チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ【１ヶ月のイタリア／スペイン／フランス旅行３】

2014/09/26 - 2014/10/31

チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョは、まさに、空に浮かぶ島のようでした。細い300mの橋が街への唯一の道路です。オルヴィエートを小ぶりにしたような感じで、その希有な景観はとても印象深かったです。


■旅程
【9/26関空フライト→27.28ローマ→29オルヴィエート、30チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ→10/1.2.3フィレンツェ、4サン・ジミニャーノ→5.6ベネツィア→7.8.9バルセロナ、10モンセラット→11フィゲラス→12.13カルカソンヌ→14.15.16アルル→17.18.19.20.21.22サント・マリー・ド・ラ・メール→23リヨン、24オートリーヴ「シュヴァルの理想宮」、25.26リヨン→27.28.29ミラノ→30.31帰国】

エリア イタリア

□５日目(9/30)
今日は、「チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ（Cvita di Bagnoregio）」に半日ピクニックです。
「上のフニクラ駅前からバスが出ている」とホテルのオーナーに教えてもらっていましたが、フニクラの駅員は、「下からだ」と言うので、フニクラに乗って下におりました。バスの切符は駅のバルで購入。往復分買っておくほうが良かったことを帰りに気づきました。(切符を売っている店がなかなか特定できませんでしたから。)
ほどなくバスが来ましたが、すでに乗客が乗っています。なんと「上」から出ていたとのこと・・。情報が混乱しているのか、それともコチラの訊き方がまずかったのか・・・。でもフニクラは何度乗っても楽しいから、良しとしましょう。

車窓に一瞬「オルヴィエート」がよぎりました。

バスは「ヴァニョレージョ」に到着し下車します。

※折り返し、オルヴィエートに帰るバスはスクールバスのよう・・・

バス停からヴァニョレージョの街を抜け1kmほど歩いた先に・・

チヴィタ・ディ・ヴァニョレージョが見えてきました。
それは天然の城壁で囲まれ、まさに要塞のよう。渓谷から浮き上がり、実に特異な姿を見せています。

凝灰岩が長きにわたって侵食され、まわりが陥没していったのでしよう。
街自体も崩落の危機があり、「死に行く村」とも言われているようです。

※周辺の景色

少し下って、入場チケットを買い、橋を渡ります。

近づくに従い、急坂になります。バイクの往来はありますが、車は通れません。

振り返ったら・・・

オルヴィエートと同じくここも、中世の建築物が多く残っています。

とても小さいので、すぐ端に到達します。

レストランもありましたが、持参していたサンドウィッチやピクルスを広げました。それをめざとく見つけた猫たちがたくさん集まってきて、おねだりします。

猫たちと戯れて、楽しい時間を持てました。

ここにも、オルヴィエートのような地下洞窟があるようです。
(広場から少し下ったところの、右側の路地の先です)

しっかりした日本語表記の案内にびっくり・・。日本からたくさんの観光客がきているのでしょうね。

帰りのバスから見えたチヴィタ・ディ・ヴァニョレージョ。
オルヴィエートとともに美しい景色を胸に刻むことが出来ました。


明日は、オルヴィエートからフィレンツェに移動します。