2014年9月13日羽田、フランクフルト経由でマドリードへ。<br />その後、ポルト-->サンチアゴデコンポステーラ-->マドリード-->バルセロナというコースで移動。都合5回目のスペインで（自分的にですが）全エリア制覇！となりました。<br />中央部、アンダルシア、カタルーニャから西岸一体とマヨルカ島、バスク地方、と続き念願のサンチアゴデコンポステーラ訪問で北西部も訪問。結構雑ですが、ザクッと押さえることができました。<br /><br />さてさて、恒例のサッカー観戦ですが残念ながら今回3度目のFCバルセロナ観戦トライもかなわず、2度目のエスパニョール観戦となってしましました。<br />おまけにスケジュール的にもともと観戦できないフランクフルトのチケットを購入してしまう「落ち」までつきました。<br /><br />バルセロナでは大方観光地は訪問していましたが、内装が完成した聖家族教会は初。こんなに早く内装ができるのであれば、教会自体も2～3年で完成するはず、と考えるのは私だけではないと思います。完成してしまったら商品価値が落ちてしまうかもしれませんが・・。

スペイン全エリアおおむね制覇とポルトにもちょこっと訪問⑦（バルセロナ）

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2014/09/13 - 2014/09/23

2713位(同エリア6901件中)

#街歩き

エリア

バルセロナ(スペイン)

サンタカタリーナ市場。ボケリアは巨大市場ですが、こちらは庶民の台所、という感じで市場内のレストランなどはあまり大きくありませんが、小分けの果物や野菜の販売が充実していてアパートメントタイプのホテルに宿泊する方にはとても役に立ちます。

サンタカテリナ市場市場
こちらのフルーツショップで果物のアソートを購入。日本に比べてお安い感じです。

サンタカテリナ市場市場
カット野菜のとても充実したお店もありました。でも、日本とはコンセプトが違うのか量はどれも多めです。
スパイスのお店。
カタルーニャ音楽堂の近くで見つけたゴーカートのレンタル店。GPSのついたゴーカート（3輪自動車）をレンタルするのですが、お店に置いてあった現物を見る限り、すごく惹かれました。国際免許証がいるかもしれませんが、Trip Advisorのレビューでは物凄く良かった人と、残念だった人に意見がまっぷたつでした。
市内で見かけたら完全にスターになれます。勇気のある方はどうぞ！
カタルーニャ音楽堂。有名な観光スポットですが今回は割愛。通りが狭すぎて正面からは全景入らず・・。
本日のランチは奮発してMandarin Oriental HotelにあるMomentsというレストランに。こちらは合計ミシュラン7つ星を獲得しているSan Pau系列レストラン3つのうちのひとつ。東京にも2つ星のレストランを持っています。
食材から原価計算してしまうのは小市民の習性ですが、物凄い高級食材は使用していないながらも五感を楽しませてくれる良い時間を過ごすことができました。特に海外の場合は為替の影響も大きいですよね。
こちらのお店には月曜日を除く平日のランチで、多くのアラカルトメニューを少しずつ頂ける「Tasting Menu」というものがあります。前菜5品、メインコース5品、チーズ5種、デザート2種という豪華さでコスパも非常に良かったです。
ランチは13時半からなので、その時間に予約しましたが他のお客さんは皆14時以降に来店。しばらくは貸し切り状態で落ち着かないランチでした・・。
前菜。Grass of Gannet and Basil cold soup with spaicy sticks。
バジルのスープ。
Head of Duroc pig with Blackberries and Pistachio。
Duloc産の豚肉ブラックベリーのせ。
Shitake Stuffed with Cod Rice。椎茸とタラのライスのフライ。東京にも系列店があるからか、日本の食材や名前を意識したメニューがあります。バルセロナで椎茸を食べるとは思いませんでした。
Hazelnuts, Figs, Eel。ヘーゼルナッツ、イチジク、鰻。
鰻とイチジクは意外と合う。
Lobster "COCA"。
ロブスターのソティにキャビアと花ズッキーニが添えられていました。
見た目が美しいですね。
フォアグラに甘め、酸味、スパイシーの3種のソース添え。フォアグラは食材としてはちょっと敬遠していましたが、こちらのものはボリュームが抑えられていて、味もバリエーションがあり普通にいただけました。
Parrot fish, Mild Curry, Zucchini and Mashrooms。
ブダイのフライ、カレーソース、ズッキーニとマッシュルーム添え。
Iberian Pork with Daikon, Apple and Almond。
イベリコ豚と、リンゴとアーモンドのマッシュを大根でくるんだ付け合わせ。
チーズのアソートは全部で5種類を、それぞれに合う食材と一緒に提供。
Autumn Ikebana。
生け花をイメージしたデザート。シソやアボガドなどを使ったデザートではありますが、若干奇をてらった感あり、正直いまいちでした。
To Patricia Urquiola、Inspired by the Golden Ceiling of the Restaurantという名前のデザート。このレストランをデザインしたPatricia Urquiolaに、ということですが、このデザートは結構手が込んでいました。
白いヘーゼルナッツムースの中にコーヒーリキュールとチョコレートのクリームが隠れていて、そこに金色の化粧をした焼き菓子の蓋を乗せているもの。柔らかすぎてきれいに食べられませんでしたが、ちょっと驚きのデザートでした。
最後にちょっとしたお菓子のアソートが出てコースは終了。飲み物はついていませんので、お手頃の赤ワインをグラスで1杯と最後にエスプレッソを頂きました。

