ウェスティンナゴヤキャッスルに宿泊

2014/08/30 - 2014/08/31

名古屋で所用ができたので、またもや新幹線に乗って。宿泊は東京に続き、今年2軒目のウェスティンです。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 新幹線 徒歩

名古屋に所要があり、前日から一泊することに。今年3回めの新幹線。あ、台湾入れたら4回か。何年も乗っていなかったのに、今年に限ってこんなに乗ってるの、不思議な感じ。

名古屋に到着し、まずは軽く腹ごしらえ。何回か名古屋には行っており、手羽先も食べていたのに、意外と食べてなかったきしめん。うーん、何か、やっぱりうどんの方がいいな〜と思うのは、大阪住民の環境がそうさせるのか、あるいは四国（香川じゃないけど）出身の両親のDNAによるものなのか（笑）

まあ、この手の平麺って、実はあんまり好きじゃないんですよねぇ…パスタのタリアテッレにしても。何でだろ？今はもう苦手で食べられないんだけど、若い頃に食べたカップうどんっぽい感じがするからなんじゃないか、と考えています。

ホテルに行く前に少しだけ高島屋で買い物してから向かいます。

名古屋駅からホテルへは、このシャトルバスを使います。1時間に1本のみなので、タクシーで行こうかと思っていたのですが、ちょうど待っていたので。所要時間20分と書いていますが、15分もかからなかったような。

チェックインして部屋へ。まあ、部屋の内装自体は、ごくごく普通のウェスティン、ってかんじですね。見慣れたヘブンリーベッドがあり、全体的な色のトーンも、他のところ、大阪や京都、東京などで慣れ親しんだもの。あ、そういやこれで国内のウェスティンは全部泊まったことになりますね。

このホテルの特徴は、なんといっても「キャッスル」の名の通り、名古屋城がすぐ近くに見えること。堀を挟んですぐに見えるんですが、そこまで歩こうとすると、意外と時間がかかるらしい。まあ、一度行ったことがあるので、今回は行きませんけど。でも、朝の散歩なんかには良さそうですね♪

尾張名古屋は城でもつ、とはよく言ったものです。画像だとなかなか伝わらないんですが、窓枠で切り取られた景色の多くの割合を占め、グッと迫ってくるような感じはなかなか味わえない風景。日本人はもちろんですが、外国人の人にもたまらないでしょうね〜。僕だって、フランス行って、ホテルの目の前がシャトーだったりしたらテンション上がりますし（笑）

バスルーム。シャワーブースはなしで、ビジネスホテルのような作りです。まあ、値段的にも他のウェスティンより安いですしね…高級感を求めてはいけないかな。

しかしココに置いてあるドライヤーがとても使いにくい。とにかく風が弱いんです。これ、髪の長い女性なんかには特に辛いんじゃないかな…短い僕でもけっこう時間かかりましたし…（髪の毛が少ないワケじゃないですよ！笑）

でも、その訳も納得。たぶんですが、ココ割と壁が薄い。まあ、旧いから仕方ないといえばそうなんですが…これまでホテルで隣の声とか全然気にならなかった僕が、夜ちょっと気になりましたから。まあ、ドライヤーの音って結構響きますもんねぇ。だからこそ、音の静かな＝風の弱いドライヤーなのかな、と。

一息着いたところで、おやつタイムとしましょう。名古屋駅の高島屋で買った『ミシェル・ブラン』のケーキ。

マンゴーのムースです。ムース自体の味はなかなか。甘みと酸味のバランスも良いし、濃さもいい感じ。ただ、食感的にアクセントが無いんですよねぇ…。ずっとムースの味。もちろん、それ自体の味は美味しいから、食べ続けることもできるんですけど、何かあれば、より美味しいなぁ、と。

しかし、残念なのがこのホテル、部屋にコーヒーがないんですよね…。しかし、ルームサービスで頼むのも何だし、ちょっと買いたいものもあったので、おやつの前に近くのコンビニへ行ってコーヒー買ってきました。最近のコンビニは挽きたてのコーヒーで、しかも豆の種類まで選べるってスゴイですねぇ♪

さて、ホテルでおやつと共にゆっくりした後は、晩御飯へ。名古屋もいくつか行きたいお店はないでもないんだけど、泊まっているウェスティンナゴヤキャッスルは、繁華街から微妙に離れた場所。周りに目ぼしいお店は特になさげだし、中心まで出るのも億劫。となると、ホテルのレストランにしましょうかね、というわけで、部屋から電話して席を抑えてもらいます。

割と規模の大きなホテルなので、スリーミール、フレンチ、和食とレストランはホテル内にしっかり揃っています。でも、今年の僕のテーマは中華（いま決めたw）。ウェスティンは東京の『龍天門』、大阪の『故宮』と行ってますしね。あ、京都は行ってないな。

