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9/8(月)、20日目。<br /><br />いよいよ最後の訪問地ダルムシュタットです。<br />夜の便で帰国するためマチルダの丘だけにしました。ダルムシュタットは戦災の後新しい町になったようで、マチルダの丘だけで十分かとも思いました。<br /><br />ダルムシュタットはヘッセン州、フランクフルトの南30キロ、人口15万人の学術都市で3万人以上の学生がいるそうです。<br />マチルダの丘はヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒが1899年ドイツ各地から気鋭の芸術家を集めて造った芸術家コロニーです。特にユーゲントシュティールの芸術家が集まりました。<br /><br />ユューゲントシュティール:Jugendstil/青春様式。19世紀末から20世紀初頭にかけドイツ語圏で絵画、彫刻、建築、室内装飾などの分野に展開した一つの芸術様式。世紀末芸術とも言われる。フランス語圏ではアール・ヌーヴォー/新芸術という。<br /><br />写真は結婚式の塔。<br />

2014年晩夏のドイツ旅行30:マチルダの丘だけのダルムシュタット、帰国。

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2014/09/08 - 2014/09/08

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ベーム

ベームさん

9/8(月)、20日目。

いよいよ最後の訪問地ダルムシュタットです。
夜の便で帰国するためマチルダの丘だけにしました。ダルムシュタットは戦災の後新しい町になったようで、マチルダの丘だけで十分かとも思いました。

ダルムシュタットはヘッセン州、フランクフルトの南30キロ、人口15万人の学術都市で3万人以上の学生がいるそうです。
マチルダの丘はヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒが1899年ドイツ各地から気鋭の芸術家を集めて造った芸術家コロニーです。特にユーゲントシュティールの芸術家が集まりました。

ユューゲントシュティール:Jugendstil/青春様式。19世紀末から20世紀初頭にかけドイツ語圏で絵画、彫刻、建築、室内装飾などの分野に展開した一つの芸術様式。世紀末芸術とも言われる。フランス語圏ではアール・ヌーヴォー/新芸術という。

写真は結婚式の塔。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • ダルムシュタット駅。<br />ベンスハイム発12:00のRBでダルムシュタット12:27着。

    ダルムシュタット駅。
    ベンスハイム発12:00のRBでダルムシュタット12:27着。

  • ダルムシュタット駅構内。<br />活気のある駅でした。

    ダルムシュタット駅構内。
    活気のある駅でした。

  • タクシーでマチルダの丘へ。<br />丘のふもとの駐車場。<br />運転手がこの後何処へ行くのか、と訊く。フランクフルトに行くというと安くするからタクシーで行かないか、という。ノー・サンキュー。途端にむっつりしてしまった。

    タクシーでマチルダの丘へ。
    丘のふもとの駐車場。
    運転手がこの後何処へ行くのか、と訊く。フランクフルトに行くというと安くするからタクシーで行かないか、という。ノー・サンキュー。途端にむっつりしてしまった。

