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相変わらずテーマは平家物語。<br />電車を使っても結構な時間を食うことを考えて、1泊(バス2泊)4日の強行スケジュール。<br />台風がくるかもしれないという情報でしたが、ギリギリ持ちこたえてくれて良かった…!<br />雨女一人と晴れ女二人の旅でしたが、晴れてはくれませんでしたが一度も雨にふられなかったのでラッキーでした(笑)<br /><br /> 10月10日 池袋夜行バス発 <br /> 10日11日 朝那智勝浦着 本宮〜新宮<br />☆10日12日 那智 夜行バス発<br />☆10日13日 早朝池袋着<br /><br /><br />☆旅にあたって読書・メディア追加☆<br />夢熊野 紀和鏡<br />図説平家物語 ふくろうの本 河出書房新社<br />図説合戦地図で読む源平争乱 関幸彦<br />その時歴史が動いた 5/21/33 NHK取材班<br /><br />☆平家物語外・熊野関係☆<br />補陀落渡海記 井上靖<br />熊野古道殺人事件〜浅見光彦シリーズ〜 内田康夫<br /><br />ちなみに基本の平家物語関連についてはコチラ☆<br />→http://4travel.jp/travelogue/10927270<br />→http://4travel.jp/travelogue/10937923

平家物語抄@熊野編2日目

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2014/10/10 - 2014/10/13

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jugiさん

相変わらずテーマは平家物語。
電車を使っても結構な時間を食うことを考えて、1泊(バス2泊)4日の強行スケジュール。
台風がくるかもしれないという情報でしたが、ギリギリ持ちこたえてくれて良かった…!
雨女一人と晴れ女二人の旅でしたが、晴れてはくれませんでしたが一度も雨にふられなかったのでラッキーでした(笑)

 10月10日 池袋夜行バス発 
 10日11日 朝那智勝浦着 本宮〜新宮
☆10日12日 那智 夜行バス発
☆10日13日 早朝池袋着


☆旅にあたって読書・メディア追加☆
夢熊野 紀和鏡
図説平家物語 ふくろうの本 河出書房新社
図説合戦地図で読む源平争乱 関幸彦
その時歴史が動いた 5/21/33 NHK取材班

☆平家物語外・熊野関係☆
補陀落渡海記 井上靖
熊野古道殺人事件〜浅見光彦シリーズ〜 内田康夫

ちなみに基本の平家物語関連についてはコチラ☆
http://4travel.jp/travelogue/10927270
http://4travel.jp/travelogue/10937923

同行者
友人
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • バスで大門坂駐車場バス停へ。<br />

    バスで大門坂駐車場バス停へ。

  • しょっぱなから大門坂茶屋さんで、平安装束の体験☆<br />連れ二人が壺装束だったので、わたしは男装で。<br />映っているのは夫婦杉。<br /><br />さすがにこのまま登る根性はありませんでした(登れるプランもある)…が、このまま登っておけばよかった…!<br /><br />たぶん本当はこういう装束ではなくて、白い浄衣だったんだと思いますが(清盛が後白河上皇の熊野御幸についてった隙に平治の乱が起きて引き返そうと思ったけど浄衣じゃ戦えない!なんて流れとか、後白河さんが病気の清盛を見舞ったとき、熊野詣中だった為浄衣のまま向かった、とか記述があったような気がするので…)、雰囲気ということで。<br /><br />ただすごい行きずりの人に話しかけられ、写真を撮って下さいといわれる…!<br />そんな勿体ない、わたしたちもただの観光客なんです…!っていう申し訳ない気分になりました。<br />あ、でも楽しかったです。すごく。<br /><br />大門坂茶屋で装束体験をされる際はご予約をおすすめします。

    しょっぱなから大門坂茶屋さんで、平安装束の体験☆
    連れ二人が壺装束だったので、わたしは男装で。
    映っているのは夫婦杉。

    さすがにこのまま登る根性はありませんでした(登れるプランもある)…が、このまま登っておけばよかった…!

    たぶん本当はこういう装束ではなくて、白い浄衣だったんだと思いますが(清盛が後白河上皇の熊野御幸についてった隙に平治の乱が起きて引き返そうと思ったけど浄衣じゃ戦えない!なんて流れとか、後白河さんが病気の清盛を見舞ったとき、熊野詣中だった為浄衣のまま向かった、とか記述があったような気がするので…)、雰囲気ということで。

    ただすごい行きずりの人に話しかけられ、写真を撮って下さいといわれる…!
    そんな勿体ない、わたしたちもただの観光客なんです…!っていう申し訳ない気分になりました。
    あ、でも楽しかったです。すごく。

    大門坂茶屋で装束体験をされる際はご予約をおすすめします。

  • 階段を上がって、上がって上がって。<br />ようやく那智の鳥居が。<br /><br />ここまでの階段にお土産やさんがぼちぼちあります。<br />那智黒石のお店が多かったかな。

    階段を上がって、上がって上がって。
    ようやく那智の鳥居が。

    ここまでの階段にお土産やさんがぼちぼちあります。
    那智黒石のお店が多かったかな。

  • 本殿の前でふと後ろを振り返ると、<br />こんなところまで登ってきたんだね…!<br /><br />でも鞍馬よりは全然楽でした☆

    本殿の前でふと後ろを振り返ると、
    こんなところまで登ってきたんだね…!

