2014/10/28 - 2014/10/28
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j-ryuさん
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☆今年も裏磐梯の紅葉狩りに行ってきました。今年の福島県の紅葉は例年よりおおむね1週間ほど早く、もしかしたら裏磐梯も少し遅いかなとは思いつつ、まさか全部落葉していることは無いだろうと出かけました。
天気予報は典型的冬型で日本海側(会津や裏磐梯)は弱い雨、もしくはミゾレだったので、我が家の辺り(中通り)は晴れていましたが一応冬装備で出発。
正直有難くも無く天気予報は大当たり、分水嶺の勢至堂トンネルを抜け猪苗代湖辺りは既に冷たい雨模様。
途中、紅葉は綺麗でしたが風雨で写真撮影どころではありませんでした。
裏磐梯に着いたら風雨は暴風になり、五色沼の紅葉狩りはあきらめ、曽原湖へ向いました。
曽原湖周辺も生憎の暴風でしたが、湖では運良く(?)めったに巡り合えない幻想的な気嵐を見ることができ、
時にはこんな悪天候も悪くはないと気を取り直すことができました。
毎年のように訪れている秋の裏磐梯なので、今年は少し変化をつけようと桧原湖のさらに山奥にある吾妻川渓流と布滝を訪れることにしました。
しかし、そこで待っていたのは風雨ではなく、まさかまさかの初雪でした。
秋どろか晩秋を通り越し一気に初冬の風雪流れ旅です(ーー)〆。
風雪に耐えながら写真だけはしっかり撮り、その後は雨模様でしたが毎年定番の猪苗代町中ノ沢温泉の麗しき達沢不動滝にも寄ってきました。
雨は残念でしたが名残りの紅葉がしっとり美しく頑張って寄り道した甲斐がありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
☆裏磐梯湖水地方周辺Map.
裏磐梯サイトステーションより。
http://www.urabandai-ss.com/ -
☆吾妻川渓流&布滝へのルートMap。
※Google Mapより。
https://www.google.com/maps/@37.7335955,140.0785101,4910m/data=!3m1!1e3
吾妻川渓流と布滝へは、五色沼から桧原湖右岸を山形方面に進み、桧原湖北端の早稲沢集落内の道路が左カーブする前の畑にある細い舗装道路を右折します。
右折ポイントには小さいながら『吾妻川渓流』への案内板があります。 -
☆曽原湖、曲沢沼、大沢沼と見学し、桧原湖右岸を吾妻川渓流&布滝に向って北上します。
途中桧原湖畔は紅葉が綺麗でしたが、まだ小雨が降り続いていました。
途中、対岸の森に陽が射したので車を止め写真を撮りましたが、陽が射したのはこの一瞬だけで、相変わらず最悪の空模様です(ーー゛)。 -
☆曽原湖から10分くらいで桧原湖北端の早稲沢集落に着きます。
上記Google Mapを参考に農道を右折すると、細いながらも舗装道路が続くので走りやすいと思ったのも束の間、畑が終わり森に入ったとたんデコボコの林道になります。
右手は吾妻川の谷間なので運転に注意しながら10分ほど道なりに進むと突如きちんと整備された駐車場に出ます(早稲沢登山口)。
そこが吾妻川渓流探勝路のスタート地点で、写真の案内板とやけに立派な水洗トイレがあります。
駐車場から先は吾妻川渓流沿いの遊歩道(登山道)を少しずつ登っていき、
布滝までは20〜30分ほどです。 -
☆吾妻川渓流
吾妻川渓流は探勝路よりかなり下の谷間にあるので上から見下ろす感じです。
あまりメジャーな探勝路ではありませんが、下草や倒木も無く整備が行き届いた登山道です。 -
☆吾妻川渓流
場所によっては渓流まで降りらそうなポイントもありましたが、雪がちらついてきたので先を急ぎます。 -
☆吾妻川渓流探勝路
探勝路の途中に洞窟のようなものがありました。
自然にできた穴のように見えましたが、何なのでしょう?? -
☆吾妻川渓流探勝路
もののけ姫に出てくるような見事な古木がありました。 -
☆吾妻川渓流
駐車場(早稲沢登山口)から布滝までは約1.3km、高低差100mくらいです。
途中一ヶ所だけベンチがあり、その近くに私好みのとてもフォトジェニックな小滝がありました。 -
☆吾妻川渓流
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☆吾妻川渓流
私の滝の好みは大きければいいと言うものではなく、小さくても繊細で優美な滝が好きです(^^♪。 -
☆吾妻川渓流
苔むした古木や岩の間を優しい水音を立てながら流れ落ちる滝はまさに癒しそのものです。 -
☆吾妻川渓流
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☆駐車場から約1,2km、20分ほどで布滝とデコ平湿原&百貫清水方面の分岐点に着きます。
