さようならへの助走～～十勝晴れ

2014/06/28 - 2014/06/28

慢性化した寂しさにどっぷり浸ってもいられない。母の納骨に十勝に行かなければ。ウカラヤカラ揃いてＧＯＧＯ十勝。
今回は無言の母を後部座席に乗せて行く。何か変。心が空中分解して、拾い集めたけど欠片が無数に行方不明。修復不可能。とりあえず、さあ、行きましょう。幸いかの地は十勝晴れ。

エリア 帯広(北海道)

音更神社で納骨式を終えて、十勝川温泉のハナックに来てみた。一時はギネスに載った大きな花時計。

そこから近くの展望台へ

眼下には十勝川温泉やら

ただっぴろい十勝野

日高山脈も一望

帯広市内で夕食。
「古季庵いろり」
古民家というか、古い家、趣きがあるといえばそうだし、ギシギシきしんで怖いといえば、それもそう。

網焼きＯＫです。

さあ、乾杯。

お腹がすいて、箸がすすむ。

今日は何のために十勝に来たのか・・・

だれも
母のこと話題に出さない。

寂しいねえ。
　
いわば「なおらい」の席なのに。

おかあさん、ごめんね。みんな悪気はないから
ただ、スーパードライなんよ。
（ここはクラシックだけどね。）

いや、あえて触れないでいるんだと思いたい。
母もそこは察してくれているよ。
母は暗いの嫌いだから、楽しそうにしている私たちを
にこにこしながら見守っているよ。

でも、一言いいたくなるだろうな。
「ちょっといいかげんにしてよ」

もっとお料理があったのに写真を撮り忘れてしまい、尻切れトンボ。
心だけではなく。頭の方も修復出来てない。

美味しかったよ。