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表紙の写真は、「木戸池」です。朝のため空気が澄んで無風なので、水面が鏡のようです。今回のツアーは、奥只見湖と信州の紅葉の旅です。<br /> 1日目は、東京に7時30分に集合し、MAXたにがわ403号に乗って、越後湯沢まで行きます。湯沢駅からバスで、奥只見湖畔の銀山平まで行きます。途中では、八海山が見えます。銀山平までの道は、シルバーライン(銀山からのその名がついた)を通っていくが、何と9割がトンネルという道で、バスがすれ違うこともままならない道です。1時間ほどで銀山平に着いたが、快晴・無風ですごく暖かい。奥只見湖と空の青が見渡す限り紅葉をより鮮やかにしています。しばらく待って11時30分発の船に乗り、クルーズが始まった。揺れはほとんどなく、周りの紅葉に目を奪われるばかりです。途中でカヌーをする人たちに手を振ったり、すれ違う船を見送ったりして、ゆったりと時間は過ぎていきます。約40分間の船旅は、奥只見湖船着き場(ダムのところ)に到着して終わりです。その後、またバスに乗って、志賀高原に向かいます。途中、十二峠、清津峡、津南町、道の駅「千曲川」、信州中野を通ります。北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)を見ながら、志賀高原を目指します。今夜の宿は、「志賀パークホテル」です。部屋は狭く、きれいとは言えません。(安いツアーだからしかたないか)それでも、食事は朝夕とも和食膳で、品数豊富でまあいい方です。お風呂は広くはないが、いい湯です。女3階、男4階と分かれていて、露天風呂は一度ホテルの玄関から外に出て行き、洗い場はありません。クマが出るという話なので、翌朝こわごわ露天風呂に入りました。<br /> 2日目は、近くの木戸池に行きました。標高1600mということなので、寒いと思いましたが、この日はとても暖かく、気持ちがいいです。田の原湿原を通り、木戸池に着きました。最初、あまり期待をしていなかったのですが、来てみると表紙の写真の通り、すごく美しくどこを撮っても被写体になるほどでした。今回のツアーで最も美しい池でした。次に向かうのは、松川渓谷の雷滝です。手前に落差180mの「八滝」がありますが、先に雷滝を見ました。雷滝は落差30mとそれほど大きな滝ではないのですが、水量が多いので、音が大きいのでこのような名前がついたそうです。ここは、全国紅葉百選に選ばれているそうです。八滝は展望台のようなところから遠くに見ることができます。この次は、戸隠神社です。まず奥社に行くことになりました。ところが、駐車場から30分も歩く上に、最後に階段があり、かなりきついコースです。ゆとりをもって片道40分はあったほうがいいと思います。(若くて元気いっぱいなら問題ないと思いますが)この日は、戸隠の「そば祭り」ということで、奥社は大変な混雑で、お参りするのにも行列ができていました。ここまで苦労してきたのに、時間がかかるからと言ってお参りしないわけにはいきません。帰りはくだりなので、少しは楽ですが、30分近くは歩くことになります。バスで中社まで来てやっとお昼です。しかし、そば祭りのためにどの蕎麦屋さんも行列で、有名な「うずらや」は何と2時間待ちとのことでした。何とか待望のそばを食べることができました。(やはり、戸隠のそばはうまい)その後、バスの駐車場からタクシーに分乗して、鏡池に向かいました。残念なことに、夕日が傾き始め、少しだが風も出てきたため、名前の通りの鏡ではなかった。その後、長野有料道路、道の駅「中条」を経て、今宵の宿「ローゼンハイム白馬」に着きました。このホテルの部屋は、ツインだけれども狭いです。お風呂は、サウナ、ジャグジーがある。(一方の風呂は、露天風呂があり、交代制)少し熱く、アルカリ性の温泉で疲れにちょうど良いです。食事は、和食会席ということだが、牛のすきやき、甘海老、いかの刺身などです。朝食はバイキングで、漬物が多いのが印象的です。<br /> 3日目は、まず長野五輪で使った白馬のジャンプ台を見学した。すぐ近くまで車で行け、駐車場もあります。その後、仁科三湖(青木湖、中綱湖、木崎湖)をバスの中から見て、大糸線沿いに進みます。アルペンルートの入口である大町付近を通り、龍神湖(大町ダム湖)を見ました。ここは、展望台(駐車場のすぐわき)から湖を見下ろす感じです。それから、道の駅「池田」で休憩して、大峰高原を目指しました。ここには、樹齢250年といわれる大かえでがあり、七色に色づくことから「七色かえで」といわれるパワースポットだそうです。今回は、少し遅かったようで、一部枯れていましたが、彩は鮮やかでした。それからは、旧篠ノ井線の跡地を約2.4kmのトレッキングです。ゆったりとした下り坂で、途中にトンネル、踏切などがあります。最後は、けやきの森です。その後、安曇野の大王わさび園で昼食を食べるのですが、何度も来ているので、近くで食事をしようと思い、待っているタクシーの運ちゃんに聞いたところ、少し歩けば食べるところはあるとこと。10分ほど歩いて、大きな通りに出て、大きな食事処で、かき揚げ丼(何と390円で、味噌汁、御新香もついている)を食べました。次は、箕輪ダム湖の「もみじ湖」です。ここには、1万本のもみじの木があり、紅葉がものすごくきれいです。今宵の宿は、「白樺高原ホテル」です。ゲレンデのすぐ下にあり、スキーなどをするときには大変便利だと思われます。部屋は8畳の畳と3畳程度の床張りで、畳や壁などを新しくしているが、全体的に古い感じです。食事は、朝夕ともバイキングで、夕食はカニがあり、品数は多いものの味は普通です。<br /> 4日目、朝、外へ出てみると西の方でしょうか、遠くに槍ヶ岳が見えます。ホテルを出発すると数分で、伊藤左千夫が紹介した女神湖です。やはり朝なので空気が澄んでいて、景色が近くに見えます。ヴィーナスラインを通って御射鹿池に向かいます。この池は、東山魁夷が描いた白馬の絵のモデルになったといわれています。逆光なので撮りにくかったので、日陰に入って、何枚かの写真を撮りました。この池に来るまでの道は、「湯みち街道」といわれ、仏像が道沿いに立っています。次は、武田信玄が作ったといわれる「三分一湧水」です。ここでは、かなり多量の水が湧き出ていて、3つの村に分けるために、3つに水路が分かれています。ここでも紅葉がきれいでした。その後、バスは野辺山に向かうためにR141を通ります。途中、南アルプスの北岳、甲斐駒岳や富士山が眺められます。菊本で昼食をとり、びっくり市場で買い物をして、野辺山駅に向かいました。列車の時間まで少し時間があるので、野辺山付近を散策していると、横岳をバックにしてもみじの並木が紅葉している場所を発見して、思わずパチリ。野辺山から清里まで10分程度列車に乗ります。この小海線は赤字路線だそうですが、この区間だけは黒字だそうです。それほど、1駅にたくさんの人が乗ります。清里で再びバスに乗って甲府駅を目指しますが、清里の駅前の寂れ方はひどいものがあります。シャッター通りになっています。甲府からスーパーあずさ22号に乗って新宿まで帰り、今回の旅は終了しました。なにしろ、紅葉の美しさに圧倒された旅でした。