  • マチルダの丘建物配置図。<br />地球の歩き方より借用。

    マチルダの丘建物配置図。
    地球の歩き方より借用。

  • 階段の壁に綺麗なタイルの装飾。

    階段の壁に綺麗なタイルの装飾。

  • 見上げると結婚式の塔。

    見上げると結婚式の塔。

  • 結婚式の塔と展覧会場。<br />今日は月曜日で一帯は休館日なので観光客はまばらです。

    結婚式の塔と展覧会場。
    今日は月曜日で一帯は休館日なので観光客はまばらです。

  • 結婚式の塔。<br />大公エルンスト・ルートヴィヒとマチルダの結婚を記念して建てられました。1908年。ヨセフ・マリア・オルプリヒ設計。

    結婚式の塔。
    大公エルンスト・ルートヴィヒとマチルダの結婚を記念して建てられました。1908年。ヨセフ・マリア・オルプリヒ設計。

  • この屋根は結婚式のとき大公が宣誓した手の5本の指を表しているそうです。

    この屋根は結婚式のとき大公が宣誓した手の5本の指を表しているそうです。

  • 壁面の日時計。

    壁面の日時計。

  • 市役所戸籍課。<br />ユーゲントシュティール結婚式場。<br />結婚式の塔。<br /><br />ここで結婚式を挙げすぐ戸籍課で登記できる仕組み。

    市役所戸籍課。
    ユーゲントシュティール結婚式場。
    結婚式の塔。

    ここで結婚式を挙げすぐ戸籍課で登記できる仕組み。

  • 大公エルンスト・ルートヴィヒと大公妃エレオノーレを記念して。<br />大公妃はエレオノーレという名前で、どうしてマチルダ/マチルデというのか分かりません。

    大公エルンスト・ルートヴィヒと大公妃エレオノーレを記念して。
    大公妃はエレオノーレという名前で、どうしてマチルダ/マチルデというのか分かりません。

  • ロシア教会。<br />19世紀末。

    ロシア教会。
    19世紀末。

  • 芸術家コロニー美術館。<br />入り口。

    芸術家コロニー美術館。
    入り口。

  • ユーゲントシュティールの作品を展示しています。

    ユーゲントシュティールの作品を展示しています。

  • 芸術家コロニー美術館。<br />裏側。元エルンスト・ルートヴィヒ大公別邸。

    芸術家コロニー美術館。
    裏側。元エルンスト・ルートヴィヒ大公別邸。

  • 結婚式の塔などのある広場から一段下がった所のアレクサンダーヴェークにはユーゲントシュティール風の幾つかの家があります。<br />オルプリヒ・ハウス。

    結婚式の塔などのある広場から一段下がった所のアレクサンダーヴェークにはユーゲントシュティール風の幾つかの家があります。
    オルプリヒ・ハウス。

  • 建築家ヨセフ・マリア・オルプリヒ作。<br />1908年。

    建築家ヨセフ・マリア・オルプリヒ作。
    1908年。

  • 現ドイツ ポーランド研究所、図書館となっています。

    現ドイツ ポーランド研究所、図書館となっています。

  • オルプリヒ・ハウスの横のハインリヒ・ヨブスト階段。<br />彫刻家。

    オルプリヒ・ハウスの横のハインリヒ・ヨブスト階段。
    彫刻家。

  • ハウス・ダイタース。<br />オルプリヒ作。

    ハウス・ダイタース。
    オルプリヒ作。

  • ここもドイツ・ポーランド研究所になっています。

    ここもドイツ・ポーランド研究所になっています。

  • ハウス ダイタース<br />ドイツ ポーランド研究所。

    ハウス ダイタース
    ドイツ ポーランド研究所。

  • グリュッケルトハウス。<br />オルプリヒ作。

    グリュッケルトハウス。
    オルプリヒ作。

  • グリュッケルトハウス。

    グリュッケルトハウス。

  • このドア、形といい模様といい面白いです。

    このドア、形といい模様といい面白いです。

  • 言語と創作に為のドイツ・アカデミー。

    言語と創作に為のドイツ・アカデミー。

  • ベーレンス・ハウス。

    ベーレンス・ハウス。

  • ベーレンス作。

    ベーレンス作。

  • どの家も入り口に凝っています。

    どの家も入り口に凝っています。

  • クリスチャンセンヴェーグ。<br />ハンス・クリスチャンセン、芸術家コロニーの仲間です。

    クリスチャンセンヴェーグ。
    ハンス・クリスチャンセン、芸術家コロニーの仲間です。

  • アレクサンダーヴェークから上を見上げた風景。<br />ロシア教会。

    アレクサンダーヴェークから上を見上げた風景。
    ロシア教会。

  • 結婚式の塔。

    結婚式の塔。

  • 芸術家コロニー美術館。

    芸術家コロニー美術館。

  • 広場から見下ろしたところ。

    広場から見下ろしたところ。

  • 広場に戻りました。<br />結婚式の塔と展覧会場。

    広場に戻りました。
    結婚式の塔と展覧会場。

  • ロシア教会。<br />19世紀末。

    ロシア教会。
    19世紀末。

  • 正式には聖マリア・マグダレーナ・ロシア東方正教会というらしい。<br />マグダラのマリアのこと。

    正式には聖マリア・マグダレーナ・ロシア東方正教会というらしい。
    マグダラのマリアのこと。

  • ロシア教会。<br />教会だから月曜日も開いているだろうと思ったらほかの施設に合わせて閉まっていました。信者の祈りの場よりも観光施設としての方を優先。

    ロシア教会。
    教会だから月曜日も開いているだろうと思ったらほかの施設に合わせて閉まっていました。信者の祈りの場よりも観光施設としての方を優先。

  • マグダラのマリア?。<br />壺(香油の入っている?)を持っているからそうでしょう。

    マグダラのマリア?。
    壺(香油の入っている?)を持っているからそうでしょう。

  • それにしてもエキゾチックな建物です。

    それにしてもエキゾチックな建物です。

  • ロシア教会の前の泉。

    ロシア教会の前の泉。

  • 1914年、アルヴィン・ミュラー作。

    1914年、アルヴィン・ミュラー作。

  • 石の彫刻はベルンハルト・ヘトガー。

    石の彫刻はベルンハルト・ヘトガー。

  • 広場の前には公園があります。

    広場の前には公園があります。

  • 木陰のカフェは気持ちよさそう。

    木陰のカフェは気持ちよさそう。

  • 展覧会場のテラスに登ってみました。

    展覧会場のテラスに登ってみました。

  • テラスから。

    テラスから。

  • 綺麗なところでした。施設が休みの為中には入れませんでしたが、かえって観光客が少なくゆったりできました。<br />駅まで最寄りのバス停からバスで。

    綺麗なところでした。施設が休みの為中には入れませんでしたが、かえって観光客が少なくゆったりできました。
    駅まで最寄りのバス停からバスで。

  • これで全日程終了。<br />前半と後半は一人旅、中間は勉強仲間との楽しい旅でした。昨年と違って天気にも恵まれ21日間を無事に過ごすことが出来ました。<br /><br />フランクフルトに寄りホテルで荷物を受け取って空港へ。<br />ドイツ最後のビール。

