2014年4月 春のふくしまに魅せられて★白河＆土湯＆鶴ヶ城＆合戦場＆三春 ～ 辰巳屋山荘 里の湯

2014/04/19 - 2014/04/20

2014年4月。知らない場所に行ったり泊まったことのないところに初めて泊まるのも新鮮で好きです。そして同じくらい好きなのが、思い立った時に出かける福島＆土湯温泉の旅館、里の湯さん。夫婦で「年1回は訪れたいね」と決めていたのに、昨年は機会を作れていませんでした。今のところ好きな季節は新緑→秋→冬の順ですが、福島に限って言えば春がいちばん好きかもしれません。

＜交通＞
自家用車

＜宿泊＞
土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯
http://www.satonoyu.com/

＜食べた＞
〇にじます亭(ますつり公園内)
http://www.hayashitrout.com/masutsuri/eat.html

〇みちのく福島地ビール http://www.f-beer.com/

〇元祖 清水屋
http://www.aiaiaizu.com/shimizuya/mise.html

〇棚倉町 小判寿司
〒963-6131 福島県東白川郡棚倉町棚倉古町３０－２
電話 [phone]

＜行ってみた＞
〇林’養魚場　ますつり公園
http://www.hayashitrout.com/masutsuri/

〇南湖公園（なんここうえん）
→「行って！みっぺ！！白河」よりhttp://shirakawa315.com/sightseeing/nanko.html

〇鶴ヶ城 http://www.tsurugajo.com/

〇合戦場のしだれ桜 http://www.evergreen-net.jp/sakura/

〇三春滝桜 http://www.town.miharu.fukushima.jp/life/3/18/63/

エリア 福島

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

ドライブ日和。夫に運転してもらいながら、今日のランチをリサーチ。でも、今回もそんなに早い出発でないから福島餃子へは間に合いそうにない。
以前甥っ子連れででかけたこちらを訪れてみた。

東北道・白河ＩＣを降りて・・・到着すると駐車場からはこんな景色が。

林'養魚場のますつり公園。

4年前、小学生だった甥っ子を連れて福島旅行に来たことがあった。高速の途中で「俺、釣りがしたい〜」と言い出した甥っ子。計画になかったし、私は興味もなかったので「山の中だから無理です。あったらね！」と却下したはずだった。でも、塔のへつりへ行く途中に偶然こちらの看板を見つけて、甥っ子の願いは叶ったのだった。

今回は車中でＨＰを確認してから来店。

震災の影響があったのか少し規模が小さくなっていたけど、地元の人らしき家族連れも多くいた。

へっぴり腰ながら私も挑戦。夫と二人で今日のランチを釣りあげるのだ〜！
そして・・・3匹ゲット！！

釣った魚(鱒)はこちらのにじます亭で調理代を支払っていただくことができる。

広くて雰囲気の良い座敷だよ。もちろん、釣りをしなくても食事ができる。

前回は甥っ子が頑張っていっぱい釣ってくれたのでお刺身分もあったけど、

今回はお刺身は別注文。メイプルサーモンだって〜♪

甥っ子の釣った鱒はもっと薄ピンクでさっぱりしてた記憶があるけど、
こちらも脂がのって美味しかった〜

今回私たちが釣った3匹の鱒は、焼き鱒とフライに化けました。

やっぱり新鮮なお魚は美味しいし、自分で釣ってるからなお美味しい♪

ゆったりランチを満喫してお店を後にした。
ごちそうさまでした〜
また来よ〜っと♪

ちょうど桜前線まっただ中の福島を訪れていたので、さくらの名所に立ち寄ってみることにした。湖面を囲むように、桜が咲き誇っている。

ほんのちょっと立ち寄っただけだけど、にじます亭から近い「南湖公園」。
日本最古の公園とも言われる南湖公園は、江戸時代1801年、白河藩主 松平定信が湿地帯を造成して築造したらしい。定信氏は「士民共楽」という、身分関係なく武士も庶民もだれもが楽しめるようにという理念のもとにこの場所を開放したらしく、公園という具体的な定義は明治に入ってからできたものながら「日本最古の公園」と呼ばれている。

