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天気も良いので台風の来る前にコスモスを見たいと探していると、鴻巣がヒットしました。鴻巣、北本、桶川などは17号を通るたびに何度か通り過ぎた街ですが、考えてみると一度も立ち寄ったことがありません。観光協会のホームページもあり、お祭りや散歩コースなどパンフレットが用意されていて、なかなか観光にも力を入れているようです。イベントの紹介で目に留まったのは花火大会。四尺玉が打ち上げられるそうで、日にちも今日です。<br /><br />午後から車を走らせて鴻巣へ向かいました。土曜日に田舎道だから空いているだろうと考えたのは、大間違いでした。街に近づくにつれて渋滞になり、街中へ着いたのはもう夕方になるころでした。まずは、旧17号沿いにある「ひなの里」へ。鴻巣市の産業観光館だそうで、市内についてわかるパンフレットが沢山ありました。中庭は季節の花が咲いていて、鴻巣では花卉の栽培が盛んなそうです。コスモスが可愛く咲いていました。<br /><br />室内はひなの展示があり、職人の街として人形を作ってきた歴史がわかります。埼玉では岩槻も人形を作っていますが、鴻巣の方がはるかに歴史があるようで、かなり古いひなも展示されていました。売店では「川幅日本一」に絡めた商品が売られていて、「川幅うどん」や「川幅煎餅」が売られていて思わず買ってしまいました。<br /><br />買うと食べても見たくなり、近くのお店「久良一」を教えてもらいました。お蕎麦もあるようですが、迷わず「川幅うどん」を注文します。このお店では、冷たい麺と味噌煮込みの二種類だそうです。箸で幅広のうどんを持ち上げて、記念写真。両方食べましたが、個人的には冷たい麺の方が歯ごたえがあり美味しく感じました。後からもお客さんが来るのですが、花火大会を見に来た市外の方なのでしょうか、皆が川幅うどんを注文していました。<br /><br />食事もすませると外も暗くなり、花火大会の時間が迫ってきました。道路もだいぶ空いてきたと思って向かうのですが、会場が近くなるとまだ大渋滞です。歩いて向かう人も大勢いました。6時半の少し前から花火が上がり始めましたが、その振動は体中に響くくらいでした。川幅が広いと言う事は周りに住宅が無く、大きな花火を上げても大丈夫なようです。尺玉クラスが小さく見えます。大きな花火は火の尾を引くように高く上がっていき、丸く開くと火の粉が星の降るように落ちて消えていきます。その後に聞こえる音が、身体に響いてきます。<br /><br />見物の中には、テーブルや椅子を並べて宴会をするような方々もいましたが、だんだん寒く感じてきました。皆、ビールも飲まずに花火を見、中にはダウンジャケットを着ている人もいました。薄いジャケットだけで行ったため、秋の花火見物には防寒着が必要だと感じました。<br /><br />翌日の新聞には、打ち上げられた正四尺玉がギネスに認定されたと報じられていました。秋の10月は、この後「サルビア祭り」「おおとりまつり」「コスモスフェスティバル」など予定されているようです。B級グルメやお祭りなど、通り過ぎていただけの鴻巣に知らなかった面が沢山あると気づきました。<br />

川幅日本一でギネス花火

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2014/10/11 - 2014/10/11

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マリオット

マリオットさん

天気も良いので台風の来る前にコスモスを見たいと探していると、鴻巣がヒットしました。鴻巣、北本、桶川などは17号を通るたびに何度か通り過ぎた街ですが、考えてみると一度も立ち寄ったことがありません。観光協会のホームページもあり、お祭りや散歩コースなどパンフレットが用意されていて、なかなか観光にも力を入れているようです。イベントの紹介で目に留まったのは花火大会。四尺玉が打ち上げられるそうで、日にちも今日です。

午後から車を走らせて鴻巣へ向かいました。土曜日に田舎道だから空いているだろうと考えたのは、大間違いでした。街に近づくにつれて渋滞になり、街中へ着いたのはもう夕方になるころでした。まずは、旧17号沿いにある「ひなの里」へ。鴻巣市の産業観光館だそうで、市内についてわかるパンフレットが沢山ありました。中庭は季節の花が咲いていて、鴻巣では花卉の栽培が盛んなそうです。コスモスが可愛く咲いていました。