布滝は左手に50mばかり進むと見えてきます。
この辺りまできたら雪が強くなり、葉っぱにはけっこう積もり始めました。
デコ平方面には小野川不動滝という落差30m、滝幅8mほどの豪快な直瀑がありますが、高校生の頃別ルートで行ったことがるので、雪もかなり降ってきたことだし今回は布滝だけ観て帰ることにします。 -
☆布滝
早稲沢登山口から私の足で約25分。
ようやく布滝が見えてきました。
早稲沢登山口の標高が約900m、布滝が1030mくらい。
駐車場からわずか1.3kmの距離ですが、標高差100mちょっとを登ってるので
私のような軟弱オジサンはけっこう息がぜいぜいます(^_^;)。 -
☆布滝
布滝は福島と山形の県境の山、西大点巓(にしだいてん)1982mを源とする吾妻川が何段にも分かれて流れ落ちる段瀑で、落差は50mと表記される場合が多いようですが。
でも私の印象としては垂直的には50mくらいかも知れませんが、渓流瀑と段瀑が合わさったような滝で長さは100mくらいはありそうです。
布を垂らしたような姿から布滝と呼ばれるよになったと思われますが、
流れ落ちる滝が大小様々な岩で流れを変え、まるでアミダクジのような複雑な落ち方をするとても個性的な滝です。 -
☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
地下水が岸壁から突如流れ落ちる滝を伏流瀑(冨士の白糸の滝など)と言いますが、布滝はあちこちの岩の間から流れ落ちるので伏流瀑のような印象もしますが、滝の一番天辺は吾妻川が直接流れ落ちていて、その下で複雑な流れの滝になっています。 -
☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
滝の撮影中、ずっと細かい雪が降り続いていました。
さすがに滝の岩場は濡れているので積もりませんが、雪がカメラのレンズに頻繁に付着し、レンズを拭きながらの撮影は大変でした(ーー;)。 -
☆布滝
滝の上流部の木々にはけっこう雪が積もり始めました。 -
☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
とても複雑な流れの滝なので、可能なかぎり岩を伝ってあちこちから撮ってみました。
頑張れば滝のかなり上まで行けそうですが、雪は降り続けているし、岩場は滑りやすいし、私以外誰もいないこんな辺境で怪我でもしたら大変なので、ほどほどの高さで撤退。 -
☆布滝
滝の真ん中の倒木のある辺りから下流を見下ろしてみました。
けっこうな高さです(^_^;)。 -
☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
部分的にどこを切り取っても絵になる滝なのでついつい枚数が多くなってしまいます。 -
☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
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☆布滝
いくらなんでも同じ滝で、同じような写真ばかりではウンザリでしょうから、そろそろ撤収しましょう(^_^;)。
今回は晩秋どころか冬枯れの布滝だったので、こんどは青葉が茂り、苔の緑が鮮やかな頃にまた来てみたいです。 -
☆風雪に耐え、布滝の写真だけはしっかり撮った後は、先週更新したパスポートが出来上がっているので郡山市経由で帰宅することにしました。
雨は相変わらず降り続けていましたが、時間的にまだ余裕があったので定番の達沢不動滝にも寄ってみました。 -
☆達沢不動滝へのルートMap。
※Google Mapより。
https://www.google.com/maps/@37.6162237,140.2675031,27744m/data=!3m1!1e3 -
☆中ノ沢温泉&達沢不動滝、周辺地図
※中ノ沢温泉・大阪屋HPより。
http://www.ht-net21.ne.jp/~ohsakaya/
達沢不動滝へは裏磐梯&五色沼方面からだと、国道459号を猪苗代湖方面に向かい三ツ屋地区で国道115号(福島市・土湯温泉方面)に左折します。
標識に従い115号線を進み、途中、中ノ沢温泉&母成峠方面に向かう県道24号に右折します。
中ノ沢温泉街入り口の側道を右折します(目印は御宿万葉亭の看板)。
ほぼ1本道なので問題ないと思いますが、途中“リゾートインぼなり”を左手にやり過ごし、達沢集落を通り抜けます。
ほぼ突き当たりに『達沢不動滝』への標識があるので、そこを左方向に進みます。その先は達沢不動滝入り口の無料駐車場までダート道を5分ほどです -
☆ダート道終点に達沢不動滝の15台ぶんくらいの無料の駐車場があります。
紅葉シーズンの週末はけっこう混雑するようです。
駐車場の傍らには無料トイレもあります。
遊歩道に入るとすぐ湧き水を引いた手水舎があり、ご覧の川沿いの道を7,8分歩きますが、平坦な道なので老人子供でも大丈夫です -
