たくさん私の旅行記をみて下さりありがとうございます。:)
スタリモストさんのプロフ写真はロバでしょうか?色は違いますがちょっと似たロバをブルターニュで見てきました。可愛いですね。。
スタリモストさんのこちらのアルル編を旅に行く前、そして行った後拝見しました。やっぱり隣の庭は青く見えるではないけれど、えぇ!いいな、の連続。大きくない街とはいえ見てきたところが違うのがそれぞれの旅の面白さでしょうか。でもやっぱり行ってきた後だと「あぁ!これこれ!」とか力が入りますね。
なんで私はアルルで共通パスのことを知っていたのに購入しなかったか今でも悔やまれます(笑)。
エスパス・ヴァン・ゴッホ、すぐ見つかりましたか?私たちはなかなか入り口がわからなくてあの付近をウロウロしてしまいました。でも当時アルルの人に受け入れられずに、しかもアルルにはゴッホの原画が一枚もないこととか、なんかゴッホが浮かばれない気がして複雑な気持ちになってしまいました。お庭自体はおっしゃるようにきちんと整備されていてきれいでした。
ル クリケも行きたかったのだけれど!あぁぁ
でもアルルでは(も)美味しい食べものに恵まれました。
アルルは期待にそぐわない、他のプロヴァンスとまた違った個性的な街でした。
- スタリモストさん からの返信 2015/10/17 08:50:19
- RE: 旅の前と後
- dankeさん
書き込みありがとうございます。
あのロバはスタリモストが、クロアチアで出会ったロバです。
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※あらためて・・自己紹介です(すでにしているかもわからないですが・・)。
今書いているのはスタリモストの夫です。
スタリモストが4トラを始め、初めうちは彼女が旅行記を書いていたのですが、2008年あたりから、私がずっと書いています。
スタリモストも昨年還暦を迎え、私は63歳に。どこからみてもシニアバックパッカーになりました。
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□『共通パス』・・残念でしたね。あれはとってもお得でした。私たちはメリーゴーランド横の「i」で購入しました。
□『エスパス・ヴァン・ゴッホ』はすぐ見つけました。宿泊した「La Residence Arles Centre」のすぐ近くでしたから。でも遠目に建物が見える訳でなく、建物の並びの門を入っていくのですから、わかりにくいかもわかりませんね。しかし、「La Residence Arles Centre」・・高騰していますねえ。私たちは3泊186.90ユーロ(1泊63ユーロ)でしたが、今は3倍近くしていますから・・
□『 ル クリケ(Le Criquet)』・・最高でした。実はスタリモストはアルル到着前から風邪をひいていて、お店に入る前日までの数日、何を食べても味が感じられない状態でした。味覚がもどったその日に食べたものですから、感激もひとしおのようでした。
- dankeさん からの返信 2015/10/18 11:26:47
- Re: 旅の前と後
- スタリモストさん、
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
お二人で仲良くサイトを共有されているのですね〜。私はカナダに住んでいます。最近ヨーロッパが好きで旅をしていますが、機会があれば日本にも行きたいのでなかなか時間がそれ以外に今は取りづらいです。スタリモストさんと旦那さんのように、色々な国を心の壁なく旅してみたいです。お二人は文化、美術鑑賞、自然、食、動植物、様々なご趣味があり、素敵ですね。
年齢に限らず行動的な方って憧れます。フランスでも崖道を自転車で走っていられるのは、結構シニアの方も多かったですよね。でもふくらはぎも引き締まっているし、かっこいい〜。
アルルでは気がぬけすぎたのと、そんなに見ないかも、と思いパスのことを忘れていました。ただアルル県立美術館では母はシニア割になりましたが、私はパスをそこで買っておけばよかったと最後に気づいたのでした。まぁ円形競技場と教会の中庭と県立美術館にしかお金がいるものには入らなかったのですけれど。
「La Residence Arles Centre」私もまたサイトを見てみました。おそらく写真からするとスタリモストさん達が泊まられたのはsmall suite で、10月15日までが一泊119ユーロ、それ以降のローシーズンは一泊99ユーロですよね。しかも10才以上の子供と大人は一日一人2.25の税金がかかると書いてあります。5連泊以上だと割引。う〜ん、去年が一泊68ユーロだったのにものすごい値上がりですね。
ル クリケ、スタリモストさんが体調回復されたあとのおいしーい食事だったのですね。(*^_^*)
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- dankeさん 2014/11/23 11:09:59
- 初めまして
- スタリモストさん おはようございます。
初めまして。旅程がとてもダイナミックで私の気になっている所を周っていらっしゃいます。
フィゲラスのダリ美術館を懐かしく拝見しました。カダケスは行きませんでしたが、やはり素朴で良い所ですね。
突然ですが緑の果物、日本語ではわかりませんが、こちらだと思います。
http://en.wikipedia.org/wiki/Maclura_pomifera
実はこの夏にカナダのファーマーズマーケットで全く見た目が同じものを購入したのです。農家の方の手書きの札には食べられないオレンジ、とありました。皮の芳香がほんのりシトラス系で良くて、使用方法を農家の方に聞くと部屋に飾るか、虫よけにもなるとのこと。試しに買ってトイレの横に置いておいたら良かったです。オレンジとかアップルっても書いてありますけど、いろんな果物の集合体みたいにも書いてありますね。日本にもあるのでしょうかね。
アルル、素敵ですね。お食事も美味しそうです。余計行きたくなりました。またお邪魔させていただきます。
- スタリモストさん からの返信 2014/11/23 14:31:59
- Maclura pomifera
- dankeさん こんにちは
紹介いただいたサイト拝見しました。
Maclura pomiferaという樹なんですね。
わざわざお調べいただいて感謝します。
とにかく大きくて、重量がありました。それが高い木にぶら下がっているものですから、下を歩くのがこわいぐらいでした。あちこちに転がっていましたので食用ではないとは思っていましたが・・・・。
イタリアもスペインもフランスも初めての国でしたので、欲張った「旅程」になりました。イタリアとスペインは駆け足で通り抜けた感じです。フランスに入ってからはいつもの旅のペースで、ゆったり過ごすことが出来ました。
アルル地方は今回の旅の中でも、もっとも印象深い所となりました。
機会がありましたら、 dankeさんもぜひこの地方にお出かけください
スタリモスト
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