奥只見湖・信州紅葉ツアー

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2014/10/25 - 2014/10/28

12513位(同エリア29219件中)

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チュウチャン

チュウチャンさん

表紙の写真は、「木戸池」です。朝のため空気が澄んで無風なので、水面が鏡のようです。今回のツアーは、奥只見湖と信州の紅葉の旅です。
 1日目は、東京に7時30分に集合し、MAXたにがわ403号に乗って、越後湯沢まで行きます。湯沢駅からバスで、奥只見湖畔の銀山平まで行きます。途中では、八海山が見えます。銀山平までの道は、シルバーライン(銀山からのその名がついた)を通っていくが、何と9割がトンネルという道で、バスがすれ違うこともままならない道です。1時間ほどで銀山平に着いたが、快晴・無風ですごく暖かい。奥只見湖と空の青が見渡す限り紅葉をより鮮やかにしています。しばらく待って11時30分発の船に乗り、クルーズが始まった。揺れはほとんどなく、周りの紅葉に目を奪われるばかりです。途中でカヌーをする人たちに手を振ったり、すれ違う船を見送ったりして、ゆったりと時間は過ぎていきます。約40分間の船旅は、奥只見湖船着き場(ダムのところ)に到着して終わりです。その後、またバスに乗って、志賀高原に向かいます。途中、十二峠、清津峡、津南町、道の駅「千曲川」、信州中野を通ります。北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)を見ながら、志賀高原を目指します。今夜の宿は、「志賀パークホテル」です。部屋は狭く、きれいとは言えません。(安いツアーだからしかたないか)それでも、食事は朝夕とも和食膳で、品数豊富でまあいい方です。お風呂は広くはないが、いい湯です。女3階、男4階と分かれていて、露天風呂は一度ホテルの玄関から外に出て行き、洗い場はありません。クマが出るという話なので、翌朝こわごわ露天風呂に入りました。
 2日目は、近くの木戸池に行きました。標高1600mということなので、寒いと思いましたが、この日はとても暖かく、気持ちがいいです。田の原湿原を通り、木戸池に着きました。最初、あまり期待をしていなかったのですが、来てみると表紙の写真の通り、すごく美しくどこを撮っても被写体になるほどでした。今回のツアーで最も美しい池でした。次に向かうのは、松川渓谷の雷滝です。手前に落差180mの「八滝」がありますが、先に雷滝を見ました。雷滝は落差30mとそれほど大きな滝ではないのですが、水量が多いので、音が大きいのでこのような名前がついたそうです。ここは、全国紅葉百選に選ばれているそうです。八滝は展望台のようなところから遠くに見ることができます。この次は、戸隠神社です。まず奥社に行くことになりました。ところが、駐車場から30分も歩く上に、最後に階段があり、かなりきついコースです。ゆとりをもって片道40分はあったほうがいいと思います。(若くて元気いっぱいなら問題ないと思いますが)この日は、戸隠の「そば祭り」ということで、奥社は大変な混雑で、お参りするのにも行列ができていました。ここまで苦労してきたのに、時間がかかるからと言ってお参りしないわけにはいきません。帰りはくだりなので、少しは楽ですが、30分近くは歩くことになります。バスで中社まで来てやっとお昼です。しかし、そば祭りのためにどの蕎麦屋さんも行列で、有名な「うずらや」は何と2時間待ちとのことでした。何とか待望のそばを食べることができました。(やはり、戸隠のそばはうまい)その後、バスの駐車場からタクシーに分乗して、鏡池に向かいました。残念なことに、夕日が傾き始め、少しだが風も出てきたため、名前の通りの鏡ではなかった。その後、長野有料道路、道の駅「中条」を経て、今宵の宿「ローゼンハイム白馬」に着きました。このホテルの部屋は、ツインだけれども狭いです。お風呂は、サウナ、ジャグジーがある。(一方の風呂は、露天風呂があり、交代制)少し熱く、アルカリ性の温泉で疲れにちょうど良いです。食事は、和食会席ということだが、牛のすきやき、甘海老、いかの刺身などです。朝食はバイキングで、漬物が多いのが印象的です。