なので、ココは地下1Fにある中国料理『柳城』にします。
東京や大阪に比べると、けっこうカジュアルな感じ。お店の前にあるポスターの通り、夏はアワビ感謝祭をやっていました。まあ、フカヒレがなくなったから、コレを押していこう！、ってことなんでしょうね。詳しく見てみると、6,900円と高くない割に、内容はアワビづくしで、充実していました。実際、満席の店内で、ほとんどのお客さんがこのコースを食べていた模様。

ま、僕はアワビあんま好きじゃないんで、いつも通り、中華に来たらアラカルトで頼むわけですが（笑）

・前菜（蒸し鶏・広東風チャーシュウ）

前菜を2種類選んで、盛り合わせてもらいました。あらかじめこうして取り分けて盛られてくるのは楽で良いですな。蒸し鶏は葱ソースが美味しいし、鶏自体も美味。さすがは名古屋コーチンのお膝元（関係ないw）。チャーシューはまあ、普通。

・烏賊の黒豆炒め

ものすごく柔らかいイカと、大好きな黒豆ソース。あっさりめですが、なかなか美味しい。

・車海老のガーリック風味蒸し

ガッツリとガーリック。海老もプリプリでおいしい。けど、やっぱ海老は海老チリの方が好きかな。

・野菜の上湯煮

これは普通。

・鶏の唐揚げ

相方の御所望により唐揚。シンプルな唐揚ですが、まあ、わざわざホテルの中華で食べるほどのものでもない、ような。

・海鮮炒飯

炒飯も普通かなぁ。

全体的にどの料理も悪くないです。ただ、ちょうど台北のシェラトン『辰園』で極上中華を食べた後だと、どうしても「普通」の範囲に入ってしまう。同じウェスティンの他の中華と比べても、大人しい印象を受けました。まあ、これはやはり土地柄もあるのかも。価格的にも他より安いし、むしろリーズナブルに高級素材を楽しめるコース料理にした方がいいかもしれませんね。

食後はデザートをパスして、せっかくホテルに来たし、ということでいったん部屋で用事を済ませてからバーへ。ホテル内にバーは2軒あって、最上階（っても11Fですが）のラウンジ的なバーへ行くと、見事に満席とのこと。せっかくお城を見ながら飲もうと思ったのに残念。まあ、部屋からも見られるし、いいか〜というわけで、1Fの奥の方にあるオーセンティックバーへ。

いかにもな感じで好き。コチラもほぼ満席でしたが、ギリギリセーフ。

・シャンパンとコーディアルのカクテル

なかなか良い雰囲気で、夜を楽しめました。

静寂に包まれた、夜のロビー。中心地からちょっと離れてるけど、アクセスは悪くないし、静かなのはやっぱいいな。

ちょっとだけ、夜のお散歩へ。ホテル外観と名古屋城のライトアップ。

部屋に戻ると、窓枠を額縁に、名古屋城がポッと浮かんでいる感じに。他に建物がないので、部屋を暗くすると余計に印象的でした。これだけでも、このホテルに泊まる価値はありますね。「尾張名古屋は城でもつ」とは良く言ったものです。

翌朝。

前日、タカシマヤで買った人気のお店、『ル・シュプレーム』のパンたち。買った翌日に食べたので、鮮度や湿気的に状態は良いとは言えませんが、たぶんレベルはそこそこ高いと思います。でも、やっぱりこういう舶来的なグルメの層の厚さは、その都市の都会度に比例するな〜ってのが正直なところ。名古屋＜大阪＜東京になりますよね。

午前中に用事を済ませ、お昼過ぎ。名古屋駅直結のマリオットアソシアホテルの52Fにあるスカイラウンジ「ジーニス」でちょっとコーヒーブレイク。まあ、コーヒー代としてはちょい高いけど、場所代、そして景色等を含めて、少し休むことを考えると、ガヤガヤした『ド○ール』や『ス○バ』とかで一服するよりオススメ。ロビー階のラウンジは満席で10組くらい待ち状態でしたが、こちらはすぐ入れましたし、そういう点でもここはなかなか良い場所です。

1泊2日、用事以外は主にホテルとグルメ（あまり名古屋らしくないけど）に費やした、小旅行でした。

この旅行記へのコメント （1）

• hankanさん 2014/11/17 16:33:10

  こんにちわ。

  僕もついこのあいだ、ウェスティン名古屋に宿泊しました。
  おっしゃるとおり隣の部屋の声はびっくりするくらい聞こえてきますね。
  隣のおばさんたちの集団だったのか、朝から話しまくりで、寝てられなかったです（笑）
  バスルームも、清潔でしたが、古さは否めなかったです。
  
  でも、名古屋城がみえる景色は圧巻でしたね。
  
  翌日は、皇太子が宿泊するってことで、物々しい雰囲気でしたが、スタッフの対応などは、かなりよかったのを覚えてます。
  
  ただ、午前11時から1時間エレベーターが使えませんといわれ、びっくりしました。
  おそらく、皇太子が来ることと関連してたんでしょうね。
  理由を教えてくれなかったんで、いつもそうだと思いこんでしまいました。
  
  そろそろ改装してもいいのではないかと思う部屋でした。