2014/10/24 - 2014/11/03
7位(同エリア118件中)
マリアンヌさん
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初めてヨーロッパ旅行に行ったのはヴィスコンティの映画「ルートヴィヒ 神々の黄昏」に憧れてノイシュバンシュタイン城へ…
そのハプスブルク家にちなんだトリエステのミラマーレ城、ずっと前から行きたかったイストラ半島のロヴィニなどに出かけました。
昨今、須賀敦子さんの「トリエステの坂道」でも話題になりましたが、私のトリエステのイメージは何といってもハプスブルク家です。
10/24 羽田発
10/25 パリ着 パリ→ヴェネツィア(空港)→(バス)ヴェネツィア
メストレ→トリエステ(鉄道)
10/26 トリエステ→ウーディネ→チヴィダーレ(鉄道)
チヴィダーレ→ウーディネ→トリエステ
10/27 トリエステ→チェルヴィーニョA.G.(鉄道)→アクイレイア→
グラード→グリニャーノ ミラマーレ
ミラマーレ→トリエステ(バス)
10/28 トリエステ→ロヴィニ
10/29 ロヴィニ→バーレ→モトブン→グロジュニャン→ザヴゥルシュ →ロヴィニ(タクシー)
10/30 ロヴィニ→ポレッチ(バス)
10/31 ポレッチ→トリエステ(バス)→ヴェネツィア(鉄道)
11/2 ヴェネツィア→パリ パリ発
11/3 成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「Piccole Citta Borghi E Villaggi」やネットで調べて計画をたてます。
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トリエステ駅。
トリエステは、ローマ、ビザンチン帝国、ランゴバルト、フランク王国、ヴェネツィア、オーストリア・ハプスブルク家に支配され、第一次世界大戦後 イタリアへ、第二次世界大戦後国際連合統治下へ。
そして1954年イタリア併合へ。(南半分はユーゴスラヴィアへ) -
ホームを降り、右側に荷物預かりがあります。
B&Bとの約束の時間まで荷物を預けて観光開始。 -
大運河。オーストリアにとって最も重要な海の玄関口でした。帝国経済の生命線ともいえる重要な拠点にハプスブルグ王朝は大量の資金を投入した。
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大運河の海側。
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ダブリンに生まれ、トリエステにも一時住んだユリシーズなどの著書で有名なジェームズ・ジョイス。
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ピアッツァ ウニタディイタリア。(イタリア統一広場)
市庁舎。 -
チェネラーリ保険。
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豪華なファサード。
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州庁舎。(ムッソリーニが演説した)
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美しい壁。
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ロイド保険。
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須賀敦子さんの本にも出てきたミネルバ書店。
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ウンベルト・サバ書店。
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街もビルはバロックで豪華なものが多い。
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イタリアというかウィーンっぽい。
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ここも豪華。
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さて、住所からB&B Suite45へ。
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マリアテレジアイエローのようなお宅。
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部屋は1つだけです。
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素敵でしょう?
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3泊お世話になりました。
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絵画・彫刻はオーナー作。
アートなお部屋です。 -
窓からは海が…
だってトリエステの坂道、駅から7分位なのに息が切れる。 -
水回りは部屋を出て中2階へ。
ここにも素敵な彫刻が。 -
洗面台が2つ並ぶ広い洗面所、シャワー、トイレ。
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ちょっとまとめてB&Bの紹介をします。
翌朝、階段を上がって朝食を。 -
素敵な空間でしょ。
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オーダーに応えて用意してくれます。
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フルーツも綺麗にカットしてくれて…
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ここにも可愛い彫刻。
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キッチン。撮ってもOKということで…
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落ち着くリビング。ご両親が2階スペースで暮らしています。
お二人とも笑顔が素敵でした。 -
ニャンコの名は「ミキ」。
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さあ、荷物を置いて観光再出発。
またバロックな建物。 -
天使の飾り。
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駅前から24番バスでサンジュスト聖堂へ。
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サンジュスト聖堂とアッスンタ聖堂という隣接する2つの聖堂が14世紀に合体してできたのが、現在のサンジュスト大聖堂。
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ロマネスクがいいネ。
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中央のモザイク。(1932年)
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モザイク「キリストと聖ジュストと聖セルヴォロ」(1200年頃)
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下側のこの部分、フレスコ画と珍しいアーチでした。
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モザイク「聖母と聖人」(1540年)
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ここはお宝らしく鉄格子で入れませんでした。
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すぐ近くのカステッロへ。
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入口です。
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トリエステ市街が一望。
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なにしろ風が強い。
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海がきれい!