☆達沢不動滝遊歩道
裏磐梯五色沼周辺や達沢不動滝も標高は800mほどですが、裏磐梯の紅葉は終わりかけなのに達沢不動滝周辺はまだ見頃でした。 -
☆達沢不動滝遊歩道
遊歩道左手の川は安達太良山系船明神山(1667m)を源流とする不動川。
この川の少し上流に達沢不動滝があります。 -
☆不動川
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☆達沢不動滝遊歩道
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☆達沢不動滝遊歩道
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☆達沢不動滝遊歩道
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☆不動川
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☆達沢不動滝
駐車場から徒歩7,8分で達沢不動尊の山門に到着し、山門の間から達沢不動滝が見えてきます。 -
☆達沢不動滝
山門をくぐり抜け、不動尊の社を右手見て進むと滝がまん前にど〜んと見えてきます。。
滝のすぐそばまで木製のスロープがあるので、ご年配の方や幼児でも滝つぼ近くまで降りられます。
安達太良山系船明神山に源をもつ不動川から流れ落ちる滝は高さ10メートル、 幅16メートル。水量はさほど多くはありませんが鬱蒼とした森の中、黒い一枚岩から簾のように流れ落ちる清らかな滝は絵も言われぬ美しさです。達沢不動滝 自然・景勝地
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☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
大雨後でなければ年中水量は少ない川なので長靴を持参すれば川を渡ったり、川の中や対岸からも滝を撮ることができます。 -
☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝・女滝
達沢不動滝には男滝と女滝がありますが、上記の一連の滝を一般的に達沢不動滝と呼んでいます。
女滝は男滝の左手前の森の少し奥に見えます。 -
☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
滝のすぐ手前にフォトジェニックなモミジがあるのですが、残念ながらそのモミジは既に落葉していました。 -
☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
川を渡った対岸の滝の真横から。
ただ下流に他の撮影者がいる場合は邪魔にならないよう配慮してください。 -
☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
達沢不動滝でも撮影中ずっと小雨が降っていて傘をさしながらの撮影になりました。それでもレンズに雨粒が付くので、レンズを拭き拭きの撮影で大変でした。
しかし、ピーカン天気で滝がハレーション(白飛び)を起こすよりはまだ良かったかも(^_^;)。 -
☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
達沢不動滝は2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』(内野聖陽主演)のオープニング映像としても使われ、当時はあの美しい滝は山梨の何処にある滝ですか?と問い合わせが多かったそうす。
山梨が舞台の風林火山でまさか福島県の滝の映像が使われているとは、視聴者は思いもよりませんよね。 -
☆達沢不動滝
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☆達沢不動滝
達沢不動滝は水量は少ないのですが、一枚岩をほぼ均等に流れ落ちる簾(すだれ)のような滝で、スローシャッターで撮影するとシルクのような流れをうまく表現できます。
水量が少ない上に滝つぼは落下したと思われる岩石で仕切られているので、滝のすぐ近くでも流れが穏やかで、水深も浅いので夏場は子供でも安全に水遊びすることが出来ます。
ただ達沢不動滝は写真愛好家にとても人気のある滝なので、お互い撮影の邪魔にならないよう気配りをしたいものです。 -
☆達沢不動滝
滝右手真横からも。 -
☆達沢不動滝
毎度ながら似たような写真のオンパレードでしたが
最後までご覧いただきありがとうございます。
福島県の里の紅葉はこれからです。
さて、次はどこに行きましょうか・・・・・。
またお目にかかりましょう。
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