モーメンツ地元の料理
ソムリエに選んでもらったグラスワインのボトル。コスパの高い美味しいもの、としかリクエストしませんでしたがとりあえずバッチリでした。顔と成りをみて、進めるワインを見繕うのはかなりのテクニックなんでしょう。ちなみに1杯2000円でした。ミシュラン2つ星ですから確かにコスパ良かったと思います。
それにしてもソムリエが出てきたときにはびつくりしました。ソムリエその人はとても気さくな言い方でした。
さすが高級ホテル。男性用トイレにはこんな椅子が置いてありました。座る人いるんでしょうか・・。
どちらかというと西部の郊外に向けて路線が伸びる路面電車。
さて、いきなりですが今回旅行のお楽しみ、サッカー観戦。前回に引き続きFCバルセロナにふられてしまい、またしてもエスパニョール戦の観戦になりました。でもスタジアムは前回のオリンピックスタジアムから新設のコルネジャエルプラットスタジアム（通称Power8スタジアム）に替わって新鮮な気持ちで観戦できました。

コルネジャエルプラットスタジアムスタジアム・スポーツ観戦
Power8スタジアムは少し郊外にありますが、割とアクセスのよいきれいなスタジアム。RCDエスパニョールはFCバルセロナの陰に隠れてあまりメジャーではありませんが、リーガエスパニョールでは危なっかしいながら1部にとどまり頑張っているチームです。歴史はリーガのなかでもかなり長く、お爺ちゃんお婆ちゃんのファンもたくさんいます。
今晩も試合前にマフラーを掲げて応援に力が入るお婆ちゃん。
バルセロナのあるカタルーニャは独立意識の強い地域。こうして旗を掲げながら地元意識も鼓舞します。独立したらFCバルセロナとともにリーガから脱退しなくてはいけないらしいですが・・。

コルネジャエルプラットスタジアムスタジアム・スポーツ観戦
本日試合開始は22時。さすがに最後まで観戦、というわけにはいかず10分ほど前に退席。スタジアムの全景はこの写真だけですが、とても機能的な良いスタジアムだと思います。もうちょっとお客さんが入ればなぁ、と・・。

コルネジャエルプラットスタジアムスタジアム・スポーツ観戦
駅までは7〜8分くらいの道のり。基本的には静かな住宅街を抜けますが、我々は少し早く退席したので、周囲にはほとんど人がいませんでしたが、試合後は大勢のお客さんがこの道を歩くので、まったく不安は感じません。

コルネジャエルプラットスタジアムスタジアム・スポーツ観戦
今日はバルセロナから少し足を延ばし、Gironaという町に小旅行。
AVEの通勤快速みたいな電車で40分弱の移動。
AVEの駅は最近建設されたのか、かなり新しくモダンな造りでした。
こちらは在来線の停まる昔からの駅。AVEで到着してもこちらから外に出ます。
当日は女性のスポーツ参加を促すイベントの日で、幅広い年齢層の女性が同じTシャツを着てマラソンをやっていました。ここはゴール地点で果物や飲み物を受け取っています。
GironaのInformationは
旧市街の西側にある広場。レストランがいくつかテラス席を設けてます。昼食時には呼び込み結構激しいです。
Pont de les Peixateries Velles。東京タワーを横にしたような橋。