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トリエステの歴史家カプリンの家。
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ヴェネツィア地方の部屋。天井画がきれい。
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階段に武具。
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ローマ遺跡。
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暮れなずむピアッツァ・ウニタディイタリア。
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イチオシ
この時間って旅情あるよね。
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イタリア国旗。フェスタ?って聞いたらアニバサーリオとのこと。
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後で確認したらトリエステがイタリアに戻った記念日でした。(1954.10.26)
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夜景のほうが映えますね。
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美しい!
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皆、写真撮ってました。
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ウィーン風の豪華なカフェ。
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でもゆっくりお茶する時間がなくってとりあえずパチリ。
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イチオシ
大運河も夜はロマンチック。
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でも風が強いし、結構寒いの。
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旅行記グループ
トリエステ周辺、クロアチアのイストラ半島、ヴェネツィアを巡る
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Ⅰハプスブルク家の香り漂うトリエステ
2014/10/24~
トリエステ
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Ⅱ美しき聖女が並ぶランゴバルトの小神殿
2014/10/24~
フリウリ・ヴェネツィア ジュリア州
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Ⅲローマの記憶アクレイア、ヴェネツィアの前身グラード、憂愁のミラマーレ城
2014/10/24~
フリウリ・ヴェネツィア ジュリア州
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Ⅳロヴィニに恋して
2014/10/24~
ロヴィニ
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Ⅴ郷愁ロマン溢れるイストラの村々
2014/10/24~
その他の都市
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Ⅵ荘厳なビザンチンモザイク、古都ポレッチ
2014/10/24~
ポレチュ
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Ⅶ眺めのいい部屋 Venezia-primo
2014/10/24~
ベネチア
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Ⅷ聖母子のモザイクに再会・3島めぐり Venezia-secondo
2014/10/24~
ベネチア
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ⅨBuon viaggio ! Venezia-terzo
2014/10/24~
ベネチア
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この旅行記へのコメント (9)
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- ciamiさん 2015/03/16 20:49:37
- 夕暮れ時がいいですね
- トリエステ、イタリア語のテキストで読んだ風速150km/hのボーラを体験しに行ってみたいです。
強風だったら、観光はできませんね。。。
- マリアンヌさん からの返信 2015/03/16 23:00:09
- RE: 夕暮れ時がいいですね
- ciamiさん、コメありがとうございます。
イタリア語勉強してらっしゃるんですね。実は私も少し。
ボーラ、私の体重でも吹っ飛んじゃいそう。
残念ながら坂道の手すりは見れませんでした。
すごくたくさん旅行されてらっしゃるんですね。
行ったことないロレート、レカナーティ、プラート、ルチニャーノ紹介下さってありがとうございます。
ciamiさんについていきます!
またよろしくお願いします。
マリアンヌ
-
- zunzunさん 2015/03/12 21:18:43
- トリエステ♪
- マリアンヌさん、再び、こんばんは〜☆
トリエステ・・・
須賀敦子さんの『トリエステの坂道』を読んで憧れている私なんです。
いつか行ってみたいなとずっと思ってきました。
ハプスブルク家の香りなんですね。
ウィーンは訪れた事はないのですが、
何となく街並みがウィーンなんだと思いながら読ませていただきました。
ここは建物が優美ですね〜!!