桜のトンネルを歩いて来る人もたくさんいた。少し歩こうかと思ったけど、風があってけっこう寒い。少し写真を撮って、鑑賞を終えた。

さあ、温泉に向かってＧｏ〜〜！

到着しました〜〜2年ぶり。
以前も泊まったことのあるお部屋「楓」。

部屋でお抹茶と羊羹をいただく。
宿泊経験があるので宿帳への記載も省略されて、何度かお世話になっている仲居さんとお話し。お風呂の時間を確認する。

お抹茶のお椀。

可愛らしい季節のお花柄。

素朴な生花が飾られていると、季節を感じてほっとする。

こちらはお布団を敷いてもらう６畳の和室。椅子でちょっと寛ぐスペースもある。

10畳の和室。普通の和室だけど、灯りのおかげかな…とても落ち着く。

夫はすぐにゴロゴロしたい派なので、寝っ転がれる和室やすぐにお布団を敷いてもらえたりする環境が大好き。
2人だと部屋食だけど、2間あって引き戸もちゃんとあるのでいい。

さあ、大好きな温泉へ行くよ〜〜♪

たぶん何度かこれまでもブログでご紹介しているので…
お風呂の詳細を知りたい方はそちらや里の湯さんのＨＰをご覧ください。
３か所のお風呂は全て貸切風呂となっている。
こちらは家族風呂の脱衣所の一枚。


家族風呂は内湯と屋根のある半露天風呂で、開放感がある。
お湯もいいしいつも綺麗だし…明るいうちに入るのがいいと思う。
この時期は芽吹き始めた枝を眺めながら、ひんやりした空気と温かく柔らかいお湯を堪能できた。

お風呂上がりに・・・以前はなかったサービスが新しくできていた！！

前は小さな応接室かなにかだったようで、入ることもなかった場所だったような…。
小さなその部屋にはセルフサービスセットがあった。
珈琲マシーンと紅茶マシーン。カップとソーサーもあって、自室へも持っていける。

珈琲はあとでいただくとして・・・私たちはまずはお風呂上がりのビール♪

土湯温泉ちかくのアンナガーデン内にある、みちのく福島路ビール。
ヴァイツェンいただきま〜す♪
酵母の味わいもあるりつつフルーティ♪

さあ、夕食をいただきましょう♪

こちらのお宿はお部屋のプランによって食事内容が少し違うと聞いたことがある。
メニューもなかったんだったかな。なので気になる人は前もって確認したらいいと思う。

丁寧なお料理。
今回は一皿一皿のボリュームがあったと思う。

春のお楽しみぐい呑みセット。

普通のセットとは違って値段お高め。
福島を代表する酒造メーカーの大吟醸または純米大吟醸。

チビチビとお料理と合わせながら飲むよ〜

春が来たわ〜〜♪

もうかなりお腹いっぱいになってたけど、大きな鯛が来たんですけど・・・！！

鯛は好きだし嬉しいけど、量がちょっと多かったわ〜

少ない・多い・・・と毎回いろいろ言っちゃうけど、今回は鱒釣りで鱒をたんまり食べた後だったからね。こちらの問題(笑)

以前にも増して器もどんどん変化してる気がして、お宿の努力が垣間見られる。

美味しい福島牛。今回は石焼だった。
美味しかったけど私たちには下味がやや薄く量が多く感じられた。ただアレンジや付け合わせが楽しく、リピーターにも新鮮さが味わえるようにしてるんだと思った。

