ついに四国遠征！～高速夜行バスでレッサーパンダに会いに・徳島編（４）ホッキョクグマのポロロちゃんは遊び上手！～とくしま動物園の美しき猛獣たち

2014/10/31 - 2014/10/31

とくしま動物園では、札幌の円山動物園から２年間限定でやって来たホッキョクグマのポロロちゃんに会うのも楽しみでした。

ホッキョクグマは、秋田の男鹿水族館で、初産で自然哺育をやりとげたクルミ母さんと2012年生まれたミルクちゃん母子の様子を水族館の公式ブログで見守っているうちに、すっかり気に入るようになりました。
でも、男鹿のブログや他のブログ記事で良く見るホッキョクグマが遊んでいるシーンを、リアルで見られたためしはありませんでした。

今回も、はじめポロロちゃんは、ランチを待ちわびていたのか、バックヤードの様子をうかがってじっとしていただけでしたので、今回もホッキョクグマが遊んでいるところは見られないのかな、とあきらめかけました。
でも、少しねばっていたら、プールに新たに、ボロボロの元ポリバケツが投げ込まれ、それを受け取ったポロロちゃん、スイッチが入ったように遊び始めました！！

ほんとにやるんですねぇ、ホッキョクグマって、自分でおもちゃをプールに投げて、それをめがけてダイブしたりする遊び@

というわけで、とくしま動物園でもう１つの念願も叶いました！！

はるばる埼玉から出かけたとくしま動物園でのミッションは、レッサーパンダのソラくんファミリーとホッキョクグマのポロロちゃんに会うことでしたが、２度目がいつあるかわからない四国遠征で、それほど規模が大きくないとくしま動物園なので、他の動物たちに会うのも楽しみにしていました。
特に、けっこう充実していたネコ科の猛獣たち───ライオンはもちろん、ベンガルトラ、ピューマ、サーバルキャット。
それからエゾヒグマ。
この旅行記には、そんな猛獣たちの写真も収めました。

＜とくしま動物園をめざして四国遠征・徳島編の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）アクセス編＆グルメ編：新宿から高速バス「ドリーム徳島号」で徳島へ＆朝の日帰り温泉「びざんの湯」＆夕食は駅ビルの徳島ラーメン
□（２）動物園提携ラッピング・バスでとくしま動物園へ＆紅葉が始まって散策もステキなとくしま動物園
□（３）レッサーパンダ特集：四国遠征１番目的のソラくん、フォトジェニックなみたらしちゃん・しらたまちゃん姉妹、見分けがつかなかったあんこちゃん・きなこちゃんの赤ちゃん姉妹～ミンミン・ママ以外のソラ・ファミリー５頭！
■（４）ホッキョクグマのポロロちゃんは遊び上手！～とくしま動物園の美しき猛獣たち
□（５）動物の紹介が丁寧で親しみがもてるとくしま動物園の大型草食動物や癒される小動物など

とくしま動物園の公式サイト
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/zoo/

＜タイムメモ＞
08:55発　徳島市バス渋野線に乗車
08:20　とくしま動物園前に到着
09:30　とくしま動物園に開園と同時に入園
09:45～11:10　レッサーパンダ
11:15～12:00　ホッキョクグマのポロロ
12:10～13:00　ランチ休憩
13:10～13:55　サバンナの動物やネコ科猛獣たち
14:00～16:15　レッサーパンダ
（14:30～　赤ちゃん公開）
16:20～16:25　フライングケージ
16:25～16:30　動物園センター
16:30　動物園を出る
16:30～　動物園前のバス停で帰りの終バスを待つ
17:29発のバスに定刻より５分遅れて17:30頃に乗車
18:15頃　徳島駅前に到着

※これまでの動物旅行記の目次を作成中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 徳島市(徳島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ポロロちゃんの前に、まずシベリアオオカミに会いに行く