Pont de les Peixateries Velles 建造物
旧市街中心部ですが、まだ時間が早くひと通りも少ないです。昼頃に向けてだんだん観光客が増えてきました。
よく見ると手元を見つめながらコンパスを使っている像。更によく見るとカテドラルの図面らしきものを描いているのが分かりました。
この像、造形のイメージがバルセロナの聖家族教会にあるガウディの彫刻とよく似ています。
2差路の双方が下りの階段。有りそうで無い景色。
カテドラルに併設される宝物庫は日曜日無料開放ということで見学。
こちらには非常に古いタペストリーが飾られていました。歴史は感じますが、描かれている人物像はどことなく漫画チックです。
カテドラルにはこのような長〜い階段が。昔は敬虔な信者の方が跪いて上がったのかもしれません。
マリア様と聖人たちの像。よく見ると風化の跡がわかります。
キリスト像。どこにあったか・・・。
石積みの壁は精巧に組まれていました。いつもながら物凄いバランス感覚。
カテドラルからアラブ浴場に向かう路地。
雰囲気がグラナダのアルハンブラ宮殿に似ているアラブ浴場。やっぱりイスラムの香りを感じます。
Gironaの旧市街には城壁のような回廊があって、ところどころこのようならせん階段で高い場所に出られるところがありました。

ジローナ城壁史跡・遺跡
回廊の一部はこのような感じで、見晴らしの良い細い通路になっています。

ジローナ城壁史跡・遺跡
なかなか気持ちの良いものです。

ジローナ城壁史跡・遺跡
全体的にスロープや階段の多い町でした。残念ながらバリアフリーには程遠い。
石壁と石畳は本当に印象的でよかったです。歩きにくいですが・・。
旧市街をぶらぶらしていたら見つけた手作りカタルーニャ旗。3Dだぞ。
こちらのレストランで昼食。旧市街の中にあるレストランは観光客目当てで内容はいまいち。
幸運のブタ、と思われたこのモニュメントはどうもブタではなく、ライオンらしい・・。
説明書きらしいプレートを発見。スペイン語なのでさっぱりわからず、帰国後一番下に描かれたアドレスでWEBチェックしたらGironaのホテルのサイトだった。
結局謂れなどはわからず。NHKでも紹介していたんだが・・。
幸運のブタかライオン・・。

サンフェリ教会 (サンフェリックス教会) 寺院・教会
サンフェリ教会。こちらも階段が良い感じです。残念ながら中には入ることができませんでした。

サンフェリ教会 (サンフェリックス教会) 寺院・教会
こんな小さな町ですが、旧市街だけでもたくさんのジェラート屋さんがありました。
Gironaの町並みで有名なのはOnyar川の対岸から旧市街の町並みを眺めたこのシーン。カラフル、というには今ひとつですが何とも言えぬ、この不統一感と後方のカテドラルがマッチして印象に強く残りました。
角度を変えるとこんな感じです。
ここもやっぱりカタルーニャ！
独立広場には周囲を囲むようにレストランがたくさんあります。日曜日でもこの辺りに来れば悩まずに食事ができます。
映画博物館があります。
当日はお休みで入場はできませんでしたが、外観がそれっぽいので記念撮影。
駅前のバーガーキングでは、この日試合のあるBetisのサポーターが奇声を上げていました。街中にもたくさんのBetisサポーターがいました。Betisはそこそこ強いチームの印象でしたが、今期はリーガエスパニョールの2部に落ちていたんですね。
Girona駅のプラットホームから。プラットホームの低さも凄いのですが、レールがむき出しの線路にもびっくり。
帰りはミュンヘン経由で羽田へ。生憎の雨模様ももう関係ないですね。
ミュンヘン行きの機内食。押し麦のようなシリアルと、プレーンヨーグルトの組み合わせ。初めてで新鮮でした。
一気に市原臨海工業地帯。
羽田着陸はJALの機体とランデヴー！
こうして無事に日本の地に戻ることができました。お疲れさまでした。。