全体的にはやっぱり好きなこちらのお食事。

堅苦しくなく、アットホームで明るい仲居さんとのやり取りも大好きなのだ。

私はお食事前の春色の酢の物がお腹いっぱいで入らない〜！

お願いして夜中のお酒のお供に冷蔵庫に入れさせてもらった。

さあ、夜の露天風呂にも行ってみましょう。
この階段を降りて・・・

大好きな温泉を満喫。

灯りに照らされる春の芽吹きを感じつつ・・・

あぁ・・・何度来てもほっとする♪

お部屋に戻って、夕食時に食べられなかったデザートをいただく。
お風呂に入って別腹に空いたスペースにスッと入る♪

酢の物をワインのお供にしながら、至福の時間。

やっぱりこの灯りも落ち着く〜

それでは、おやすみなさい♪

朝起きて、再び露天風呂へ。

何度も書くけど、このお風呂の木のベンチが本当に大好き！！

お風呂帰り。裸電球の灯りの影で楽しむ。

そうそう。利用しなかったけど、お部屋のお風呂。
ヒノキの香りがするよ。

部屋の窓から自然の山景色

♪は〜るよ来い

は〜やく来い♪


もう来てるよね＾＾

里の湯さん印の海苔がある〜

御飯が進む和朝食。

湯豆腐も楽しいのよね〜

豆腐好きの夫よ、多めにどうぞ♪

いつもいただけるご飯のお供に、デザート。
満足しました。ごちそうさまでした〜♪

私たち夫婦の大好きなお宿、里の湯さん。
また来年も訪れたいなぁ。

お宿を後に、満開の桜道を進み・・・

みちのく福島路ビールさんにやってきました。
ゆっくりできそうなテラス席もできていたけど、ちょっと寒いので
暖かい季節にゆっくりしよう。

新しい種類もいろいろで目移り。
個人的にはフルーツ系より麦酒が好き。
今回はお持ち帰りで買ってかえりま〜す。

福島には桜の名所がいろいろある。

土湯大橋を通り、会津方面へ。

まだ雪景色の磐梯山が綺麗に見えたよ。

目を見開いた恐竜もいたよ。

混雑していて駐車場に入るのにちょっと時間を要したけど・・・鶴ヶ城へ。

ちょっと雲がかかったお天気だったけど、たくさんの人が桜の名所を訪れていた。
私たちもさあ行きましょう＾＾

大河ドラマ「八重の桜」は昨年でしたっけ？！

今回は天守には上らず下からパチリ。
来年平成27年は天守閣再建の50周年らしく、大きな看板があった。
来年は賑やかな式典とかがあるのかな？

満開だったね〜〜♪♪

高いところから眺めてみたよ〜

そうそう、お昼ご飯を食べなきゃね！
仲居さんに教えてもらった場所、強清水へ向かう。

もう鯉のぼりも泳いでいたよ。

お蕎麦と天ぷらの「元祖清水屋」さん。
この辺りには他にも数軒お蕎麦屋さんがあった。
強清水(こわしみず)は会津の名水にも選ばれている「強清水湧水」があるらしい。

確かこの付近はこれまでも何度か通ってるけど、蕎麦畑もあった気がする。
なるほど、名水と蕎麦か。

中に入ると意外と広いのに、お客さんが多くごった返していた。
しばらく待って席に案内された。
桜の季節の週末でより混雑していたのかもしれないけど、
少ない店員さんでお膳の片付けがままならないほど忙しそうだった。

さて、選んだのはシンプルな十割そば〜

薬味のネギが香川のうどんめぐりの際にあるような、田舎チックで豪快。
私はなぜかざるそばの海苔が苦手なので、こんもりのっかった海苔は夫のお膳へ。

お蕎麦の方は特に驚きなどは感じず、いちばんお目当てだったのが天ぷら。
椎茸と見まごう丸い塊は、お饅頭。店頭でも販売していて、お客さんが沢山買っていってた。地元のソウルフードなのかな？

まんじゅう天ぷら以外は、ニシンとイカ天。イカ天はゲソ天っていうかスルメ天。
ところ変われば面白いよね。
全体的にガッツリなので夫とシェアして食べた。
まんじゅう天ぷらはもうちょっと温かかったらもっと美味しかったのかも。
とにかく安くて面白い天ぷら！！旅先グルメにいかがでしょう〜

再び車に乗って移動。
磐越道に乗って、上りの磐梯山ＳＡに立ち寄り。

さすが、磐梯山が綺麗に見えた。

そして小さな小鳥もいたよ。

次の目的地は、お宿にあった福島新聞に載っていた情報をもとに。
「合戦場のしだれ桜」が目当て。
合戦場とは、平安時代に朝廷から奥州征伐に派遣された軍と地方豪族との合戦の場だったことからついているらしい。