遠吠えするシベリアオオカミのイラスト入りのシベリアオオカミ解説

ぐっすりお休み中の白いオオカミのコウゲツくん

コウゲツくんのプロフィール

コウゲツくんには奥さんのミラちゃんがいましたが、平成23年に亡くなったそうです。

飼育員さんの手づくりのシベリアオオカミの特徴解説

シベリアオオカミは白いのと思ったのですが、これを見る限り、やっぱり茶色くて、コウゲツくんが白っぽいのは老齢のための白髪化と思われます。

オオカミ舎の隣にホッキョクグマのポロロちゃんの御殿

前には違うホッキャクグマがいたけれど、その子が亡くなってから久しくホッキョクグマが不在だったようです。

ポロロちゃんのプロフィール

双子のマルルちゃんは熊本市動植物園にいます。
まだ２才未満のポロロちゃんは、体は大きくても子供といえるようです

後ろ姿のホッキョクグマのイラスト入りのホッキョクグマ解説

ポロロちゃんが札幌からはるばるやって来たときの大移動の行程

丸一日がかりの大移動で、ボロロちゃん、おつかれさまでした。

プールと陸とバックヤードへの出入口が見えるアングル

ポロロちゃんは、あのはじっこ〜にいました。

プールの中のバックヤードに近いはじっこで、何かを待ちわびるようにしていたポロロちゃん

浮いているボールにコツンとぶつかったポロロちゃん

プールの中の迫力あるボロロちゃんがとても見やすい展示場でした。

潜水、上手！

目の前をすいっと泳ぐので、迫力がありました！

ぽっかり浮上したポロロちゃん

ぴょこんと首だけ出して、バックヤードの様子をうかがう

水中を泳ぐ大迫力のポロロちゃん

ポロロちゃんは水の中では目をつぶるんですねぇ。

水とガラスの効果か、大きくてまるまるなポロロちゃん@

再びバックヤードの様子をうかがうポロロちゃん

ポロロちゃん、ボール遊びをしないかな

あ・し@

ギャラリーを振り向いてくれたポロロちゃん

おっ、ボールを抱っこ@

トス、行くわよ〜！

ってなかんじ？

アターック！

もとポリバケツをもらって、いきなりスイッチが入ったポロロちゃん

ポリバケツをくわえて陸に上がり

スタンバイ、オーケー！

せぇーのっ！

とりゃぁっ！

そしてポロロちゃんは、投げたポリバケツに向かってダイブ！！

男鹿水族館のブログで、ホッキョクグマのクルミ母さんとミルクちゃんがこういう遊びを何度もしているのを読みましたが、リアルで見たのは初めてです！

楽しそうにポリバケツを持つポロロちゃん

いやぁ、そもそもホッキョクグマが道具で遊ぶところをリアルで見るのも初めてでした。

水から上がった、真っ白な姿

ホッキョクグマの毛色は白ではなく、透明で、ストロー状になっているそうです。
なので、なにも染まっていないときは、白く見えるのだそうです。

ポリバケツをくわえながら、前足でかかえ

プールに向かって投げて、あとを追うようにダイブ！

「前が見えないヨ」遊び

ウキウキなポロロちゃん

見ているこちらもウキウキしてしまいました@

ポリバケツからザバッと水が出ても、へいちゃら！

おもちゃを後足でがしっとつかみながら、ぷかぷか浮かぶ

大事そうにおもちゃを持つ、子供のような持ち方がとってもキュート

よっこらしょ、とポリバケツを先に陸に上げ

すぐに投げずに遊ぶこともある

今度はポリバケツをぺちゃっとつぶす

あ〜ん！

噛み噛みするのが楽しくなったらしい@

ほんとにそのおもちゃが気に入ったみたいだね！

かかえて立つ姿の可愛いこと！

プールに投げて、追いかけダイブ！！

がんがん遊ぶポロロちゃんが見られて、ほんとにラッキーでした！！

ポロロの日常・その１

おもちゃで遊ぶポロロちゃんと泳ぐポロロちゃんとお昼寝するポロロちゃんです。

ポロロの日常・その２

加えて、見つめるポロロちゃんと、果物を食べるポロロちゃん、ごろんごろんや大口をあけたポロロちゃん@

ホッキョクグマのていねいな解説

いろんなクマとの大きさ比較が分かりやすいです。
子グマは約２年半ほど母親と過ごすようですが、ポロロちゃんは１才で１頭でとくしま動物園にやってきました。
ほんとはまだ母親が恋しい年齢かもしれません。

ホッキョクグマと背比べしてみよう！

迫力のサイドビューのライオンのイラスト入りのライオン解説

ランチ休憩後に、サバンナ・エリアを回ったあと、ライオン舎へ向かいました。

とくしま動物園のライオンのレオくんのプロフィール

ちょうどこちらを向いていたレオくんをパチリ@

しかし、次の瞬間、レオくんは私に気付くと、ぷいと背を向けてしまいました。
あれれ、人馴れしてるんじゃないの？

うずくまる姿も迫力のベンガルトラのイラスト入りのベンガルトラ解説

ベンガルトラは、昆虫や魚も食べるとは。生息地も関係するかもしれません。

ジャングルのイメージのベンガラトラの屋外放飼場

ここにいるのは、人が好きでトラがこわい、めちゃくちゃ臆病なルパンくん@

ルパンくん、うろうろ〜

反対側からも、舌を出しながらうろうろ〜

とくしま動物園にいた日本一長寿だったベンガルトラのキャリーおばあちゃんの記録

初めて知った縦じまと横じまの判断基準

トラやシマウマは実は横じまだというのは面白いです。

サーバルキャットはいるかな

サーバルキャットは身のこなしが俊敏なので、なかなか撮影チャンスがないです。
この動物園のサーバルキャットはどうかしら。

サーバルキャットの解説

とくしま動物園にいるサーバルキャットのミミちゃんのプロフィール

ドイツから一緒にオスのバルくんも来園したはずですが、バルくんはどうしたのかしら。

ミミちゃん、シャッターチャーンス！

サバンナのスーパーモデルの全容です！！
お立ち台の上でポーズをとっていました！！

なかなかおちゃめな顔のミミちゃん

目をあけた@

顔がまんまるですねぇ。

ミミちゃんのチャーミングな大あくび@

とくしま動物園のピューマはピュータくんとマーコちゃんのカップル

このカップルの間に、2013年１月19日に双子のチップくんとクッキーくんが生まれたのですが、残念ながら同じ年の８月に消化器機能不全で亡くなってしまったそうです。

日本一綺麗で可愛いと飼育員さんが絶賛するピューマのマーコちゃんと

たぶん、こちらがマーコちゃんだろうと思います。

眉間のしわが男らしい、というピュータくん

こちらの子は眉間にくっきりしわがあるので、ピュータくんと判断。
ブルーの目が美しいです。

おやっ、正面が眉間のしわが目立たない！

ひょっとしてキミがマーコちゃんかい？

むちむちなエゾヒグマのイラスト入りのエゾヒグマ解説

クマ科の動物も、檻があまりにも頑丈すぎて、撮影にむかない動物園が多い中、とくしま動物園はとても見やすかったです。

長年のつれあいのひろこちゃんが今年2014年５月に亡くなって、いまは勝（まさる）くんが一頭のみ

寂しいですね。

エゾヒグマが見やすい展示場

優くんはぐっすりお昼寝中

というわけで、ポロロちゃんと美しい猛獣系の動物たちは以上です。
「ついに四国遠征！〜高速夜行バスでレッサーパンダに会いに・徳島編（５）動物の紹介が丁寧で親しみがもてるとくしま動物園の大型草食動物や癒される小動物など」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/10948584