2014/04/16 - 2014/04/17
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魚屋No1さん
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関東発のバスツアーで花見と言えば、高遠の桜がド定番と言えるでしょう。
実際、連れも友達と2回ツアーで行っており、とっても綺麗だと言っています。私も行きたいと思っていたので、何回か誘ったのですが、激混みだし、バスツアーはゆっくりできないからから嫌だと言われてしまいました。
そこで、オプションをいっぱい付けた以下の計画を作って、何とか連れを誘い出すことに成功しました。これは、その報告書です。
1日目 4月16日
自宅→中央高速長坂インター→翁蕎麦(山梨県北杜市)で昼食→道の駅はくしゅう
→神代桜(実相寺 北杜市)→眞原(さねはら)桜並木→神田の大糸桜→夕方の高遠の桜
宿泊:ルートイン伊那 夕食:テンホウ(中華、ソースカツ丼)
2日目 4月17日
→高遠の桜→光前寺→片倉館(上諏訪温泉 千人風呂)→帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1日目 4月16日
こちらの「翁蕎麦」は、何とかという蕎麦打ち名人が、気に入った蕎麦を打つための最適な場所に開いたお店だということです。
昼頃に神代桜の近所へ到着と予定していたので、ネットで良さそうな店を探していると、此処が目に留まりました。HNHKテレビでも昔放送していたことを思い出したこともあり、昼飯はこの店に決めました。
実際、風情のあるロケーションの中に立っています。翁 グルメ・レストラン
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食べログでも高評価だし、カーナビに案内してもらわなければ迷子になるような不便な場所なのに順番待ちの客が居たこともあり、期待は大でした。
しかし、残念。
ソバは普通に美味しくはありましたが、汁がダメ。自宅で食べている「東京かじの二八蕎麦」+「にんべんの汁の素」と大差なしです。
やはり、「手打ちを売りにする田舎の蕎麦屋はダメ」のジンクスは破れませんでした。 -
次は、神代桜です。
日本3大桜というのに、駐車場はさほど混んでいませんでした。
寺の付近には、有料の駐車場がいくつもありますが、いずれも個人経営のようです。なので、客引きに迷わされず、門前まで図々しく行き、利便性と空き具合を見極めてから入った方がよいようです。山高神代桜 花見
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とりあえず、実相寺の看板を撮しました。
アレ、そういえば、昨年秋に京都で見た床紅葉は実相院でありましたね。山高神代桜 花見
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門を入ると、水仙畑の後ろに桜が見えます。ピンクに黄色のコントラストは綺麗ですね。
我が家の近所の北総線沿線の土手沿いにも、桜の足下に山吹が植わっている場所があり、同様の色合いになります。私のお気に入りの場所の一つなので、北総線の運賃は日本一高いのですが、思い出したら一度お出で下さい。 -
あまり綺麗なので、アップにしてみました。
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いよいよ神代桜です(エドヒガンザクラ、樹齢1800?2000年)。
天然記念物としての正式名称は、「山高神代桜」だそうです。 -
散り始めとはいえ、この地で2千年近くも根を張ってきたためか、少々お疲れの様です。
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この写真は、08年に行った樹齢1千年の三春の滝桜(福島県三春市、ベニシダレザクラ)。8百歳も若いためか、元気ですね。
これで、日本三大桜で未だ見ていないのは、根尾の薄墨桜(エドヒガンザクラ、樹齢1500年以上、岐阜県本巣市:旧根尾村)だけとなりました。
また、五大桜というのもあり、三大桜に以下の二本が加わります。
・石戸蒲桜(樹齢800年以上、カバザクラ、埼玉県北本市)
・狩宿の下馬桜(樹齢800年以上、ヤマザクラ、静岡県富士宮市)
なお、印西市にも吉高の大桜という相当立派なヤマザクラがありますが、樹齢300年なので、これらの桜からすると曾孫のレベルになってしまいますね -
北杜市には、神代桜以外にも眞原の桜並木、神田の大糸桜といった花見の名所のあります。
そこで両方行ってみましたが、眞原の方は、ソメイヨシノの少々大きな並木といったところでした。この程度の桜は我が家の近所にもあるし、無料の駐車場も見つからなかったので通過しただけ。写真も撮りませんでした。
大糸桜の方は、写真のように無料駐車場があるので、下車してたっぷりと花見を楽しみました。ただ、ナビの手助けがないとたどり着けないほど不便な場所であります。 -
これが大糸桜
田んぼの中に一本ある桜は、よいロケーションです。 -
大糸桜の花のアップ。
生えている場所が神代桜よりも少し標高が高いためか、こちらは丁度満開でした。 -
残雪の山と桜は絵になります。
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こちらも、大糸桜の近所です。
此処も綺麗でした。 -
ここからは、高遠。
宿へ行くにのは少し早いため、下見として高遠城跡へ寄ることにしました。
高遠への到着は四時半頃。図々しく城への道を車で上がっていくと、正門前の駐車場が空いていました。
桜は、ピッタリと測ったように満開。
で、お花見を開始。
高遠さくら祭り 祭り・イベント
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高遠の桜の来歴が書かれています。
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一通り城を廻って見物しました。
