晩秋の木曽路旅　～奈良井宿・駒ヶ根１泊２日～

2014/10/25 - 2014/10/26

４年振りに奈良井宿を訪れることになりました。
秋の紅葉散策を楽しみにして、予約をしたのは９月の半ば･･･。

その後、皆様ご存知のとおり、御嶽山の噴火があり、一時はキャンセルすることも
考えましたが、その後は小康状態にあるようなので、行くことにしました。

お土産屋さんには御嶽山の名前を冠した商品も、いくつかありましたので、木曽地
方では御嶽山の存在感の大きさを感じましたね。

一日も早く落ち着くとともに、犠牲に遭われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

◆◇以下、今回の旅行のスケジュール◆◇

１０月２５日･･･千葉の自宅を出て塩尻経由し奈良井宿へ
　　　　　　　その後、駒ヶ根へ
　　　　　　　駒ヶ根高原ホテルリゾートリンクスに宿泊

１０月２６日･･･バスでしらび平駅まで向かい、ロープウェイで千畳敷へ

エリア 駒ヶ根(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今週末は天気が大変良いとのこと。
紅葉で中央道が大渋滞することは容易に想像ができたので、頑張って朝６時には家を出るスケジュールを組みました。

子供たちも朝早く起きてくれて、予想外（？）に協力してくれた格好です。

途中、目立った渋滞もなく中央道の渋滞ポイント談合坂を超えて、双葉ＳＡまでやってくればもう大丈夫。

ここでしばし休憩です。

子供たちはここで朝食を済ませ、いざ奈良井宿へ出発です。

クルマに乗ろうとＳＡエリアを出ようとしたら、５歳の娘が大好きな『ほっぺちゃん』の商品が目にとまったらしく、しばらく付き合わせられました。

幸いなことに、買わされなくて済んだので、多少の時間のロスは良しとしましょう。

塩尻で中央道から一般道に出て、奈良井宿までは４０分程度。
途中、目立った渋滞もなく、スムーズに向かうことができました。
４年前と同じ、鳥居トンネル方面から奈良井宿の散策開始です。

ただ、一般道の道中に『どこまで何キロ』表示には至る所に『御嶽山』の表示がありました。

噴火が起こる前は誰も危険を感じることなく日常的な観光地であったことが伺えます。

この風景、ホント大好きです。

個人的には、奈良井宿の街並みは紅葉の時期が一番マッチすると思います。

途中、手焼き煎餅の会津屋に立ち寄り煎餅を買いました。
最初は買う気がなかったのですが、店先にあった試食を口にした瞬間、買うことを決意しました。
辛味噌煎餅なのですが、味噌のお陰で辛過ぎることもなくとっても上品に仕上がっているのです！

罪なことをする店です。

奈良井宿の街並み。

観光客は中華系・東南アジア系の姿も多く、４年前よりも多国籍な印象です。

奈良井宿の街並みと同様、ハイライトと言うべき木曽の大橋です。

紅葉した山並みをバックにすると、これまた良い画になります。

昼食を済ませて、次は木曽福島を目指したかったのですが、少し時間に追われたこともあり、ホテルのある駒ヶ根方面へ向かいます。

ここはホテルにほど近いこまくさ橋です。
太田切川にかかる吊橋ですが、ここはＪＡの駒ヶ根ファームス・菅の台バスセンターと隣接しているので、観光客が多いこと。

吊橋からの風景。
秋を感じます。

太田切川は木曽山脈を水源とする川で水量が多く、流れも早いです。
天候が荒れている時は怖いのでしょうが、今日のような好天時には風情を感じます。

こまくさ橋と太田切川をバックに黄葉したカエデをパチリ。

こまくさ橋の散策を終えて、ホテルにチェックインします。
ホテル前には駒ヶ池という小さな池があり、水面が穏やかな時は対岸の山の映り込みが大変キレイです。

ホテル外観①

ホテル外観②

規模はそれほど大きくなく、アットホームな印象のホテルです。

このエリアの結婚式場としても人気があるようで、ガーデンウエディングのチャペルを備えています。

そして滞在した週末は両日とも結婚式がありました。

こちらは玄関。

オシャレな印象は良いのですが、館内・部屋ともにやや薄暗く、子連れにはやや不便な面もありました。

夕食までに入浴して、１７：３０より夕食のビッフェになりました。
（夕食は２交代制で早くチェックインしたので１７：３０を選択できましたが、遅かったら１９：３０になってしまいます）

まずは地ビールで喉を潤します。

続いてお食事に。

牛フィレ肉のステーキが目の前で焼いてくれるというのがこのホテルの売りです。

その自信作を口にすると、今まで食べたことがないくらいの柔らかさに感動です！
やられました･･･。

このホテル、食事に関しては大満足です！
その他の不満点は全て食事で解消できてしまいます。

ビュッフェ会場全景。

店員もテキパキとしており、食事と対応が◎です。

食事の美味しさにかなり食べ過ぎてしまい、苦しい･･･と思いながらも旅の疲れでぐっすり眠りました。

翌朝ホテル前の駒ヶ池の風景です。

早朝の神秘的な山と空の色が水面に映り込んでいてステキです。

朝食は和洋食とも充実しています。

夕食は大人向けの食事が多かったので、子供たちにとっては少し物足りなかったようですが、朝食はパンやウインナー、オムレツもあり大満足の様でした。

ちなみに大人は朝食も大満足です。

朝食を済ませ、本日はロープウェイで千畳敷を目指します。

日が高くなり、空の青さと紅葉のコントラストがいい感じです。

千畳敷方面へはマイカー規制されており、バスで向かうしか方法はありません。

このホテルの前からロープウェイ乗り場までのバス停があるので、移動もラクラクです。

ホテルから約３０分で千畳敷行きロープウェイ乗り場『しらび平』に到着です。

朝の早い時間はの観光客が押し寄せるので、臨時便も出してくれました。

このロープウェイで７分程度で到着です。

途中、険しい山の斜面の光景。

山の麓は良い天気でしたが、高度が上がるにつれて曇天です。
山頂はガスがかかっているようにも見えます。

せっかく山頂からの眺めを期待していたのですが、残念ながら千畳敷駅はガスに覆われ何も見えません。

標高２，６００ｍ以上の高所ですから、麓と天気が異なっても止むを得ませんね。

ガスがかかり、気温も２度程度なので、あまり動く気にならないため、とりあえず記念に写真に収めておきます。

こちらも記念に撮っておきます。

しかし寒いこと！

山頂を早々に撤退し、昨日来た駒ヶ根ファームスにまた来ました。
ここでお土産を買い、産直野菜・果物を買いこんで帰宅します。

産直果物はリンゴ（シナノスイート）を買いましたが、とっても美味しかったです。

秋の紅葉とホテルの美味しい食事を堪能した旅行でした！