室内はひなの展示があり、職人の街として人形を作ってきた歴史がわかります。埼玉では岩槻も人形を作っていますが、鴻巣の方がはるかに歴史があるようで、かなり古いひなも展示されていました。売店では「川幅日本一」に絡めた商品が売られていて、「川幅うどん」や「川幅煎餅」が売られていて思わず買ってしまいました。

買うと食べても見たくなり、近くのお店「久良一」を教えてもらいました。お蕎麦もあるようですが、迷わず「川幅うどん」を注文します。このお店では、冷たい麺と味噌煮込みの二種類だそうです。箸で幅広のうどんを持ち上げて、記念写真。両方食べましたが、個人的には冷たい麺の方が歯ごたえがあり美味しく感じました。後からもお客さんが来るのですが、花火大会を見に来た市外の方なのでしょうか、皆が川幅うどんを注文していました。

食事もすませると外も暗くなり、花火大会の時間が迫ってきました。道路もだいぶ空いてきたと思って向かうのですが、会場が近くなるとまだ大渋滞です。歩いて向かう人も大勢いました。6時半の少し前から花火が上がり始めましたが、その振動は体中に響くくらいでした。川幅が広いと言う事は周りに住宅が無く、大きな花火を上げても大丈夫なようです。尺玉クラスが小さく見えます。大きな花火は火の尾を引くように高く上がっていき、丸く開くと火の粉が星の降るように落ちて消えていきます。その後に聞こえる音が、身体に響いてきます。

見物の中には、テーブルや椅子を並べて宴会をするような方々もいましたが、だんだん寒く感じてきました。皆、ビールも飲まずに花火を見、中にはダウンジャケットを着ている人もいました。薄いジャケットだけで行ったため、秋の花火見物には防寒着が必要だと感じました。

翌日の新聞には、打ち上げられた正四尺玉がギネスに認定されたと報じられていました。秋の10月は、この後「サルビア祭り」「おおとりまつり」「コスモスフェスティバル」など予定されているようです。B級グルメやお祭りなど、通り過ぎていただけの鴻巣に知らなかった面が沢山あると気づきました。

旅行の満足度
3.5
観光
3.0
グルメ
3.5
ショッピング
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 国道を少し外れると、稲穂が豊かでした。

    国道を少し外れると、稲穂が豊かでした。

  • ひなの里でパンフレットを。

    ひなの里でパンフレットを。

  • 中庭は花がきれいでした。

    中庭は花がきれいでした。

  • ひな人形の歴史がわかります。

    ひな人形の歴史がわかります。

  • もちろん現代のひな人形も売られています。

    もちろん現代のひな人形も売られています。

  • 川幅うどんの乾麺が売られていました。

    川幅うどんの乾麺が売られていました。

  • こちらはお煎餅。

    こちらはお煎餅。

  • 四尺玉は、これより大きいそうです。

    四尺玉は、これより大きいそうです。

  • 地元のB級グルメでしょうか。のぼりが立っていました。

    地元のB級グルメでしょうか。のぼりが立っていました。

  • 5時半に開店、一番乗りで注文しました。

    5時半に開店、一番乗りで注文しました。

  • 川幅うどんのメニュー。

    川幅うどんのメニュー。

  • 冷たい川幅うどん。

    冷たい川幅うどん。

  • こちらは味噌煮込み。

    こちらは味噌煮込み。

  • 当たり前過ぎるポーズで記念写真。

    当たり前過ぎるポーズで記念写真。

  • 会場近くは渋滞でした。

    会場近くは渋滞でした。

  • 花火が上がり始めました。

    花火が上がり始めました。

  • 彩りがきれいです。

    彩りがきれいです。

  • シャッターのタイミングが難しい、もう少しカラフルだったのですが。

    シャッターのタイミングが難しい、もう少しカラフルだったのですが。

  • 一つだけで上がる玉は、かなり大きなものでした。

    一つだけで上がる玉は、かなり大きなものでした。

  • 帰り際、川の反対側の吉見を通るとでも大勢の見物客が。高く大きく上がらため、かなり遠くでも見えたようです。

    帰り際、川の反対側の吉見を通るとでも大勢の見物客が。高く大きく上がらため、かなり遠くでも見えたようです。

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