実に綺麗でしたが、夕方の写真は少し寂しいものです。
宿に向かうことにして駐車場の方に向かうと、地元の人が宴会支度で続々やってきます。これが地の利なのですね。うらやましかった。
帰り道は、反時計回りの一通。かみさん曰く、これで随分混まなくなったのだ。 -
この写真も、16日の夕方の高遠です。
さて、本日泊まるルートインコート伊那ですが、ルートイン系列の特徴は大きなお風呂が必ずあることです。出先では、温泉でなくとも大きな浴槽で足を伸ばせるのは実に快適なので、出張時にはよく利用します。今回も、伊那にあると知ったので、迷わず選びました。
なお、居住性には差がありませんが、このホテルはエレベーターの無い二階建てという少し変わった作りだったことをお伝えしておきます。
夕食は、徒歩7、8分のところにあるテンホウ。普通の中華屋ですが、伊那名物のソースカツ丼もあります。我々も食べましたが、3年ほど前に食べた有名店と遜色ない味でした。元来、普通に作ればそんなに差が出る食べ物ではありませんね。
ということで、就寝。ホテルルートインコート伊那 宿・ホテル
-
ここからは17日の写真です。
時刻は九時半。場所は高遠のバスの駐車場です。
やはり、午前の光で見る桜は色鮮やかです。
なお、此処の駐車場には、乗用車は10時までに出ていくよう書いてあったので、早く出る場合は止められるかと思います。
ホテルから高藤までは約10km。ホテル出発はを8時頃でした。
出発が少し遅かったためか、1kmほど手前から渋滞に捕まりました。20分ほどして城の下に着くと、城の手前の河原にある自家用車用の大きな無料駐車場の入庫に手間取っている事か原因だと判りました。 -
ここは、バスの駐車場からの入り口。
眺望的には此処が最も綺麗だったかも
上の続き、
そこで、昨日の駐車場はどんな塩梅かと、無料駐車場を通り過ぎて行くと、、城への取り付き道路には大型のバスが並んでいます。ということでUターンして無料駐車場に戻ると、城への上り口に最も近い場所にある「高遠なつかし館」という博物館的施設から車が出てきます。で、図々しく聞いてみると、入場料200円/人を払ってくれれば駐車してもよいとのこと。当然、駐車させてもらいました。 -
これは谷間越しに見る桜です。
城への上り坂は、歩いてみると以外に楽でした。
ただ、メインの道路はバスがうるさいので、気分的には別に設けられた歩行者専用道を歩いた方がベターです。
途中、高校跡地とかいう平らな場所が数段続くと高遠城跡に到着です。
途中も桜が満開です。また、見通しが利く場所では、遠くの景色も一面アワアワとしたピンクで被われていました。 -
これは、高遠城の裏側、高遠湖畔に建つ博物館の近くです。
土産を見たり、桜の中を歩き回っても、団子とお酒がなければ、いくら粘っても2時間が限度です。ということで、10時半頃には撤収です。 -
帰宅するには如何にも早すぎます。
こんなこともあろうかと、珍しくも連れがピックアップしておいてくれた、駒ヶ根インター近くの光前寺に向かいました。
ここは、しだれ桜の名所で、バスツアーでもよくセットになっています。
写真は、門前の駐車場です。光前寺 寺・神社・教会
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これは山門。
ここから本堂にいたる参道にはヒカリゴケが生えています。
あんまり目立たないですが、ボランティアの人が熱心に説明していました。 -
三重の塔です。
江戸時代に再建したものだそうですが、姿の良い御塔です。 -
残雪と桜の花のコントラストが素敵な場所でした。
12時も過ぎたので、お昼を食べて、温泉で少し休んでから帰ろうとかということになりました。
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ということで、諏訪湖湖畔の片倉館での立ち寄り湯です。
前から知っていたし、行ってみたくもあったのに、何故か寄ったことがなかったため、絶好の機会となりました。財団法人 片倉館 温泉
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片倉館の沿革です。
この施設は、簡単に言うと片倉製糸紡績株式が昭和4年に作った西洋風の温泉施設です。建物は、国の重要文化財になっています。
なお、改名した片倉工業は、世界遺産になった富岡製糸場を運営し、閉鎖後も良好な状態で保存してきた会社です。文化の維持はこの会社の伝統なのでしょうね。立派です。 -
千人風呂という大浴場のある建物の正面です。
千人風呂は、ローマ風のお風呂です。
この風呂は、縁には浅い棚がありますが、他の部分は立っていなければならないいくらいの深さがあり、底には黒い玉石が敷いてあるという珍しい造りです。 -
2階には、どこの日帰り入浴施設にもあるのと同じ休憩場所があります。
写真は休憩場の柱。凝った造りです。戦前に建てたのにですよ。 -
休憩場からは、諏訪湖方面のテラスに出られます
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これは、同じテラスからですが、諏訪湖とは反対側。
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午後2時です。片倉館で昼食にしました。
一切れ囓ってしまいましたが、信州中部名物の山賊焼き定食(800円)
山賊焼きは、鶏の竜田揚げです。年甲斐もなくB級グルメ派の私にとっては、大変嬉しい美味しさでした。 -
これも美味しさのあまり殆ど食べてしまってから、慌てて写真に撮った野沢菜漬けです。
本当に美味しかったので分けてもらおうと聞くと、市販品で製造元は岡谷の増澤醸造だとのこと。どこのスーパーにもあるとのことでしたが、この時は見あたりませんでした(後日、連れがこちら方面に旅行して440円で購入してきました)。 -
帰り道の中央高速一宮御坂付近です。
あまりはっきりしませんが、桃の花が綺麗でした。 以上
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