 3日目は、まず長野五輪で使った白馬のジャンプ台を見学した。すぐ近くまで車で行け、駐車場もあります。その後、仁科三湖(青木湖、中綱湖、木崎湖)をバスの中から見て、大糸線沿いに進みます。アルペンルートの入口である大町付近を通り、龍神湖(大町ダム湖)を見ました。ここは、展望台(駐車場のすぐわき)から湖を見下ろす感じです。それから、道の駅「池田」で休憩して、大峰高原を目指しました。ここには、樹齢250年といわれる大かえでがあり、七色に色づくことから「七色かえで」といわれるパワースポットだそうです。今回は、少し遅かったようで、一部枯れていましたが、彩は鮮やかでした。それからは、旧篠ノ井線の跡地を約2.4kmのトレッキングです。ゆったりとした下り坂で、途中にトンネル、踏切などがあります。最後は、けやきの森です。その後、安曇野の大王わさび園で昼食を食べるのですが、何度も来ているので、近くで食事をしようと思い、待っているタクシーの運ちゃんに聞いたところ、少し歩けば食べるところはあるとこと。10分ほど歩いて、大きな通りに出て、大きな食事処で、かき揚げ丼(何と390円で、味噌汁、御新香もついている)を食べました。次は、箕輪ダム湖の「もみじ湖」です。ここには、1万本のもみじの木があり、紅葉がものすごくきれいです。今宵の宿は、「白樺高原ホテル」です。ゲレンデのすぐ下にあり、スキーなどをするときには大変便利だと思われます。部屋は8畳の畳と3畳程度の床張りで、畳や壁などを新しくしているが、全体的に古い感じです。食事は、朝夕ともバイキングで、夕食はカニがあり、品数は多いものの味は普通です。
 4日目、朝、外へ出てみると西の方でしょうか、遠くに槍ヶ岳が見えます。ホテルを出発すると数分で、伊藤左千夫が紹介した女神湖です。やはり朝なので空気が澄んでいて、景色が近くに見えます。ヴィーナスラインを通って御射鹿池に向かいます。この池は、東山魁夷が描いた白馬の絵のモデルになったといわれています。逆光なので撮りにくかったので、日陰に入って、何枚かの写真を撮りました。この池に来るまでの道は、「湯みち街道」といわれ、仏像が道沿いに立っています。次は、武田信玄が作ったといわれる「三分一湧水」です。ここでは、かなり多量の水が湧き出ていて、3つの村に分けるために、3つに水路が分かれています。ここでも紅葉がきれいでした。その後、バスは野辺山に向かうためにR141を通ります。途中、南アルプスの北岳、甲斐駒岳や富士山が眺められます。菊本で昼食をとり、びっくり市場で買い物をして、野辺山駅に向かいました。列車の時間まで少し時間があるので、野辺山付近を散策していると、横岳をバックにしてもみじの並木が紅葉している場所を発見して、思わずパチリ。野辺山から清里まで10分程度列車に乗ります。この小海線は赤字路線だそうですが、この区間だけは黒字だそうです。それほど、1駅にたくさんの人が乗ります。清里で再びバスに乗って甲府駅を目指しますが、清里の駅前の寂れ方はひどいものがあります。シャッター通りになっています。甲府からスーパーあずさ22号に乗って新宿まで帰り、今回の旅は終了しました。なにしろ、紅葉の美しさに圧倒された旅でした。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.0
ショッピング
3.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
観光バス 新幹線 JR特急
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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