    これで全日程終了。
    前半と後半は一人旅、中間は勉強仲間との楽しい旅でした。昨年と違って天気にも恵まれ21日間を無事に過ごすことが出来ました。

    フランクフルトに寄りホテルで荷物を受け取って空港へ。
    ドイツ最後のビール。

  • フランクフルト空港発18:20、ルフトハンザLH716便。<br />往路と同じジャンボ機です。<br />翌9月9日羽田空港12:15着。

    フランクフルト空港発18:20、ルフトハンザLH716便。
    往路と同じジャンボ機です。
    翌9月9日羽田空港12:15着。

  • 毎回こういったものを持って帰る幼稚性が抜けません。<br />コースター。

    毎回こういったものを持って帰る幼稚性が抜けません。
    コースター。

  • 入館券。<br />左ベルリン:博物館島。<br />右、上からマインツ:グーテンベルク博物館。ハンブルク:ブラームス博物館。ドレスデン:ツヴィンガー宮殿・アルテマイスター。

    入館券。
    左ベルリン:博物館島。
    右、上からマインツ:グーテンベルク博物館。ハンブルク:ブラームス博物館。ドレスデン:ツヴィンガー宮殿・アルテマイスター。

  • 左上よりシュパイヤー:大聖堂クリプタ。ポツダム:サン・スーシ宮殿。アーヘン:大聖堂宝物館。<br />右上よりライプチヒ:メンデルスゾーン博物館。ベルリン:森鴎外博物館。

    左上よりシュパイヤー:大聖堂クリプタ。ポツダム:サン・スーシ宮殿。アーヘン:大聖堂宝物館。
    右上よりライプチヒ:メンデルスゾーン博物館。ベルリン:森鴎外博物館。

  • 乗車券など。<br />1段目、左ドレスデン:ケーブルカー。中ベルリン:1日乗車券。右:駅のトイレ使用券。<br />2段目、左ヴァイマール:バス。右ダルムシュタット:バス。<br />3段目、コブレンツ:エーレンブライトシュタイン城塞とロープウエイ。4段目、リューベック:遊覧船。

    乗車券など。
    1段目、左ドレスデン:ケーブルカー。中ベルリン:1日乗車券。右:駅のトイレ使用券。
    2段目、左ヴァイマール:バス。右ダルムシュタット:バス。
    3段目、コブレンツ:エーレンブライトシュタイン城塞とロープウエイ。4段目、リューベック:遊覧船。

  • カフェ・バウムのナプキン。

    カフェ・バウムのナプキン。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • dankeさん 2014/11/23 22:34:21
    素晴らしい旅
    ベームさん、

    素晴らしいドイツ旅の記録を全て拝見しました。まだ読んでいたいです。
    どの旅行記も素晴らしいですが、今回の旅では特に聖エリザベートの旅行記が熱く語られていて心に残りました。ベームさんがとても彼女を尊敬しているのがわかります。人徳が後世に語り継がれるのってすごいですね。ところでタクシーの運転手さんのムッツリのお話、笑ってしまいました。ダルムシュタットも電車で30分くらいですか、穴場ですね。ピエタ編は勿体無いので後日にまた拝見します。フランスの後のドイツ、お疲れ様でしたれ様でした。次はどちらへ?

    ベーム

    ベームさん からの返信 2014/11/24 14:52:01
    RE: 素晴らしい旅
    dankeさん、

    今日は。

    だらだらと続いた旅行記終わりまで見て頂いて本当に有難うございました。教会がやたらと多かったり、独りよがりのコメントなど自分でも恥ずかしい出来なのに過分のお言葉痛み入ります。
    まあ人さまざまな作り方がある中でこれが私のスタイルかなと思っています。
    聖エリーザベトはなんだか私のマドンナになってしまいました。不謹慎ですね。その他にも教会の聖母マリアとか聖女たちの像は清らかな姿をしていて心が癒されます。キリスト教徒でもないのに教会にひきつけられる由縁の一つです。

    来年もドイツへ行きたいなと思っています。あと何回行けるか分かりませんので悔いのない旅をしたいと思います。

                       ベーム

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