霧の大台ケ原

2014/10/12 - 2014/10/12

大型台風が接近する中、最接近の前日なら、逆に行けるのでは？と根拠なく、トライしたものの、物凄い霧でした。
山を甘く見てはダメだということで。ただ、火曜サスペンスなどで、それはスモーク焚きすぎ！と思っていましたが、山ではもっと濃い霧が発生することを知りました。酷い時には視界２mくらいで、風も強烈。幻想的で貴重な経験が出来た。見晴らしがゼロだったことは残念。紅葉は１００％ではないものの、日出ヶ岳から正木峠までの間を中心に、赤や黄色になっており、楽しめた。気温が低く、風が強いため、防寒対策は必須。この天候で、観光客も少なく、静かにのんびりできた。

大阪から車で、２時間３０分〜３時間かからないくらい。１６９号線に入ってからが長いけど、吉野川に沿って気持ち良くドライブできる。帰りは入之波（しおのは）温泉へ。お湯は少しぬる目だけど、長時間入れる。有馬温泉ほど濃くはないけれど、黄金色で、気持ちよかった。

エリア 大台ヶ原・上北山(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0

無計画に、天気が良ければ、朝焼けに染まる山は綺麗だろうと、何となく朝早く大阪を出発。５時３０分に出て、大台ケ原の駐車場着いたのは、何やかや（道を間違えた・・・）で８時３０分前。日の出を見ようと思ったら、登る時間も考えると、全く間に合わず。天気が良くなくてよかった。。。なお、ビジターズセンターに書かれていたこの時期の日の出は６時前だったような・・・どれだけ、無計画なのかと。

大台ケ原ドライブウェーに入るまでは、普通に晴れ時々曇りかなくらいを思っていたけれど、途中から、凄い霧に。次のカーブがどっちなのか、分からないくらい。

到着後、社長で１時間くらい寝て、霧が晴れて気温が上がるのを待つも、効果無し。

いざ、日出ヶ岳へ。看板にもあるとおり、時折、熊が出るらしく、鈴を着けている人多し。

靄がかかった幻想的な森を登って行く。

道は一部、ぬかるんでいるものの、基本的に歩きやすい。普通のスニーカーで行ったけど、問題無し。

黄色の紅葉。

写真では伝わらないけれど、霧でモヤっているので、線香花火のように見れる。

予想よりも紅葉が進んでいるので、少し黄色でも、テンションが上がる。

こんな道をひたすら歩く。

天気が悪いので、観光客が少なく、話し声とかが聞こえない中、ゆっくり回れる。

赤いやーつも出てきました。

枯れてしまった木とそうでない木のコントラスト。

その差は何だったんだろうかと少し気になる。

同じ木でも、紅葉している部分とそうでない部分がある。分解が始まるのは下からのようで。

黄葉した木

奥の木、打ち上げ花火に見えるんです、実際のところ。

赤・黄・緑の三原色花火っぽいと思ってました。あるいは信号花火か。

所々、水が流れてます

モヤっと道を進みます。

霧でヒンヤリしてて、気持ち良い。

黄葉１００％

こっちは紅葉＋少しの黄葉。

日出ヶ岳に向けて、木のデッキの階段を登る。。。

結構、登ってきたぞと。

どんどんモヤる。

晴れた時は富士山も見えるという看板を前に、この状態。

見晴らしゼロ。残念。

正木峠を目指す。この辺りの紅葉が見事だった。

霧に濡れて綺麗な赤色でした。

紅葉した木々のアーチを抜けて、登ったどー

とても綺麗でした。

木が一直線になっているのは、そこより下は、鹿に食べられてしまうからとのこと。

鹿、食いしん坊です。

正木ヶ原付近。

標高も高いようで、霧と風が凄いことに。

ほぼ前見えません。あと、寒い。フードがないと鼻水が垂れるほど。

枯木感、満点。

美しく枯れてます。

Winkの「淋しい熱帯魚」のポーズに見えた枯木。

霧が幻想感を強調してくれます。

目の前の神武天皇像も霧で見えない・・・

大蛇ぐら。

大きな岩の山を登りきったところ。
絶景ポイントとのことですが、全く何も見えず。

ただあまりに何も見えない上に、岩の切り立った感が半端無く、少し怖い。

晴れてたら、綺麗なんだろうな・・・

ここでランチ。何も見えないけれど、それはそれで。

鉄の鎖は張られているものの、自分がおむすびころりをしたら、確実に死ぬため、へっぴり腰。

持参したウニご飯のおにぎり。間違いなく、旨し。

強風によって、一瞬、霧の晴れ間があり、に見えた下の景色。

いずれにしても、見えん！

倒れた後、リアル・バームクーヘンになったような木。

シオカラ谷の吊り橋。

時期的なものだと思いますが、こちらの方は、道は険しいものの、それほど、紅葉しておらず。。。といった感じ。

水が綺麗。

この前、テレビで見た浅井さんという有名な写真家の方が、水滴に映る景色まで撮っていて、その写真が綺麗すぎて、そもそも水滴って撮れるの？と思った結果。

素人では、全くピントが合わず、この有様。というか、ピントの合わせ方とか、説明書読まないとダメだなと思った・・・けど、読まないな。

帰る途中、入之波温泉に立ち寄る。

駐車場が一杯だったので、申し訳ないけれど、路駐することになってしまった。

入浴料は大人８００円だった。

お腹が空いていたので、先にご飯。

鴨釜飯。１３００円だったので、少し、お値段はするかもしれないけど、滅茶苦茶美味しかった。

目の前で、火が消えるのを１０分くらい待つ時間。。。よだれが・・・

この旅行記へのコメント （1）

• chikuouさん 2014/10/19 23:10:24

  台風の前に行くとは

  　台風の前に行くとは、無謀すぎますね。大台ケ原は日本で一番雨の多いところですから、なかなかいい天気に恵まれないと思います。恵まれたらめちゃくちゃきれいですよ。拝見しますと、立ち枯れの木が増えているようですね。やっぱり鹿の害何でしょうか。逆に考えると、紅葉が見られて、車が混まなくて良かったかもしれませんね。まあ、無理はしないでください。