やはり行ってみたいという気持ちが強くなりました。
坂道を上ってみたいのです^^
zun
- マリアンヌさん からの返信 2015/03/12 21:27:17
- RE: トリエステ♪
- zunzunさん、再び、こんばんは♪
私も結構、須賀敦子さんを読んでるんです。
ウンベルト・サヴァの詩集も少し読んでから出かけました。
一夜漬け〜!
国境に近いので複雑な歴史はあるけどイタリアかな。
でもハプスブルク家の香り☆
あちこち出かけてしまったので、肝心のトリエステでゆっくりカフェも
楽しめなかったので、また行かなくっちゃね!
では、また。
マリアンヌ
-
- 幸ちゃんさん 2014/12/06 19:42:02
- トリエステ
- いいですね
とっても、いいですね。
トリエステ 行きたくなります。
トリエステの近くに ゴリッツィア Gorizia と言う小さな町がありますが、
旅行記を読む限りでは行かれていないようですね。
- マリアンヌさん からの返信 2014/12/14 22:19:42
- RE: トリエステ
- お久しぶりです。
遊びに来て下さってありがとうございます。
旅行から帰って昔のメールに返信したのですが…
途中、列車でGorizia通りました。
残念ながら街に立ち寄ることはできなかったのですが、チヴィダーレやウーディネに行った時、往きも帰りも通りました。
ベルリン同様、冷戦でイタリアとユーゴスラヴィアに分断された街なんですね。そしてベルリンは壁が崩壊して1つになりましたが、Goriziaは
スロベニアとイタリアにわかれたままという。
トリエステもハプスブルク家の治世で大きく発展した街で、イタリアというよりウィーンを感じる街並みでした。
ただ、あちこち出かけたので、ゆっくりカフェでお茶したり、ウンベルトサヴァゆかりのカフェにも行けなかったし、また行きたいです。
国境地帯は、歴史的にずっといろいろな国になって
直近でもスロヴェニア、ユーゴスラヴィア、オーストリア、イタリアなど
民族も混ざるでしょうし、複雑な背景があるのでしょうね。
では、また。
マリアンヌ
- 幸ちゃんさん からの返信 2014/12/16 23:51:39
- Gorizia
- マリアンヌさん
驚きです!!
全くもっと驚いています。
世が世であれば、もしかしたら、私はGoriziaの住人になっているはずでした。
今を過ぎる38年前、イギリス滞在時代に絶世のイタリアン美女と恋におちて結婚寸前まで行きましたが、
私が急にシンガポール駐在になり、遠距離恋愛は実らず別れてしまいましたが、彼女の故郷がGoriziaでした。
懐かしくも、はかない昔です。
-
- ももであさん 2014/11/09 08:39:00
- 野を超え、山越え
- ロヴィニ→バレ→モトヴン→グロジュニャン→ザヴゥルシュ→ロヴィニ
にゃ〜、やりますねー。恐るべき行動力!
猫もびっくりの強行軍です。
トリエステの街並みもハプスブルク・イエローでしたか。
ホント、ウィーンの雰囲気がそのまま漂っていますね。
イストラ半島のすぐ東隣の港町リエカもまさしくそんな感じです。
この街の教会にも、ポレチュに負けないくらい立派なモザイクが
残っているのですね。カフェの似合う街
- マリアンヌさん からの返信 2014/11/09 11:01:23
- RE: 野を超え、山越え
- ももであさん
そうなんです。行きたかったイストラの村すごく良かったです☆
旅行に行く前にアドヴァイスいただきありがとうございました!
初めは、教えていただいたバレだけでも…と思ってたんですが
タクシーのおじさんと交渉したら思ったより安かったので…
(東京ではタクシーなんて使ったこと無いんですよ。
決してセレブではありません)
リエカやオパティアも行ってみたいなぁ。
クロアチアのアドリア海沿岸も。
サンジュスト大聖堂のモザイク、シンプルで素敵でした。
ちょっとヴェネツィアのトルチェッロ島のモザイクを想起しました。
マリアンヌ
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