2014/10/31 - 2014/11/02
5356位(同エリア13535件中)
ミールさん
全国の数少ないミールファンの皆さん、お待たせしました!徒歩旅行には適さない夏も去り、とうとうミール君が中山道に戻って来ました。
初日の朝、モーニング摂取のために入った喫茶店のマスターと中山道の話で盛り上がり、岐阜県内の中山道の詳細な地図入りのパンフレットとバナナをもらいました。親切なマスターのおかげで、この三日間はほとんど迷うことなく歩けました。本当にありがとうございます!!
二日目は朝からけっこう激しい雨。しかも、山の中の石畳を歩くという過酷なルートでした。雨で濡れた石畳は、凍結した山道の峠越えと同じくらいスリルとサスペンスに溢れていて、もう二度と経験したくないとしみじみと思いました。
三日目の午前中は天候とトイレにも恵まれ、木曽川沿いの爽やかな遊歩道を歩きました。午後は雨が降ったりやんだりで、しかも国道沿いをひたすら歩くという、肺と足に負担のかかる道でした。三日間で計80キロ以上を歩き、何とか今年中にはゴールの京都に着けそうな予感がしてきたミール君なのでした。
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モーニングを食べて元気が出たところで、中津川宿を出発。たけのこも見送ってくれました。
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島崎藤村の『夜明け前』は馬籠宿が舞台だそうです。
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脇本陣跡。
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家と家の間(二階)から飛び出ているものがありますが、これは卯達(うだつ)といいます。昔は防火壁として使われていましたが、江戸時代中期頃からは装飾的な意味合いが強くなったそうです。ちなみに卯達を上げるにはそれなりにお金がかかるので、裕福でなければ上げられません。というわけで、『うだつが上がらない』の語源だとも言われています。
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地酒のピラミッド。
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やたらと小さい踏切ですが、自作なんでしょうか。
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双頭一身道祖神。一つの胴に男女の頭がある珍しい石像らしいのですが、画像だとどれがそれなのかよくわかりません。
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珍しい形をした六地蔵。
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中津川市も終わり、恵那市に入りました。ここからは大井宿です。
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介護業界にまで進出する中山道。さすが、五街道の一つです。
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大井宿のマンホール。
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坂の上にある甚平坂公園。景色がきれいでした。
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昔の大井宿の人たちが、宿内の無事息災を祈ってたくさんの石仏を立てたそうです。ちなみにこの石仏群の一番人気は、痰切地蔵だそうです。昔の話ですが…。
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大井宿の高札場跡。
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中山道の宿場町らしい橋です。
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ここからいよいよ十三峠の始まりです。三里半(約14キロ)も延々と上り下りが続きます。奇抜な名前の坂道がたくさんありましたが、心身ともに疲れ果てて撮影どころではありませんでした。
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この辺りの一里塚は山中のため、完全な形で残っているものも多いそうです。
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坂を上りきったところでいつもこんな景色が見られるとは限りません。
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首なし地蔵なんて怖すぎです!
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注意喚起には抜群の怖さを演出している、荒れ果てた看板。こんな殺気立った顔をした熊が実際にいたのでしょうか。
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平坦な道に出て、歩きながらもほっと一息。
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深萱立場の高札場跡。立場とは、宿と宿との間にある旅人の休息所のことです。昔は茶屋などもあったようですが、今はお店が全くないので食べ物は持参しないと空腹で倒れてしまいます。
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くねくねだらだらと続く坂道。
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こんな感じで、それぞれの坂に名前がありました。
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なぜか突然、道がゴルフ場に挟まれました。しかし道に迷ったわけではなく、これもれっきとした中山道なのでした。
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三十三観音。混みあっている様子が格子戸の間からでも見えます。
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一日目の目的地の大湫(おおくて)宿に到着。この時点ですでに中津川宿から24キロ歩いたのですが、公民館にいたおじさんに、『最寄り駅までずっと下り坂だから歩けるよ〜』と言われて、さらに駅まで4キロ歩いてしまいました。
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神明神社の大杉。樹齢1300年だけあって、とても立派でした。
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ここから二日目。巨岩が二つあるはずなのですが、なぜか画像は一つだけ。こんな巨岩を見逃すとは、ミール君の目はかなり節穴なようです。
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ここから山道に入り、琵琶峠の始まりです。
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雨の中の石畳は一見情緒がありますが、歩くとなるとかなり危険です。特に下りは。
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八瀬沢の一里塚。この直後に外国人の団体客とすれ違い、『ハロー』とか『オハヨウゴザイマス』とか挨拶してくれました。しかし最後尾をちょっと遅れ気味に歩いていたおじさんは『アリガトウ!』と発言し、ミール君は絶句。空気の読めるおじさんらしく、何だかおかしいことに気づいたようで、数秒後には『オハヨウゴザイマス』と照れながら言い直してました。
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弁財天の池。作りが素敵です。
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レトロなタバコ屋さん。もう営業してないのかな。
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人っ子一人見かけなかった細久手宿に到着。
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この建物は、今も旅館として営業している大黒屋。あまりにも雨が激しくて、ミール君にオーラのようなものが…。
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道路を横断中のカニとにらめっこ。
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ここからまた山道に入ります。
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秋葉坂三尊石屈。それぞれの部屋(?)に納められた石仏は珍しい気がします。
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鴨之巣一里塚は道の両側にありました。
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これがお向かいの鴨之巣一里塚。
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突然、竹林エリアに突入。次の宿場町の御嶽宿では、竹の使い道について勉強しました。
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まさかと思いますが、これって犬小屋?
