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1000㌔に及ぶ熊野古道を考えると、たかが12㌔歩いたに過ぎないのだが、足腰が弱ってきて正味歩きとおせるか不安だった。今回選んだのは大辺路の中、周参見から見老津へぬけるコース。馬転坂から入って、長井坂に降りる。距離10.5㌔。平均所要時間4時間15分と案内にある。<br />しかし車を置いてからの距離や途中で迷って回り道をしたので、距離を12㌔とさせてもらった。<br /><br />ふつう熊野古道は石畳の坂道が象徴的で、石畳が切れても杉林の中をえんえんと歩くのだが、このコースは開けたところあり、県道を歩くところありと、なかなか変化にとんだコースだ。それでもUPDOWNはそこかしこにある。ややお腹が出てきた私には、上りは息がきれそう。下りはど~んと膝にくるという、どっちにしてもよくぞ歩きとおせたものだと70歳をとうにすぎた自分に驚くくらい。<br />最後の1㌔がしんどかった。700mほど下りばっかり。「膝がおどる」感じ。<br />所要時間を1時間以上すぎてしまったのは、やはり仕方なかったことかもしれない。でもふくらはぎのあたりが少し痛いくらいで、体がしんどがってないのが不思議なほど。毎日運動して、もっと楽に歩けるようにせねばと思ったのだった。<br /><br />今回は1日目のことなど何も書いていないが、周参見八景を車でまわったりした。なかでも琴の滝は600mの遊歩道が、かなり歩きにくい遊歩道で、ここを休まず歩ききったのが訓練みたいになったのかもしれない。

熊野古道大辺路コースを踏破。

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2014/10/27 - 2014/10/28

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ごん太2

ごん太2さん

1000㌔に及ぶ熊野古道を考えると、たかが12㌔歩いたに過ぎないのだが、足腰が弱ってきて正味歩きとおせるか不安だった。今回選んだのは大辺路の中、周参見から見老津へぬけるコース。馬転坂から入って、長井坂に降りる。距離10.5㌔。平均所要時間4時間15分と案内にある。
しかし車を置いてからの距離や途中で迷って回り道をしたので、距離を12㌔とさせてもらった。

ふつう熊野古道は石畳の坂道が象徴的で、石畳が切れても杉林の中をえんえんと歩くのだが、このコースは開けたところあり、県道を歩くところありと、なかなか変化にとんだコースだ。それでもUPDOWNはそこかしこにある。ややお腹が出てきた私には、上りは息がきれそう。下りはど~んと膝にくるという、どっちにしてもよくぞ歩きとおせたものだと70歳をとうにすぎた自分に驚くくらい。
最後の1㌔がしんどかった。700mほど下りばっかり。「膝がおどる」感じ。
所要時間を1時間以上すぎてしまったのは、やはり仕方なかったことかもしれない。でもふくらはぎのあたりが少し痛いくらいで、体がしんどがってないのが不思議なほど。毎日運動して、もっと楽に歩けるようにせねばと思ったのだった。

今回は1日目のことなど何も書いていないが、周参見八景を車でまわったりした。なかでも琴の滝は600mの遊歩道が、かなり歩きにくい遊歩道で、ここを休まず歩ききったのが訓練みたいになったのかもしれない。

旅行の満足度
4.5
ホテル
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
レンタカー JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

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  • 馬転坂入口。工場みたいな敷地の中にあるので、あらかじめ聞いておくと迷わない。

    馬転坂入口。工場みたいな敷地の中にあるので、あらかじめ聞いておくと迷わない。

  • いきなりの難所にでくわすが、危険なのはここだけ。

    いきなりの難所にでくわすが、危険なのはここだけ。

  • とつぜん太平洋が広がる。もってこいの休憩場所。

    とつぜん太平洋が広がる。もってこいの休憩場所。

  • 同じところ。ただこのまま進むと迷ってしまうので狭い古道を探すべし。

    同じところ。ただこのまま進むと迷ってしまうので狭い古道を探すべし。

  • 途中県道をしばらく歩く。近畿道の延伸工事のために、和歌山はダンプ街道なみ。ただ「おもてなし」とあって、お茶や梅干しをご自由にと、ガードマンの方がすすめてくれる。(大阪のお医者さんが提供されているらしい。)<br />冷えたお茶がなんとも美味しかった。

    途中県道をしばらく歩く。近畿道の延伸工事のために、和歌山はダンプ街道なみ。ただ「おもてなし」とあって、お茶や梅干しをご自由にと、ガードマンの方がすすめてくれる。(大阪のお医者さんが提供されているらしい。)
    冷えたお茶がなんとも美味しかった。

  • 古道の隙間から木漏れ日のように太平洋が顔をのぞかせる。串本橋杭岩のようにも見えるが。

    古道の隙間から木漏れ日のように太平洋が顔をのぞかせる。串本橋杭岩のようにも見えるが。

  • 石畳とは似つかわしくもないシダの密生も。何とも変化にとんだコース。

    石畳とは似つかわしくもないシダの密生も。何とも変化にとんだコース。

  • 版築という稜線がしばらく続く。要するに両側が崖で尾根を歩くので注意が必要。

    版築という稜線がしばらく続く。要するに両側が崖で尾根を歩くので注意が必要。

  • 好天に恵まれて気温も高くなく、さわやかだったことも歩きとおせたことの一因だろう。

    好天に恵まれて気温も高くなく、さわやかだったことも歩きとおせたことの一因だろう。

  • ちなみに泊まった宿の裏に見事なアコウの木が。ひょっとしたらアコウじゃないかもしれないが。

    ちなみに泊まった宿の裏に見事なアコウの木が。ひょっとしたらアコウじゃないかもしれないが。

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