以前も見た「三春の滝桜」は全国的にも有名だけど、こちらは無料で鑑賞できる素晴らしいしだれ桜。樹齢150年と言われ、三春の滝桜の孫にあたるとか？

さすが新聞の一面を飾ったほど満開にて、大勢のゲストがいて誘導員もいた。車は一方通行にしていた。
駐車場に車を止めて向かう。

なかなか大きい2本のしだれ桜。
ただ・・・午前中の方が鑑賞には良いみたい。
暗くてしっかり色が見られない。

合戦場・・・という雰囲気の周囲にも桜。

大きな枝垂れ桜と道路を隔てた辺りにある桜。
光の加減も良くて、美しい。
青空と菜の花も合わさってより明るく春らしい一枚となった。

なので名前はついてるかも分からないけど、こちらを表紙に〜♪

大木の花ほどお天気や明かりに美しさが左右されるね！

どうせ帰り道だし・・・と三春の滝桜も鑑賞しに寄った。
ところがこちらは知名度も抜群、観光バスツアーでも訪れる人が多い。
渋滞＆渋滞・・・なかなか駐車場に行きつかない。

私だけ先に車を降ろしてもらえたので、ひと足お先に。
入園料を支払って近くまで行ってみた。

夕方でこちらも明るさが足りない・・・

まるで生きているような大きな大きな紅枝垂れ桜。先ほどの孫だという合戦場のしだれ桜は樹齢150年だったけど、こちらなんと樹齢1000年といわれており国の天然記念物にも指定されている。

お宿の方から「老体に添え木」と印象を語ったゲストさんがいらしゃったと聞いたけど、なるほど・・・まるでたくさんの松葉杖に支えられているみたい。

なんだか写真とりつつ拝んじゃう。どうぞどうぞお大事に・・・。
この後は陽が落ちるとライトアップされるという。
私たちはそれは見ないで混雑の観光地を後にした。
実は予約していたお店があって。予想外に時間を費やしたせいで、時間を遅くしていただいた。

車を走らせ、やって来た。以前、早目の夕食で立ち寄って感激したお寿司屋さん。
小判寿司さん。今回は前もって予約しておつまみとお寿司のお任せコースをお願いした。
この時は写真を撮らなかったけど、吟味され手間暇かけられたお料理・お寿司を堪能して21時前に帰路へ。やはりどれも美味しい！！

運転手の夫が頑張ってくれて、日付が変わってすぐ位に自宅に着いた。
本当にお疲れ様。いつもありがとう。

やはり何度訪れても飽きないふくしまの旅。飽きないというか、なんだか落ち着くのよねぇ。また訪れたいと思います。

最後までご覧くださってありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• ぺでぃまるさん 2015/01/31 11:05:43

  春よ来い♪

  kodebuさん、こんばんは〜
  
  道後温泉と内子に年末行ってきました!
  教えていただいたんですけど、子ども連れゆえかなかなか思い通りに行かず…
  霧の森大福も買えなかったです。
  kodebuさんの旅行記をキッカケに、みかんの勉強していったから、けっこうスッと入っていけました(＾＾)
  私の勝手に好きな県ランキング上位の愛媛県、やっぱイイね♪
  
  さて寒さも厳しい折、ホッとする旅行記。
  定宿のように使える所、いいなあ〜
  土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯、お部屋もお風呂も食事も良さそうですね。
  福島と山形は私にとって残された未踏の県、興味深いです。
  
  表紙の写真がステキ過ぎます☆
  
  　ぺでぃまる

  kodebuさん からの返信 2015/02/12 23:22:29

  RE: 春よ来い♪

  ぺでぃまるさん、こんばんは！
  福島の旅行記を読んでくださってありがとうございます♪
  返信が遅くなってごめんなさい。
  
  年末は道後温泉＆内子にも行かれたんですね。
  私も年末に帰省したので、もしかしたらすごく近くにいたかもですね(^^)
  私の情報はほんと詳しくないのでかえって申し訳ないくらいですよ。
  楽しいご旅行になったならそれが嬉しいです！！
  
  里の湯さんは定宿っていうほど通えてるわけでもないんですが、
  本当にほっとするお宿です。
  表紙の写真、お褒めいただきニンマリです(^^)
  あ〜早く今年も春の訪れを感じたいですね！
  
  ぺでぃまるさんは福島と山形が未踏の県なんですね。
  私は佐賀とぺでぃまるさんのお膝元の滋賀です。
  行きたいんですが、楽しみにとっておきたくもあり（笑）
  滋賀県旅行の際はぜひご教示下さい。
  
  また改めて愛媛旅行記おじゃまします( ^ ^ )/
  
  kodebu