2014/10/27 - 2014/10/28
21位(同エリア62件中)
ごん太2さん
1000㌔に及ぶ熊野古道を考えると、たかが12㌔歩いたに過ぎないのだが、足腰が弱ってきて正味歩きとおせるか不安だった。今回選んだのは大辺路の中、周参見から見老津へぬけるコース。馬転坂から入って、長井坂に降りる。距離10.5㌔。平均所要時間4時間15分と案内にある。
しかし車を置いてからの距離や途中で迷って回り道をしたので、距離を12㌔とさせてもらった。
ふつう熊野古道は石畳の坂道が象徴的で、石畳が切れても杉林の中をえんえんと歩くのだが、このコースは開けたところあり、県道を歩くところありと、なかなか変化にとんだコースだ。それでもUPDOWNはそこかしこにある。ややお腹が出てきた私には、上りは息がきれそう。下りはど~んと膝にくるという、どっちにしてもよくぞ歩きとおせたものだと70歳をとうにすぎた自分に驚くくらい。
最後の1㌔がしんどかった。700mほど下りばっかり。「膝がおどる」感じ。
所要時間を1時間以上すぎてしまったのは、やはり仕方なかったことかもしれない。でもふくらはぎのあたりが少し痛いくらいで、体がしんどがってないのが不思議なほど。毎日運動して、もっと楽に歩けるようにせねばと思ったのだった。
今回は1日目のことなど何も書いていないが、周参見八景を車でまわったりした。なかでも琴の滝は600mの遊歩道が、かなり歩きにくい遊歩道で、ここを休まず歩ききったのが訓練みたいになったのかもしれない。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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馬転坂入口。工場みたいな敷地の中にあるので、あらかじめ聞いておくと迷わない。
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いきなりの難所にでくわすが、危険なのはここだけ。
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とつぜん太平洋が広がる。もってこいの休憩場所。
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同じところ。ただこのまま進むと迷ってしまうので狭い古道を探すべし。
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途中県道をしばらく歩く。近畿道の延伸工事のために、和歌山はダンプ街道なみ。ただ「おもてなし」とあって、お茶や梅干しをご自由にと、ガードマンの方がすすめてくれる。(大阪のお医者さんが提供されているらしい。)
冷えたお茶がなんとも美味しかった。 -
古道の隙間から木漏れ日のように太平洋が顔をのぞかせる。串本橋杭岩のようにも見えるが。
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石畳とは似つかわしくもないシダの密生も。何とも変化にとんだコース。
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版築という稜線がしばらく続く。要するに両側が崖で尾根を歩くので注意が必要。
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好天に恵まれて気温も高くなく、さわやかだったことも歩きとおせたことの一因だろう。
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ちなみに泊まった宿の裏に見事なアコウの木が。ひょっとしたらアコウじゃないかもしれないが。
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