    でも鞍馬よりは全然楽でした☆

  • 境内には、こちらも重盛のお手植え、と伝わる大樟。

    境内には、こちらも重盛のお手植え、と伝わる大樟。

  • 根元には空洞があり、胎内くぐりができます。<br /><br />わたくし、重盛さんにもちょっと思い入れがありまして(スキ)、せっかくなので護摩木片手にくぐってきました。

    根元には空洞があり、胎内くぐりができます。

    わたくし、重盛さんにもちょっと思い入れがありまして(スキ)、せっかくなので護摩木片手にくぐってきました。

  • 那智大社のすぐおとなりに青岸渡寺。

    那智大社のすぐおとなりに青岸渡寺。

  • 那智のご神体、那智のお滝。と三重塔。

    那智のご神体、那智のお滝。と三重塔。

  • そこから階段を下ると飛瀧神社へ。<br />鳥居からさらに石積の階段を下ると…

    そこから階段を下ると飛瀧神社へ。
    鳥居からさらに石積の階段を下ると…

  • 那智のお瀧の飛沫も時折感じるくらいの近くへ。<br />壮観。<br /><br />有料ですが、この右手より滝壺が見える位置までもう少し近づけるようです。<br />延命水もそちらに。

    那智のお瀧の飛沫も時折感じるくらいの近くへ。
    壮観。

    有料ですが、この右手より滝壺が見える位置までもう少し近づけるようです。
    延命水もそちらに。

  • 那智の瀧前のバス停より那智駅まで戻り、駅前の補陀落山寺へ。

    那智の瀧前のバス停より那智駅まで戻り、駅前の補陀落山寺へ。

  • 今までに補陀落渡海をした上人たちの碑。<br /><br />平維盛の名も刻まれていました。<br />ついでに補陀落渡海記の金光坊の名前も。<br /><br />お寺の裏手には維盛の供養塔があったそうですが、リサーチ不足でした。反省。

    今までに補陀落渡海をした上人たちの碑。

    平維盛の名も刻まれていました。
    ついでに補陀落渡海記の金光坊の名前も。

    お寺の裏手には維盛の供養塔があったそうですが、リサーチ不足でした。反省。

  • この小さなお寺にきた目的は、こちら。<br />補陀落渡海船のレプリカ。<br />補陀落(=観音浄土)を求めて、30日分の食糧のみ小さな船につみ、船の上の小屋は外から鋲を打たれ、出てこれないようにした上で波の上を漂う…事実上の捨身行…。<br /><br />平家物語が語るように、来世の浄土を願って渡海をしたのか、平家の現状から逃げたくて渡海したのか、<br />井上靖の書いたように、熊野の信仰の(デモンストレーションの)為にしたのか…、本当に現身のまま浄土へ行けると信じたのか…。<br />科学のなにひとつを知らない時に、病気も災厄も不運もなにか理由や因果・説明がほしかったその気持ちはわかるんだけど…。<br />当時の人はどう思っていたんだろう。<br /><br />この後那智勝浦駅に戻り、お土産を冷やかしつつも、時間に余裕があったので中之島温泉へ。<br />中之島温泉へは、桟橋より専用の無料送迎船で。<br />露天風呂目当てでしたが、硫黄の香りの強い大変良いお湯でした。<br /><br /><br />スッキリした後夜行バスにて池袋へ。<br />

    この小さなお寺にきた目的は、こちら。
    補陀落渡海船のレプリカ。
    補陀落(=観音浄土)を求めて、30日分の食糧のみ小さな船につみ、船の上の小屋は外から鋲を打たれ、出てこれないようにした上で波の上を漂う…事実上の捨身行…。

    平家物語が語るように、来世の浄土を願って渡海をしたのか、平家の現状から逃げたくて渡海したのか、
    井上靖の書いたように、熊野の信仰の(デモンストレーションの)為にしたのか…、本当に現身のまま浄土へ行けると信じたのか…。
    科学のなにひとつを知らない時に、病気も災厄も不運もなにか理由や因果・説明がほしかったその気持ちはわかるんだけど…。
    当時の人はどう思っていたんだろう。

    この後那智勝浦駅に戻り、お土産を冷やかしつつも、時間に余裕があったので中之島温泉へ。
    中之島温泉へは、桟橋より専用の無料送迎船で。
    露天風呂目当てでしたが、硫黄の香りの強い大変良いお湯でした。


    スッキリした後夜行バスにて池袋へ。

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