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ただの落とし穴にしか見えませんが、どうやら馬の水飲み場だったようです。
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やっと屋根のある『御殿場』という休憩所を見つけたので、空腹に耐えきれず昼食タイム。ちょっぴり紅葉も楽しめました。
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こんなに小さいのですが、唄にも唄われたという由緒正しい唄清水(うたいしみず)。
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こちらは一呑の清水。皇女和宮が江戸へ嫁ぐ時に中山道を通り、ここの水を飲んで褒め称えたとか。
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旅人が自らを元気づけるために歌を歌ったという謡坂(うとうざか)の石畳。もう石畳は勘弁してください、と歌いたくなったミール君。
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朝からずっと雨だったため、川が激流になってました。
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ネーミングがかわいい耳神社。
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あまりの急坂に牛が鼻をこするといわれる『牛の鼻欠け坂』。急坂を主張したい気持ちはわかりますが、なぜ牛が選ばれたのかは謎です。
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山道も終わり、やっと人里と次の宿場町に近づいてきました。
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御嶽宿に到着。ここでは商家竹屋という資料館の方にいろいろと話を聞き、ちょっぴり御嵩町について詳しくなりました。例えば、御嶽宿のある御嵩町では象の化石が発見されたことがあるとか、桃介さん(前回の中山道でも登場しました。詳しくは『その9』を参照)がダムを作ってくれたおかげで明治末期には電気が通ってたとか。
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ついでに前日からよく見かけて気になっていた、家の前にある『何か』についても聞いてみました。これは竹でできていて(先ほどの竹林が活用されます)、犬のトイレ除けとして使われている犬矢来(いぬやらい)というものだそうです。現在は町おこしで作っているくらいだとか。ちなみに京都にも同じものがあるそうですが、あちらでは竹矢来と呼ぶそうです。
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一目でわかる、岐阜県の排水溝。
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おどろおどろしいネーミングの鬼の首塚。
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とうとう二日目の目的地、伏見宿に到着。防水のトレッキングシューズも雨でずぶずぶに濡れていて、とにかく早く裸足になりたかったです。
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ここから三日目。伏見宿を出てからは国道やら住宅街やらで撮影スポットがほとんどなく、気づいたらすでに次の宿場の近くまで来ていました。こちらは今渡の渡し場跡です。
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長野県内ではかなり長時間を共にした木曽川と感動の再会。岐阜県に入ってから、少しビッグになったような。
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橋を渡って日本ライン下りのまち、美濃加茂市へ。
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木曽川沿いの遊歩道をのんびり歩きました。
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ライン下りって、こんなに激しいものなのでしょうか?
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重要文化財に指定されているお屋敷だけあって、ちゃんと卯達が上がっています。
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いつの間にやら太田宿に入っていました。
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中山道会館内のプチ資料館にて。お土産屋からレストランまで、いろいろと揃っていて何かと便利です。
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太田宿の本陣門。門しか残っていません。
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難読町村名の坂祝(さかほぎ)町。読めませんよ、こんな難読地名。
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国道から脇道に入って、線路沿いをちょっと歩きました。
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本当に線路沿い。
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ここも本当に中山道?というこんな道も通りました。
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峠という言葉にビクっとしたミール君。ここ数日、険しい峠ばかりだったので。
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『まむし注意』の看板は初めて見ました。
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中山道いこいの広場。誰も憩ってませんでした。
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峠を目指して頑張るミール君。
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大した上り坂もなく、うとう峠の一里塚に到着。もしやここが頂上?と思ってさらに歩いていると、前からは犬の散歩のおじいさんの姿が。いつの間にか、公園に入っていたようです(ここもれっきとした中山道)。
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鵜沼宿に到着。
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鵜沼宿の入口の大安寺大橋。
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立派な建物の菊川酒造。
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鵜沼宿は観光客もたくさんいて、宿場町らしい宿場町でした。
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鵜沼宿を過ぎると、足と肺に負担がかかる国道21号線へ。
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ブラボーって何でしょう?お店がつぶれていたため、残念ながら店員さんに聞くこともできませんでした。
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一里塚跡の後方に、なぜかカエルが。
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鵜沼宿と加納宿の間は17キロもあるため、間の宿ができたようです。
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17時を過ぎて、ようやく加納宿に入りました。間の宿以降の画像がありませんが、決してワープしたわけではありません。ほとんど住宅街を歩いていたため、撮るような被写体がなかったからです。ちなみにこの日は30キロ以上歩きました。中山道で土の道を歩くのはうとう峠が最後だったので、次回からはアスファルトとの戦いになりそうです。
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